2006/05/20 - 2006/05/27
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まみさん
去年・一昨年の今ごろなら、夏の旅行のフライトを取り、どこへ行くか具体的に行程を決めていた頃でしょうなぁ。
でも、いいもーん。今年はデジカメというオモチャがあるから、楽しみが1つ増えました。例年より遅くても、待てますぞ。
デジカメも、もともとは海外旅行用くらいにしか考えてなくて、例年より遅くにならないと行けないので思い切って買ったわけのに、デジカメ撮影自体にこんなに夢中になるとは思いませんでした@
心のゆとりを取り戻して回りを見回すと、春先は近所にも目の保養がたくさんあります。見つけるのは容易です。
特にうちの近所の線路脇は、春の草花が色鮮やかです。
一方、そのすぐ近くの家庭が園芸用に利用しているのではないかと思うくらい、立派な花も咲きそろっています。
※アヤメ、アヤメと書きましたが、il_boscoさんのアドバイスで、アヤメではなくアイリスだと判明したので、訂正を追記します。
ドイツとは関係ないけれど、シャーマンアイリス。
コメントの返信に書きましたが、どこかブルドックのほっぺのよう!?
※翌週、さらに花が増えてますます見ごたえ抜群になったある花の写真を追加します。
その花の名前はずうっとずうっと不明でしたが、手持ちの花の事典の写真を1つ1つ眺めていたら、やっと判明しました@
実は手持ちの花の本は4冊とも咲く順でひけて、月ごとに章がわかれていますが、その基準は東京近辺なのです。
我が近所、埼玉は、東京まで急行で1時間かからないので、東京も埼玉も同じようなものよね!───と思っていたのですが、自然現象は急行の1時間の差をくっきりと示すものなのですよね。
いまさらながら思い出しました。冬を持ち出して季節外れですが、都心では雪がちらちら、降ってるか降ってないか程度だったとき、埼玉の自宅近辺に戻れば、道端の日の当たらないところが雪でしっかり白く染まっていたりしたものでした。
花の開花前線も、しっかりずれていたようです。
いまは5月だから……と5月のページだけを見ていたら、4月に咲く花として分類されている花も、まだまだうちの近辺では花盛りでした@
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去年まではこのタイプの花はこの線路脇ではあまり見なかった気がします。
今年は色鮮やかに線路脇道路を飾っています。
どうしてもカメラを構えたくなりました。
ところでこれは、アヤメでしょうか、アイリスでしょうか。はたまた菖蒲かなぁ、と悩みました。
しかし、菖蒲は水辺に咲くようですし、アヤメは乾いたところにも強いとあるので、おそらくアヤメではないかと結論しました。
※と思ったのですが、il_boscoさんのアドバイスで、アイリスと判明。
こちらのサイトの写真など、そっくりです。
http://www.clio.ne.jp/home/ogawa/airis/germaniris.htm -
黄色いアヤメ。
じゃなくて、これもジャーマンアイリスでしょう。
まだ莟の少女、花を咲かせた盛りの女性、そして花を終えた老……いや、これから種をつかせる熟女?
人生の移り変わりを象徴させてみせました。なーーーんちゃって@ -
少し離れて、群生している様を楽しみましょう。
-
これだけ大きな花で、こんなに天気がよければ、ピントや色調整の心配はほとんどせずに、ぱっぱっと写真を撮れてしまいます。
この花って、なんで上の方の花びらがくっつているの?
と思って広げようとしましたが、無理に広げると破れそうなので、やめました。
こういう花なのですねぇ(笑)。
それに、花の中に虫がいました。
外敵にさらされずに、ゆっくり花粉を味わえるのでしょうか。 -
柵の向こう、線路のすぐ脇にも咲いています。
-
黄色に紫。これはことに鮮やか。
まずは接写。 -
そして徐々に……。
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群生している様子を。
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そしてもう一度接写と共に、アヤメ、じゃなくってアイリスとはお別れ。
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なんていう草花かなぁ。
群生しているせいか、色あざやかでパッと目を引き、毎年この花が咲き乱れる写真を撮っている気がします。
群生している様子をもっと近くで撮りたいのですが、さすがに柵を越えていくわけにはいかない……。
いずれ柵の手前にもたくさん咲くので、楽しみに待ちましょう。 -
でも今年はデジカメのおかげで、ここまで接写ができます。
ちなみに、これは柵の手前に咲いていたやつですので、あしからず。
いくら花を撮りたくても、柵を越えたりはしませんよ(笑)。
しかし、揺れて揺れて仕方がありません。待ってる身もじれったいし、カメラの方もバッテリー節約機能が働いて、液晶画面が消えてしまうでありませんか。
一緒にそろった瞬間を狙って、すかさずシャッターを切ります。
そんなに慌てて撮ったけど、ピンボケしないですみました。やったね。 -
角度を変えてもう1枚。
手前に接写と共に、奥にもちっちゃく、いくつか花を一緒にファインダーに収めたかったのです。
しかし、1番手前の花が、風に揺れてなかなか並んで入ってくれません。
いい加減、じれったくて、ちょっと左手で抑えてしまいました(笑)。
だけどこの花の名前はなんだろう。マーガレット?
