2006/08/11 - 2006/08/11
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井上@打浦橋@上海さん
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8月11日の朝、景山公園に行ったあと、故宮の北門へ出て、そこから北長街⇒南長街⇒西長安街⇒東長安街⇒正義路⇒東交民巷⇒崇文門まで散策しました。その模様をアップします。
表紙の写真は天安門広場あたりの長安街です。この広々とした自転車道・・・・やはり北京では自転車に乗りたくなりますね。84・5年ごろ、私は、よく、この道を自転車でユッタリ走ったものでした。
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景山公園を南門から出まして、故宮の北門・神武門前の広場に来ました。
ただ今、朝の7時32分です。まだ、観光客の姿は1人しか見かけません。
彼女は景山公園にカメラを向けています。 -
お濠沿いの小道を行きます。
釣り禁止の表示がありましたが、皆さん、朝から釣りをしています。 -
北西にある角楼と南へ延びるお濠。
モヤッていて、遠くまで見通せないところが雰囲気出しています。
そして、釣りをする人と、眺める人・・・なんか北京らしくてユッタリしていますね。
上海では、街中ではなかなか釣りをしてる人を見かけませんが、北京ではアッチャコッチャで見かけます -
向こうへ行く道が文津路。少し行きますと、右側に北海公園が広がります。
私はここを左に、北長街を行きます。南に向かうということです。 -
では、しばらく北長街を行きます。
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では、しばらく北長街を行きます。
左側は、こういった赤茶色の壁が続きます。
朝の7時43分ですので人通りが少ないですね。いや、この道は昼間も結構静かなのかもしれません。そんな感じがします。
右のバス停は北海となっています。
5路のバスが止まるようです。
5路バスは徳勝門から前門まで行くバスのようです。
途中のバス停は・・・徳勝門⇒菓子市⇒甘水橋⇒鋳鐘廠⇒鼓楼⇒地安門⇒景山后街⇒西板橋⇒北海⇒西華門⇒南長街⇒中山公園⇒前門・・・・なんか北京らしい地名ばかり。 -
ここだけは賑やかでした。
北京一六一○学という看板が確認できます。
地図を確認しましたら北京一六一中学となっています。北京の重点中学のようです。
しかし、よくよく見ますと、お母さん、お婆さんが群がっていますし、自転車に乗せられた小学生も見えますので、どうも中学が夏休み期間中は小学生の熟かなんかになってるのかもしれません。 -
朝飯はここで食いました。
上海特色小吃と言う店です。 -
これがこの日の朝飯です。
肉包子が8個で3元です。
小皿は米酢です。
上海で食うのとは、少し感触が違いました。 -
そして、このコンビニで鉱泉水・2元を買いました。
半分凍っています。北京の夏場は、ペットボトルに入った鉱泉水は凍らせたものが多いのです。
上海では、凍らすことは滅多にありません。
このコンビニは、上海のスーパー・聯華系です。
通し番号がNo.8343となってますが、コレは上海・北京をあわせたものでしょう。 -
この道は西華門大街で、向こうに見えますのは故宮の西華門です。
北長街は西華門大街を越えますと、南長街に変わります。 -
西華門大街を越えて南長街に入りました。
街路樹が傾いて壁に寄りかかっています。 -
前を行くのは背中の左半分に刺青を入れたお兄さんです。
このお兄さん、このあと、この先の角でたむろしてました数人に紛れ込んでいきました。
その人たちも怖そうな感じでしたので、その筋の人なんでしょう。 -
コレはバイクタクシーといったところでしょうか・・・
なかなか凝っています。
北京滞在中に、このタイプのバイクタクシーで北京オリンピックだらけの化粧を施したやつを見かけました。
運悪くデジカメを持っていなかった時で、残念!! -
南長街も、もうスグ終わり。西長安街が近付いてきました。
このあたりに来ますと、人通りも多くなります。
このバス停は5路バスの南長街ですね。
バスを待ってる人たちは地安門や鼓楼や徳勝門方面に勤め先がある人たちでしょう。 -
南長街はココで終わりです。
この門をくぐりますと、東西に走るだだっ広い道・西長安街に出ます。 -
西長安街に出て壁沿いを行きます。
この壁の中は中山公園なんでしょう。
壁脇のベンチには寝てる人が・・・ホームレスっぽい人もいました。
ただ今、朝の8時12分ですから、ココで一晩過ごした人もいるんでしょう。
赤茶色の高い壁と、一直線に並ぶ街路樹・・・・なかなかイイですね。 -
1本外のレーンです。
壁沿いの道も歩道で、ココも歩道・・・。この外が自転車道で、それも広い。そして更に外には何車線だろう・・・・だだっ広い自動車道が並びます。 -
視野が開けて、左に天安門が見えてきました。
ゴミ箱を漁ってるおじさんがいます。 -
朝の8時19分ですが、むこうの天安門広場には、もう観光客の群れが見えました。
元画像までもって行きますと、確認できます。 -
こちらは天安門の前ですね。
