2006/04/28 - 2006/05/07
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azianokazeさん
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5/5(金)、旅の最終日。
午前中古都アヌラーダプラを見物、午後はホテルで休憩した後夕刻空港に向けて出発。
深夜キャセイ航空でコロンボを発って、バンコク経由シンガポール乗換え、更に台北経由で福岡に5/6(土)夜9時頃着、この日は福岡泊。
翌5/7(日)高速バスで鹿児島空港へ移動、午後3時半の飛行機で奄美大島へ。
二日がかりの長い帰路につきます。
運転手ソーミーとの4日間の旅も終了。
私はこの旅に満足しましたが、彼は報酬に満足してくれたでしょうか?
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アヌラーダプラといえばやはりスリー・マハー菩提樹。
というか、13年前もアヌラーダプラには来ているはずなのですが、覚えているのは朝食後ホテルから散歩がてらに見に行ったこの菩提樹と、自然に帰りつつあったアバヤギリ大塔のふたつだけです。
菩提樹は、インドはブッダガヤのお釈迦様が悟りを開いた木を分け木したもの。
長い参道を歩いて向かいます。
検問所のところを右手に入るとルワンウェリ・サーヤ大塔です。帰りに寄ります。 -
朝のまだ涼しい時間帯ですが、犬たちがゴロゴロ寝ています。
オナガザルもいましたが、有料写真撮影の営業用みたいでしたのでパス。 -
正面の木がその菩提樹ですが、超国宝級の聖木ですので階段を上がったところでボディーチェックを受けます。
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よく言われるように、木そのものは決して大木ではなく、「これが樹齢2000年?」と訝しく思われるような少し頼りなげな木です。
周りは壁で囲まれ、参拝の人々がその壁を磨いたり埃を払ったりしています。
菩提樹の木陰でしばらく休み、引き返してルワンウェリ・サーヤ大塔へ向かいます。
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途中大きなトカゲがいました。しっぽの先までいれると30cmぐらいでしょうか。
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アヌラーダプラの象徴的な仏塔、ルワンウェリ・サーヤ大塔です。
紀元前2世紀頃の建築らしいですが、真っ白な堂々たる仏塔です。 -
土台にはたくさんの象が配置されています。
大きすぎて近づくと全体がフレームに収まりません。
往時は高さが今の倍110mあったとのことですが本当でしょうか? -
ルワンウェリ・サーヤ大塔から北上したところにあるトゥーパーラーマ・ダーガバ。
アヌラーダプラ最古の仏塔だそうです。 -
屋根を支えていたであろう石柱が周囲を取り巻いています。
祈る人もいれば、補修作業を行う人もいます。
作業する人達に指示をだすお坊さんもいます。 -
境内のオイルランプに油を注ぐ女性ふたり。
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こちらはランカラーマ・ダーガバ。
警備の人間が立っていたりして、外の木陰からぼんやり眺めるだけにしました。 -
ランカラーマ・ダーガバの近くにある、クイーンズ・パビリオン。
王妃のための建築物があったところです。 -
ここで有名なのがムーンストーンの美しさ。
大外に人間世界とその欲望を表す炎。
象、馬、ライオン、牡牛がそれぞれ誕生、老齢、病、死をあらわし、これらの輪廻を意味しているとか。
その内側、花は愛する心。
更に内側の花をくわえた鳥は純潔をあらわすそうです。
中心の蓮の花は天国。
13年前、このムーンストーンを見ながら、同行の先生と「あんたは四つの人生の苦しみがわかりますか?」「何ですか?」「誕生、老い、病気、死ですよ。」「へエ・・・誕生も苦しみですか?」「そうです。だから泣いてこの世に生まれてくるんです。人生全体が苦しみなんですよ。」・・・暑い日ざしのなかでそんな話をしたのを思い出しました。 -
輪廻はともかく、この世に生あるうちは働いて生きていかねばなりません。
女性数人がつるはしをふるって作業に精を出していました。
そのかたわらでは一休みしている女達が楽しそうに談笑していました。 -
クイーンズ・パビリオンの隣、アバヤギリ大塔です。
上座部(小乗)仏教が主流のこの地では唯一といってよい大乗仏教の遺跡なのですが、ご覧のように地肌が露出して草木が表面を覆っています -
現在修復工事が行われています。
学校の課外授業の一環として多くの生徒が参加してレンガ運びなどを手伝っています。 -
こちらは足場を組んでの作業です。
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作業の様子を遠くから眺めるとこんな感じです。
近い将来ルワンウェリ・サーヤ大塔のように白亜の大塔に変身するのかも。
しかし、日本人の、というか私の感じ方すると、草木に覆われ自然に戻っていく今のアバヤギリ大塔の方が無常観にもなじんで趣き深いと思うのですが。
ドライバーのソーミーに「壊れかけの今の方がいいけど・・・」と話したところ、「そうだ!そうだ!」と彼も同意していました。(ときどき話しが通じていないこともあるので、さだかではありませんが・・・) -
更に東に進むとサマーディ仏像に至ります。
ガイドブックにもあるように柔和な感じの仏様です。
旅の無事を祈ります。 -
手前の風車のような白い花は何でしょうか。
しばらく離れた木陰で眺めていると目の前にプルメリアの花が一輪落ちてきました。 -
かつての僧侶達の沐浴場、クッタム・ポクナ。
ガイドブックには「水際の階段に腰を下ろしていると、かつての僧侶達がその想いを仏に祈り沐浴していた光景が見えてきそうだ」とありますが、真昼の池は正直なところ暑さでクラクラしてきます。
水中の亀を撮ろうとしばらく立っていたのですが、亀なら日本にもいるし暑いので止めました。 -
最後に訪れたのがイスルムニヤ精舎。
他の遺跡・仏塔から遠く離れた南にあります。
お寺の背後は岩山になっていて登れます。
鉄棒の真後ろから写真を撮っているところを見ると相当疲れが出ているみたいです。
それとここも裸足になるのですが、時間的に石が焼けてきて足裏を火傷しそうでした。
どうしても裸足が無理な場合のために靴下を持っていくのがやはり正解です。
時間・場所によっては本当に歩けなくなります。 -
本堂には色鮮やかな涅槃仏。
目つきがちょっときついですが・・・ -
立ち位置を変えると穏やかなお顔に。・・・それだけの話です。
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石の熱さに飛び跳ねながら背後の岩にのぼります。
まわりに何もないので結構視界が開けます。 -
宝物殿に所蔵されている有名な石版、通称“恋人の像The Lovers”です。
サーリヤ王子と恋に落ちた身分違いの娘マーラ。
バティックの図柄などにもよく見ます。
13年前何も知らずに買ったバティックの1枚がこの図柄でした。
以上で今回のスリランカ観光を無事終了しました。
これも多くのお寺・仏塔でお祈りした仏様のご加護でしょうか。
宿にもどりしばし休憩。 -
5時過ぎにチェックアウト。
ボーイ達にチップをわたすようにソーミーからアドバイス。
街でお土産のアラック(ヤシ酒)を買います。
紅茶も買おうかと思ったのですが、スーパーのものはリプトンなどで、結局空港で買うことに。
夕焼けの中を西岸のプッタラマに出て、海岸沿いに空港まで南下します。
途中、“スリランカは日本と違って貧富の差が大きい。”
“社長のRodneyはお金持ちだが、ソーミーは月7000ルピーしか固定給がない。”
“日本から来たエンジニアはみんなと一緒に作業するが、スリランカのエンジニアは指示するだけだ・・・”
そんな話をしながら空港に向かいます。
プッタラマを過ぎたあたりで「晩飯でも・・・」と言うと「このあたりはタミルエリアなので、ニゴンボに近づいてから」と予想した答えがありました。
タミル人が多い地域は運転していても緊張しているような感じ。
しばらくムスリムが多く見られるエリアを走り、やがてChilawのあたりから道端にマリア像の祠が目に付くようになってニゴンボも近いことを教えてくれます。
あるローカルな食堂で写真の“コットゥロティ”という料理をいただきました。
肉や野菜をこまかく切り刻んで混ぜ合わせた料理ですが、切り刻むときの包丁のリズミカルというか騒々しい音が特徴的な料理です。エビカレーを付け合せて。
ソーミーはチリソーズを更にかけますが、私はケチャップで甘くした方が食べやすかったです。
5月12日のウェサックの飾り付けで電飾キラキラの街もありました。
夜の10時前ぐらいに警戒厳重な空港に到着。
頭を悩ましたチップについては、ソーミーにはいろいろ世話になったし楽しい旅ができたので(スピード違反の罰金もあるし)、3000ルピーを渡しました。
空港前ですぐに車を移動させないといけないので「次スリランカに来たときは連絡してくれ」とあわただしく別れました。
ソーミーに満足してもらえたかわかりませんが、最後車の中から手を振っていましたので・・・。
彼はこの後キャンディに帰ります。
私は二日がかりでバンコク、シンガポール(乗換え)、台北、福岡、更に鹿児島、奄美大島へと帰ります。
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