ナミブ砂漠周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
アフリカ南部の国、ナミビアと言えば日本人には全く馴染みのない国だが、実は欧州ではアフリカンリゾートの国としても知られているようで、ハリウッドスターブラッドピット夫妻はここナミビアに訪れている。国土の大半が砂漠やサバンナに覆われているが、ナミビアでの観光のメインイベントはナミブ砂漠であろう。<br /><br />  ナミブ砂漠は世界で最も古い砂漠として知られているが、他の砂漠と異なるのはやはりその砂の美しさだろう。アプリコット色をした砂漠は夕日や朝日にあたると一層赤みを増し、その美しさを前にすると鳥肌が立ってしまう。<br /><br />ナミブ砂漠へ個人で足を延ばすには車をチャーターするか、現地ツアー会社に申し込む方法があるが、私は後者を選択した。唯現地旅行会社は毎日ツアーを出しているわけではないので、事前にインターネット等で日程やツアー催行曜日を確認しておく必要はある。今回私が利用したのはウィントフックの市内中心に事務所を構える&quot;Wild Dog &amp; Crazy Kudu Safaris&quot; 、インターネットでも旅行会社をいくつかチェックはしていたが、訪れてみてここが一番良心的に感じたので、デザートサファリツアーを申し込んだ。因みにツアー料金は二泊三日食事付きで日本円に換算すると約2万7千円だった。テントで宿泊する為、寝袋は必須、別途支払えば寝袋貸与もある。<br /><br /> ツアーの日程をまず出しておこう。<br />1日目 ウィントフックから砂漠を通りセスリエムキャンプへ。<br />     夕方ナミブ砂漠を鑑賞(昼夕食付)<br />2日目 ソススフレイのデューン45、その周辺のサファリ、夕方セスリエム渓谷へ(三食付)<br />3日目 山岳部を経由しウィントフックへ。昼14時頃着(朝昼付)<br /><br /> ツアーでは、参加者のリクエストするピックアップポイントをそれぞれ回り、大体7時半から8時半くらいに迎えにくる。参加者を拾い上げると、一度旅行会社のベースへと向かい、車を乗り換えて出発する。<br /><br />ここでツアーに参加する人たちと改めて顔を合わせ自己紹介をし、和やかにウィントフックを出発する。今回このツアーに参加するのはカナダ人、デンマーク人、インド人の男性人と英国人の女性二人、いずれも二十代から三十代前半だ。砂漠の中へと行くので、ダートな道に最も強いとされるランドクルーザーにでも乗るのかと思いきや、何のことはないトヨタのハイエース。これにリヤカーを付けて向かう。ハイエースで砂漠の中を走っても大丈夫なのだろうか、砂漠にはまって動けなくならないのだろうかと不安だったが、いざ走ってみると流石世界のトヨタ、ダートな道を物ともしなかったことには感心してしまった。ツアーではコンダクター一人が片道450km近いダートな道を運転、そして調理を兼務する。ツアコンとはいえとてもハードな仕事だ。<br /><br />

ソススフレイ2泊3日−01出発編

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2004/04/15 - 2004/04/30

99位(同エリア163件中)

3

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worldspan

worldspanさん

アフリカ南部の国、ナミビアと言えば日本人には全く馴染みのない国だが、実は欧州ではアフリカンリゾートの国としても知られているようで、ハリウッドスターブラッドピット夫妻はここナミビアに訪れている。国土の大半が砂漠やサバンナに覆われているが、ナミビアでの観光のメインイベントはナミブ砂漠であろう。

  ナミブ砂漠は世界で最も古い砂漠として知られているが、他の砂漠と異なるのはやはりその砂の美しさだろう。アプリコット色をした砂漠は夕日や朝日にあたると一層赤みを増し、その美しさを前にすると鳥肌が立ってしまう。

ナミブ砂漠へ個人で足を延ばすには車をチャーターするか、現地ツアー会社に申し込む方法があるが、私は後者を選択した。唯現地旅行会社は毎日ツアーを出しているわけではないので、事前にインターネット等で日程やツアー催行曜日を確認しておく必要はある。今回私が利用したのはウィントフックの市内中心に事務所を構える"Wild Dog & Crazy Kudu Safaris" 、インターネットでも旅行会社をいくつかチェックはしていたが、訪れてみてここが一番良心的に感じたので、デザートサファリツアーを申し込んだ。因みにツアー料金は二泊三日食事付きで日本円に換算すると約2万7千円だった。テントで宿泊する為、寝袋は必須、別途支払えば寝袋貸与もある。

 ツアーの日程をまず出しておこう。
1日目 ウィントフックから砂漠を通りセスリエムキャンプへ。
     夕方ナミブ砂漠を鑑賞(昼夕食付)
2日目 ソススフレイのデューン45、その周辺のサファリ、夕方セスリエム渓谷へ(三食付)
3日目 山岳部を経由しウィントフックへ。昼14時頃着(朝昼付)

 ツアーでは、参加者のリクエストするピックアップポイントをそれぞれ回り、大体7時半から8時半くらいに迎えにくる。参加者を拾い上げると、一度旅行会社のベースへと向かい、車を乗り換えて出発する。