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天安門広場から地下道を通って、これから皆さん故宮へ行くんでしょう。
天安門の方向へゾロゾロと歩いていきます。 -
更に東へ行きますと、地下鉄の駅があります。
ここは天安門東站です。
先ほど、天安門西站も通り過ぎました。
天安門の東と西に駅があるんですから・・・広いというか・・・。 -
故宮の西側を故宮沿いに南北に走る道は、先ほど通ってきました北長街と南長街です。
ここは故宮の東側を南北に走る道・南池子大街です。この道は北へいきますと北池子大街になります。
南長街と同じに、長安街にぶつかるところには、こういった中華門があります。 -
南池子大街を越え、次に南河沿大街を越えますと、左に見えてきますのが、北京貴賓楼飯店です。
熱烈なるレスリーファンからの要請で、貴賓楼飯店を探索したあと、その貴賓楼と繋がっています北京飯店に紛れ込みました。
ここが、北京飯店1階にあるレストランの入口部です。左側がそうです。
どうですか、豪華絢爛でありながら重厚・・・ちょっと近寄りがたいでしょう。
でも、4年前だったか、昼飯をココでとりました。ビールを頼んで、3人で炸醤麺(10元)をそれぞれ食いました。50元チョイだったはず・・・ですから気軽に食事が出来るんです、こういった豪華なレストランでも・・・。 -
レストランから東方向に進みました。
いやぁ、近代的になってしまいましたね。 -
ここは1階チェックイン・カウンターあたりです。
どうしようもなく、明るく、綺麗になってしまいましたね。
バァーット、しかし・・・昔の、重厚感が懐かしい。あれを無くしてしまったとは・・・なんか、もったいない気がします。 -
北京飯店を出て振り返りました。
やはり、なんだかんだ言っても北京は、北京飯店だと思いますよ。
なんてったって・・・長安街に面していて天安門広場にも天安門へも朝飯前に散歩にいける。
北京の銀座通り王府井大街はスグ隣り・・・・・ -
さて、北京飯店を出たあとは正義路を行きます。
その前に、昔の北京の地図をアップします。
「最新北京全圖」となっています。いつ頃の地図なのか・・・どこにも、それが表記されていません。
複製ではなく本物です。ある方から頂きました。買えば、相当高価なものと思われます。
東長安街・崇文門大街・城壁(今の崇文門西大街と前門東大街)・公安街(今の天安門広場の東側の道)で囲まれた一角は各国大使館区となっております。日本大使館もアメリカ大使館もフランス大使館もイギリス大使館も、その中にあり、それを囲むように各国操場(訓練用のグランドなのか)や跑馬場(乗馬教練場なのか)があります。
ですから、1940年代あるいはそれ以前の地図なんでしょう。
今の正義路は、当時の大使館区を南北に通る道でして、当時は、道路名が表記されていません。 -
これが正義路です。
南河沿大街と一直線上になる道です。
この道も真ん中には公園そのものと言う緑地帯が走ります。 -
これが正義路の真ん中を南北に走ります公園というか緑地帯です。
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正義路の東側には北京市人民政府があります。
北京市の市役所と言うことですが、名称も、入場門の警備風景も、物々しいです。
私がカメラを向けましたら、右の警備員が左手を上げて制止しました。
上の古い地図を見ますと、ここには日本兵菅と表記されています。 -
北京市人民政府の南隣りには、正義路賓館なるホテルがあります。
http://www.5booking.com/Hotel/CN/4376.htm
を見ますと2005年開業となっています。
スタンダード・ルームが280元ですって・・・なんか泊まりたくなりました。 -
これは、今の地図で確認しますと中国民生銀行総行となっています。
なかなか風格があります。
http://www.geocities.jp/beijing_douraku/leaves2_084.htm
を見ますと、昔は横浜正金銀行だったようです。
上の古い地図ではスペイン大使館が、ココにあったようです。 -
ここでまた、昔の地図を・・・・
これから行きます東交民巷や各国使館区部分の詳細です。
「館使國各」という表記の「使」の字あたりを南北に走る道が正義路です。
東交民巷と交わるあたりに西班牙使館というのが有りますが、これがスペイン大使館です。
その右隣には日本大使館もあります。
東交民巷と平行して城壁と鉄路が確認できます。城壁の一番右には崇文門があり、崇文門站もあります。
当時は、城壁を貫く崇文門という門があったんでしょう。 -
正義路から東交民巷に入りました。
入ってすぐ北側にありますのがこのホテルです。
東交民巷飯店となっていますがアメリカ人団体旅行者がワンサカ。
http://www.unicityhealth.com.cn/add/beijing/dongjiaominxiang-51.htm
を見ますと、4星ホテルらしいですが398元で泊まれるようです。
