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 ベースを出発してまず向かったのはウィントフックのスーパーマーケット。ここで3日分の食事をたんまり購入する。個人的に欲しいものがあればそれぞれ買足し、再び出発しセスリエムへと向かう。<br /><br /> 車が動き始め暫くウィントフックの町を走っていたかと思うと、あっという間に郊外に抜け出た。そして郊外に出たかと思うとアスファルトの道が途絶え、ダートロードがまっすぐ伸びるだけだ。<br /><br /> 途中昼食までに一度トイレ休憩はあるが、ツアーとはいえちろんトイレは大地、男性はもちろん、女性もサバンナに腰を落として用を足さねばならない。トイレ休憩が終わると車はサバンナの広がる中に一本続くダートロードをひた走っていく。<br /><br /> 昼食もサバンナの大地でとる。珍しく木々が生えた場所があることを見つけると、ハイエースは道から反れ木々の近くに停車した。燦燦と降り注ぐ太陽から逃れるにはうってつけの場所だ。リヤカーから机や椅子を取り出し、皆で手伝いながら組み立て、食料庫から野菜やハム、ソーセージを取り出し、思い思いに切り食べると言う、いたってシンプルなものだ。シンプルではあるが、こうしてアウトドアで食べると美味しく感じるのは不思議である。<br /><br /> 食事を終えると車に乗り込み出発する。そしてセスリエムのベースキャンプに到着したのは14時過ぎだ。セスリエムはナミブ砂漠ツアーのベースキャンプとしてツアーや個人旅行でも利用される場所だ。一面広がる砂漠に、キャンプ場は無秩序にキャンプをさせないために、キャンプを行う敷地をそれぞれ石や杭で囲い、それぞれ番号が打たれている。その番号ごとに敷地を確保し、キャンプを張るのだ。キャンプ場にはトイレはもちろん、プールやバー、シャワー場もある。これらは一箇所に集中しているため、施設に近い場所からキャンプ場は埋まっていく。我々は幸いにもバーから歩いて1分もかからぬ最高の場所を確保することができた。車から荷物を降ろすと、先ずテントを組み立てる。テントは一人ずつ用意されており、ツアーコンダクターの手本を見ながら二人一組でテントを組み立てていく。コンダクターは一人であっという間に組み立てていくが、テントを作ることに慣れていない我々は二人組でも作るのに一苦労だ。<br /><br /> テントを全員作り終えると、2時間くらい自由時間が設けられ、思い思いに過ごす。テントの中でゆっくり横になるものもいれば、プールで泳ぐものもいる。私はキャンプ場をブラブラ歩いたが、老年の夫婦で来ている人もいれば家族連れもいる。ツアーと言うよりもむしろ個人でアウトドアを楽しみに来ている人が多い。彼らのの本格的な車を見るといかに生活の一部になっているのか良くわかる。キャンピングカーを牽引しているはもちろん、車の屋根の上にテントを張れるような、日本では見たこともない壮大なキャンピングカーで来ている人も少なくない。ナミビアや南アフリカの人たちは週末にはアウトドアでキャンピングカーで出かけているというのは聞いてはいたが、この場所に訪れ改めてアウトドアが彼らの生活の一部になっていることを感じた。南部アフリカはアウトドアの本場と言って良いのではないだろうか。<br /><br /><br />

ソススフレイ2泊3日−02セスリエム編

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2004/04/15 - 2004/04/30

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worldspan

worldspanさん

ベースを出発してまず向かったのはウィントフックのスーパーマーケット。ここで3日分の食事をたんまり購入する。個人的に欲しいものがあればそれぞれ買足し、再び出発しセスリエムへと向かう。

 車が動き始め暫くウィントフックの町を走っていたかと思うと、あっという間に郊外に抜け出た。そして郊外に出たかと思うとアスファルトの道が途絶え、ダートロードがまっすぐ伸びるだけだ。

 途中昼食までに一度トイレ休憩はあるが、ツアーとはいえちろんトイレは大地、男性はもちろん、女性もサバンナに腰を落として用を足さねばならない。トイレ休憩が終わると車はサバンナの広がる中に一本続くダートロードをひた走っていく。

