2006/04/28 - 2006/05/07
186位(同エリア206件中)
azianokazeさん
- azianokazeさんTOP
- 旅行記488冊
- クチコミ0件
- Q&A回答12件
- 891,253アクセス
- フォロワー29人
ニゴンボはスリランカ有数の漁村、フィッシュマーケットは多くの人で賑わいます。
村を歩くとヤシの木やプルメリアの花に彩られた砦跡や小さな教会などが趣があります。
夕方海岸に出ると大勢の地元の人達。
夕陽が沈んだ後も続く家族づれの歓声は“一日が無事に終わった家族の幸せ”といったようなものを感じさせてくれます。
-
朝食後、先ずはスリーウィーラーでフィッシュマーケットへ出かけます。
この日はあいにく日曜日で市場は閑散としています。
漁師さんも日曜日はお休みのようです。 -
数軒開いているお店のおばちゃんもひまそうです。
-
例によって案内をかって出るおじさんにつかまり、「まあ、魚の種類などは“歩き方”にも載っていないし、いいか・・・」とそのまま話を聞きました。
沖合いの魚だけでなく、ラグーン(入り江)の魚やカニ、川の魚などいろいろ集まっているそうです。
名前が理解できたのはswordfish(めかじき)、tuna(かつお)、barracuda(かます)ぐらいでしたが。 -
小屋がけの裏手には日干しの魚が銀色のカーペットをつくっています。
魚の種類・大きさもいろいろあって、小さい魚は表裏各1日、大きな魚は各2日干すそうです。 -
津波の被害後日本人から船の寄付があったとか、条件の良いホテル関係の仕事に変わりたいので英語の勉強をしているのでお金がかかる・・・といった話になってきたので、50か100ルピーぐらいのチップを渡して「後は一人で見るので・・・」と別れました。
それでも「お金のためじゃない。英語の勉強のために説明しているんだ。」と言いつつ、10ドル単位の寄付金が書かれたリストを見せて寄付を求めてきます。
今回、旅行中常に“チップ”“謝礼金”で頭を悩ますことになりますが、その件については別のところでとりあげる予定です。 -
これでは表題の“喧騒”がウソになりますので、翌日月曜日、キャンディに移動する前再度この魚市場を訪ねました。
確かに歩くのも困るほどの大賑わいです。 -
昨日とは打って変わって様々な魚・カニ・エビが山のようにつまれています。
-
-
“店”というか小屋だけでなく、地面にビニールを敷いて魚が広げられています。
-
海岸では船から魚をおろす作業が行われています。
今日の漁はどうだったでしょうか? -
魚市場からラグーン(入り江)方向に海岸沿いに歩きます。
-
写真はラグーン対岸の岬先端です。
-
ラグーン入り口付近から魚市場方向を振り返った風景です。
漁師が漁具の手入れなどを軒先でやっています。 -
水辺から少し離れて村の中に足をいれます。
通りに張られた青いヒラヒラしたものは何でしょうか?
他の場所でも時折目にしましたが、ウェサックは12日でまだ先だと思いますが・・・。
選挙関係でしょうか? -
お寺に多いのでテンプルツリーの異名もあるプルメリア。
お寺に限らずどこでも目にしますが、濃い緑に白い花、白い花弁中央の黄色味が映えてとても美しい花です。夾竹桃の仲間のようです。 -
あまりに身近に多すぎてあまり写真が残っていませんが・・・
-
他にもきれいな花が熱帯の青空を彩っています。
-
仏教が中心のスリランカにあって、漁師が多い海岸沿いはキリスト教徒が多く、特にニゴンボ近辺は街のあちこちで写真のような“祠”みたいなものが散見されます。
仏教では殺生を禁じているので魚を殺める漁師には向かないと説明されることが多いですが、真偽の程は知りません。
写真もそうですが、特にマリア像が多く見られるような気がしました。
仏教でもお釈迦様を脇腹から産んだマヤ婦人の話はありますが、マリア信仰のように場所によってはキリスト本人より人気があったりするのは考えてみると不思議な現象ですね。 -
ラグーンから更に入り込んだ船溜り。
-
その先にはオランダ統治時代の砦の跡があります。正門が残っていますが、内部はイギリス統治時代に刑務所に改造されたそうです。
-
今でも門をくぐると刑務所です。
-
砦跡の隣には小さな教会。
日曜日のミサが行われていました。 -
ここにもマリア様の祠が。
-
魚市場近くにある先のインド洋津波の被害者の仮設住宅。
あの津波でスリランカでも3万人とも4万人ともいわれる死者が出たそうです。 -
魚市場 から海岸沿いに北上すると300mぐらいで野菜・果物市場に入り込みます。
-
-
土地柄を反映して果物が多く、写真は出荷前のジャックフルーツです。
-
ホテルに戻り宿替えです。
到着日に利用したホテルは次の日は部屋がないとのことで、近くの別のホテルを紹介してもらいました。
“The Reef Beach Hotel”(AC 朝食付き 35$)
なかなかきれいな部屋で快適です。 -
シャワースペースなど「ほー!」って感じです。
-
2階ですが、ベランダからのビーチの眺めは斜め方向に切れる感じでイマイチです。
-
ホテル玄関で出会った新婚のふたり。
-
一休みして夕刻近く海岸にでると、思いがけず大勢の人達が集まっています。
-
海では“泳ぐ”のではなく、インド洋の荒波に身をまかせて遊んでいます。
-
子供を抱えて海を見つめる女性。
-
手をつないだ親子に“家族の幸せ”みたいなものを感じます。
日本の風景と異なるのは圧倒的な子供の数の多さです。 -
日は傾き、黄金に輝くたそがれ時を迎えます。
やがて日が沈み闇が訪れても、海浜公園になっている海辺に集まる家族づれや若者達の数は減ることはなく、その歓声は暗闇に灯りがともる頃になっても続きます。
異邦人の私はひとり夕食にむかいます。
次回“スリランカ?”では古都キャンディへ移動します。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
azianokazeさんの関連旅行記
ネゴンボ(スリランカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ネゴンボ(スリランカ) の人気ホテル
スリランカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スリランカ最安
579円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
36