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ウルルから東に100kmほどにコナー山がある。山頂は平坦なテーブル状の山である。

感動大陸オーストラリア?コナー山

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2006/08/01 - 2006/08/03

592位(同エリア876件中)

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macchan

macchanさん

ウルルから東に100kmほどにコナー山がある。山頂は平坦なテーブル状の山である。

交通手段
観光バス

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  • 地理では、エアーズロックリゾート周辺は砂漠気候になっている。少し複雑な計算が必要だが、およそ、年降水量が250mm以下の地域がこのような気候である。エアーズロックリゾートの年降水量は250mm前後である。しかし、周辺にはこのように樹木が生育している。部分的に、或いは年によっても降水量に多少の増減があって当然だ。空を見ても、この日は雲一つ無い晴天であったが、前日は、晴れでも雲が多かった。

    地理では、エアーズロックリゾート周辺は砂漠気候になっている。少し複雑な計算が必要だが、およそ、年降水量が250mm以下の地域がこのような気候である。エアーズロックリゾートの年降水量は250mm前後である。しかし、周辺にはこのように樹木が生育している。部分的に、或いは年によっても降水量に多少の増減があって当然だ。空を見ても、この日は雲一つ無い晴天であったが、前日は、晴れでも雲が多かった。

  • リゾートを離れると大きな木が少なくなった。雨がこの地域では少ない証拠だ。コナー山はエアーズロックの東、およそ100kmの砂漠の中にある。

    リゾートを離れると大きな木が少なくなった。雨がこの地域では少ない証拠だ。コナー山はエアーズロックの東、およそ100kmの砂漠の中にある。

  • リゾートからLASSETER HWY を30分ほど走るとこのようにほとんどが潅木と草になってしまった。砂漠の植生は雨の降り方を見事に表している。この道路は場所により、最高時速が80kmの所もあれば、110kmの所もあった。片側1車線の地方道である。写真に取れなかったが、途中では牛が道路を横断していた。もちろん、車はストップである。

    リゾートからLASSETER HWY を30分ほど走るとこのようにほとんどが潅木と草になってしまった。砂漠の植生は雨の降り方を見事に表している。この道路は場所により、最高時速が80kmの所もあれば、110kmの所もあった。片側1車線の地方道である。写真に取れなかったが、途中では牛が道路を横断していた。もちろん、車はストップである。

  • 1時間20分程で Curtin Springs に着いた。リゾートから85km程である。小さな売店やレストラン、宿泊施設もある。ガソリンスタンドもかねている。すぐ左にらくだがいた。ツアー用のらくだだそうだ。

    1時間20分程で Curtin Springs に着いた。リゾートから85km程である。小さな売店やレストラン、宿泊施設もある。ガソリンスタンドもかねている。すぐ左にらくだがいた。ツアー用のらくだだそうだ。

  • ここは1つの”町”なのだと思うが、このような案内図以外にお店とレストラン、宿泊するための施設があるくらいである。砂漠の中、と言う感じがする。丁度強い風が来て砂埃が起きた。

    ここは1つの”町”なのだと思うが、このような案内図以外にお店とレストラン、宿泊するための施設があるくらいである。砂漠の中、と言う感じがする。丁度強い風が来て砂埃が起きた。

  • ふと見たらボトルに水が少なくなっていた。砂漠で水は命綱である。あわてて車を降りて店に行って買った。16ドル35セントだった。約1,500円。”感動”した。オーストラリアは全く感動大陸である。<br />記念に撮影した。実は帰りにここのレストランで食事をしたが、このボトルはここに忘れた。水に恵まれた日本を感じた。

    ふと見たらボトルに水が少なくなっていた。砂漠で水は命綱である。あわてて車を降りて店に行って買った。16ドル35セントだった。約1,500円。”感動”した。オーストラリアは全く感動大陸である。
    記念に撮影した。実は帰りにここのレストランで食事をしたが、このボトルはここに忘れた。水に恵まれた日本を感じた。

  • さらに10分ほど国道を走ると、コナー山が大分大きく見えるようになった。山の上部が固いために、侵食されずに残ったこのような地形をメサと言う。アメリカの西部にもこのような所が何ヶ所かある。

