夏の東欧旅行 ～ワルシャワ紀行/番外グルメ記録～

2006/08/13 - 2008/09/13

ポーランド料理とはいかなるものや？いろいろガイドブックを見たところによると、大体オーストリアやウクライナ、そしてロシアと結構似たり寄ったりである事を知る。

それでも何かポーランド的なものが必ず有るはずと思い、ポーランド料理レストランを狙い撃ちにしてみる。これがまた結構イケテたりするもんだ。

いろいろな所を旅行した後で再びワルシャワに戻ってくるとまた違った発見もあったりする。ポーランドを始め周辺国には似たような料理が数多くあるということ。

このグルメ記録にはワルシャワを訪問した2回分のグルメ記録の数々が残されています。

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

名前：POD SAMSONEM
種類：ユダヤ風ポーランド料理レストラン(やや高級)
場所：新市街FRETA通り沿い
日時：8月13日昼食

丁度お昼時に新市街を通りがかったのでかねてから目をつけていたこのレストランで昼食を取る事にした。ちなみにレストランの情報は英国のDKガイドブックより情報を得る。解説によるとユダヤ料理とポーランド料理の融合だそうで・・・・。

夏のワルシャワではこの様に通りにパラソルとテーブルを広げて風に吹かれながら食事を楽しめる。パラソルが大きいので突然の雨に降られても大丈夫。

昼食時なので結構人入ってますね。

とりあえずは付け合せでパンが出てきます。これはヨーロッパの大体の国で共通ですね。ポーランドの場合は一般的なパンとバターです。

料理：ユダヤ風キャビア
　　　(Kawior)
場所：Pod Samsonem
値段：PZL6.00

なんだか不思議な味がした食べ物。後で知ったがユダヤ風キャビアとはレバー肉で作られたものらしい。肉とピーナッツを混ぜてあるのは判った。

料理：ズーレック
　　　(Zurek)
場所：Pod Samsonem
値段：PZL5.00

説明によると発酵したライ麦を使ったスープ・・・らしい。ゆで卵をはじめとして意外と具がぎっしりと詰まっているので食べ応えは有る。微妙に酸味の有る味は結構日本人に馴染みのある味。

名前：Poledwica Z Papr
場所：Pod Samsonem
値段：PZL20.00

豚肉にチーズ入りソースを掛けたもの。漬けあわせでワイルドライスが付いてくる。

名前：サラダ
場所：Pod Samsonem
値段：先のPoledwica Z Paprに付いて来る。

普通のサラダ。ドレッシングが掛かっている。赤ビートらしきものも有る。味付けは多少甘め。

名前：Pascha
場所：Pod Samsonem
値段：PZL5.00

デザート。よくホテルの朝の朝食で出てくるシリアルにヨーグルトを混ぜたような味がするもの。中にフルーツが入っている。

名前：Grill-Bar ZGODA(大衆系の価格)
場所：ツェントラムデパート裏のZgoda通り沿い
日時：08月13日の夕食

ツェントラムデパートの裏手を走っているZgoda通り沿いのレストラン。名前の通りグリル料理が中心のポーランド料理レストラン。

レストランのインテリアはきっちりとシンプルに纏め上げられている。中にはバーカウンターも有ったりする。店員は英語を話すし、英語のメニューも有るのでとても安心。

名前：Barszcz Cz. Czyst(バルシチ)
場所：Grill-Bar ZGODA
値段：PZL3.00

プレーンなバルシチ。ウクライナではボルシチ。赤ビートから作ったスープ。真っ赤で透き通った色をしている。とても酸っぱい。あまりお薦め出来ない味。ウクライナのボルシチとは味がぜんぜん違う。

名前：Bigos(ビゴス)
場所：Grill-Bar ZGODA
値段：PZL14.00

ザワークラウトとソーセージを煮込んだもの。例えは悪いがスキヤキの様な味がして大変おいしい。ここのレストランではこの様にパンをくりぬいた中に入れてサーブする。

パンを開けるとほらこの通り。ギッチリと具が詰まっています。パンは食べてもいいし、そのままにしてもいいし、お好きなように。中をそぎ落としてビゴスと一緒に食べると美味しい。

名前：Nal.W Kokosie
場所：Grill-Bar ZGODA
値段：PZL9.00

デザートです。ケーキの上にココナッツパウダーをふり掛け、クリームソースを掛けたもの。あまりのボリュームにびっくり。ちょっと甘味がきついが上のココナッツパウダーによって随分マイルドに仕上がっている。