先ほどの正義路賓館もそうですが、ロケーションはイイですよね。天安門へも故宮へも王府井へも歩いていけますし、静かで緑豊かで、古い建物も立ち並び、なかなか素敵なロケーションです。王府井周辺のホテルより、場所的には、こちらのほうが上ですね。少なくとも、私は、こちらのロケーションのほうが好きです。
このあとは東交民巷を東へ進み、崇文門まで行きます。 -
元日本領事館らしいです。
http://members3.tsukaeru.net/douraku/leaves2_087.htm
には、内部の様子などもアップされています。 -
東交民巷をまた東に行きます。
この建物は昔のフランス郵便局らしいです。
静園川菜という看板が掛かっていますので四川料理屋なんでしょう。
入口ゲートの上には人民郵電という文字が確認できますので、四川料理屋になる前は郵便局だったんでしょう。
この四川料理屋はうまいのかどうか・・・評価は下記をご覧ください。
http://www.dianping.com/res/566482/
一人当たり単価41元と言うんですから、大衆的なレストランなんでしょう。 -
四川料理屋も東隣に有るのがこの立派な門構えです。
脇に銘板がありまして、法国使館旧址と書かれてありましたから、フランス大使館があったんでしょう。
元フランス郵便局と元フランス大使館に関しては下記が詳しいです。
http://members3.tsukaeru.net/douraku/leaves2_086.htm -
東交民巷を更に東に行きます。
もうスグ台基廠大街です。
台基廠とはどういう意味なんでしょうか・・・ -
台基廠大街を超えますと左に教会が見えてきます。
東交民巷天主堂というようです。 -
扉が少し開いてましたので中を撮らせていただきました。
なかなか風格があります。
東交民巷天主堂に関しましては下記が詳しいです。
http://members3.tsukaeru.net/douraku/leaves2_085.htm -
東交民巷天主堂からホンの少し東側に行った対面です。
なんか古そうな壁と建物が目に付きましたので撮りました。
上の古い地図を見ますと、このあたりは「比使館」と表示されてますからベルギー大使館跡かもしれません。 -
東交民巷をまた東へ行きます。
静かで落ち着いた街並みです。
昔の地図を見ますと、このあたりは両側とも徳兵管となってますから、ドイツの軍隊のなにかだったんでしょう。 -
東交民巷から北へ伸びる小道にある建物です。
レンガ造りの相当古い建物です。
ドイツの軍関係の建物だったのかもしれません。
それとも徳華銀行なのか・・・・。 -
この壁も相当年季が入っていますね。
そして風格もあります。
昔はこの内側には各国跑馬場があたんでしょう。
その時の壁なのかと想像します。 -
東交民巷も、もうすぐ終わります。
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東交民巷の東端の南側にあります新僑飯店です。
80年代から80年代末に掛けては、このホテルに事務所を構える日本企業が多かったです。
ですから、カツ丼などが食えるレストランなんかも有りました。
当時は、東交民巷側に正面ゲートがあったんですが、今はこちらが裏側になってしまったんですね。 -
崇文門内大街が近付いてきました。
左は北京同仁医院です。
古い地図には美国同仁医院となっています。
アメリカが関係していたんですね。 -
崇文門内大街を渡る歩道橋から東交民巷の東端を眺めました。
正面の建物が新僑飯店です。 -
これで故宮裏門から崇文門までの散歩は終わりです。
帰りは崇文門から出ています108路トロリーバスです。
ただ今9時31分です。
この時間ですと陽光広場近くのバス停・炎黄芸術館までは子一時間掛かるでしょう。
朝5時15分に陽光広場を出て、陽光広場に着いたのが10時半でした。
5時間強の散歩でした。
交通費は行き返りトロリーバスでしたので2元でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 茶々さん 2007/02/27 21:01:52
- こんばんわ
- コメントいただいていたのに、お返事できずごめんなさい。
旅行記をゆっくり見せていただき、昨年の旅行を思い出しました。
あのあたり、なんともノスタルジックで私も好きです。
ホテルもなかなか良かったですし、次に北京へ行くなら
また東交民巷飯店がいいねと主人とも話しているところです。
来年の北京オリンピックに向けて、どう北京はかわるのでしょう。
あの雰囲気は壊してほしくないなと個人的には思っています。
ではまた・・・
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2007/02/28 07:10:34
- RE: こんばんわ
- 茶々さん、どうも。
あの東交民巷は、大昔の領事館街なんでしょう。
上海ですと、それにあたる場所は、外灘の北部です。
英国総領事館があったり、ロシア領事館、米国領事館、
日本領事館が並んでいたところです。
このうち、ロシア領事館のみ、現在も領事館です。
北京には、今年の5月にも行きます。
また、あのあたりを散策してこようと思っています。
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