 昼食もサバンナの大地でとる。珍しく木々が生えた場所があることを見つけると、ハイエースは道から反れ木々の近くに停車した。燦燦と降り注ぐ太陽から逃れるにはうってつけの場所だ。リヤカーから机や椅子を取り出し、皆で手伝いながら組み立て、食料庫から野菜やハム、ソーセージを取り出し、思い思いに切り食べると言う、いたってシンプルなものだ。シンプルではあるが、こうしてアウトドアで食べると美味しく感じるのは不思議である。

 食事を終えると車に乗り込み出発する。そしてセスリエムのベースキャンプに到着したのは14時過ぎだ。セスリエムはナミブ砂漠ツアーのベースキャンプとしてツアーや個人旅行でも利用される場所だ。一面広がる砂漠に、キャンプ場は無秩序にキャンプをさせないために、キャンプを行う敷地をそれぞれ石や杭で囲い、それぞれ番号が打たれている。その番号ごとに敷地を確保し、キャンプを張るのだ。キャンプ場にはトイレはもちろん、プールやバー、シャワー場もある。これらは一箇所に集中しているため、施設に近い場所からキャンプ場は埋まっていく。我々は幸いにもバーから歩いて1分もかからぬ最高の場所を確保することができた。車から荷物を降ろすと、先ずテントを組み立てる。テントは一人ずつ用意されており、ツアーコンダクターの手本を見ながら二人一組でテントを組み立てていく。コンダクターは一人であっという間に組み立てていくが、テントを作ることに慣れていない我々は二人組でも作るのに一苦労だ。

 テントを全員作り終えると、2時間くらい自由時間が設けられ、思い思いに過ごす。テントの中でゆっくり横になるものもいれば、プールで泳ぐものもいる。私はキャンプ場をブラブラ歩いたが、老年の夫婦で来ている人もいれば家族連れもいる。ツアーと言うよりもむしろ個人でアウトドアを楽しみに来ている人が多い。彼らのの本格的な車を見るといかに生活の一部になっているのか良くわかる。キャンピングカーを牽引しているはもちろん、車の屋根の上にテントを張れるような、日本では見たこともない壮大なキャンピングカーで来ている人も少なくない。ナミビアや南アフリカの人たちは週末にはアウトドアでキャンピングカーで出かけているというのは聞いてはいたが、この場所に訪れ改めてアウトドアが彼らの生活の一部になっていることを感じた。南部アフリカはアウトドアの本場と言って良いのではないだろうか。


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  • ナミビアでは世界最古の砂漠、ナミブ砂漠に行って見たく、2泊3日の砂漠ツアーをさがし見つけたのが、ワイルドドックサファリと言う旅行社。2泊3日食事付きで約27,000円でした。寝袋はお金を払えば貸してもらうこともできます。ウィントフックから450キロの道のりを5時間かけてむかいました。ウイントフックから郊外までは舗装されていますが、後はこの通りの路面。<br />

    ナミビアでは世界最古の砂漠、ナミブ砂漠に行って見たく、2泊3日の砂漠ツアーをさがし見つけたのが、ワイルドドックサファリと言う旅行社。2泊3日食事付きで約27,000円でした。寝袋はお金を払えば貸してもらうこともできます。ウィントフックから450キロの道のりを5時間かけてむかいました。ウイントフックから郊外までは舗装されていますが、後はこの通りの路面。

  • ナミブ砂漠の観光のベースを置くことで知られるセスリエムのキャンプ場。杭が打たれたその中でテントを<br />張ります。南部アフリカでは普通にキャンピングカーを見かけますが、休日には白人達はキャンピングカーで郊外に行き、バーベキューをしながら過ごすのはありふれたライフスタイルなのだそうですキャンプ場にはシャワーやプールも完備されていますが、シャワーはお湯に期待しないように。テントは一人づつあり、皆で協力して作ります。

    ナミブ砂漠の観光のベースを置くことで知られるセスリエムのキャンプ場。杭が打たれたその中でテントを
    張ります。南部アフリカでは普通にキャンピングカーを見かけますが、休日には白人達はキャンピングカーで郊外に行き、バーベキューをしながら過ごすのはありふれたライフスタイルなのだそうですキャンプ場にはシャワーやプールも完備されていますが、シャワーはお湯に期待しないように。テントは一人づつあり、皆で協力して作ります。

  • 今回2泊したテント。一人で泊まるには十分なスペース。

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