2003/04/29 - 2003/05/13
2809位(同エリア2976件中)
ちゃちゅさん
勤続10年のごほうびで1週間の休暇がもらえたので、G/Wに連結し、4月29日から5月13日まで、会社の同期と友人(計男4人)でオランダ、イタリア、サンマリノに行きました。
行程9~11日目、5月7日~9日はミラノに滞在。
目的は、ドゥオーモに、最後の晩餐に、ブレラ美術館。
そして、最大の目的のチャンピオンズリーグ準決勝第1戦ミラノダービー。こちらは別の旅行記にて。
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(フィレンツェ編より続く)
12:15頃にミラノ着。9日が早朝のフライトのため、ミラノマルペンサ空港行きのシャトルバスが5:00発なのを確認して宿に向かう。ちょっと迷ったが無事に到着。荷物を置いて出発ってとこだが、しらちゃんの体調が良くない。ひとまず一緒にミラノ市内を巡る2日券の切符は買いに行って、しらちゃんは体調を復活させるため集合時間と場所を決めて部屋に残り、3人で出発する。
Hotel VIRGILIO
P.L. da Palestrina 30
tel;02-6691337
fax;02-66982587 -
まずは市内に行って、18:00〜18:30までの間にしらちゃんに来るようにと言っておいた「カフェ・サンタンブロース」の場所を確認。その後サッカーのチケット売ってるというカリプロ銀行に行くが13:45〜14:45は昼休み。同じくチケットを扱ってるミラノポイントに行こうとするが、ガイドブックにのってたところからはすでに移転してしまってるとのこと。移転先はここからずいぶん遠いので、とりあえず腹も減ったしってことで飯を食う。オッソブーココンリゾットアッラミラネーゼ、ボンゴレ、カプリチョーザに野菜とビール。特に美味いと言われる店を探した
わけでもないし、しかも最近美味い店が続いたからなのかどうか、オッソブーコもパスタもイマイチだ。サフランライスは美味いけどね。
食事も終わり銀行に行ってみるがやはり売り切れとのこと。月曜日までは残ってたそうで、残念である。ということで、観光始める前にまずInfoに行ってみるが、メトロマップは無いし、他にめぼしいものは何も無いので「使えねえなあ〜」と思いつつ、ドゥオーモに行くことにする。 -
ドゥオーモ、やばいです。なんと正面も側面も工事中なのです。あ〜なんてことだ。
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ってことでぶーぶー言いながら中へ入る。中は荘厳・壮大ないい教会である。
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特にステンドグラスがなかなか。
しかし写真を数枚撮ったとこで問題発生。なんとカメラが壊れてしまった。シャッターを押した後にフィルムが巻き取れなくなる。シャッターの状態が良くないのだろうか?うわー最悪。とりあえずさっきフィルム交換したばかりだったのでこのフィルムは捨てることにしてふたを開けてみる。しばらくいじってみるが全然シャッターが閉まらずやばいなあとさらにいじっていると、ふとした拍子にカシャッとシャッターが閉じて普通に動くようになった。これからちゃんと動くかどうか心配であるが、とりあえず新しいフィルムを装填。 -
先にドゥオーモの上に向かった2人を追いかけて、ドゥオーモの屋上へ。今回は大した階段ではないよ。屋上に着くが、やはり工事の影響もありイマイチである。(しょげるBA氏とちゃちゅ)
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しかも街並みもイマイチ。なんかいい街並みのとこばっかり見てきたのでミラノの都会っぽいところがイマイチだ。
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ということで下に降りて、先ほどダメにしたフィルムで撮ったところで撮りなおしし、エマニュエルガリレア2世行く。
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ここもガラス張りの天井と、イベントで作った、車が地上から出てこようとしているオブジェが面白かったけど、やっぱり観光名所としてはイマイチである。スカラ座もイマイチ。ということで、17:45頃にしらちゃんと待合せのカフェに到着。このカフェで対応してくれたお兄さんは空手のチャンピオンらしいが本当かな?スプレムータグレープフルーツ、フルーツジュース、アイスカフェを飲みながらしらちゃんの到着を待つ。しかし約束の18:30になっても現れないのでどうやらそのまま寝ちゃったのでは?ということでお会計をしようとすると、しらちゃん到着。
無事辿りつけてよかったよ。 -
支払いをしてドゥオーモ広場の横からトラムに乗りこむ。スゴイ混んでる24番のトラム。みんなサンシーロに向かっているようだ。近くにいたおばちゃんがうちらが観光客だとわかっていたのでしょう、サンタ・マリア・グラッチェ教会を車窓から教えてくれた。このトラム、ほとんど車と同じところを走るので、なかなか進まない。車内は暑いし結構ツライ。