    さらに10分ほど国道を走ると、コナー山が大分大きく見えるようになった。山の上部が固いために、侵食されずに残ったこのような地形をメサと言う。アメリカの西部にもこのような所が何ヶ所かある。

  • このツアーに参加したのは15・6名だった。オーストラリア在住の一人と私たちで日本人は3名。4輪駆動の小型のマイクロバスで移動した。Curtin Springs から15分程して車は砂漠の中に入り込んだ。その入り口のゴミ。ちょっと残念な気になった。

    このツアーに参加したのは15・6名だった。オーストラリア在住の一人と私たちで日本人は3名。4輪駆動の小型のマイクロバスで移動した。Curtin Springs から15分程して車は砂漠の中に入り込んだ。その入り口のゴミ。ちょっと残念な気になった。

  • 車はコナー山の後ろに回っていた。この方向にしか道路が無いのだろうと思った。かなりのスピードで走ったので、車の後ろは砂煙がもうもうと立ち上った。ふと、車のスピードが落ちた。黒っぽい土が見えた。川を横断するのかなあ、と思った。

    車はコナー山の後ろに回っていた。この方向にしか道路が無いのだろうと思った。かなりのスピードで走ったので、車の後ろは砂煙がもうもうと立ち上った。ふと、車のスピードが落ちた。黒っぽい土が見えた。川を横断するのかなあ、と思った。

  • 砂漠の向こうに真っ白い大平原が出現した。”ウワァー”とツアー参加者のみんなが歓声を上げた。砂漠の真ん中に”大雪原”ではあるまいと思ったが、雪のようにきれいだった。

    砂漠の向こうに真っ白い大平原が出現した。”ウワァー”とツアー参加者のみんなが歓声を上げた。砂漠の真ん中に”大雪原”ではあるまいと思ったが、雪のようにきれいだった。

  • 車を降りて一歩一歩白い平原に近づいた。幅は4・5km程度か、奥行きはかなり深いと感じたが、距離感がつかめない。そうか、湖なんだ。

    車を降りて一歩一歩白い平原に近づいた。幅は4・5km程度か、奥行きはかなり深いと感じたが、距離感がつかめない。そうか、湖なんだ。

  • そうであれば、塩だ、と思った。湖の水分が無くなり、その中の塩が残ったのだ。先ほど渡った川はこの湖に注ぐ川だったのだ。

    そうであれば、塩だ、と思った。湖の水分が無くなり、その中の塩が残ったのだ。先ほど渡った川はこの湖に注ぐ川だったのだ。

  • 日本では絶対に見られない景観に感動した。触ってみると少し水気が残っていた。なめてみるともちろん塩辛い。雪の中にいるような、それでいてまた違った感じだった。

    日本では絶対に見られない景観に感動した。触ってみると少し水気が残っていた。なめてみるともちろん塩辛い。雪の中にいるような、それでいてまた違った感じだった。

  • そうだ、エアーズロックのコネラン空港に着く前に、飛行機の中からもいくつかの塩湖が見えた。この近くにもいくつかあるのだろう。しかし、見事な光景である。

    そうだ、エアーズロックのコネラン空港に着く前に、飛行機の中からもいくつかの塩湖が見えた。この近くにもいくつかあるのだろう。しかし、見事な光景である。

  • しばし、時を忘れて塩の上を散歩した。やはり、この地域にはそれなりに雨が降るのだ。

    しばし、時を忘れて塩の上を散歩した。やはり、この地域にはそれなりに雨が降るのだ。

  • 塩湖の感動に浸りながら、車は再びコナー山を目指して走り始めた。コナー山がすぐそこに見えるようになった。

    塩湖の感動に浸りながら、車は再びコナー山を目指して走り始めた。コナー山がすぐそこに見えるようになった。

  • 塩湖から砂漠の中を1時間ほど走った。北側のビューポイントからの眺めである。

    塩湖から砂漠の中を1時間ほど走った。北側のビューポイントからの眺めである。

  • さらに反対側からのビューポイントを目指して車は砂漠の中を進んだ。いきなり、一番後ろに座っていた大柄なおじさんが大声を出した。指差した方向を見ると野生のカンガルーがこちらを見ていた。

