レンタカーとB＆Bでまわる秋のNZ南島-2006-／テカポ～マウントクック～ワナカ

2006/05/03 - 2006/05/03

テカポの天文台でとっても美しい星空を堪能した翌朝8:30、ステキなＢ＆Ｂでホストのお見送りを受けていざ出発！あー、今日も雲が多そうだなあ。

今日の予定は今回の旅行のメインの一つ・マウントクックでのトランピング！でも曇りでマウントクックが見れないのならトランピングする意味はない。その時には潔くあきらめてさっさと宿泊地のワナカに向かう覚悟もしていました。

しかしテカポからの道中、ふとマウントクック方面を見ると・・・・なんと、晴れてるじゃーあーりませんか！ふっ、やっぱり私たちは晴れ夫婦だな。よーし、晴れてるうちに行かなくちゃ！

◆昼食　テカポのスーパーで買ったサンドイッチ
◆夕食　Capriccio Restaurant
◆宿泊　Te Wanaka Lodge

【行ったところ】
・マウントクック（フッカーバレーでトランピング）
・トワイゼル（ロード・オブ・ザ・リングのペレンノール原野ロケ地らしきところ）
・ワナカ

【感想いろいろ】
・フッカーバレーは旅行ガイドで読んで想像していたよりもちょっとキツイ。
・フッカー湖の岩場、歩いてる時に上から崩れてきたらちょっとこわいかも。
・遠くの山で雪山が崩れる音はなかなかの迫力。
・フッカーバレーでサンダル履きのブロンドのきれいなお姉さんがいた。
・しかもフッカー湖の近くで。
・ある意味尊敬。
・フッカーバレーはやっぱり登山靴かそれなりのスニーカーで。
・普段歩かない人は覚悟して行きましょう。
・でも普段よく歩いたり山を登っている人は全然問題ないと思われ。
・フッカーバレー歩いた後はそのまま近くで宿泊した方がよかったかも。
・ワナカのロッジのお姉さん日本語うまいよ。
・ワナカってなんだか若者が多い。
・テカポで買ったタイツ（黒）を洗面所で洗ったら水がすごい紫色に。いったい何で染めてんだ？

※本旅行記は、2006年に作成したものを2008年6月に書き直しています。

エリア アオラキ/マウントクック国立公園周辺(ニュージーランド)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー

朝8時30分の善き羊飼いの教会。雲が多いなー。

さて、いよいよマウントクックに向かいますか！
おっとその前に、ガソリンスタンド併設のスーパーでお昼にフッカーバレーで食べるためのサンドイッチを購入。どうやらこの先ランチをゲットできるお店はないらしいので。（※「教えてトラベラー」で情報をいただきました！）

善き羊飼いの教会 寺院・教会

テカポからマウントクックへ向かう道。

写真では伝わらないけれど、遠くの山に朝日が当たって、とってもきれいでした。

あっちはマウントクック。お、なんか晴れてるかも！？

さらに車を走らせていくと、遠くにかすむマウントクックがだんだん大きくなってきた。やっぱり晴れてきてる〜！

あー、こんなカーブのある道路、好きだなあ。

プカキ湖。う〜ん、噂どおり湖の色がきれいだなあ。
そして遠くに青空の下のマウントクック。いやあ、本格的に晴れて参りました♪

ハーミテージに近づいていきます。いいお天気。山の稜線もきれいだ！

私たちは「晴れてるうちに、晴れてるうちに」とハーミテージには目もくれず、フッカーバレーの出発点へ。トイレを済ませ、10:10にフッカーバレーのトランピングをスタートしたのでした。

写真は駐車場やトイレのあるスタート地点から、車で来た方向を振り返ってみたところです。

15分くらい歩いたところにあるミューラー湖展望台から。氷河湖が見えています。

さあ、第一の吊橋に着きました。
後ろの山が雄大だなあ。

さあ、吊り橋を渡りましょう。
この吊り橋を渡り、写真の奥の方の光が当たっているところに向かって歩いていきます。

これがフッカーバレー第一の吊り橋。この時は写真を撮る余裕がありました。この後、ひたすら歩く。

数年前に登山で鍛えた体・・・しかし、今はフォアグラな肝臓を持つ旦那にとってこのコースはかなり厳しい様子。上り坂を見ると「登りだ・・・」、下りを見ると「帰りは登りだ・・・」とつぶやいている。

