カスティーリャ・レオン地方旅行記(ブログ) 一覧に戻る
9月23日<br /> ゴトゴトと大きな窓を開けると、冷たい朝の空気が流れ込んできた。朝食の後、フロントで貰った町の観光案内地図を片手に、さあ町を歩いてこよう。<br /><br /> 12世紀頃に造られたという教会が、あちこちに点在している。どれもロマネスク建築で、教会正面のファサードの彫刻も、わりと単純なものが多い。大きなカテドラルの前に出た。丸い屋根は、ビザンチン様式とのこと。扉が開いている。入れるみたいだ。<br /><br /> カテドラルを出て狭い路地を歩いていくと、轟音と共に近づいてきたのは散水車。石畳をびしょびしょに濡らしながらやってくる。「大変!」慌てて建物の窪みに身を隠す。「でも、こっち来るのかなあ」この先には狭いアーチが口を開けているが、とてもあの大きな車が通れるとは思えなかった。それでも、散水車はやってきた。3人がヤモリみたいに石壁に張り付いているのを見た男がびっくりして何か怒鳴ったが、もう手遅れ。悲鳴をあげる我々の足元にジャージャーと水を浴びせながら、上手にアーチを潜り抜けて行ってしまった。<br /><br /> こちらでは、芝を植えることは、贅沢のように感じられる。どんな狭いスペースだろうと、芝が植えられた場所には必ずスプリンクラーがしゅっしゅっと回っていた。アーチを抜けると、川沿いの道に出た。ドゥエロ川。向こうにローマ時代の端が見える。川の向こうにも家々や畑が広がっていて、サモラは広い町なんだなと思う。<br /><br /> 展望台のような場所があり、老人が一人、のんびりたたずんでいた。「オラ」声をかける。「サモラは気に入ったかい?」「はい、とっても」それにしても、声をかけてくるのはほんとにおじいさんばっかり・・。<br /><br /> 町のほうに戻る。月曜日の朝らしく活気を帯びてきた。さっきの散水車が通ったためか、石畳は濡れて光り、焼きたてのパンのいい香りが漂う。でこぼこの石畳の路地を行くバイクのけたたましい騒音。<br /><br /> 小さな店に、刺繍の民族衣装をつけた人形が飾ってあった。衣装は手作りの本物。店の婦人が次々と人形を出して見せる。「凄いわね!」目を見張った。2つと同じものはないとか。自分も同じような衣装を持っていると、彼女は言う。人形の衣装はまさに本物のミニチュアで、値段は40センチくらいの中サイズで6300円ほど。衣装だけでも売ってくれると言ったが、やっぱり人形が着ていたほうがいい。他に、刺繍の敷物とか、どれも綺麗で、3人でかなりの買い物の額になった。ところが、おばさんは1銭もまけようとしない。「この衣装は、とても時間がかかったからね・・」みんなでどんなに粘ってみてもだめ。仕方なく、近くの銀行で大急ぎで両替をしてきて支払うと、やっと彼女は機嫌が良くなり、「良いご旅行を!」<br /><br /> 写真集に載っていた、坂道を見つけた。歩道がずうっと段々になって下へと続いていて、独特の風情。向こうから3人の男の子たちがやってくる。犬を縄でつないで、連れていた。「オラ」声をかけてみる。「このあたりに住んでいるの?」「そうだよ」わりと素っ気無い。「写真、撮ってあげる。その犬は何て名前?」「シーラ」そう言って、一人が犬の首から縄を外そうとした。犬をあげると言われたと勘違いしたAさんは、「えっ、いらない、いらないわ!」と飛んで逃げてしまった。「僕が抱くから・・」男の子が茶色い痩せ犬を抱え上げたところをパシャ。それにしても、サモラの大人も子供も、日本人を見ても何の関心も示さないのが不思議。見慣れているとは思えないのだけど・・。<br /><br /> パラドールに戻って、バールで軽く食事をとる。ポテトチップ添えサンドイッチ、生ハムのボカディージョ、イカのリング揚げ。美味しくて程よい量。<br /><br /> タクシーを呼んでもらって、バスの駅に向かう。旧市街を抜けると、広い大通りに出た。ビルが立ち並んだ都会なのだ。バスの駅は大変立派で、鉄道駅より設備も整っている。切符売り場窓口は閉まっていた。まだ昼休みなのかな。時刻表を丹念に眺める。あった、3時発の便。運休とか書いてないし、これでいいはずなのに、一向に窓口が開かない。お客も誰もいないし、変だなあ・・。困ってしまってきょろきょろしてたら、さっきからこっちを見ていたおじさんが吹っ飛んできた。なんと、我々を乗せてきたタクシーの運転手だった。心配で、様子を見ていたのだ。<br /><br /> 「3時のベナベンテ行きがあるはずなんだけど・・」「3時のはない、次は5時だよ」手荷物一時預かり所で聞いてきてくれて、彼は言った。5時だってぇ、あと2時間もあるじゃないの。何事ものんびりのこの国の空気にすっかり馴染んでしまった3人、ここで待つことにした。<br /><br /> 午後5時ちょうど、ゲートが時報と共にがらがらと開いて、バスは出発した。のどかな景色が広がる。小麦や野菜畑、カラカラに枯れて頭を垂れているひまわり畑・・。Aさんは、早速お隣のおじいさんと得意の「会話」を始めた。時々振り向いては尋ねる。「小麦は何て言うの?」「トリーゴ」「羊は?」「オベハ」「・・・牛は?」「バカ」「へ?」「バカっていうの」「あっそう・・」何を話しているんだか、私とOさんは顔を見合わせる。後で聞いたら、一つ一つ指差しては、単語のお勉強していたらしい。牛を指差して「バカ」と言ったのでびっくりしたとか。<br /><br /> おじいさんが枯れたひまわりを指差して、「ヒラソル」と教えてくれて、Aさんは「どうやって収穫するの、こう?」と、1個ずつもぎ取るしぐさをして尋ねたら、彼はトラクターを運転する格好で、「トゥルルル・・」話題が途切れると、二人とも黙りこくってうつむき、目が合うと何か喋らなきゃと必死だったそうだ。「疲れたわ~ほんとに」と、彼女。<br /><br /> 車内にはラジオの軽快な音楽が流れ、エアコンも効いて実に快適。村を走るガタガタのバスを想像していたので、意外だった。どうやらこの地方は、田舎ではあるけど、小麦など農作物も採れ、南部と比べて豊からしい。1時間はたちまち過ぎて、町が見えてきた。ベナベンテ。大雑把な地図にはまず載っていない、小さな町。ところがここも田舎ではなさそうだ。みんな上品な身なりをしている。<br /><br /> 松並木の坂道を上り詰めると、公園になっていて、パラドールの建物があった。タクシーは、重厚な木の扉の前で止まる。「ここもいいわね!」チェックインの手続きの後、男性が我々の荷物を持てるだけ担いで、部屋に案内してくれた。品良くまとめられた室内は、シックな織物のカーテンもカーペットも素敵。窓の扉が大きく両側に開いてあって、外の緑が眩しい。<br /><br /> 館内の古い石造りの塔は、「かたつむりの塔」と呼ばれ、15世紀のものとか。階段があって、上へは立ち入り禁止だが、下に降りられて、下にはバールがあった。「あー、素敵!」まるでイギリス食パンの内部のような、独特の部屋で、アーチを描いた天井が面白い。部屋の四隅には、紋章が彫られ、ちょうどその一つに夕日が差し込んで金色に輝いていた。<br /><br /> 町に出てみることにした。パラドールの前の公園は、そろそろ夕方のパセオ・タイム。お洒落した人々が、のんびり散歩を楽しんでいる。夕日が大地の向こうにゆっくり沈んでいく。町のたたずまいは小奇麗で、古い建物は見当たらない。このあたりは激しい戦が続いて、古いものはほとんど残っていないようだ。<br /><br /> パラドールに戻り、食堂へ。今夜選んだのは、ハムとメロンのスープ(美味しい!)それからイカのムース詰めにローストビーフ(友人たち)タラの煮込み(私)また煮込みなのと、二人に笑われたけど、名物は煮込み料理なのでそれにした。お料理はどれもこれもグッド、サービスにシェリー酒までついてて、ベナベンテのパラドールはお料理最高、3人の一致した感想。<br /><br /> 苦しいお腹を抱えて部屋に戻って、しばし3人ベッドに伸びる。そうだ、買ってきたサモラ人形出してみよう。カーテンを引いた窓の側に置いて、記念写真。このサモリータに似合うのは、やっぱり、ここサモラ地方の家具調度。<br /><br /> さあ、いよいよ明日は最後の目的地、レオン。パラドールは最高級5つ星。予約のバウチャーカードも1枚1枚減っていって、ついに最後の1枚となる。<br /><br /><br /><br /><br /><br />

初めてのパラドール巡り ? サモラ~ベナベンテ

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1991/09/18 - 1991/09/27

147位(同エリア179件中)

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15

アーマ

アーマさん

9月23日
 ゴトゴトと大きな窓を開けると、冷たい朝の空気が流れ込んできた。朝食の後、フロントで貰った町の観光案内地図を片手に、さあ町を歩いてこよう。

 12世紀頃に造られたという教会が、あちこちに点在している。どれもロマネスク建築で、教会正面のファサードの彫刻も、わりと単純なものが多い。大きなカテドラルの前に出た。丸い屋根は、ビザンチン様式とのこと。扉が開いている。入れるみたいだ。

 カテドラルを出て狭い路地を歩いていくと、轟音と共に近づいてきたのは散水車。石畳をびしょびしょに濡らしながらやってくる。「大変!」慌てて建物の窪みに身を隠す。「でも、こっち来るのかなあ」この先には狭いアーチが口を開けているが、とてもあの大きな車が通れるとは思えなかった。それでも、散水車はやってきた。3人がヤモリみたいに石壁に張り付いているのを見た男がびっくりして何か怒鳴ったが、もう手遅れ。悲鳴をあげる我々の足元にジャージャーと水を浴びせながら、上手にアーチを潜り抜けて行ってしまった。

 こちらでは、芝を植えることは、贅沢のように感じられる。どんな狭いスペースだろうと、芝が植えられた場所には必ずスプリンクラーがしゅっしゅっと回っていた。アーチを抜けると、川沿いの道に出た。ドゥエロ川。向こうにローマ時代の端が見える。川の向こうにも家々や畑が広がっていて、サモラは広い町なんだなと思う。

 展望台のような場所があり、老人が一人、のんびりたたずんでいた。「オラ」声をかける。「サモラは気に入ったかい?」「はい、とっても」それにしても、声をかけてくるのはほんとにおじいさんばっかり・・。

 町のほうに戻る。月曜日の朝らしく活気を帯びてきた。さっきの散水車が通ったためか、石畳は濡れて光り、焼きたてのパンのいい香りが漂う。でこぼこの石畳の路地を行くバイクのけたたましい騒音。

 小さな店に、刺繍の民族衣装をつけた人形が飾ってあった。衣装は手作りの本物。店の婦人が次々と人形を出して見せる。「凄いわね!」目を見張った。2つと同じものはないとか。自分も同じような衣装を持っていると、彼女は言う。人形の衣装はまさに本物のミニチュアで、値段は40センチくらいの中サイズで6300円ほど。衣装だけでも売ってくれると言ったが、やっぱり人形が着ていたほうがいい。他に、刺繍の敷物とか、どれも綺麗で、3人でかなりの買い物の額になった。ところが、おばさんは1銭もまけようとしない。「この衣装は、とても時間がかかったからね・・」みんなでどんなに粘ってみてもだめ。仕方なく、近くの銀行で大急ぎで両替をしてきて支払うと、やっと彼女は機嫌が良くなり、「良いご旅行を!」

 写真集に載っていた、坂道を見つけた。歩道がずうっと段々になって下へと続いていて、独特の風情。向こうから3人の男の子たちがやってくる。犬を縄でつないで、連れていた。「オラ」声をかけてみる。「このあたりに住んでいるの?」「そうだよ」わりと素っ気無い。「写真、撮ってあげる。その犬は何て名前?」「シーラ」そう言って、一人が犬の首から縄を外そうとした。犬をあげると言われたと勘違いしたAさんは、「えっ、いらない、いらないわ!」と飛んで逃げてしまった。「僕が抱くから・・」男の子が茶色い痩せ犬を抱え上げたところをパシャ。それにしても、サモラの大人も子供も、日本人を見ても何の関心も示さないのが不思議。見慣れているとは思えないのだけど・・。

 パラドールに戻って、バールで軽く食事をとる。ポテトチップ添えサンドイッチ、生ハムのボカディージョ、イカのリング揚げ。美味しくて程よい量。

 タクシーを呼んでもらって、バスの駅に向かう。旧市街を抜けると、広い大通りに出た。ビルが立ち並んだ都会なのだ。バスの駅は大変立派で、鉄道駅より設備も整っている。切符売り場窓口は閉まっていた。まだ昼休みなのかな。時刻表を丹念に眺める。あった、3時発の便。運休とか書いてないし、これでいいはずなのに、一向に窓口が開かない。お客も誰もいないし、変だなあ・・。困ってしまってきょろきょろしてたら、さっきからこっちを見ていたおじさんが吹っ飛んできた。なんと、我々を乗せてきたタクシーの運転手だった。心配で、様子を見ていたのだ。

 「3時のベナベンテ行きがあるはずなんだけど・・」「3時のはない、次は5時だよ」手荷物一時預かり所で聞いてきてくれて、彼は言った。5時だってぇ、あと2時間もあるじゃないの。何事ものんびりのこの国の空気にすっかり馴染んでしまった3人、ここで待つことにした。

 午後5時ちょうど、ゲートが時報と共にがらがらと開いて、バスは出発した。のどかな景色が広がる。小麦や野菜畑、カラカラに枯れて頭を垂れているひまわり畑・・。Aさんは、早速お隣のおじいさんと得意の「会話」を始めた。時々振り向いては尋ねる。「小麦は何て言うの?」「トリーゴ」「羊は?」「オベハ」「・・・牛は?」「バカ」「へ?」「バカっていうの」「あっそう・・」何を話しているんだか、私とOさんは顔を見合わせる。後で聞いたら、一つ一つ指差しては、単語のお勉強していたらしい。牛を指差して「バカ」と言ったのでびっくりしたとか。

 おじいさんが枯れたひまわりを指差して、「ヒラソル」と教えてくれて、Aさんは「どうやって収穫するの、こう?」と、1個ずつもぎ取るしぐさをして尋ねたら、彼はトラクターを運転する格好で、「トゥルルル・・」話題が途切れると、二人とも黙りこくってうつむき、目が合うと何か喋らなきゃと必死だったそうだ。「疲れたわ~ほんとに」と、彼女。

 車内にはラジオの軽快な音楽が流れ、エアコンも効いて実に快適。村を走るガタガタのバスを想像していたので、意外だった。どうやらこの地方は、田舎ではあるけど、小麦など農作物も採れ、南部と比べて豊からしい。1時間はたちまち過ぎて、町が見えてきた。ベナベンテ。大雑把な地図にはまず載っていない、小さな町。ところがここも田舎ではなさそうだ。みんな上品な身なりをしている。

 松並木の坂道を上り詰めると、公園になっていて、パラドールの建物があった。タクシーは、重厚な木の扉の前で止まる。「ここもいいわね!」チェックインの手続きの後、男性が我々の荷物を持てるだけ担いで、部屋に案内してくれた。品良くまとめられた室内は、シックな織物のカーテンもカーペットも素敵。窓の扉が大きく両側に開いてあって、外の緑が眩しい。

 館内の古い石造りの塔は、「かたつむりの塔」と呼ばれ、15世紀のものとか。階段があって、上へは立ち入り禁止だが、下に降りられて、下にはバールがあった。「あー、素敵!」まるでイギリス食パンの内部のような、独特の部屋で、アーチを描いた天井が面白い。部屋の四隅には、紋章が彫られ、ちょうどその一つに夕日が差し込んで金色に輝いていた。

 町に出てみることにした。パラドールの前の公園は、そろそろ夕方のパセオ・タイム。お洒落した人々が、のんびり散歩を楽しんでいる。夕日が大地の向こうにゆっくり沈んでいく。町のたたずまいは小奇麗で、古い建物は見当たらない。このあたりは激しい戦が続いて、古いものはほとんど残っていないようだ。

 パラドールに戻り、食堂へ。今夜選んだのは、ハムとメロンのスープ(美味しい!)それからイカのムース詰めにローストビーフ(友人たち)タラの煮込み(私)また煮込みなのと、二人に笑われたけど、名物は煮込み料理なのでそれにした。お料理はどれもこれもグッド、サービスにシェリー酒までついてて、ベナベンテのパラドールはお料理最高、3人の一致した感想。

