2006/09 - 2006/09
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フランシスコさん
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ビルマからアユタヤを開放したタクシン王(トンブリ朝)がここチャオプラヤ西岸に都を置いたのが1767年だという。
そして、ワット・アルンの地に王家の寺院を建立し、ワット・プラケオのエメラルド仏を本尊とした。
が、トンブリ王朝は15年で部下のチャクリ将軍に倒される。
この将軍がラーマ1世となって現在の王朝に続く。
彼は川の東岸のバンコクに都を置き、ワット・プラケオを建立してエメラルド仏を安置した。
ラーマ2世によってワット・アルンの改修を始め、3世の時にここのシンボルの大仏塔(高さ67メートル、基壇周囲234メートル)が完成した。
中心の大仏塔は規模の大きさもさることながら、中国陶器によるモザイクが見事だ。
表紙写真では右手が大仏塔。
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大仏塔。
最上部には神の使者のゾウ(エラワン)に乗ったインドのベーダ神話のインドラ神。
スマートなゾウである。 -
上の段には鬼の使者。
下には半人半獣(鳥)の乙女キナリ。
白い漆喰に中国陶器あるいはその破片で描き出されている。 -
塔のてっぺんまで埋め尽くされたモザイク。
タイルとしての中国陶器は、自らつくるよりも能率が良かったのか、技術がそこまでなかったのか。
たしかに色や艶が見事だ。
美しい。
これだけの数を集めた交易力、財力にも感心する。
けれども、色を揃える、かたちに割る……この技術はたいしたものだ。 -
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保存、修復は大変そうだ。
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絵柄そのものが中国風なのもある。
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大仏塔を取り巻くように小仏塔が多い。
どれも陶片モザイクで飾られている。 -
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この旅に出る前、三島由紀夫『春の雪』の「暁の寺」を読み返してみた。
最期を知っているばかりでなく、作品の物の見方自信になんとも痛ましさを覚えてしまった。
ここに来てますます痛感したのは、この寺の枯れ果てた、静かな美しさについて、三島はどうしてキッチュなとらえ方しかできなかったのだろうという思いだった。
彼は、ここで感じるはずのない不穏な空気をこしらえ、感じてしまっている。
『春の雪』がどうにも大衆的な、通俗小説に見えてならなかった。
心境は眼をも変えるということだろうか。
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この旅行記へのコメント (2)
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- SUR SHANGHAIさん 2006/09/19 22:37:59
- 出先から失礼します
- 復活ですか〜〜〜〜!! (*^_^*)+(^_^)v
お久しぶりです。
ワット・アルンを飾る陶器のモザイクは見事ですね。
近寄ってみた時、「あ、これはお皿を割った破片を使っている!」
と気付くと、その果てしない労力を費やして造られたこのお寺さんが怖いもののようにも思えました。姿は優美ですけど。
ネット接続時間に限りがあるので、今日はここまでで失礼します。
m(__)m+(^.^)/~~~
- フランシスコさん からの返信 2006/09/20 20:34:20
- RE: 出先から失礼します
- 御無沙汰してます。
いやー随分増えてますね。
量と言い、写真の内容と言い、感心、感動しました。
私も旅の記憶が薄れないうちに整理しなけりゃと思って、また、ぼちぼちアップしていく予定です。
長い休みが取れないもので、近場が多いですけれどね。
元気で言い旅を!!
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