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4travelの分類になぜウズベキスタンがヨーロッパに入っているのかふしぎ!<br /><br />プロローグ<br /><br />ウズベキスタンの旗は緑、白、空色、そして白のふちに赤い線が入っている。<br />空色の部分に三日月と12の星がついている。<br />緑はウズベキスタンの自然、白はウズベキスタン人の心、空色はウズベキスタンの青い空だ。<br />赤い縁取りはウズベキスタン人の血を、三日月はカラカルパク自治共和国、12の星は12の州を表している。紋章に描かれている鳥の絵は架空上の鳥フモ、孔雀に似たハッピーバードだ。ウズベキスタンには120もの民族が混在しているそうだ。<br /><br />ウズベキスタンはウズベクの国(スタン)、ウズベク語で、ウズとは自己、ベクは見る、すなわち「自分を見つめる」の意味だそうだ。ほほう、ソクラテスの「汝自身を知れ」だ。<br />広大な国土、多くは荒野だ。西は山はあっても低い。タシケントの方には4000mを越す山もあるが、大体において平野だ。<br />耕作地は広く、かってはソホーズやコルホーズであったろうが、いまは共同農場はあるにしても個人が人を雇ったりしても、耕作しているところが多いそうだ。農地は国有地である。土地は国有地、だから土地の売買などはない。土地は国から借りるのである。<br /><br />貧富の差は大きいようだが、公務員の平均月収は約50ドル、しかし副業をして、だいたいが倍ぐらいの収入を得ているようだ。50ドルというと貧しいようにきこえるが、物価は安いし、家賃も安い、しかも勉強する意思さえあれば、教育は無料、社会資本はまだまだのところはあるが、暮らしにくくはなさそうだ。<br /><br />埋蔵資源は100種を越え、実際に60種以上が使われている。<br />金の埋蔵量は世界4位、銅は10位、ウランは7位である。天然ガスと石油の埋蔵量は豊富で、中央アジア全域からロシアヘパイプラインで供給している。砂漠を行くと、砂漠の中に不自然な草の垣根道が出来ている。これはパイプラインの存在を示している。綿花の生産も世界4位だという。子どもは大勢いるし、これからの国だという感じがする。<br /><br />ウズベキ語は覚えて行かなかったが、ロシア語でことたりたのはラッキーだった。帝政ロシア、ソ連と続くロシアの影響が強かったので、ロシア語はいきわたっている。一部ローマ字表記も見られるが、まだキリル文字がふんだんに使われている。私のロシア語はまったくの片言だが、耳で覚えた言葉は(だから文字で書けない。アルファベットはたどたどしく読める)けっこう通じるみたいだ。12日間で少しだが復活した。しかしまたすぐ元に戻って、忘れてしまうだろう。<br /><br />旅をしていて、一番楽だったのは治安がよかったことだ。人々はなつっこく、親切だった。もちろん、スリや泥棒がいないわけではないだろうが、いやな目にはあわなかった。観光地は物乞いがついてきたが。<br /><br />どこの国でも、連泊しても、出かけるときは荷物を整理し、バッグに鍵をかけていくのだが、今回の旅でホテルの荷物に鍵をかけたのは着いた時だけだった。パソコンはテーブルに出しっぱなしで置いたまま。ヌクスへ飛んでからは鍵は財布にしまわれたまま、帰りの荷造りでやっと思い出してもらえたような存在だった。<br /><br />パスポートは腹巻に入れて移動するのだが、これも不必要で腹巻はザックにいれられたまま。パスポートはウェストポーチにいれっぱなし。バザールにはいつも警官が巡回しているし、交通の取り締まりもきびしい。私たちの車もスピード違反の取り締まりをやっているところに差しかかると、車が警告を発しておかしかった。検問にはずいぶん遭った。そのたびにオバサンはポリスマンに手を振ったり、敬礼したり。すると、かならず答えてくれた。人はいいのだろう。<br /><br />特記すべきは肉、野菜、果物をはじめ食べ物、料理の美味しかったこと。ワインも美味しかった。これは旅行者にはなによりのことだ。こんな荒野の遊牧なのに、ヒツジは臭くは無く、肉に味がある。もちろん牛肉も美味しい。肉のヨーロッパやオーストラリアと比べたら、数段の美味しさだ。どうしてだろう。<br />肉としては鶏肉が高い。もうひとつ、ここはお茶の文化圏である。日ごろ水を飲む習慣がなく、ましてやジュースや清涼飲料を飲まない私には、このお茶はなによりもありがたかった。<br /><br />どこでも私のカメラを見ると、大人も子供も写真を撮ってくれという。気安く応じてシャッターを切ると、「ありがとう」と喜んでいる。別に写真を送ってくれというわけではない。自分が写真に撮られたことがうれしいみたいだ。こちらとしてはなんとも幸運。フィルムは50本以上持って行ったが、今日現像に出すと、使ったのは35本。どんなふうに撮れているか出来上がってくるのが楽しみである。<br /><br />バザールで写真を撮ってあげたら、花屋のお兄ちゃんがすばらしい真紅のバラを1本くれた。でも持って歩くわけに行かないから、「ニナーダ スパシーバ(ありがとう、でも要らない)」と断ると、どうしても受け取ってくれという。ドライバーさんにあげることにして受け取ると、それを見た他の花屋のおばさんたちも「マダム、マダム」とそれぞれにバラをくれた。真紅とローズの香りのいいバラの花束ができた。<br /><br />いつもしていることでしなかったのは絵葉書を出すこと!<br />絵葉書をそのまま送れない。絵葉書を封筒に入れて送るのだ。<br />興がそがれて、止めてしまった。送ったのはヌクスからだけ。<br />はて、無事に着くだろうか。<br /><br />

ウズベキスタン1

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2003/05/14 - 2003/05/27

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buchijoyce

buchijoyceさん

4travelの分類になぜウズベキスタンがヨーロッパに入っているのかふしぎ!