 苦しいお腹を抱えて部屋に戻って、しばし3人ベッドに伸びる。そうだ、買ってきたサモラ人形出してみよう。カーテンを引いた窓の側に置いて、記念写真。このサモリータに似合うのは、やっぱり、ここサモラ地方の家具調度。

 さあ、いよいよ明日は最後の目的地、レオン。パラドールは最高級5つ星。予約のバウチャーカードも1枚1枚減っていって、ついに最後の1枚となる。





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  • Zamora<br /> 古い橋が見える

    Zamora
     古い橋が見える

  • Zamoraのカテドラル<br /> 

    Zamoraのカテドラル
     

  • サモラ<br /> 散水車がざあざあ水を撒きながら潜り抜けていった洞門<br /> 我々はヤモリのように壁に張り付いて・・・

    サモラ
     散水車がざあざあ水を撒きながら潜り抜けていった洞門
     我々はヤモリのように壁に張り付いて・・・

  • シーラって言うんだ、この犬

    シーラって言うんだ、この犬

  • サモラ<br /> 川沿いの町並み

    サモラ
     川沿いの町並み

  • サモラ<br /> 骨董屋があった。ショーウィンドウには手ごろな陶器なども置いてある。店の若い女性に案内され、店の奥を通り、陶器が並ぶコーナーへ。Aさんが何点か包んでもらっている間、店内を物色。古いピアノがあった。凝った作りで、譜面台の横には蜀台まで付いている。長いこと調律もしていないみたいで、すごい不協和音。お客が一人、このピアノが気に入ったらしく、いろいろ質問している。<br />グリーンの大理石の時計が素敵で、自分の部屋に置いたところを想像、うん、良いわ♪でも、持ち上げてみてがっかり、ドシリと重く、たちまち夢は消えうせた。せめて写真を・・。<br />

    サモラ
     骨董屋があった。ショーウィンドウには手ごろな陶器なども置いてある。店の若い女性に案内され、店の奥を通り、陶器が並ぶコーナーへ。Aさんが何点か包んでもらっている間、店内を物色。古いピアノがあった。凝った作りで、譜面台の横には蜀台まで付いている。長いこと調律もしていないみたいで、すごい不協和音。お客が一人、このピアノが気に入ったらしく、いろいろ質問している。
    グリーンの大理石の時計が素敵で、自分の部屋に置いたところを想像、うん、良いわ♪でも、持ち上げてみてがっかり、ドシリと重く、たちまち夢は消えうせた。せめて写真を・・。

  • ベナベンテ<br /> パラドールはかつてのお城<br /> 向こうに見える塔(かたつむりの塔)が、唯一現存するものとか

    ベナベンテ
     パラドールはかつてのお城
     向こうに見える塔(かたつむりの塔)が、唯一現存するものとか

  • ベナベンテ<br /> パラドールの部屋

    ベナベンテ
     パラドールの部屋

  • サモラの民族衣装をつけた人形を、窓辺に置いてみる

    サモラの民族衣装をつけた人形を、窓辺に置いてみる

  • ベナベンテ<br /> かたつむりの塔

    ベナベンテ
     かたつむりの塔

  • ベナベンテ<br /> 館内のサロン 奥は食堂

    ベナベンテ
     館内のサロン 奥は食堂

  • ベナベンテ<br /> 塔の中のバルは独特の風情 夕日が差し込んで、天井の紋章を照らしていた

    ベナベンテ
     塔の中のバルは独特の風情 夕日が差し込んで、天井の紋章を照らしていた

  • バルの隅の覗き窓<br /> ものすごい壁の厚み ここから銃で狙ったんだろうか

    バルの隅の覗き窓
     ものすごい壁の厚み ここから銃で狙ったんだろうか

  • ベナベンテ<br /> パラドールの前の公園には、夕方の散歩の人々の姿が

    ベナベンテ
     パラドールの前の公園には、夕方の散歩の人々の姿が

  • ベナベンテ<br /> パラドールの夕食 とっても美味だった

    ベナベンテ
     パラドールの夕食 とっても美味だった

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