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<br /><br /><br /><br /><br />初めてヨーロッパを意識したのは小学生の頃。母が友人と一緒にロンドン+パリに行ってきたのだ。たくさんお土産をもらって、私はいっぺんにヨーロッパかぶれみたいになった。当時は何となくイギリスが素敵な感じがした。いつか自分もイギリスに行きたい…そう漠然と考えていた。<br /><br />次にヨーロッパを意識したのは高校生の頃。<br />英語の授業でシベリア鉄道を使って大陸沿いにヨーロッパに渡る方法を知った。<br />船でロシアに渡りそこから大陸横断鉄道を使ってヨーロッパへ。<br />ハバロフスクや、ウラジオストク。フランスとイギリスを結ぶ、ユーロスターなんかもそのとき知った。<br />ゆったりとした鉄道の旅がものすごくロマンチックに思えて、<br />自分がロンドンに行く時は是非このルートで行きたい、と強く思った。<br /><br />大学生になって、ついにヨーロッパに渡る機会が訪れた。<br />陸路で行くなんてロマンチックなことはできそうもなかったが、<br />安い乗り継ぎのツアーで行くことに決まった。<br /><br />そして、思いがけず昼便の飛行機の素晴らしさを知ることになった。<br />空からでも大陸横断には変わりはなかったのだ。<br /><br />だんだんと小さくなる家や木や車たち。<br />だんだんと細くなる川や道。<br />今まで遠かったはずの雲が目前に広がり、<br />今まで近かったはずの陸地が嘘のように遠くになっていく。<br />そこには信じられないほどの詳細な地図があった。<br />小学生の時から憧れ続けた世界地図のでっかい版が広がっていた。<br />今すぐ地図帳を広げて今見えるのがどの辺なのか確かめたくなる。<br />次この空にまた来ることがあれば絶対に地図帳を持って行こうと決めた。<br /><br />この川はなんだろう、霞ヶ浦かしら。<br />なんて思ってモニターで確認したら画面上の飛行機は既に日本海に出ようとしている。<br />!!あらためて飛行機の速さを実感する。<br /><br />しばらくしてまた土地が見えてきた。<br />ユーラシア大陸だ。<br />かなりおおざっぱなモニターの地図でも飛行機は大陸の上に表示されていた。<br />私は空からでも十分にユーラシア大陸横断を楽しめることが分かって、嬉しくてしょうがなかった。<br />…おおきな湖がたくさん光を浴びてその間を蛇行した川が何本も走っている。ここはどこなのだろう、ロシアかしら。<br />…ここは地図に載ってるかしら。<br />そんなことばかり考えて、後で確かめるためにたくさん写真を撮った。<br />しばらくすると雲が厚くなってまた陸地が見えなくなったので、<br />やっと外を見るのと写真を撮るのは諦めた。<br />まだパリに着いてもいないのに100枚近く写真を撮っていた。<br /><br />私にとっては着くまでも着いてからも全部旅なのだ。<br />今飛んでいる下の大地はもう日本語の通じる社会ではないのだ。<br />だんだんだんだん文化もグラデーションのように変わっていって、<br />だんだんヨーロッパに、パリになっていくのだ。<br />移動時間って言ったら簡単だけども、そんな気持ちで飛行機降りたら、<br />まわりは別世界で、急にハロー♪ボンジュール!なんて、心が追いつかない。<br />ゆっくりじっくり移動しているのを実感したいし、<br />もうここは北欧だわ、もうすぐパリね、ロンドンね、と妄想しながら着いて、<br />やっと着いた、ここまで来るの長い旅だったわと思えるのとでは楽しさが全然違うと思う。<br /><br />そんな私も飛行機の中で何時間かは寝たけれど、その間にも見知らぬ土地の上を通過していると思うと気になって気になって仕方がない。<br />はっと起きて、もうだいぶ進んでいたことが分かると、<br />少し悔しい気持ちになってそっと、窓の外を確認する。<br />一面雲ならちょっと安心して、でも素敵な雲だと写真を撮ってみたり。<br />細かい世界地図だったりすると、焦って場所を確認して、結局また写真を撮る。<br />そんな風にして乗り継ぎのヒースロー空港に着いた。<br /><br />憧れの地ロンドンには乗り継ぎという形で初上陸することとなった。<br />ちょっと悔しくて次来る時のためにあんまりロンドンを楽しまないでおこうと思ってしまった。<br />一時間ちょっとくらいで、しかも空港内でできることなんて限られている。<br />そのなかでも私たちは、最高な滞在ができたと信じている。<br />最初にお菓子とちょっとした雑貨を買って、残りの1時間はロビーから日の沈むのをずっと見ていた。<br />ロンドンでもどこでも太陽はいつも美しく沈む。<br />初ロンドンでの初日の入りを見ることができて、<br />私たちはとても幸せな気持ちでパリに向かうことができた。

