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9/22(月)ドゥーズ3日目:トズール日帰り(ルアージュ(定期乗合タクシー)でアクセス。)<br />ショット・エル・ジェリド(塩湖)を経由<br />市内観光:Dar Cherait博物館、ナツメヤシのオアシス(ジャングル)散策、サハラ砂漠のベルベデーレ岩、旧市街地区(日干し煉瓦の幾何学模様の家並みのあるウルド・エル・ハデフ地区)<br /><br /><br />ベルベデーレ・ロックまで案内してくれた男の子は、別料金を払えば、旧市街も案内してあげると言います。<br />行き方がわからないので、ちょっと気持ちが揺れましたが……ボラれたという不快感がないわけではないので、やめておきました。<br /><br />旧市街こと、ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el-Hadef)へは、流しのタクシーをつかまえて行きました。<br />タクシーに乗るほどではないことは承知の上でした。ひとえに、道がわからなかったせいです。<br />通行く人に道を尋ねると、「案内してあげる」とくるのです。あるいは、うまく説明できなくて、案内した方が早いのかしもれません。<br />さすがに懲りて断ると、「タクシーで行けばすぐだよ」と言われました。<br />どこぞの王侯貴族ではありませんが、旅行先で怖いのは「退屈すること」です。こうなったら市内移動のタクシー代くらい、安いものです。<br /><br />ウルド・エル・ハデフ地区は、これもまた、とても素晴らしかったです。ただ散策するだけでしたが、レンガ模様の建物がとても美しいのです。<br />旧市街といっても、チュニスやスースのメディナとは全く違います。<br />ちょうど昼時で、ほとんど人の気配がなかったせいもあり、別世界に舞い込んだ気がしました。<br /><br />でも、子供たちが遊んでいました。<br />そばを通りがかると、みんな寄って来ました。どの子もボールペンかキャンデーを欲しがります。あればあげたんですけどねぇ。<br />ないとわかると、子供たちはまた、自分たちの遊びに戻っていきましたが、外国人が珍しいのか、ちらちらとこちらを気にしています。<br />1人だけ妙になつっこい子がいて、手をつながりたがりました。最初はちょっと困惑しましたが……あの子は本当に可愛かったです。

1997年秋のイタリア&チュニジア旅行20日間その22:トズール(その2:市内散策)

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1997/09/22 - 1997/09/22

65位(同エリア69件中)

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まみ

まみさん

9/22(月)ドゥーズ3日目:トズール日帰り(ルアージュ(定期乗合タクシー)でアクセス。)
ショット・エル・ジェリド(塩湖)を経由
市内観光:Dar Cherait博物館、ナツメヤシのオアシス(ジャングル)散策、サハラ砂漠のベルベデーレ岩、旧市街地区(日干し煉瓦の幾何学模様の家並みのあるウルド・エル・ハデフ地区)


ベルベデーレ・ロックまで案内してくれた男の子は、別料金を払えば、旧市街も案内してあげると言います。
行き方がわからないので、ちょっと気持ちが揺れましたが……ボラれたという不快感がないわけではないので、やめておきました。

旧市街こと、ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el-Hadef)へは、流しのタクシーをつかまえて行きました。
タクシーに乗るほどではないことは承知の上でした。ひとえに、道がわからなかったせいです。
通行く人に道を尋ねると、「案内してあげる」とくるのです。あるいは、うまく説明できなくて、案内した方が早いのかしもれません。
さすがに懲りて断ると、「タクシーで行けばすぐだよ」と言われました。
どこぞの王侯貴族ではありませんが、旅行先で怖いのは「退屈すること」です。こうなったら市内移動のタクシー代くらい、安いものです。

ウルド・エル・ハデフ地区は、これもまた、とても素晴らしかったです。ただ散策するだけでしたが、レンガ模様の建物がとても美しいのです。
旧市街といっても、チュニスやスースのメディナとは全く違います。
ちょうど昼時で、ほとんど人の気配がなかったせいもあり、別世界に舞い込んだ気がしました。

でも、子供たちが遊んでいました。
そばを通りがかると、みんな寄って来ました。どの子もボールペンかキャンデーを欲しがります。あればあげたんですけどねぇ。
ないとわかると、子供たちはまた、自分たちの遊びに戻っていきましたが、外国人が珍しいのか、ちらちらとこちらを気にしています。
1人だけ妙になつっこい子がいて、手をつながりたがりました。最初はちょっと困惑しましたが……あの子は本当に可愛かったです。

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  • チュニジア第2の博物館ダル・シュライト博物館(Dar Charait Museum)。<br />「その1」で触れた民俗博物館です。

    チュニジア第2の博物館ダル・シュライト博物館(Dar Charait Museum)。
    「その1」で触れた民俗博物館です。

  • ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef (Old Quarter)。<br />日干しレンガの美しい文様の建物が並ぶトズールのメディナ(旧市街)です。

    ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef (Old Quarter)。
    日干しレンガの美しい文様の建物が並ぶトズールのメディナ(旧市街)です。

  • トズールにある4つのモスクのうち、見つけた1つめのモスクのミナレット(塔)です。

    トズールにある4つのモスクのうち、見つけた1つめのモスクのミナレット(塔)です。

  • ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hade)。<br />昼時なので日差しは強く、町は閑散としていました。

    ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hade)。
    昼時なので日差しは強く、町は閑散としていました。

  • ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef)にて。<br />2つめのモスクのミナレット(塔)。八角形のミナレットとブルーのモスクの屋根。

    ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef)にて。
    2つめのモスクのミナレット(塔)。八角形のミナレットとブルーのモスクの屋根。

  • ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef)。<br />アーチに向かいます。

    ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef)。
    アーチに向かいます。

  • ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef)。<br />エリアの向こうにナツメヤシが。<br />この手前で子供たちが遊んでいて、そのうちの1人は妙になつかれ、母性本能をくすぐられました@

    ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef)。
    エリアの向こうにナツメヤシが。
    この手前で子供たちが遊んでいて、そのうちの1人は妙になつかれ、母性本能をくすぐられました@

  • ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef)。<br />ナツメヤシとモスクのミナレット。

    ウルド・エル・ハデフ地区(Ouled el Hadef)。
    ナツメヤシとモスクのミナレット。

  • 3つめのモスクのモナレット(塔)。

    3つめのモスクのモナレット(塔)。

  • 4つめのモスクのミナレット(塔)。<br /><br />たしか、この4つめのモスクのミナレットの写真を撮っているときだったと思います。ちょうど通りかかった警官が、「すてなモスクだろう」と嬉しそうに自慢したのは。<br />はじめ、写真を撮ろうとしているのをとがめられるかと思っただけに、すごく微笑ましい気がしたことを覚えています。<br /><br />また、ここからほど近い食堂で昼食をとった覚えがあります。

    4つめのモスクのミナレット(塔)。

    たしか、この4つめのモスクのミナレットの写真を撮っているときだったと思います。ちょうど通りかかった警官が、「すてなモスクだろう」と嬉しそうに自慢したのは。
    はじめ、写真を撮ろうとしているのをとがめられるかと思っただけに、すごく微笑ましい気がしたことを覚えています。

    また、ここからほど近い食堂で昼食をとった覚えがあります。

  • トズールのハビブ・ブルギバ通り(Avenue Habib Bourguiba)のみやげ屋のじゅうたんキリム。<br /><br />カーペットもチュニジアの特産品の1つです。<br />主な販売地は、チュニス、ケルーアン、ここトズールとジェルバ島です。<br /><br />キリムとは、いわゆるカーペットよりも薄くて、丸く折りたたんで運べます。<br />家畜とともに常に移動する遊牧民───チュニジアの場合は、ベルベル人───にとっては、生活必需品だそうです。<br />平織りで、縦糸に横糸を絡ませ模様を作られているそうです。<br />絨毯と違ってパイル(起毛)がないので保温性にはかけますが、通気性がよいそうです。<br /><br />* * * *<br />土産屋などで賑わうメインストリート、ハビブ・ブルギバ通り(Avenue Habib Bourguiba)を歩いているときに、10才かそこらの男の子に話しかけられました。日本語を勉強しているので教えて欲しいと言います。<br />男の子の熱心さが微笑ましかったので、その子の家に行き、差し出されたノートに書きながら教えてあげました。<br />漢字を書くと喜ばれます。「己」と「巳」と「已」が違う言葉だ、と教えると目を丸くします。<br />「ジュテーム」を日本語でなんと言うか聞かれたときは、おませさん、と思いました。<br />「愛してる」だよ、と教えると、男の子はにっこり笑って、私に向かって「愛してる」と言いました。なるほど、会話はこうやって会得するものなのですね。<br /><br />男の子との会話はもちろんフランス語です。<br />今日で実質、チュニジア旅行は終わりですが、必要なフレーズがだいぶすぐに口から出るようになったなったのが実感できて、自分でも嬉しくなりました。<br />チュニジアに到着した当初は、イタリア語の方がすぐに口をついて出て、ときどきチャンポンで話したりしていたものです。<br />もっとも、帰国したらフランス語で話す機会はほとんどありませんから、また元に戻るか、退化してしまうのでしょうね。<br /><br />男の子とそのお父さんには客人として夕食にも誘われ、泊まっていくようにも薦められました。泊まっていくなら、明日、ドゥーズまで車で送ってあげるとも言われました。<br />もてなそうとしてくれたのは嬉しかったのですが、初対面の人の家に泊まるなど、私にはなじみがありません。<br />それに、明日は朝からチュニスに向かうないと、明後日のローマ行きのフライトに間に合わなくなります。その翌日には日本行きのフライトが出るので、予定は延ばせません。なのでお断りました。

    トズールのハビブ・ブルギバ通り(Avenue Habib Bourguiba)のみやげ屋のじゅうたんキリム。

    カーペットもチュニジアの特産品の1つです。
    主な販売地は、チュニス、ケルーアン、ここトズールとジェルバ島です。

    キリムとは、いわゆるカーペットよりも薄くて、丸く折りたたんで運べます。
    家畜とともに常に移動する遊牧民───チュニジアの場合は、ベルベル人───にとっては、生活必需品だそうです。
    平織りで、縦糸に横糸を絡ませ模様を作られているそうです。
    絨毯と違ってパイル(起毛)がないので保温性にはかけますが、通気性がよいそうです。

    * * * *
    土産屋などで賑わうメインストリート、ハビブ・ブルギバ通り(Avenue Habib Bourguiba)を歩いているときに、10才かそこらの男の子に話しかけられました。日本語を勉強しているので教えて欲しいと言います。
    男の子の熱心さが微笑ましかったので、その子の家に行き、差し出されたノートに書きながら教えてあげました。
    漢字を書くと喜ばれます。「己」と「巳」と「已」が違う言葉だ、と教えると目を丸くします。
    「ジュテーム」を日本語でなんと言うか聞かれたときは、おませさん、と思いました。
    「愛してる」だよ、と教えると、男の子はにっこり笑って、私に向かって「愛してる」と言いました。なるほど、会話はこうやって会得するものなのですね。

    男の子との会話はもちろんフランス語です。
    今日で実質、チュニジア旅行は終わりですが、必要なフレーズがだいぶすぐに口から出るようになったなったのが実感できて、自分でも嬉しくなりました。
    チュニジアに到着した当初は、イタリア語の方がすぐに口をついて出て、ときどきチャンポンで話したりしていたものです。
    もっとも、帰国したらフランス語で話す機会はほとんどありませんから、また元に戻るか、退化してしまうのでしょうね。

    男の子とそのお父さんには客人として夕食にも誘われ、泊まっていくようにも薦められました。泊まっていくなら、明日、ドゥーズまで車で送ってあげるとも言われました。
    もてなそうとしてくれたのは嬉しかったのですが、初対面の人の家に泊まるなど、私にはなじみがありません。
    それに、明日は朝からチュニスに向かうないと、明後日のローマ行きのフライトに間に合わなくなります。その翌日には日本行きのフライトが出るので、予定は延ばせません。なのでお断りました。

  • メインストリートであるハビブ・ブルギバ通りの先に、面白い建造物を見つけました。<br /><br />* * * *<br />4時には観光を終わらせ、ドゥーズへ戻ろうとルアージュ・ステーションを探しましたが、これがちょっと苦労しました。<br />ルアージュ・ステーションの場所はLonely Planetの地図の欄外ですし、観光案内所のようなところに寄らなかったので、街の全体地図を持っていません。<br />なので人に道を聞くしかないのですが、なぜかみんなが、ルアージュをZoo(動物園)と聞き間違えるのです。<br />「ズー」と「ルアージュ」、どうして聞き間違えられるのでしょう。私の発音は、そんなに悪いのでしょうか。<br />あるいは、みんな、観光客が道を聞くとしたら行き先はZooに違いない、と先入観を持っていて、それでろくに聞きもせずにZooと思い込むのでしょうか。<br /><br />それでもなんとか、4時30分にはルアージュ・ステーションにたどりつきました。<br />ところが、ケビリ行きの乗客が集まらないので、ルアージュはなかなか出発しません。<br />待たされること約1時間。いつ出発するのはわからないまま待たされるというのは、不安で仕方がありませんでした。<br />待ち時間用の読み物を持っていたので、それで少しはイライラやじれったさや不安を少しはまぎらわせることができました。待つしか、ありませんでしたから。<br />朝と反対で、トズールからケビリやドゥーズへ向かうのは、要するに都心からの帰りの「下り」に当たるのではないか、と気付きました。「上り」と違って、「下り」で帰宅する人の行き先は、ケビリやドゥーズばかりとは限りません。<br />だから、なかなか人が集まらなかったのでしょう。<br />ルアージュの運転手も待ちくたびれたらしく、5時半には乗客3人だけで出発することに決めてくれて、ホッとしました。

    メインストリートであるハビブ・ブルギバ通りの先に、面白い建造物を見つけました。

    * * * *
    4時には観光を終わらせ、ドゥーズへ戻ろうとルアージュ・ステーションを探しましたが、これがちょっと苦労しました。
    ルアージュ・ステーションの場所はLonely Planetの地図の欄外ですし、観光案内所のようなところに寄らなかったので、街の全体地図を持っていません。
    なので人に道を聞くしかないのですが、なぜかみんなが、ルアージュをZoo(動物園)と聞き間違えるのです。
    「ズー」と「ルアージュ」、どうして聞き間違えられるのでしょう。私の発音は、そんなに悪いのでしょうか。
    あるいは、みんな、観光客が道を聞くとしたら行き先はZooに違いない、と先入観を持っていて、それでろくに聞きもせずにZooと思い込むのでしょうか。

    それでもなんとか、4時30分にはルアージュ・ステーションにたどりつきました。
    ところが、ケビリ行きの乗客が集まらないので、ルアージュはなかなか出発しません。
    待たされること約1時間。いつ出発するのはわからないまま待たされるというのは、不安で仕方がありませんでした。
    待ち時間用の読み物を持っていたので、それで少しはイライラやじれったさや不安を少しはまぎらわせることができました。待つしか、ありませんでしたから。
    朝と反対で、トズールからケビリやドゥーズへ向かうのは、要するに都心からの帰りの「下り」に当たるのではないか、と気付きました。「上り」と違って、「下り」で帰宅する人の行き先は、ケビリやドゥーズばかりとは限りません。
    だから、なかなか人が集まらなかったのでしょう。
    ルアージュの運転手も待ちくたびれたらしく、5時半には乗客3人だけで出発することに決めてくれて、ホッとしました。

  • 面白いオブジェ。<br />これも、メインストリートであるハビブ・ブルギバ通りで見つけました。<br /><br />* * * *<br />ケビリには7時20分に到着しました。<br />行きと同じく塩湖ショット・エル・ジェリドを横断しました。<br />夕焼けにたなびく雲が紫のグラデーションに染まってとても美しく、だだっ広い平原のもとで、壮大な景色が展開されていました。<br />途中で、運転手が店に立ち寄りました。そしてなぜか、私たち3人にコカコーラをおごってくれました。よくわからないけど、コカコーラで乾杯です。<br />実は、私はこのとき、生まれてはじめてコカコーラを飲みました。<br />出発まで待たされはしましたが、運転手も他の2人の乗客も、みんな愛想が良く明るくて、快適なドライブでした。<br /><br />ケビリのルージュ・ステーションに着いたとき、ちょうどドゥーズ行きのルアージュが停車していました。<br />それを見た運転手が、あれがドゥーズ行きの最終便だ、と言い、「Vous avez de la chance!(ツイてるね)」と付け加えました。<br />……ちょっと待って。それって、あなた、もしかしたら私は、ドゥーズ行きの最終ルアージュに間に合わないかも、と思っていたわけでしょうか!?<br />もっとも、乗客の中に、行き先が同じ人がいました。私の滞在ホテルの隣にあるホテル・トゥアレグで働いている女性です。休暇を終えて、仕事場に戻るのだそうです。<br />彼女は英語が話せました。ルアージュの中でも、私のために通訳してくれました。<br />おかげで、だいぶ心強かったです。<br />万が一、ドゥーズ行きのルアージュがなくなっていたら、2人でタクシーを利用したでしょう。<br />これが私1人だったら、どうしたでしょう。<br />右も左もわからないケビリで、タクシープールの場所もわからず、流しのタクシーもそう走っているわけではないのに、暗くなってしまってどうやってタクシーを捕まえられたか……シディ・ブ・サイードのときのように、また、交番に泣きついたかもしれません。

    面白いオブジェ。
    これも、メインストリートであるハビブ・ブルギバ通りで見つけました。

    * * * *
    ケビリには7時20分に到着しました。
    行きと同じく塩湖ショット・エル・ジェリドを横断しました。
    夕焼けにたなびく雲が紫のグラデーションに染まってとても美しく、だだっ広い平原のもとで、壮大な景色が展開されていました。
    途中で、運転手が店に立ち寄りました。そしてなぜか、私たち3人にコカコーラをおごってくれました。よくわからないけど、コカコーラで乾杯です。
    実は、私はこのとき、生まれてはじめてコカコーラを飲みました。
    出発まで待たされはしましたが、運転手も他の2人の乗客も、みんな愛想が良く明るくて、快適なドライブでした。

    ケビリのルージュ・ステーションに着いたとき、ちょうどドゥーズ行きのルアージュが停車していました。
    それを見た運転手が、あれがドゥーズ行きの最終便だ、と言い、「Vous avez de la chance!(ツイてるね)」と付け加えました。
    ……ちょっと待って。それって、あなた、もしかしたら私は、ドゥーズ行きの最終ルアージュに間に合わないかも、と思っていたわけでしょうか!?
    もっとも、乗客の中に、行き先が同じ人がいました。私の滞在ホテルの隣にあるホテル・トゥアレグで働いている女性です。休暇を終えて、仕事場に戻るのだそうです。
    彼女は英語が話せました。ルアージュの中でも、私のために通訳してくれました。
    おかげで、だいぶ心強かったです。
    万が一、ドゥーズ行きのルアージュがなくなっていたら、2人でタクシーを利用したでしょう。
    これが私1人だったら、どうしたでしょう。
    右も左もわからないケビリで、タクシープールの場所もわからず、流しのタクシーもそう走っているわけではないのに、暗くなってしまってどうやってタクシーを捕まえられたか……シディ・ブ・サイードのときのように、また、交番に泣きついたかもしれません。

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