手持ちの花事典ですと、マリーゴールドのうちコーン・マリーゴールドがよく似ていますけど、ふつうのマリーゴールドだと全く見栄えが違うので、いいのかなぁとクビを傾げてしまいます。
やっぱりマーガレットかなぁ。
子供が最初に覚える花の絵ってこんなかんじゃない?って言えるほど、花の形とてはものすごく典型的だと思うのですが、いざ名前をとなると、わからないものなのですねぇ。やんなっちゃう。 -
翌週、雨上がりに撮ったものです。先週よりも花が増えています@
先週はあんなにカラッと夏のような天気でしたのに、この週末は、どんより天気のようです。
雨は降ったりやんだり。撮っている最中にまた降り出して、傘を差しながら撮りました。
嬉しいことに、この花の名前が判明しました。
デジカメで花を追うようになって、「花おりおり」「花おりおりその二」「花いろいろ」という、どらちかというと花の随筆本のようなものに加えて、「咲く順でひける四季の花事典」というのを買いました。
ただし、この事典に掲載されているのは437種類。園芸種や道端に咲く花が中心というところがちょうどよく、店頭で手に取って、何種類もあるこの手の事典の中で1番気に入ったものを選んだのです。
でも数の限界はありますね。
載っていないのも多いですし、写真の印象が違っていて、名前が判明してから初めて、自分が見たのと本の写真の花とがやっと同じに見える、ということもあるので、花の名前がわからなくてこの事典でつきとめることができた花は、いまのところ少ないです。
そのことだけを考えても、春という季節柄か、我が近所にはたくさんの花があふれていて、しみじみ幸せだなぁと思います。
これは、この花事典でわかりました。その後、ネットでいくつか、写真を検索してみました。
オオキンケイギク(大金鶏菊)のようです。 -
線路脇に咲くオオキンケイギクの花の群れ。
ヒットしたサイトからのオオキンケイギクの説明。
まさしくそうだなぁと同感でしたので、多めに引用しました。
「オオキンケイギクは北アメリカ原産の帰化植物であり、栽培されていたものが野化した。河川の土手や河原を中心に広がっていたが、帰化植物ではあっても花が美しいので、移植されたり刈り残されたりして広がりつつある。」
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/compositae/ookinkeigiku/ookinkeigiku.htm
「北アメリカ原産の帰化植物で、明治の中頃に渡来し観賞用に植えられていたものが野に逃げ出したもの。海岸や河川敷などに大群落をつくっている。コスモスのような姿で花の色が橙黄色なので一度見たら忘れることはないだろう。」
http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/ookinkei.htm
「ヤグルマギクやナガミヒナゲシが盛りを過ぎる夏の初めの頃、高速道を走るとやたらに目に付くのがオオキンケイギクである。
北アメリカ原産で、明治の中頃、観賞用に導入されたものが野生化し、各地に広がりつつあり、又、繁殖力が強く、排ガスにも強い事から、近年は法面等にワイルドフラワーとして播種されることも多く、河川岸や高速道路の壁面を黄色に染める。 この時期には散歩道でも一番目立つ花である。
大きなキンケイギク(金鶏菊)の名があり、キンケイギクが一年草に対し、オオキンケイギクは多年草で、花びらに切れ込みがある等、違いははっきりしているが、一般にはオオキンケイギクの事をキンケイギクとして取り扱っているようである。
名の由来は花の色を金鶏(黄色の鳥)に見立てて名付けられたと言う説と、金色に輝き、花の形が鶏の鶏冠(とさか)に似ているからと言う説の二説ある。」
http://www.geocities.jp/mc7045/sub171.htm -
線路脇の畑。ときどき花の姿も見かけます。
これこそはマーガレット?
しかし、これだけ咲いていると見事です@ -
矢車菊も素敵です@
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以前に撮った、矢車菊のアップ。
-
近くにちょこっと菜の花も咲いていたので、一緒に撮りました。
これは実は1ヶ月近く前に撮ったものなのですが、矢車菊は開花時期が長いのですね。
1つの花はそう長くないようで、この同じ花は翌週には花びらが落ちていましたが、近所を見回すと、場所を変えてまだまだ満開のところがあり、嬉しくなってしまいます。 -
そして、線路からちょっと離れますが、ご近所のバラの門。
こりゃあすばらしい!