    さらに反対側からのビューポイントを目指して車は砂漠の中を進んだ。いきなり、一番後ろに座っていた大柄なおじさんが大声を出した。指差した方向を見ると野生のカンガルーがこちらを見ていた。

  • カンガルーの生息する地域に突入したらしい。コナー山への近道を避け、北の方から大回りしたり理由が分かった。この後数回、野生のカンガルーに出会った。このカンガルーはすぐ近くまで近寄っても離れず、ドライバーはしばし、カンガルーとにらめっこであった。

    カンガルーの生息する地域に突入したらしい。コナー山への近道を避け、北の方から大回りしたり理由が分かった。この後数回、野生のカンガルーに出会った。このカンガルーはすぐ近くまで近寄っても離れず、ドライバーはしばし、カンガルーとにらめっこであった。

  • コナー山の南側のビューポイントに着いたのは6時頃だった。陽が西に傾き、山全体が赤く染まってきた。

    コナー山の南側のビューポイントに着いたのは6時頃だった。陽が西に傾き、山全体が赤く染まってきた。

  • 陽が沈み始めると山はさらに深みを増し、紫色に変わった。このような景色を見られて感動した。何と自然は素晴らしいことか。

    陽が沈み始めると山はさらに深みを増し、紫色に変わった。このような景色を見られて感動した。何と自然は素晴らしいことか。

  • ビューポイントではみんなでシャンペンで乾杯した。素晴らしい自然と素晴らしい出会いへの乾杯である。軽食を口にするうちに陽は沈んだ。

    ビューポイントではみんなでシャンペンで乾杯した。素晴らしい自然と素晴らしい出会いへの乾杯である。軽食を口にするうちに陽は沈んだ。

  • 暗くなった砂漠を1時間ほど走って再び Curtin Sprigs に戻った。ここのレストランで夕食である。

    暗くなった砂漠を1時間ほど走って再び Curtin Sprigs に戻った。ここのレストランで夕食である。

  • ツアーに参加したメンバー。8時間近くも一緒だった。これだけ一緒にいるとやはりあれこれと話をする。楽しい仲間であった。

    ツアーに参加したメンバー。8時間近くも一緒だった。これだけ一緒にいるとやはりあれこれと話をする。楽しい仲間であった。

  • 時刻は午後7時を回っていた。外は真っ暗である。ここのレストランで夕食を取った。200g程のステーキだった。美味しかった。しかし、日本で食べるステーキに比べたら、脂肪分が圧倒的に少ない。従って食べても胃にもたれない気がした。

    時刻は午後7時を回っていた。外は真っ暗である。ここのレストランで夕食を取った。200g程のステーキだった。美味しかった。しかし、日本で食べるステーキに比べたら、脂肪分が圧倒的に少ない。従って食べても胃にもたれない気がした。

  • 昨日のコナー山の余韻を残しながら、今日ははシドニーに向かう予定だった。エアーズロック・コネラン空港には11時半ころに着いた。無料のシャトルバスはとても便利が良い。空港はたくさんの旅行者で混雑していた。

    昨日のコナー山の余韻を残しながら、今日ははシドニーに向かう予定だった。エアーズロック・コネラン空港には11時半ころに着いた。無料のシャトルバスはとても便利が良い。空港はたくさんの旅行者で混雑していた。

  • カンタス航空729便でシドニーに向かう。

    カンタス航空729便でシドニーに向かう。

  • 離陸するとウルルが見えた。また来るぞ、今度はウルル登山だ、と思ってウルルを眺めた。感動をいっぱいもらった3日間だった。

    離陸するとウルルが見えた。また来るぞ、今度はウルル登山だ、と思ってウルルを眺めた。感動をいっぱいもらった3日間だった。

  • カンタス航空の機内食。わずか3時間でも食事が出た。

    カンタス航空の機内食。わずか3時間でも食事が出た。

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