2006/08/01 - 2006/08/03
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macchanさん
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オーストラリアは感動大陸であった。その一つが砂漠である。日本では決して見ることの出来ない景観に圧倒された。砂漠でも水の得られる地域は、その量によって緑に濃淡がある。むきだしの地肌は、かつて生命に満ち溢れていた頃を思い出させるように躍動していた。
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- 観光バス
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ケアンズはグレートバリアリーフとクランダと言う2つの世界遺産を身近に控え、代表的なオーストラリアのリゾート地になっている。街の中は緑が多く、清潔である。でも毎日、早朝からゴミ収集車が走り回っている。市当局のこのような努力が清潔な街を作り出している。私たちが動き出す時には、ゴミやゴミ袋はきれいに片付いていた。
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ケアンズを満喫し、次の目的地ウルルに向かうため、タクシーでケアンズ国際空港に向かった。カンタス航空国内線の出発口。
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カンタス航空国内線チェックインカウンターに2時間前に並んだ。チケットは自分でカンタス航空のHPからインターネットで手に入れていた。この便に乗せてくれるだろうか、と不安だったのだ。
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無事にチェックインを済ませた。ほっとした。日程が変わればホテルやツアーのキャンセルなど、ばたばたしなければいけない所だった。余り分からない英語を使わなければならない。その必要もなくなった。ケアンズ空港はこじんまりとして、機能的な空港だ。大きさも丁度良い。
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HPからプリントアウトしたカンタス航空の予約券と搭乗券。ケアンズからエアーズロック(ウルル)まで正規運賃は580A$とあったが、レッドディールと言う割引券を購入したので、約345A$だった。その内訳を見ると何と税金が約95A$、28%である。消費税5%なんて無税に等しい、と思った。
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ケアンズには日本人が多い。それを象徴するようなケアンズ空港の和食店、リトル東京。
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9時20分ころからQF989便への搭乗が始まった。その搭乗口。かなりの人がリュックを背負っている。予定より5分ほど早く飛行機は動き始めた。
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誰から聞いたか記憶に無いが、確かカンタス航空は創業以来、死亡者0の世界で唯一の航空機会社ではなかったか、と思う。(記憶間違いだったらごめんなさい)
そう思っていたので、飛行機に乗る時の緊張感は全く無かった。スムーズに離陸して振り返るとケアンズの街並みが見えた。きれいなさんご礁は残念ながら見ることが出来なかった。 -
飛行機は離陸するとなだらかなグレートディバイディング山脈の上空を飛んだ。その一部に人工的な灌漑で作物を栽培する円形の農場が広がっていた。円の直径は100mを超える巨大なものだ。スプリンクラーを円形に移動させて灌漑を行っている。
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オーストラリアは1億2000万年前ころから現在のようになったと言われている。オーストラリアの東端に北から南まであるのがグレートディバイディング山脈。長い間に侵食されてなだらかな山脈になっている。石炭やボーキサイトなど地下資源が豊富。
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離陸から30分ほど経つと飛行機はステップ地域を抜けて砂漠地帯上空にさしかかった。水のある所は黒々と植物が生育し、そのから先は赤い大地がむき出しになっている。初めて見る光景に息を呑んで見とれていた。
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オーストラリアの8月は乾季である。砂漠を流れる川に水は無い。しかし、はっきりとその痕跡を見ることが出来る。雨季には大きな川になるのかもしれない。
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砂漠の表情は一様ではない。河川は縦横無尽に大地を走り回っている。少しでも水分があると植物が生育し、黒くなっている。水分の無い土地は赤茶けた大地がむきだしだ。
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離陸して1時間10分ほど立った。平坦な砂漠地帯から少し地形が険しい高山地帯の上空になった。川がなくなった。山の地形が良くわかる。
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離陸して1時間40分ほど。赤い砂漠が延々と広がる地域の上空に出た。赤い土の成分は鉄分だそうだ。砂漠と言えば土と岩・砂ばかりの単純な不毛の大地と考えていた自分が恥ずかしくなった。砂漠はこんなにも変化に飛んでいる。もちろん決して豊かな土地とは言えまい。
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離陸して2時間ばかり。ウルルが近づいてきた。マクドネル山脈の一部だろう。激しい地殻運動を物語る地形が見えた。
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離陸して2時間30分ほど。アリススプリングスの上空近くと思う。湖の水が無くなり、塩で湖の大部分が覆われている。オーストラリアの中央部は砂漠と言いながら、これだけの湖が出来るのだ。そこそこに雨が降る証拠だ。
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離陸から2時間40分ほど経った。着陸態勢に入った飛行機の窓から砂漠の真ん中に堂々と”鎮座”するウルルの姿が見えた。いろいろな場面で見ることが多い岩であったが、実物はもちろん初めてだ。”来たぞ”と思った。周辺は思った以上に樹木が多い。11時56分、飛行機は静かにコネラン空港に着陸した。飛行中の3時間余は、次々に姿を変える砂漠に感動した時間であった。オーストラリアは感動大陸であると思った。
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もう一方の方向に遠くカタジュタの姿も見えた。今日はここを訪れる予定だ。
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滑走路の横は芝生ではない。赤い砂漠がすぐそばまで迫っている。砂漠の中に着陸する感じであった。
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コネラン空港の管制塔。どこの空港でも管制塔は見やすいように空港にそびえたつ、と言う感じが強いが、ここの管制塔は砂漠の中に目立たないように、と言う感じであった。激しい砂嵐などもあるのかもしれない。近くに高い建物は1つも無い。
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カンタス航空989便のB737型機。飛行機から地上に降りるのも久しぶりであった。近代的な空港は移動式の搭乗口から乗降することが多い。でも、これで十分だ。乗客数に見合った方法と思う。
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空港からエアーズロックリゾートへは無料のシャトルバスが運行されている。リゾート内のすべてのホテルとキャンプサイトを巡回している。キャンプをする人も数人いた。
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