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名前：W Biegu Cafe
住所：ul. Nowy Świat 3700-029 Warszawa
電話：22 826 16 98
営業： 08.00-22.00
WEB:http://www.wbiegucafe.pl/index.php
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朝早くにワルシャワに到着し、そのまま街中へ向かったので朝食を取っておらず、新世界通りを歩いていると発見したのがこのカフェ。

どうやらポーランド中に展開しているチェーンのカフェらしいが、普通のカフェのメニュー以外にもポーランド式の朝食メニューも有ったりして面白い。

そして店内では無料でWi-Fiが使用出来るのが嬉しい。

名前：Traditional Breakfast
場所：W Biegu Caffe
値段：PZL15.00

名前の通り、ポーランド式の朝食メニュー。パンに新鮮な生野菜、チーズ、ハムの盛り合わせに、コーヒーが付いて来る。

非常に健康的な朝ごはんのメニューである。

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名前：Restauracja Slowianska
場所：Krakowskie Przedmiescie 79
WEB：www.restauracjaslowianska.pl
開店：11:00〜夜中まで
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ワルシャワの王宮広場南西部に面しているレストラン。レストラン自体は地下にある為、レストランの入っているビルの1階入口部分にメニュー付きの看板を大きく出している。

おかげで今回適当に歩いていたら発見してしまった。

ビルの中に入ると若干判りにくいが、レストランの入口まで矢印によって導かれると、ポーランド家庭風のインテリアを施したレストランの入口が有る。

ただ場所柄他の地域に比べて若干高め。新市街の方が安いと思う。

名前：Kawa Latte
場所：Restaurancja Slowianska
値段：PZL12.00

カフェラッテです。

名前：Pierogi Z Ciel
場所：Restaurancja Slowianska
値段：PZL14.00

ピエロギはポーランドを代表する前菜の1つで、いわゆる餃子の様な物。この手のメニューはポーランドを始め周辺国のウクライナやロシアでも見られる。発祥は多分中国なんだろうな・・・。

長い年月を経て、形を変え、中身を変えこの遠きスラブの地へとたどり着いた餃子、いやピエロギ。

日本人にとってはなぜか懐かしい味に思える一品。

名前：Zupa Dnia
場所：Restaurancja Slowianska
値段：PZL7.00

メニューを直訳すると日替わりスープ。で出てきたのはポタージュスープ。どこでも食べれます。ただ1つ言えるのは、美味しいです。めっちゃ美味しいです。文句有りません。

名前：Kaczka Pieczona
場所：Restaurancja Slowianska
値段：PZL21.00

いわゆるローストダックです。ワンポイントでリンゴで出来た甘いソースが掛けられているが、意外と香ばしい鶏肉とはよく調和しており、決して甘ったるい事は無い。

付け合わせでニョッキを頼んだが、写真ではまるでこれがメインかの様に振舞っているが、パプリカの下に隠れた肉が本来の主役。

この旅行記へのコメント （3）

• とらいもんさん 2011/01/22 21:15:43

  ポーランドの料理

  はじめまして。
  拝見させていただきました。トッテモ、参考になりました。
  今年（７月頃）も、ホームステーの予定なので、もっとポーランドの料理を確かめたいです。
  有難うございました。

• まみさん 2007/10/11 08:11:43

  東欧の料理は似てますね

  Krisflyerさん、こんにちは。
  
  ポーランド編を懐かしさクと共にひととおり拝見しました。
  だいぶ忘れているけれど、Krisflyerさんの写真で懐かしいなと思えたひとときでした。
  
  私はここのところ東欧ばかり旅行していますが、料理は大雑把に言って、ウィーンからロシアに挟まれるエリアとして似てると言い切っちゃいたいです。
  多少は国の差があって。
  
  でもスープ類は私のお気に入り@
  ズーレックはすごく美味しかったのを思い出しました。
  どこかでポーランド版味噌汁のようだという驚きの比喩を読みましたが、さすが味噌汁のようだとまでは思わなくても。
  
  ちなみに今年はルーマニアに行ったのですが、やはりお気に入りの料理がスープ。
  こちらは、ちょっと酸っぱめなやつに、サワークリームを入れてマイルドにするのがすごくよかったです。

  Krisflyerさん からの返信 2007/10/12 02:16:17

  RE: 東欧の料理は似てますね

  まみさん、訪問ありがとうございます。
  
  確かに東欧の料理は大体似ていると思います。特にウィーンに居ても、ハプスグルグ帝国時代に持ってきた他国の料理の影響が大きいので、東欧の料理が楽しめますね。
  
  ポーランドにしてもウクライナにしてもメインはスープと肉。味付けは多少違えど欧州料理といえばそうですね。
  
  僕は根っからのグルメなので、その国に行くと、必ずその国ならではのメニューを探さずには居られません。