1961/10/29 - 1961/10/29
7857位(同エリア8824件中)
ソフィさん
1961年10月29日(日)
パリ・リヨン駅から、フォンテーヌブロー・アヴォン駅まで45分。
駅から宮殿までバスで10分だが、駅前の貸自転車を借りるほうが楽しい。
自転車ならば、広い森を駆け回ることが出来るし、近くのバルビゾンを訪ねることも出来る。
フォンテーヌブロー宮殿から約10キロと近く、森を通り抜けたところにあるバルビゾンは、絵の好きな人の見過ごすことの出来ない村だ。
19世紀の中頃、パリを逃れてここにやって来た画家たちは、自然の美しさに魅了され、自然光の中にある風景を描いた。
印象派に先立つこの絵は、フランスではあまり評価されなかったが、アメリカや日本で人気を得て、世に「バルビゾン派」と称せられる。
私も教科書に出ていたミレーの絵「晩鐘」をルーブル博物館で探したが、なかなか見つからなかった経験がある。
フランスの人は、ミレーと発音せずにミイェと呼んでいるのも、私が苦労した原因の一つだったようだ。
(現在オルセー美術館が出来、「晩鐘」や「落穂拾い」などの絵は、身近に見えるようになった)
フォンテーヌブローの、岩があちこちに転がった割りに明るい森を、木々の気を満喫しながら通って行くと、
集落らしい気配が見えてきて、可愛いバルビゾンの村役場が、われわれを迎えてくれる。
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