2003/02/20 - 2003/03/14
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ぴぽぴぽぴっぽさん
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2月27日、旅の8日目です。今回の旅のハイライトです。午前中は、無量寿経や法華経が説かれたことで有名な鷲霊山、頻婆裟羅王が捕まっていた牢獄を見物します。昼からはブッダガヤに移動し、お釈迦様が悟りを開く前に苦行をしていた前正覚山やスジャータに乳がゆをもらったニーランジャイナー河、そして悟りを開いた地・菩提樹のあるマハーボディ寺院と盛りだくさんです。
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- シンガポール航空
-
朝、まず向かったのは観無量寿経に出てくる頻婆裟羅王が捕まっていた牢獄です。やはり実際の話だけにその場に立つと感慨ひとしおです。と言ってもこの牢獄100メートル四方くらいのサイズでとても牢獄とは思えません。経典によると、7重の囲いがしてあったそうですから、それを考えたら全く不思議はないんですけどね。
ほんでもって、経典には神通力で目の前に見えている鷲霊山から目蓮尊者などが飛んでくるわけですが、昔の人だけに山上でしていた説法が見えていたのではないかとも思われました。6.0くらいあれば遮るものもなく、口の動きまで見えそうなので。 -
さて、それから鷲霊山に登るわけですが、用意されたのはロープウェイ。スキー場などにありそうなやつですが、これが恐いこと恐いこと。。。ロープはみしみしきしんでいるし、挙げ句途中で止まるし。「たのむよ、ほんま〜」と思っていると復旧。10分くらいかけてようやく山頂に到着です。
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山頂で迎えてくれたのは、手長ザル。遺跡にはなぜかいつもいるんです。
といってもここが目的地ではないのです。 -
目的地はここ。お釈迦様がかつて説法をされた場所です。こちらの山に直接ロープウェイがかけられないので、隣の山にロープウェイをつけて、そこからは歩いていくのです。アップダウン、距離共にはなかなかありますよ。
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途中、瞑想スペースなどもあります。ここはかつてお釈迦さまの一番弟子、舎利弗が瞑想に使っていた場所だそうです。
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さて、しばらく歩いていると鷲の頭の形をした岩が見えてきました。この岩が鷲霊山の名前の由来となっています。この岩の下にお釈迦様のお説法をした場所があります。
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ここです。大変見晴らしのいいこの場所で、時には1万人もの僧侶の前で説法をしていたのです。
ちなみにこの写真の端に写っている人はここを管理している人です。ただ日本人とみると、かつていただいた1万円札を後生大事にしていて、これをネタに「お前たちもこれくらい布施をしろ」と言ってくるので気をつけてくださいね。まあどこでもそうですけどね。 -
さて、このラージギルから3時間くらいだったと思いますが、ブッダガヤに移動です。距離は非常に近い(30キロ程度?)のですが、道が一番悪い場所だったと思います。ブッダガヤについて最初に向かったのは前正覚山です。名前のごとくお釈迦様が悟り(正覚)を開く前に修行をしていた山です。ここにはお釈迦様の苦行像が安置されています。ここは道が細くて僕たちの観光マイクロバスでは行けないということで、もっと小さなバスを借りて向かいました。
※ここに行かれる方はくれぐれも記事を読んでから向かって下さいね。
まず山自体はたいしたことはなく、100メートルくらいの高さを登っていくのですが、道は勾配に配慮してかつづれ折りに作られています。行きは坂を登るので、きついといえばきついのですが、たいした事はありません。 -
頂上に到着すると、小さな祠があって、そこにお釈迦様の苦行像が安置されているのです。
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問題は帰りです。ガイドさんが100ルピーを出して、何かを買っていると思ったら、それはパイサというもう一つ下の単位のお金が入った袋でした。それを降りながら子どもたちにあげろというのです。
僕は正直あまり好きではありませんでした。ここには働き盛りの大人たちもいるのです。子どもたちをそうして使うのではなく、何であなた達が働かないんだと思うのです。だから、僕はそういったものは買わず、友達に少しだけもらって下り始めました。 -
すると、あれよあれよとどこにいたのか分からないくらいの子どもたちが一斉にたかってきたのです。やばいと思ってもらったパイサを少しづつ子どもたちにあげたのですが、効果がありません。
道はつづれ折りになっているので、一度はお金をあげてその場に止まった子も、僕が道を降りていくときに先回りして、また1つ下のコーナーで待ちかまえているのです。キリがないし、ひどいときは30人くらいの子どもたちが一切に僕に手を差し出しながらお金を要求する姿は、あんまりな光景で今でも忘れません。
実はこの山自体が1つの組織なのです。100ルピーで80ルピー分のパイサを買ってもらう。それを子どもたちに受け取らせるが、客が帰ったあとはまた皆回収し、次のきゃくにまた100ルピーで売る。結局、100ルピーまるまる山に落としていくことになるんです。そして子どもたちは、毎日いくら受け取ろうと、わずかばかりの報酬をもらって親の元に帰っていく。
今回のツアーの一番の悪夢です。 -
ちなみにこの子の親たちは今働いてないんだそうです。自分たちが子どもの頃、こうして人からお金をもらうことをしながら生きてきた。その間働いていない親の姿も見てるんです。だから、自分たちもまた年をとったら(といっても20代ですが)、はたらかなくていいという考えなのです。社会システム自体に大きな問題があるなということを感じずにはおわれません。
そしてまた、子どもは皆等しく生まれて来ているのに、チュンダ村で見た子どもたちと何が違うのか、考えさせられる時でした。 -
さて、前正覚山からマハーボディ寺院に向かう途中にさしかかるのが、ニーランジャイナー河です。ここで苦行を捨てたお釈迦様はスジャータの乳がゆをもらい息を吹き返した訳です。そして、いよいよ菩提樹の下に向かい瞑想に入るのです。
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その菩提樹を中心にして建てられたのがマハーボディ寺院です。菩提樹の前面には高さ50メートルの大塔があります。ここに釈迦・瞑想像がおさめられています。
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その真下にくると、チベットからの修行僧たちが五体倒地を繰り返していました。五体倒地とは立った状態から膝を折り、指先から頭までを地面にこすりつけるようにして礼拝した後、また元の状態に戻る。これを何度も繰り返す礼拝方法で、最も尊敬の念を表す礼拝方法ですが、その姿をみて聖地に来たなということを実感します。
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中に入ると、このような仏像が安置されています。東南アジアなどの装飾ですね。
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お堂の裏に回りますと、菩提樹があります。現在のものは、3代目だったと思います。昔は周りに囲いをしていなかったそうです。ただ日本人の恥が、菩提樹の下にあるお釈迦様の仏足跡の上に乗ったんだそうです。それから囲いがつけられたとか。。。
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園内は、他にも沐浴をした池などがあり、ぐるっと回っていたら、すっかり遅くなってしまいました。夜間はライトアップされています。
ちなみに、他の仏教遺跡と異なり、ここは仏教徒以外の方でもたくさん訪れます。それによって観光地化も進んでおり、周囲にはおみやげ物屋さんもたくさんあれば、寺院内もガイドだ物売りだ、物乞いだと色んな人が入っています。悟りの地ということで大事な場所ではあるのですが、仏教遺跡の中で一番雰囲気の無い場所でもありました。
今日はこれで終わり。明日は早朝より再び電車で移動。目指すは、ヒンドゥーの聖地ベナレスです。
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