やっと、19:30頃にスタジアムに到着。
(サッカー編に続く) -
(すでに翌日、10日目の5月8日。サッカー編より戻る)
6:45起床。用を足すと水が最初流れなくてびっくりする。で、7:15に出発。駅から赤の地下鉄1本でサンタ・マリア・デ・ラ・グラツィエ教会の近くの駅まで行く。なかなか朝の車内は通勤・通学ラッシュなのか、混んでいる。8:00前ぐらいに着くと、子供を車で送り迎えする父母で賑わっているが教会の窓口はまだ開かず、観光客はまばら。 -
で、8:15にOpen。予約は電話で無事とれていたが、なんとミラノも文化週間のようで、予約の1ユーロのみでよいみたいで嬉しい限り。ってことで8:30まで待って、空気の入れ替わりを減らすための2重扉をくぐり、ついにあの絵とご対面。確かに絵はかなり傷んでいるが、想像を以上にいい絵である。修復を終えた絵は色遣いも鮮やかだ。しらちゃんの持ってきた「るるぶ」が、裏切りのユダを違う人を指してたのにはびっくりしたが…。鑑賞時間は1グループ15分。もう一つの絵と、15分間ゆっくり鑑賞し、外に出る。感動を引きずりながら朝食に向かう。
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近くをうろうろしても全然いいところがなく、結局ミラノ北駅そばのカフェテリアで美味そうなカツレツサンドを見つけ、ここで購入しようとするが、なんとオーブンが故障してて冷たいままでもいいかって?ダメダメってことで普通のサンド2種にするが、またおばちゃん、イタリア語でまくしたててくるがよくわからん。結局のところTake outにするのかって聞いてたようだ。そんなのわかんねえよ! ってことで食い物だけここで買って、近くにあった別の店でカプチーノとミックスジュースを買って朝食。朝食をとりながら本日の行程の相談。まずはスフォルツァ城へ行くことにする。
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ここの公園で気になってたことがやっとわかった。ここずっと、イタリアで飛びまわってた白い綿ぼこりのようなものの原因を発見した。なんとポプラの木の綿毛なのである。うーむ、こんなものがちゃちゅの花粉症を再発させるとは…。
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入り口のところでお土産やハガキ、フィルムを購入して、城内の美術館へ。でも、肝心のロンダニーニのピエタ(ミケランジェロ作)が見当たらず、聞くと他の部屋にあって、今日は14:00から見れるとのこと。しょうがないので先にブレラ美術館へ行く。
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ブレラ美術館は美術週間のおかげで半額の3ユーロになっている。嬉しいねえ。ぐるっとまわってまだ12:00頃なので次にポルディペッツォーリ美術館を1時間ぐらいで見て回る。
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腹も減ったので、「Luini」というパンツェロッティの名店で簡単な昼食を済ます。モツァレラとトマトを包んだだけの揚げパン。実に簡単なものだがOL、サラリーマンが行列しているだけあり、美味い!
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食べ終えた頃には14:00近くになったので、またスフォルツァ城に戻ることにするが、お城の近くにジェラッテリアがあって美味そうなのでまた食べました。ベリー系とヨーグルトの組み合わせ。美味かった。公園でくつろぎながら食べてたのだが、お城に遠足に来ていた子供達が先生の笛でぞろぞろ集まってきて、まるで牛のようで面白かった。
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で、さっき見れなかったピエタを見る。入り口のおばちゃんに行き方を教えてもらったけど、よくわからなかったのよね。(さっき聞いたときはおじさんがイタリア語を英語で訳してくれたんだけど) で、なんとか辿りつき、ついに見ました。しかもまた幸いにして日本人ガイドつき。右側の不自然な手はバランスを取るだけのために残っているのでは?とのこと。うーむなるほど。
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一通り見終わって、しらちゃんとBA氏は部屋で昼寝するってことなので、ちゃちゅはまずアンブロジアーナ美術館へ。入り口でこばさんと会うが、ここは定価の7.5ユーロのままってことらしい。中はほとんど人がいなくて平和。カラヴァッジョの「果物かご」が秀逸であった。
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時間は16:00頃、次にちょっと歩いてサンタンブロージョ聖堂へ。
