バンコク経由ミャンマー旅行　第２章　バガンの日々　?～母なる大河のほとり～

2006/05/08 - 2006/05/19

　シュエズィゴンパヤーの裏手には、巨大なエイヤワディ河が滔々と流れている。その大きさ故、横たわっていると表現した方が相応しいような、鷹揚とした存在である。北の大地を源とし、まるで毛細血管のようにミャンマーの大地に張り巡らされた小さな流れを集め、河口に土砂を堆積させることで無数のデルタを生み出す動脈である。この河のほとりにいくつもの街ができ、人の暮らしはこの河によって成り立っているのだ。まさに母なる河である。

エリア バガン(ミャンマー)

　乾季がまだ終わっていない今、水位は低く、水の流れているところまで行くためには、干上がって砂丘のようになった部分を数百メートルは歩かねばならない。これが結構疲れた。
　河まで行くと、小さな船のに男たちが材木を乗せている。炭にでもするんだろうか。

　おおっ、乳首丸見えかあっ?!　と思って拡大したら男だった。紛らわしいなあまったく。

　水汲み帰りだろうか。みんなかわいいねえ(．．．とおやじ目線)。

　ここの犬たちはだいたいこんな感じ。すっきりした体形で、腹が巻き上がっている。力はなさそうだが、走るのは速そうだ。こいつが遠吠えで仲間を呼び、みんなで僕を取り囲もうとしやがった。持っていた石をぶつけ、近くにいた少年もパチンコで加勢してくれて追い払った。

　河から見た遺跡跡。この辺には、廃墟となって放置された建物がいくつかある。