女一人タイうろちょろ逃避行　1）ピッサヌロークの夜

2006/07/08 - 2006/07/19

20代の頃は何事も「まだ何年もあるから」を理由にやりたいこと優先、物事を先延ばしにしていてもそれでよかった。
しかしながら今や「面倒くさ〜い」と何もしないでいると、先の自分の人生がモロに崩壊してしまうであろう、いつか来るだろうとケセラセラ他人事であった微妙な年代にとうとう私もなってしまった。昔のように、まだあたしは大丈夫よーん、とはもう言えない。
そんな訳でまた色々と事重なり同年代の先輩とグチグチ言いながらしょぼくれた焼鳥屋で飲んでいたところ、「ゆみちゃんにはタイがあるじゃん。とりあえずそういう時はタイに逃げちゃいなよ。そうすれば何も追っかけて来れないじゃん。」

あ〜何かあるとタイに行ってしまう癖はやめなくちゃ、逃げはいかんな〜今回はガマンしよう^^;と思っていた気持ちに一気にエンジンがかかってしまった。
私にとってタイは楽しむ場所というよりは、そういう所なのかも知れません。また、行く度にそうなって来るような気がします。あははのは。

エリア ピッサヌローク(タイ)

またもやお世話になるのはエアインディア。
発着は水土のみ、12：00成田発16：10バンコク着。45日オープンチケット諸税込みで約52000円なり。私の旅の定番となりつつあります。
ものは試しでビーマンエアも申し込んでみたけどやっぱり取れなかった、安いからね。

機内食。これもものは試しでベジタリアンフードを頼んでみた。多分年配で体格のいいスッチーにブーブー言われながらも、余っていた分を食すことが出来た。
本来はネットか電話で事前に予約するものです。野菜と豆のカレーです。ノンベジタリアンはチキンカレーでした。

着前にもう一回出る軽食、サンドイッチとフルーツ。でかしたエアインディア。
今回はほぼ満席、サービスもそんなに悪くなかった。
どうしたエアインディア（＾＾!）

バンコクからは列車でピサヌロークまで向かうつもりでしたが深夜到着が面倒くさくなったので予定変更、タイ航空にて50分で一気に現地へ向かいます。諸税込み2185B。
たまたまタイは月火が祭日の為4連休だったので、チェンマイやスラターニーなど主要都市行きの便はほぼ満席でチケット完売でした。

ピサヌローク行き国内線軽食。素敵なパッケージでしょ。

開けるとチキンサラダ。パクパク、うま〜い☆
右のブルーベリーケーキは甘かった。

機内食を食べ終わった頃にピサヌロークに到着。

もあーっと蒸し暑くて真っ暗な中、空港ビルまで歩いて進みます。
嗚呼タイランド。

空港を出ると、主要ホテルならばホテル名を書いた看板を持ったドライバーが待機しています。今回は特に予定もなく、とりあえずスコータイ遺跡でも見に行くか〜！くらいしか考えていなかったので、最初の2泊だけはネットにてピサヌロークのパイリンホテルを予約しておきました。http://www.asiarooms.com/　で一泊約2300円。
送迎車で約15分、無事ホテルに到着。

このホテルはバス乗り場やナイトバザールに程近い立地が気に入って決めました。
特筆すべきことは、ベル・フロント・レストラン等従業員の対応がとても温かかった＾＾

部屋は角部屋だったためベランダが二つもある（・∀・）！　
まあタイのホテルですからこのクラスだと壁や天井・床で傷んでいる箇所はありますが、2,3日過ごすには全く問題のない快適・サバーイな部屋でした。

夜のピサヌローク鉄道駅。汽車が展示されていました。近くに賑わっている屋台街もありました。

さっそくナーン川に沿ったナイトバザールへゴーゴーなのでした。ホテルから歩いて10分弱。
川にかかる橋の正面には、国王の写真が堂々と掲げられています。

川に沿って結構規模の大きなマーケットが続きます。
服・靴・アクセサリー・下着など衣料品関係が主で、値段は都市よりは割安です。地元の若者がそぞろ歩きを楽しんでいました。

地元民率98％。だから人も擦れていません。

マーケットの突き当たりには川を望める大きなレストランがあります。

とりあえず今宵の夜に一人乾杯ビアシンハー！ぷは、うま〜い。
プラス蝦チャーハンと鶏と野菜の炒め物で130B。

こんな夜景を生ぬるい空気の中食事をしながら満喫できるなんて、本当にタイって凄いところだな、と改めて思う。
これからの旅、何の計画も立ててないけれど、まあマイペンライだなあ〜という気もする。

帰り際、橋からナイトバザールを遠望。

橋のたもとでロックコンサートが開かれていたので、襲い掛かる蚊に苦戦しながら少しの間見物して、ホテルへ帰りました。

部屋からの夜景

明日はスコータイに遺跡観光

この旅行記へのコメント （7）

• kaiseikunさん 2007/03/16 12:50:46

  タイへの逃避

  楽しみに拝見させていただいております。
  私も，かなりタイへ行くときは日常からの逃避というか，仕事などのご褒美的位置づけでタイに行っているような気がします。特に，最近は年に一度旅行に行ければいいほうなので......。

