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9/22(月)ドゥーズ3日目:トズール日帰り(ルアージュ(定期乗合タクシー)でアクセス。)<br />ショット・エル・ジェリド(塩湖)を経由<br />市内観光:Dar Cherait博物館、ナツメヤシのオアシス(ジャングル)散策、サハラ砂漠のベルベデーレ岩、旧市街地区(日干し煉瓦の幾何学模様の家並みのあるウルド・エル・ハデフ地区)<br /><br /><br />昨日のラクダに乗ってのサハラ体験で思ったより疲れていましたが、今日はドゥーズから他の場所に日帰りするため、がんばって早起きしました。4時40分起床で、5時20分には朝食をすませました。<br />そして5時50分にマトマタ行きのタクシーを手配しようと勇んでレセプションにかけあってみたら……なんと、タクシーは6時半からでなくては呼べないとのこと。<br />参りました。昨日の夜のうちにそういうことはきちんと確認しておけばよかったです。<br />急に明日のことが気になりました。明日のチュニス行きの長距離バスは、1日に2本しかなく、朝出発する便は6時20分発です。タクシーを確実に予約しておかなくては!<br /><br />結局、本日は、マトマタ行きをやめて、トズールへ行くことにしました。<br />マトマタでは「スターウォーズ」のルークの家としてロケされたあの不思議な住居を見学するのを楽しみにしていましたが、ああいう住居は特に観光客に開放されているわけではなく、交渉して住人の好意で見せてもらうもののようです。<br />ですが、Lonely Planetによると、マトマタはチュニジアでも観光客が大勢押し寄せる筆頭の場所でありながら、それだけの人数を受け入れられるほど大きな町ではないため、住民は観光客にうんざりしていて愛想が悪いか、あるいは観光客目当てに商売っ気を出す人ばかりらしいです。<br />それにレセプションの人に聞いたところ、ドゥーズからマトマタへは、車でざっと6時間かかるそうです。<br />どうしてもマトマタに行きたかったら、拠点をガベスにすべきでした。あるいは、スース滞在を延ばして、スースでツアーをつかまえるべきでした。<br />1人でタクシーを雇い、6時間もかけてマトマタへ行きたいか。<br />考えた末、マトマタはあきらめました。<br /><br />マトマタをはじめとするベルベル人の村へのアクセスについては、ドゥーズは予想以上に悪かったわけですが(レンタカーを使えれば話は別です)、ドゥーズを選んだことは後悔していません。<br />町のすぐ外がサハラ砂漠という所は、ドゥーズかザーフレイン(Zaafrane)くらいなのです。そして私はもともと、そういうサハラ砂漠のオアシスの町に来たかったのですから。<br /><br />でも、一昨日と昨日と2日間、田舎のドