1961/10/29 - 1961/10/29
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ソフィさん
1961年10月29日(日)
昨日に引き続き晴天。
二三日前までのうっとうしさに比べれば、嘘のようである。
深まりつつある秋を惜しんで、今日も郊外に出掛ける。
行き先は、イル・ド・フランス切っての観光地、フォンテーヌブローだ。
イル・ド・フランスは、パリを中心とするフランスの一地域で、パリ都市圏とも呼ばれる。
イルは、フランス語で島のこと。
イル・ド・フランスは「フランスの島」という意味で、セーヌ、オワーズ、マルヌなどの河で囲まれ、島のような地形になっているので、このように名付けられた。
広さ1万2000平方キロで、京都・大阪・兵庫の3府県(1万5000平方キロ)よりやや狭い。
ただ近畿3府県との差は、やたらに平坦なことである。
豊かに広がる畠のはるか彼方に、教会の尖塔が見える。
このような色の広がりは、わが国には北海道でも見られない。
10世紀よりの王領であり、古くからのパリ経済圏を形成していたこの地域は、フランス全土の人口の20%が住み、この国の心臓部である。
(人口1100万人は、上記3府県の1650万人より少ないが、人口密度はほぼ同じ)
ここの素晴らしさは、宮殿もさることながら、広い森である。
森の広さは250平方キロというから、パリの2倍である。
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