  ゆみナーラさん からの返信 2007/03/17 23:32:24

  RE: タイへの逃避

  kaiseikunさん、いつもご覧頂いて有難うございます！
  タイへは日常からの逃避ですか、あたしと一緒ですね。
  年に一度ではもう少し本当は行きたいところでしょうが、その分有難みもひとしおなのだと思います。次回はいつ行かれるのでしょう？
  タイが好きで一人ででも出掛ける男性が多いのも、おこがましいようですが何となくよく分かります。私がもし男でも、間違いなく今に同じだっただろうな〜と思います。
  
  
  

• コンSPANさん 2006/07/25 19:47:35

  まさに私にとってもそうです！

  こんばんは　ゆみナーラさん！旅行記楽しく拝見させて頂いていますが、やはりタイは癒しの国、そして何より自分の活力を生み出してくれる国だと私は思っております。ですから自らその場所に行きそして帰って来る。それがタイですね！これからも楽しみにしております

• アル中さん 2006/07/21 08:22:08

  ピサヌローク

  おはようございます。
  
  無事に帰国されたようですね。
  そうですか、微妙な世代になってしまわれたようですね。
  たぶん、それは自分も数年前に通った時期だと思われます。
  そういえば、自分もその頃はいろいろ悩み、ため息をついていました。
  大きな転機もあり、いろいろ乗り越えて、最近はすっかり落ち着きました。
  というより、あきらめたような(笑)
  
  さて、ピサヌロークは良さそうなとこですね。
  バンコクには何度か言った事ありますけど、郊外には行った事ないので、
  ぜひ、行ってみたいですね。
  一人旅が自分も多いので、ナイトバザールがあって屋台があるようなとこ
  じゃないと楽しめないので、ピサヌロークはその点でも良いですね。
  
  長野の旅行記も拝見させてもらいましたが、行きたいとこが似ているのか、
  ゆみナーラさんの旅行記は非常に参考になるので、今度、真似させてもらう
  かもしれません。
  
  では！

  ゆみナーラさん からの返信 2006/07/21 16:46:44

  RE: ピサヌローク

  アル中さん、ごらん頂きいつも有難うございます(^o^)丿
  前置きが長くなりましたが（汗　まーそんな年代だからこそ見えるタイの田舎町の素朴で優しい風景が、私にとって癒しになっているのだと思います。
  タイに行くとため息も出ませんし。またがんばろーっと！って思えるし！
  私も早くあきらめの境地？に達したいです（笑　うは！
  アル中さんも是非、田舎町行ってみてください。
  私もここ最近やっと地方に足を伸ばせるようになりましたが、本当のタイってこういうとこなんだ〜ってやっと分かりました。
  バンコクも好きなんですけどね。
  私も、ホテル探しの基準はまずあればナイトバザールの近く、なんです。
  一人旅でも夜は電灯の明かりと人が恋しいからなのかなー？多分。
  ところで、信州もいいでしょう？まだまだたくさん行きたい所あって、全く懲りてないですね(ーー;)　ではでは。
  
  

• 目黒警部さん 2006/07/21 05:47:31

  あ〜ピサヌロ−ク

  ゆみナーラさん　おはようございます。
  そう、やりたいことは我慢してはいけませ〜ん体に悪いので・・・これからも大好きなタイランドへちょくちょく行ってしまいましょう。
  
  旅行記拝見しました、初日のピサヌロークにて、すっかりタイランドにつかっているゆみナーラさんの様子、伝わってきました。
  2300円（朝食付きですよね？）のホテルは角部屋にていい部屋ですね。
  タイの地方都市のホテルは、コストパフォーマンスがいいと、いつもながらに思います、
  そして夜市にてのおいしそうな食事もビールつきで400円弱ですか〜
  昨夜、大阪で食した血入りの内臓入りのクイッティオは、おいしかったですが1300円もしました（汗）
  私も先週は、タイにいたのにもう夢の世界のように感じられます。
  あ〜地元の人に混じり、ピサヌロークのナイトバザ−ルをそぞろ歩きしたいな〜
  
  
  

  ゆみナーラさん からの返信 2006/07/21 16:07:42

  RE: あ〜ピサヌロ−ク

  こんにちは！早速ごらん頂き毎度有難うございます★同時期にて旅したもののタイは広し、色々な光景があるものですね。
  今回は旅＝地方のホテル巡りという感もありましたが、日本のように確実に清潔な基準に照らし合わせなければ、非常にコストパフォーマンスがよく値段に見合った快適な部屋で過ごすことが出来るのだな、と実感しました。
  やっぱりこれも、ものは試しで色々泊まってみないと分からないものですね〜。泊まる毎に「キレイじゃなくちゃ〜」などと日本的な希望が少しずつなくなってきて、「そこそこ快適ならいいや。」に変わってきました（笑
  ピサヌロークはノンビリしていて、人も気さくに話しかけて来るいい町でした。
  クイティアオ1300円ですか〜(ーー;)　仕方ないですがペーンですね・・・
  東京でもタイ料理屋のメコン、1本2500円ですよ。笑っちゃいますよね。
  癪だからこの旅の道中にてウィスキーもガンガン飲みまくってきました。
  ほんと、何だかタイが遠いですね。とってもへんな感じです。