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ここは辿りつくまでが非常にわかりづらかったが、入るとミラノの聖人の骨を祭っていたり、天井の絵もなかなかでいいカンジである。
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気持ちいいので椅子に座ってちょっとだけ昼寝する。
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そしててくてくまた歩いて今度はサン・ロレンツォ・マッジョーレ教会へ。
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ここも中は静かなこじんまりとした教会で、やはり気持ちいいので17:00頃まで座って日記を書く。集合は18:00、まだ時間はある。
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で、ここを出てスーパーに立ち寄り水を500ml、0.28ユーロで購入し、続いて病院に行く。ここは水道橋のようになっている壁が有名であるが、別に中に入るほどではないので、写真をとっただけである。
さて、さっき買った水は常温だったので冷たい水が飲みたいなあと、普通の食料品店にとびこんでみると水は1.5Lしか無いって。「えー」って思ったけどおばあさんが1ユーロだからオトクよって、ホントは全然オトクじゃないんだけど、買え買えって言うので、このまま断るのも気まずいので仕方なく購入する。うー重い。 -
黄色のメトロに乗り、ドゥオーモには集合時間の10分遅れで到着し、ここからお土産購入のため高級食材店『ペコラ』に行く。ここでちゃちゅは親用に紅茶を購入し、BA氏はあまりにワインが高くて断念する。で、ポルチーニ(干物)を買いに上の階に行ったらボロネーゼソースのビン詰を発見。急遽こっちにしてこれを美食会用の土産に2本購入。そしてBA氏としらちゃんはトンノ(ツナ)のビンを自宅用お土産として購入する。
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買い物も終えたので夕食に向かう。「DA BRUNO」というお店。
まず温野菜を注文すると、バイキングスタイルのところからご自由にとのことで、ズッキーニ、なす、トマト、ブロッコリーなど山盛りにとってくるが美味いい。プロシュートメローネも最高。ワインはハウスを頼んだつもりだったがキャンティが来てしまったがまあいいやと飲むとこれもまた美味い。で、料理はパスタが「パスタブルーノ(ペンネ)」、そしてパスタのつもりがゴルゴンゾーラ&ルッコラのニョッキ! でも思った以上にニョッキが美味い。そしてミラノコットレットとオッソブーココンリゾットアッラミラネーゼ。うーむ、昨日食ったのより全然美
味いぞ。やわらかーい。美味い。しかも今日はなぜかみなさん小食で、ちゃちゅはバリバリ食いまくり。記念撮影をしようとボーイに声をかけると、そのボーイはなぜかさらにもう1人のボーイに声をかける。何すんだろうなあって思ったら、そのボーイ、もう一人のボーイにカメラをまかせ、自分はワインを注ぐポーズを取りながら我々の写真にちゃっかり入ろうとしてます。この素晴らしいサービス精神に我々も大満足。で、お腹もいっぱいだがドルチェも食わなきゃ。パイナップル、アフォガート、イチゴのアイスクリーム添え、そしてミルフィーユらしきものな
どを注文したらミルフィーユが無いのでかわりにレモンタルトがお勧めってことでそれにする。そして飲み物も飲んで満足満足。サービス料金込みで180ユーロなら、まあワインも高そうだったし十分でしょ。 -
店を出て記念撮影。
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帰りにガレリアの夜景を写真におさめ、黄色い電車でミラノセントラル駅経由でホテルへ。
明日は3:50起きで長かったイタリアともお別れ。オランダに戻ります。うーむ今日も暑い。熱帯夜だ。さて、まだ絵葉書のデッサンが残ってるわ…。最後の晩餐…。(この旅行では自分宛の絵葉書に下手なデッサンを書いて送ってるのです) -
翌朝、5月9日行程11日目。
3:50起床。昨晩はあんなに寝るのが遅かったのに途中暑すぎて起きてしまった。うー眠い。とは言うもののサクサクと用意をしてそして4:20にホテルを出発して4:40頃には駅に到着。 -
昨晩描きあげた最後の晩餐デッサンのはがきを出して駅を記念に撮影し、バスに乗りこむ。なんと5:00発のバスは4:55に出発してびっくり。もしギリギリだったら間に合わなかった? で、出発後すぐに大イビキをかいて爆睡である。5:40にはミラノ・マルペンサ空港に到着。チェックインを済ませ、6:45に離陸。離陸直後にまた爆睡してしまい、そのまま最初の飲み物を飲み逃す。ふっとサンドウィッチが通りすぎる時に目が覚めたので、それとコーヒーと水をゲットし、食べて寝ようとするが今度は眠れなくなってしまい、日記など書いて、そうこうしている間に8:15、スキポール空港には定刻着。
(オランダ ライデン編へつづく)
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