ビジネスクラスでカンボジアへGO! その ２　−関空のＡＮＡラウンジ

2006/01/31 - 2006/02/06

ラウンジ・・・、なんて良い響きなんだろう。バックパッカーをしていた頃には高嶺の花、ラウンジの入口前を、指を咥えて通り過ぎるしかなかった。しかし今回初めて、遂にラウンジという未知の世界に足を踏み入れることになった。そのうれしさと興奮のあまり、チェックインが終わるとすぐさま出国手続きを済ませ、デューティーフリーショップに目もくれず、ラウンジへと行った。

　利用できるラウンジはCLUB ANA LOUNGE、恐る恐るラウンジに近づき、中へ入ると全日空の制服を着た女性が受付にいた。

　ラウンジ券を渡し奥へと進んだ。ラウンジはシックだが高級感のある大人の落ち着いた色彩で整えられている。そして電話、ファックス、コピー機、携帯電話充電サービスまでもある。それを使っていいのだろうが、残念ながら私には利用するだけの用事がない。

　ラウンジ内には数名の乗客しかおらずほぼ貸し切り状態！　空いたソファーに座るとシートがフワフワ過ぎて体が沈みまくる。これぞラウンジ！

ラウンジ内はフリードリンク。アルコールも取り揃えてあるのが嬉しい。軽食（酒のつまみ）やパン、おにぎりは置いてあるが種類が物足りず、少々がっかりした。とはいえ、ビジネスクラスに乗れば豪勢な食事がアッパークラスの人たちを待っているので、それ程ラウンジでの食事は必要ないのかもしれない。どうでも良い話だが、ラウンジにはラウンジ専用のトイレが備え付けられ、空港内の一般のトイレと違い、ウォシュレットにはムービング機能があるのにはびっくりしたが、入る前の浮いた豪勢なイメージからは、全体的に物足りなく感じた。

　（写真はラウンジのドリンクバー。見ての通りドリンクはある程度揃えられている。コーヒーメーカーはカプチーノも作れる代物）


ラウンジを搭乗開始10分前にで、搭乗を待った。搭乗する際、ビジネスクラスの乗客は優先搭乗があるが、優先搭乗の時またしても私の前を全日空のグランドスタッフが立ちはだかる。

　「お客様エコノミークラスの方はまだです」と。

確かに自分は金持ちでもないし、貫禄もない。でも即座にエコノミークラスって判断してほしくない。　グランドホステスに搭乗券を見せると「失礼致しました」と言っていたが、ホンマにアンタら重ね重ね失礼じゃ。チケットをよく確認して言ってくれ。因みにクアラルンプールではチェックイン、ラウンジ、搭乗全てにおいて、もてなしが素晴らしい。サービスや質を全日空とマレーシア航空で比較すると全日空完敗だ。

エリア マレーシア

• 航空会社: マレーシア航空

シェムリアップからクアラルンプールに戻る際の機内からの撮影。何故かこの部分だけ扇形に町が形作られ
ているのが不思議。何か意味があるのでしょうか？

綺麗な建て方をしたモスク

ブキッビンタンの屋台で食べた中華料理。飲み物込みで約900円でした。余り安くなかったです。カキとたまごを揚げた料理は特に美味しかったです。

クアラルンプール国際空港、通称KLIA。敷地面積は世界で二番目に広い空港です。ガラス張りの開放的な空港には緑があふれ、森の中で日向ぼっこしている気分になります。ベンチで寝ていると心地よい日差しが入り、寝心地よしで居心地よしのお気に入りの空港。