ここでツアーに参加する人たちと改めて顔を合わせ自己紹介をし、和やかにウィントフックを出発する。今回このツアーに参加するのはカナダ人、デンマーク人、インド人の男性人と英国人の女性二人、いずれも二十代から三十代前半だ。砂漠の中へと行くので、ダートな道に最も強いとされるランドクルーザーにでも乗るのかと思いきや、何のことはないトヨタのハイエース。これにリヤカーを付けて向かう。ハイエースで砂漠の中を走っても大丈夫なのだろうか、砂漠にはまって動けなくならないのだろうかと不安だったが、いざ走ってみると流石世界のトヨタ、ダートな道を物ともしなかったことには感心してしまった。ツアーではコンダクター一人が片道450km近いダートな道を運転、そして調理を兼務する。ツアコンとはいえとてもハードな仕事だ。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
航空会社
マレーシア航空

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  • ウィントフックには夜も明けぬ6時前にカラハリサンズホテル前に到着しましたがバックパッカー宿の車が客引きをしているので、これに乗り宿まで行きました。宿はウィントフックではお馴染みのカード ボードボックスです。世界中のパッカーが集い、日本人も宿泊していました。ウィントフックは歩いていても南部アフリカで一番治安が良いように感じました。町並みにはドイツの植民地時代を偲ばせるような欧州ティックな感じもあります。ナミビアには日本大使館はありません。連絡先は南アの大使館になるので絶対にパスポートの紛失には気をつけましょう。<br /><br />

    ウィントフックには夜も明けぬ6時前にカラハリサンズホテル前に到着しましたがバックパッカー宿の車が客引きをしているので、これに乗り宿まで行きました。宿はウィントフックではお馴染みのカード ボードボックスです。世界中のパッカーが集い、日本人も宿泊していました。ウィントフックは歩いていても南部アフリカで一番治安が良いように感じました。町並みにはドイツの植民地時代を偲ばせるような欧州ティックな感じもあります。ナミビアには日本大使館はありません。連絡先は南アの大使館になるので絶対にパスポートの紛失には気をつけましょう。

  • 右手に見えるのが大型スーパーマーケット。巻寿司も売られていましたが、シャリが硬く、味は最悪でした。バックパック宿で料理をするのにはこのスーパーの利用価値は高いです。宿ではクドゥーというレイヨウの肉を食べましたが、臭みもなく美味しかったです。

    右手に見えるのが大型スーパーマーケット。巻寿司も売られていましたが、シャリが硬く、味は最悪でした。バックパック宿で料理をするのにはこのスーパーの利用価値は高いです。宿ではクドゥーというレイヨウの肉を食べましたが、臭みもなく美味しかったです。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • ドクター白鳥さん 2015/10/05 08:15:15
    現地の手配会社はどのように探しましたか?
    旅行記楽しく拝見しました。
    2004年にナミブはまだ日本人が少なかったでしょうね。

    さて、私たち夫婦も、手配旅行で南部アフリカを考えています。来年GWか7月くらい。いままではイタリアを中心に個人旅行をぐるぐるしていましたが、健康なうちにあちこちいこう、と思いまして。

    worldspanさんは、ネットで現地手配会社をチェックしたとありますが、どうやって探されましたか?
    最終的に決めたのは現地でしたか?それで特に支障はなかったですか?
    クロスチェックはいつもしてらっしゃいますか?

    日本語のメールでやりとりできる、プラネットアフリカツアーズ、マックスサファリ、に現在問い合わせたところですが、お時間が許す限り、教えていただければ助かります。

    worldspan

    worldspanさん からの返信 2015/10/06 00:20:41
    RE: 現地の手配会社はどのように探しましたか?
    ドクター白鳥さん

    こんばんは。私がナミビアに訪れたのは11年も前のことなので、現在とずいぶん状況が変わっているとは思います。
    私の場合、ヨハネスブルクからジンバブエの横5列のバスで、ブラワヨへいき、ブラワヨから乗り合いタクシーでビックフォールズ、そしてインターケープでナミビアに入る旅だったので、ナミブ砂漠に行く旅行社だけを探していました。しかし当時日本語でのやり取りをする旅行社はなく、英語でのやり取りの旅行社をいくつか見つけたにすぎませんでした。

    いずれの旅行社も毎週水曜日の出発だけだったので、現地でも探してもいようと思い、念のため少なくとも火曜日の午前中にはウィントフックに到着するインターケープのバスを予約しました。
    ウイントフックの市内中心部にはいくつか旅行社があったので周ってみました。結局事前に日本で調べておいた旅行社に行ってそこに決めたわけですが(その旅行社は日本の旅行会社からのも現地ツアーの受け入れをしている会社でした)、オフィスもしっかりしていたので、そこに申し込みをしました。現地に行って探す場合、最少催行人数に達していなかったら、当然ツアーとして成立しないので、現地で旅行社を探すのに不安はありましたが、特に問題はありませんでした。

    もしこのほかご不明な点がございましたら、古い情報ではありますが、お役にたてればと思います。

    worldspan

    ドクター白鳥

    ドクター白鳥さん からの返信 2015/10/06 00:33:19
    RE: RE: 現地の手配会社はどのように探しましたか?
    worldspanさん

    有難うございます。
    旅の達人、、ですねえ。

    英語のサイトも少しずつ見て行こうと思います。

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