休み休み歩いていくと、山の陰になっていたマウントクックがコース上から見えた。や〜、きれいに見えるじゃないですか〜！！

11:30ごろ、川原のある休憩ポイントに到着しました。
ひとやすみ。

空も山もきれいだなあ。

しつこく晴天のマウントクック。

旦那が川に下りていく。川に触れたいそうです。
どんなに疲れていてもそこは逃したくないらしい。

12:10 スタートして約２時間でフッカー湖に到着。

おぉぉぉぉ、氷河が浮いている〜〜。氷河がとけている〜。マウントクックがでっかーい！（ような気がする）。

ここでは氷河がとけて湖に落ちる音と鳥の声と、時々聞こえる観光の乗り物のプロペラの音だけが湖に響いています。なんて贅沢な場所なんでしょう。

テカポのスーパーで買ったサンドイッチを食べてひと休み。他のグループの案内として来ていたネパールのシェルパさんとちょっと話をしたところ、なんでもこんなにきれいにマウントクックが見えたのは３週間ぶりとのこと。
そういえば、昨日の夜のテカポの晴れ空も１週間ぶりって言ってたっけ。ふふふ。やっぱり私たち晴れ男／晴れ女のパワーは健在だな。

のんびりと景色を楽しみながらの食事後、体がヘロヘロの旦那を引っ張って、岩場を抜けてちょっと先に見えている氷河の先端方面へ。
特に何があるわけではないのだけれど、少しだけマウントクックに近づいた気がしました。

ぼけーっとする。

青い空と万年雪のマウントクックはいつまでも見ていたい景色だけれど、今日のお宿は200キロ先のワナカ。
ということで、12:50 後ろ髪を引かれながらフッカー湖を後にしました。

フッカー湖からの戻りは、足がヘロヘロの旦那に合わせて休み休みゆっくり歩く。いやあ、旦那さん、体力つけないとやばいなあ。

14:20 やっとスタート地点の駐車場到着。
３時間で往復できるかなあと単純に考えていたけれど、結局４時間以上かかってしまった。タズマン湖も行こうと思っていたけど、無理せず、ハーミテージに少しだけ寄ってからお宿のあるワナカに向かうことにしました。

マウントクックからの帰り道。
遠くにあるうっすら青いのがプカキ湖。

見納めのマウントクック。いつかまた来られるといいな。

マウントクックからワナカに向かう途中のトワイゼルでのロード・オブ・ザ・リングでのロケ地（ペレンノール？）らしき風景。

地図の印を見て行ったのだけど何も無かったので本当にここなのかどうか・・・でも、のどかな風景だったので多少なりとも旦那の眠気覚ましになったようです。

この後、ワナカへ向かう間は運転の旦那はフッカーバレーですっかりヘロヘロになってしまって運転するだけで精一杯。私は旦那が眠くならないように気を使うので精一杯。（※私は運転できません・・・イヤ、免許はあるんだけどね・・・）結局、途中の美しい峠にも景色にも車を止めることはありませんでした。
後から旦那に聞いたところ、この道中の記憶が全くと言っていいほど無いそうです。きっと半分寝てたのね・・・。

18:00頃、ワナカのロッジに到着。いやあ無事に到着してよかったなあ。

ワナカはもうだいぶ暗いので、ワナカ湖は明日の朝に散歩することにして、今日は夕食を食べて、シャワーを浴びて、私は洗濯をして、おやすみなさい。明日はワナカの黄葉が見れますように。

◆Te Wanaka Lodge
http://www.tewanaka.co.nz/

◆Capriccio Restaurant
http://www.capriccio.co.nz/

*** 旅の４日目おしまい ***