2006/07/28 - 2006/07/28
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SUR SHANGHAIさん
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上海から出ている≪上海旅游集散中心≫の1日観光バスで、浙江省との境にある上海市金山区の水郷≪楓≫を訪れたSUR SHANGHAI。
前半、その≪楓≫の中大街と北大街の見学を終えたSUR SHANGHAIは、後半は今回の訪問の最大目的である旧人民公社と金山農民画のギャラリー兼店舗がある和平街を見学に。
人民公社とは簡単に言うと、1958年から1982年の間に中国の農村を単位とした農業生産、行政、経済、学校、軍事、医療などが一体となった政社合一の組織。1982年の新憲法では経済と行政を分離することが定められて、1985年には活動が停止したとのこと。
SUR SHANGHAIもこれまで見たことが無かったので、興味津々。
和平街にはこのほかにも≪三百園≫などの見所があるらしい。
さて、どんな場所なのか。
≪上海旅游集散中心≫の1日観光バスの使い方は下記をご参照ください。
この水郷のほかにも、行き先がいろいろ揃っています。
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10075706/
表紙の画像は、和平街にある≪三百園≫の庭園。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
-
さて、前半はこの地図で言うと中央下の1日観光バスが停まる駐車場から始まって、左下から右上にかけて延びる≪南北市河≫沿いの中大街、北大街沿いの見所を案内してもらったSUR SHANGHAI。
後半は、≪南北市河≫が≪楓市河≫と交わる和平街沿いを見学。
この道に旧人民公社や金山農民画の店舗があります。
画像をクリックすると、拡大表示されます。 -
和平街に入った近くには、水路遊覧ボートの乗り場。
これは6〜8人乗りが一艘50元で、30分ほど水路を回ります。
1日観光バスのチケットとは別料金。
そのそばには…、 -
≪三百園≫という民俗資料館。
≪三百園≫の≪三百≫とは何を意味するかと言えば…、 -
まずは敷地内に入って最初の建物≪百灯館≫。
灯りの歴史がロウソク立てやランプに始まってずらり。
2階部分にも展示があるのでお見逃し無く。 -
お次は≪百籃館≫。
ここにはあらゆる用途のかご類がずらり。
かごだけではなく、昔の屋内の様子も展示されています。 -
これはお客さんを迎えた時の料理が並ぶ台所の様子を再現。
-
2階には、民具や…、
-
寝室部分を再現したスペースもあり。
小さい水郷の町とは言え、立派なこの木製ベッド。
上海市内の骨董家具屋さんでは、こういう民具やベッドをリフォームしたものが買えますよ。
ベッドはデザインによって数千元。分解できるので、海外発送も可。 -
三つ目の建物は≪百行館≫。
あらゆる職業が絵や人形付きで紹介されています。
1階部分には主な職業の始祖の蝋人形がこのとおり。
これは、屠殺業の始祖とされる≪張飛≫。
2階には追い剥ぎやペテン師も職業として出ているのがおもしろい。 -
その≪三百園≫の敷地には、思いがけなく小さな庭園も。
-
白い壁に黒やピンクがアクセント。
-
睡蓮も浮かぶ池のそばには小さな石橋もある≪三百園≫の庭。
-
この池だけ見たら、爽やかな印象。
実際にはこの日もうだるように蒸し暑い上海の夏。 -
この機を織るおばさんは蝋人形ではありません。
≪三百園≫の近くにある、手織りの布や藍染の布製品を売るお店。 -
商品は、こんな感じ。
ちょっと見ていくのもいいですよ。 -
その布製品のお店の近くには金山農民画のお店も数軒。
でも、ガイドさんが紹介してくれるのは、同じ和平街でももう少し先のお店。
金山農民画のお店では、どこでも商品撮影は禁止なのでご用心。
こんな高い白壁の中に入っていたのは…、 -
金山農民画とはまた別の剪紙(切り絵)の工房兼店舗。
大きさや絵柄はさまざま。
一辺が20cmほどの額に入ったこの≪福≫の字が、ちょっとしたお土産にはいい感じ。20元。
お値段はここでも要交渉。 -
和平街の道は石畳。
その所々に混じる浮き彫り入りの石。
この龍のほかにも、松にウシなどの絵柄もあっていい風情。 -
民家の戸口の飾り物に喜の字が二つ並んだ双喜が混じっているから、これは新婚さんの家だな。
戸口の左側には、端午の節句に飾ったらしいショウブとヨモギ。 -
さて、これが今回見てみたかった旧人民公社の入り口。