ぶらりパリ☆その2~大陸横断!?~

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2005/09/16 - 2005/09/21

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8

トリ

トリさん






初めてヨーロッパを意識したのは小学生の頃。母が友人と一緒にロンドン+パリに行ってきたのだ。たくさんお土産をもらって、私はいっぺんにヨーロッパかぶれみたいになった。当時は何となくイギリスが素敵な感じがした。いつか自分もイギリスに行きたい…そう漠然と考えていた。

次にヨーロッパを意識したのは高校生の頃。
英語の授業でシベリア鉄道を使って大陸沿いにヨーロッパに渡る方法を知った。
船でロシアに渡りそこから大陸横断鉄道を使ってヨーロッパへ。
ハバロフスクや、ウラジオストク。フランスとイギリスを結ぶ、ユーロスターなんかもそのとき知った。
ゆったりとした鉄道の旅がものすごくロマンチックに思えて、
自分がロンドンに行く時は是非このルートで行きたい、と強く思った。

大学生になって、ついにヨーロッパに渡る機会が訪れた。
陸路で行くなんてロマンチックなことはできそうもなかったが、
安い乗り継ぎのツアーで行くことに決まった。

そして、思いがけず昼便の飛行機の素晴らしさを知ることになった。
空からでも大陸横断には変わりはなかったのだ。

だんだんと小さくなる家や木や車たち。
だんだんと細くなる川や道。
今まで遠かったはずの雲が目前に広がり、
今まで近かったはずの陸地が嘘のように遠くになっていく。
そこには信じられないほどの詳細な地図があった。
小学生の時から憧れ続けた世界地図のでっかい版が広がっていた。
今すぐ地図帳を広げて今見えるのがどの辺なのか確かめたくなる。
次この空にまた来ることがあれば絶対に地図帳を持って行こうと決めた。

この川はなんだろう、霞ヶ浦かしら。
なんて思ってモニターで確認したら画面上の飛行機は既に日本海に出ようとしている。
!!あらためて飛行機の速さを実感する。

しばらくしてまた土地が見えてきた。
ユーラシア大陸だ。
かなりおおざっぱなモニターの地図でも飛行機は大陸の上に表示されていた。
私は空からでも十分にユーラシア大陸横断を楽しめることが分かって、嬉しくてしょうがなかった。
…おおきな湖がたくさん光を浴びてその間を蛇行した川が何本も走っている。ここはどこなのだろう、ロシアかしら。
…ここは地図に載ってるかしら。
そんなことばかり考えて、後で確かめるためにたくさん写真を撮った。
しばらくすると雲が厚くなってまた陸地が見えなくなったので、
やっと外を見るのと写真を撮るのは諦めた。
まだパリに着いてもいないのに100枚近く写真を撮っていた。

私にとっては着くまでも着いてからも全部旅なのだ。
今飛んでいる下の大地はもう日本語の通じる社会ではないのだ。
だんだんだんだん文化もグラデーションのように変わっていって、
だんだんヨーロッパに、パリになっていくのだ。
移動時間って言ったら簡単だけども、そんな気持ちで飛行機降りたら、
まわりは別世界で、急にハロー♪ボンジュール!なんて、心が追いつかない。
ゆっくりじっくり移動しているのを実感したいし、
もうここは北欧だわ、もうすぐパリね、ロンドンね、と妄想しながら着いて、
やっと着いた、ここまで来るの長い旅だったわと思えるのとでは楽しさが全然違うと思う。

そんな私も飛行機の中で何時間かは寝たけれど、その間にも見知らぬ土地の上を通過していると思うと気になって気になって仕方がない。
はっと起きて、もうだいぶ進んでいたことが分かると、
少し悔しい気持ちになってそっと、窓の外を確認する。
一面雲ならちょっと安心して、でも素敵な雲だと写真を撮ってみたり。
細かい世界地図だったりすると、焦って場所を確認して、結局また写真を撮る。
そんな風にして乗り継ぎのヒースロー空港に着いた。

憧れの地ロンドンには乗り継ぎという形で初上陸することとなった。
ちょっと悔しくて次来る時のためにあんまりロンドンを楽しまないでおこうと思ってしまった。
一時間ちょっとくらいで、しかも空港内でできることなんて限られている。
そのなかでも私たちは、最高な滞在ができたと信じている。
最初にお菓子とちょっとした雑貨を買って、残りの1時間はロビーから日の沈むのをずっと見ていた。
ロンドンでもどこでも太陽はいつも美しく沈む。
初ロンドンでの初日の入りを見ることができて、
私たちはとても幸せな気持ちでパリに向かうことができた。

同行者
友人
一人あたり費用
15万円 - 20万円
航空会社
JAL
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • これにのる!@成田

    これにのる!@成田

  • ユーラシア大河

    ユーラシア大河

  • 北欧

    北欧

  • 北欧!?

    北欧!?

  • これに乗った!@ヒースロー

    これに乗った!@ヒースロー

  • ヒースローでの夕日

    ヒースローでの夕日

  • が、だんだん…

    が、だんだん…

  • 沈む…!

    沈む…!

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