プロローグ

ウズベキスタンの旗は緑、白、空色、そして白のふちに赤い線が入っている。
空色の部分に三日月と12の星がついている。
緑はウズベキスタンの自然、白はウズベキスタン人の心、空色はウズベキスタンの青い空だ。
赤い縁取りはウズベキスタン人の血を、三日月はカラカルパク自治共和国、12の星は12の州を表している。紋章に描かれている鳥の絵は架空上の鳥フモ、孔雀に似たハッピーバードだ。ウズベキスタンには120もの民族が混在しているそうだ。

ウズベキスタンはウズベクの国(スタン)、ウズベク語で、ウズとは自己、ベクは見る、すなわち「自分を見つめる」の意味だそうだ。ほほう、ソクラテスの「汝自身を知れ」だ。
広大な国土、多くは荒野だ。西は山はあっても低い。タシケントの方には4000mを越す山もあるが、大体において平野だ。
耕作地は広く、かってはソホーズやコルホーズであったろうが、いまは共同農場はあるにしても個人が人を雇ったりしても、耕作しているところが多いそうだ。農地は国有地である。土地は国有地、だから土地の売買などはない。土地は国から借りるのである。

貧富の差は大きいようだが、公務員の平均月収は約50ドル、しかし副業をして、だいたいが倍ぐらいの収入を得ているようだ。50ドルというと貧しいようにきこえるが、物価は安いし、家賃も安い、しかも勉強する意思さえあれば、教育は無料、社会資本はまだまだのところはあるが、暮らしにくくはなさそうだ。

埋蔵資源は100種を越え、実際に60種以上が使われている。
金の埋蔵量は世界4位、銅は10位、ウランは7位である。天然ガスと石油の埋蔵量は豊富で、中央アジア全域からロシアヘパイプラインで供給している。砂漠を行くと、砂漠の中に不自然な草の垣根道が出来ている。これはパイプラインの存在を示している。綿花の生産も世界4位だという。子どもは大勢いるし、これからの国だという感じがする。

ウズベキ語は覚えて行かなかったが、ロシア語でことたりたのはラッキーだった。帝政ロシア、ソ連と続くロシアの影響が強かったので、ロシア語はいきわたっている。一部ローマ字表記も見られるが、まだキリル文字がふんだんに使われている。私のロシア語はまったくの片言だが、耳で覚えた言葉は(だから文字で書けない。アルファベットはたどたどしく読める)けっこう通じるみたいだ。12日間で少しだが復活した。しかしまたすぐ元に戻って、忘れてしまうだろう。

旅をしていて、一番楽だったのは治安がよかったことだ。人々はなつっこく、親切だった。もちろん、スリや泥棒がいないわけではないだろうが、いやな目にはあわなかった。観光地は物乞いがついてきたが。

どこの国でも、連泊しても、出かけるときは荷物を整理し、バッグに鍵をかけていくのだが、今回の旅でホテルの荷物に鍵をかけたのは着いた時だけだった。パソコンはテーブルに出しっぱなしで置いたまま。ヌクスへ飛んでからは鍵は財布にしまわれたまま、帰りの荷造りでやっと思い出してもらえたような存在だった。

パスポートは腹巻に入れて移動するのだが、これも不必要で腹巻はザックにいれられたまま。パスポートはウェストポーチにいれっぱなし。バザールにはいつも警官が巡回しているし、交通の取り締まりもきびしい。私たちの車もスピード違反の取り締まりをやっているところに差しかかると、車が警告を発しておかしかった。検問にはずいぶん遭った。そのたびにオバサンはポリスマンに手を振ったり、敬礼したり。すると、かならず答えてくれた。人はいいのだろう。

特記すべきは肉、野菜、果物をはじめ食べ物、料理の美味しかったこと。ワインも美味しかった。これは旅行者にはなによりのことだ。こんな荒野の遊牧なのに、ヒツジは臭くは無く、肉に味がある。もちろん牛肉も美味しい。肉のヨーロッパやオーストラリアと比べたら、数段の美味しさだ。どうしてだろう。
肉としては鶏肉が高い。もうひとつ、ここはお茶の文化圏である。日ごろ水を飲む習慣がなく、ましてやジュースや清涼飲料を飲まない私には、このお茶はなによりもありがたかった。

どこでも私のカメラを見ると、大人も子供も写真を撮ってくれという。気安く応じてシャッターを切ると、「ありがとう」と喜んでいる。別に写真を送ってくれというわけではない。自分が写真に撮られたことがうれしいみたいだ。こちらとしてはなんとも幸運。フィルムは50本以上持って行ったが、今日現像に出すと、使ったのは35本。どんなふうに撮れているか出来上がってくるのが楽しみである。

バザールで写真を撮ってあげたら、花屋のお兄ちゃんがすばらしい真紅のバラを1本くれた。でも持って歩くわけに行かないから、「ニナーダ スパシーバ(ありがとう、でも要らない)」と断ると、どうしても受け取ってくれという。ドライバーさんにあげることにして受け取ると、それを見た他の花屋のおばさんたちも「マダム、マダム」とそれぞれにバラをくれた。真紅とローズの香りのいいバラの花束ができた。

いつもしていることでしなかったのは絵葉書を出すこと!
絵葉書をそのまま送れない。絵葉書を封筒に入れて送るのだ。
興がそがれて、止めてしまった。送ったのはヌクスからだけ。
はて、無事に着くだろうか。

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