この辺でお昼の時間になってしまい、ガイドさん+見習いガイドさんがそわそわし始めたので、一旦彼女らの持ち場の最後の見所までお付き合いして、お礼を言ってから戻ってきたSUR SHANGHAI。 -
説明を付けてもらえるのはありがたいけど、
「まだ見てるの〜?」
と言った感じで待っていられるのはイヤだから、ホッと一安心。
その旧人民公社入り口の門には、中国共産党を象徴する星が光芒を放つモチーフ。 -
今はミニ博物館として公開されている、人民公社だった建物の外観。
今もいろいろなスローガンが外壁や内部にも残る。
いろいろ目的別の部屋がありましたが、この画像の右端は…、 -
…主任室だった部分。
その外壁。
書かれてある『団結 緊張』は分かるけど、
『厳粛 活発』は、ちと相反する言葉のような…。
内部は…、 -
主任室の壁にはもちろん毛沢東主席の肖像も。
あれま、湯上りガウン(?)のお姿でした。 -
当時の面影を残す調度。
この黒電話、当時はどれほどの地位の象徴だったのだろう。 -
人民公社の集会所だった部屋。
ここの管理人のおじさんが、
「いつも人が大勢出入りして賑やかだったんだぞ。」
今は、日の光だけが入る静かな空間。
太陽とヒマワリ畑が描かれた壁には『大海の航行は舵手に頼る。革命は毛沢東思想に頼る』のスローガンもくっきり。 -
その壁の前に置かれた胸像。
-
これは、人民公社だった建物の裏手にある毛沢東バッヂ館。
中に入ると、まず目に付くのがこの胸像と、その後のバッヂをちりばめた展示。
こうして見ると、後光のように見える効果がある。 -
そのバッヂの展示部分をアップで。
毛沢東バッヂと言うと、赤い円形の中に金色や銀色の横向き肖像が入っているのが多いですが、ここではそのほかにもハート型や四角などの変型や、全身像の絵柄まで材質も色合いもさまざま。
興味のある方はぜひどうぞ。 -
バッヂ館の中には、そのほかにも文化大革命(文革)前後からの品々が展示されていました。
これは紅衛兵たちがつけていた腕章。 -
≪票≫と呼ばれた各種配給品の切符。
これは食糧から日用品まで、50年代からのものがずらり。
SUR SHANGHAIも、87年に初めて中国に来た時には、麺の切符を譲ってもらって食べに行った記憶があります。
ひゃ〜! 90年代の上海でも、肥(石鹸)が配給だったんだ!
SUR SHANGHAIが気付いた限りでは、見たことがなかったけど。
下の火柴はマッチのこと。 -
これは、バッヂ館のすぐそばにある地下の食糧庫兼防空壕の入り口部分。文革時代のものだそうな。
中は…、 -
階段に続いて地下室や地下通路が。
こういう場所は苦手なSUR SHANGHAI。
管理員のおばさんについて来てもらいました。
これは武器庫だった部屋。 -
会議室らしい部屋や物置らしい部屋を結ぶ通路。
閉所恐怖症ではないはずのSUR SHANGHAIも、何やらドキドキ不安になる…。
公開されているのはその規模のほんの一部と言う話。 -
明るい外に出てきてホッと一息。
そのまた奥の中庭には、古い戦闘機がポツリと展示。
そばの説明書きには、ミグ戦闘機と書いてありました。
その操縦席を見る正面。 -
全体像はこんな感じ。
操縦席ってこんなに狭かったんだ。
これが空を飛んでいたとは信じられない…。 -
高射砲も残る庭。
実際に使われたことはあったんだろうか…。 -
う〜ん、≪楓≫って、これまでに見た水郷とは一味も二味も違う異色の水郷。
旧人民公社ばかりか、防空壕や戦闘機まで見られるとは聞いていなかったので、思わぬ発見。
外に出てきてみると、これはまた古い時代の郵便局。
中は今では集合民家になっていました。 -
ここが一番有名な農民画のギャラリー兼店舗で、和平街105号にある≪紅勝火≫。
このお店ではご夫婦共に農民画の画家さん。同じ大きさの絵でも異なったお値段の付け方をしているので、絵の部分の大きさが15cm×15cmの額付きのものを例にとってご紹介します。
?商標無し、制作数量限定無しの作品40元。署名のみが絵の隅に付いています
?商標あり、制作数量限定無しの作品75元。署名+商標が絵の隅に付いています。
?商標あり、制作数量限定ありの作品200元。署名+商標が絵の隅に付いているほか、限定品であることを示す冊子付き。額も質が違います。
それ以上の大きさもありますよ。
商標が付いている品は、販売もこの店舗だけと言うことです。
ここでも商品の撮影は禁止です。 -
和平街沿いの民家の軒先には、靴や野菜も干してある夏の午後。
-
これは、和平街のはずれにある≪程十発≫という方の住居だった所。その内部を公開しています。
この方についてはよく知らないSUR SHANGHAIですみません。 -