ちょうど満開です。
あんまり素敵なので、おまけとしてアップしちゃいました。 -
乙女チックで申し分ないです。
実は、西武ドームで開催中の国際バラとガーデニングショーに今年は行く予定なので、こういうバラをたくさん見て来るかもしれませんが……でも、だからこそ、最初の感動は大事にしたいと思います。
それにこれはショー出展作品などではなく、近所のお宅の門なのです。 -
そのパラのアップ。
バラには種類が多く、ちょっと調べただけでもきりがないけれど、これは何バラになるのかなぁ。 -
アップもう1枚@
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この旅行記へのコメント (4)
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- マキタンさん 2006/05/23 23:02:41
- これは、ドイツあやめ(German iris)のようですね。
- ドイツあやめ(German iris)
・地中海原産で色々な園芸品種がある。
・5月頃、紫色や黄色などいろんな色の、いかにも西洋風な大きな花が咲く。
花のめくり上がった上の方のひらひら部分が大きめなのが特徴。
参考までに・・ アヤメとアイリスは同じ仲間です。
アヤメ(アイリス、イリス)属
Iris(アイリス)はギリシャ語で「虹」の意味。
Iris germanica ドイツ文目(ドイツあやめ)
Iris japonica 著莪 (しゃが)
Iris sanguinea 文目 (あやめ)
Iris ensata 花菖蒲 (はなしょうぶ)
Iris pseudacorus 黄菖蒲 (きしょうぶ)
参考HP http://www.hana300.com/aagaku-3.html#I
調べて、わかると楽しみも増えますね、遊びにきてください。
- まみさん からの返信 2006/05/24 22:12:12
- RE: これは、ドイツあやめ(German iris)のようですね。
- マキタンさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
花の名前を教えてくださってありがとうございます。
それにHPの紹介も!
花の名前がわかった後でチェックするときにいつもヒットするHPの表紙のページでした!
それにしても、シャガが日本アイリスという学術名がついているのは面白いですね。
でも言われてみれば、同類って気がします。
花の名前には、名付けた人の発想が反映しているから、すごく面白いと最近しみじみ思います。
自分の発想との違いも面白いです@
また花の名前を教えてください@
線路脇散策のその2では、まだわからないままの花もあって、自分でもチェックしてるんですけどネ。
-
- il_boscoさん 2006/05/21 11:40:43
- これはジャーマンアイリスでは…
- おはようございます。
これはジャーマンアイリスだと思います。ジャーマンが冠されていますが
ドイツとは無関係。南欧の原産らしいです。
因みに…
アヤメ(アヤメ科、乾燥地)
幅狭く、濃緑色。主脈は不明瞭 。
花径8cmで小さめ。紫まれに白。
垂れ下がっている大きな花弁の基部に黄色と紫の網目模様。
花菖蒲(アヤメ科、湿地)
原種「のはなしょうぶ」の園芸用改良種の総称。花弁の基部からくさび状にのびる黄色。江戸系、肥後系、伊勢系などの系統に分かれる。
葉幅中くらい。主脈が太く明瞭 。紅紫、紫、白、絞りなどあり。花径約15cm 。
杜若(アヤメ科、水辺)
葉幅は広く黄みを帯び、主脈細小 。青紫、紫、白、絞りなどあり。
花径12cm 花の基部は白色 。
菖蒲(サトイモ科、湿地)
芳香が強い。この葉を菖蒲湯に使うのが本当のようです。
参考までにこちらも
http://www.nhk.or.jp/engei/qa/pickup/0604_1.html
先週はずーっと雨降りでしたね。今日は、早朝から散歩をしたのですが
バラも雨にたたかれて無残な姿に…。美しい色彩を放っていた苧環(おだ
まき)の花も腐っていて写真に撮ることができませんでした。
そろそろ入梅ですね…
ではでは
姿になっていました。
- まみさん からの返信 2006/05/21 14:42:21
- RE: これはジャーマンアイリスでは…
- il_boscoさん、こんにちは。
ちょうどil_boscoさんも花歳時記で、ジャーマンアイリスをアップされていましたね。
ご紹介くださったサイトもみました。
その説明だけではまだわからなかったので、もう少しジャーマンアイリスを調べてみました。
こちらのサイトに載っている写真は、私が撮った花とそっくりで、確信がもてました。
http://www.clio.ne.jp/home/ogawa/airis/germaniris.htm
il_boscoさんが紹介してくださったサイトにもあるように、きっと実際に花を見れば、違いがよく分かるのかもしれません。写真だけだと、印象が一定してしまいますものね。
ちなみに、ジャーマンアイリスって、私の印象だと、どこか花が「ブルドック」のようなかんじがしません?
そしてきっとアヤメは、il_boscoさんがコメントされているように、派手さはないけれど、凛とした美しさがあるんでしょうね。楚々とした、だったかな。
機会を見つけて、実物のアヤメを目にして確信したいと思います。
実は、きのう、この旅行記をアップするときに、菖蒲かアヤメかアイリスか、迷ったんですよ〜。
でも、ジャーマンアイリスとわかったので、コメント、追記しますね。ありがとうございます。
先週は雨続きでしたが、この週末は、土曜に一時期ものすごい雷雨にも見舞われましたが、天気に恵まれましたね。
だから、花の写真を撮りに行くのが楽しくなりました。ただ、できれば家の中でじっとしていたいようなカンカン照りでしたが……でもまだ五月の陽気は、真夏ほどではないので、過ごしやすい方でした。
線路脇の花散策、また続きをこれからアップする予定です。
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