ウプサラ<br /><br />７月６日<br /><br />起きると外は雨。今日はウプサラへいく予定である。この雨ではどうしようと迷ったがここにいてもしようがないし、とPapasanの決断で７時２５分でウプサラに向かう。昨日乗ったのだが、パスに記録をしてなかったので事実上今日が初日となる。<br /><br />ウプサラへいくと天気はよい。雨に洗われた緑は日の光にぴかぴかと光ってとても美しい。ウプサラは緑深き町だ。大聖堂を見て、ウプサラ大学の構内でルーン文字の碑を撮す。<br /><br />大学構内の環境はまことにいい。ウプサラ大学出身の６名がノーベル賞受賞者。大学の壁面にその人たちのプレートがはめ込まれている。<br /><br />銀の聖書を見るために図書館に行く。シルバーバイブルは実にきれいだ。ゴート語に翻訳し、銀と金のインクでかいたのだそうだ。８世紀頃のものだ。説明は英語がついている。客は私たちだけ。<br /><br />緑の並木を少し上がったところがウプサラ城。そこから見下ろす大聖堂の景色もいい。ウプサラ城を見て、町に下る。町の通りの屋台で果物を売っている。「どこのもの？」って聞くと、トルコ産だという。連れ合いはあい相変わらずイチゴ、ネクタリン、フランボワーズを買っている。しかもお釣りがなくて、どっか遠くまでくずしに行った。その間、私は屋台の側を離れるわけにも行かず、近くのウィンドウをのぞいている。<br /><br />やっと戻ってきた。バンクまで両替に行ってきたのだという。<br />連れ合いは買った果物を駅の売店で洗ってもらって食べている。<br /><br />ストックホルムに戻り、市庁舎を見学する。ここはガイドなしには見学できない。ちょうど１２時のガイドに間に合った。英語のガイドに入った。１階のホールがノーベル賞授叙式に使われるところだ。<br /><br />papasan は以前来たことがあるので、説明してくれる。説明はこれで十分なのだが、ガイドは自分の説明を聞いてまわるように言う。フランス語のガイドの方がさっさと行く。あっちに入ればよかったなぁ。面白くもない説明を長々と聞かされうんざりだが、自由に見歩くことができない。ヨーロッパではこういうシステムは多いが、あんまり好きではない。<br /><br />

北欧記３

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2000/07/04 - 2000/07/19

32位(同エリア44件中)

#その他

buchijoyceさん

ウプサラ

７月６日

起きると外は雨。今日はウプサラへいく予定である。この雨ではどうしようと迷ったがここにいてもしようがないし、とPapasanの決断で７時２５分でウプサラに向かう。昨日乗ったのだが、パスに記録をしてなかったので事実上今日が初日となる。

ウプサラへいくと天気はよい。雨に洗われた緑は日の光にぴかぴかと光ってとても美しい。ウプサラは緑深き町だ。大聖堂を見て、ウプサラ大学の構内でルーン文字の碑を撮す。

大学構内の環境はまことにいい。ウプサラ大学出身の６名がノーベル賞受賞者。大学の壁面にその人たちのプレートがはめ込まれている。

銀の聖書を見るために図書館に行く。シルバーバイブルは実にきれいだ。ゴート語に翻訳し、銀と金のインクでかいたのだそうだ。８世紀頃のものだ。説明は英語がついている。客は私たちだけ。

緑の並木を少し上がったところがウプサラ城。そこから見下ろす大聖堂の景色もいい。ウプサラ城を見て、町に下る。町の通りの屋台で果物を売っている。「どこのもの？」って聞くと、トルコ産だという。連れ合いはあい相変わらずイチゴ、ネクタリン、フランボワーズを買っている。しかもお釣りがなくて、どっか遠くまでくずしに行った。その間、私は屋台の側を離れるわけにも行かず、近くのウィンドウをのぞいている。

やっと戻ってきた。バンクまで両替に行ってきたのだという。
連れ合いは買った果物を駅の売店で洗ってもらって食べている。

ストックホルムに戻り、市庁舎を見学する。ここはガイドなしには見学できない。ちょうど１２時のガイドに間に合った。英語のガイドに入った。１階のホールがノーベル賞授叙式に使われるところだ。

papasan は以前来たことがあるので、説明してくれる。説明はこれで十分なのだが、ガイドは自分の説明を聞いてまわるように言う。フランス語のガイドの方がさっさと行く。あっちに入ればよかったなぁ。面白くもない説明を長々と聞かされうんざりだが、自由に見歩くことができない。ヨーロッパではこういうシステムは多いが、あんまり好きではない。