和平街から≪楓市河≫に架かる≪泰平橋≫を渡った所にあるのは、昔の消防署≪火政会≫。
その小さな中庭に置いてあるのは、赤錆びた消防車。
これはそこの管理人さんにいつのものか聞いたのですが、70年代のものと言ったのかどうか忘れてしまいました。 -
≪楓市河≫に架かる≪泰平橋≫。
さっきまで≪三百園≫や旧人民公社、金山農民画のお店を見学していた和平街は向こう側。
こちら側には水郷名部を出す食堂もずらり。
でも、今日は一人だからちょっとパスして…、 -
今日の前半、見つけておいた北大街と和平街の角にあるこの≪清風閣茶楼≫で一休み。
-
2階にはこんな窓際の席もあって、お客はSUR SHANGHAIだけの昼下がり。
1日観光バスの帰りの出発にはまだ余裕があるので、ここでお昼寝。 -
そのお茶屋さんから、≪南北市河≫に架かる≪北豊橋≫を見て、≪楓≫の水郷の下見を兼ねた見学を終えたSUR SHANGHAI。
ここは、水郷の眺めより人民公社関連の歴史に興味があるお客さんが来た時には案内してもいい所だな。
また、新しい行き先を見つけてニッコリ(*^_^*)の、≪楓≫での1日。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ポチポチさん 2006/08/21 22:26:21
- 芸術的なお写真ばかり
- こんばんわ〜。
高層ビル建築ラッシュの大都会の上海からすぐ側というのに、こんなに古きよき中国の文化が残る楓は本当に素敵なところですね〜(*^_^*)。
いつか中国に行く機会があれば、ここに立ち寄ってみたくなりました。
それに、SUR SHANGHAIさんの写真の構図が素敵で、SUR SHANGHAIさんの腕に見とれます。
これからも素敵なお写真楽しみにしておりま〜すヾ(^▽^)ノ
ぽちぽち
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/08/23 10:44:21
- RE: 芸術的なお写真ばかり
- ありがたいお言葉の書き込み、ありがとうございます。m(__)m
本当に今の上海は新旧入り混じる街並みがダイナミック。
空を突く高層ビルがあるかと思えば、こんな水郷の風景も。
他のトラベラーさんへの返信にも書いたのですが、
楓の水郷は旧人民公社も博物館として公開されている異色の水郷でした。
このほかにも最近行った所では、やはり1日観光バスで行ける錦溪という水郷もお勧めです。
こちらは水郷としての眺めも大合格。民俗資料館的なミニ博物館も多い所。
有名になってしまった周庄から近いのにマイナーなので、平日はのんびり歩けます。
私の旅行記で恐縮ですが、下記から数編アップしてあります。
この水郷へ行くことも検討してみてくださいね。(*^_^*)
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10076415/
-
- ゆっくり歩くさん 2006/08/19 09:16:24
- 新しいルートですか?
- 写真が,いつもの通り美しいので,うなるばかり。
体育館からは幾つかのルートを利用しましたが,こんなキレイな行き先はなかったので,驚きました。
かつては,随分豊かな町だったのでしょうね。次回上海に寄ったら,行ってみるつもりです。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/08/20 01:41:24
- RE: 新しいルートですか?
- 長らくご無沙汰しております。m(__)m
この≪楓≫は、これまでに訪れた数ある水郷の内では眺めとしては今ひとつだと思ったのですが、旧人民公社や防空壕が公開されていて異色の水郷だと思いました。
やはり最近、同じく1日観光バスで行った≪錦溪≫の水郷は、眺めがピカ一、民俗資料館も多くてお勧めです。周庄からも近いのにぐっとマイナーな水郷で、平日はお客さんも少ないところです。自分の旅行記で恐縮ですが、下記から数編続くシリーズに仕立ててみました。こちらへ行くこともぜひ検討してみてくださいね。
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10076415/
あと、今月行ったばかりでまだ旅行記にはしていないのですが、浙江省・寧波市・寧海県の前童鎮という古鎮や、同じく象山県の石浦鎮にある石浦古城もよかったです。
行けば行くほど、行き尽くせないと感じる中国の町々…。
これからもどんな場所と出会えるのか楽しみです。
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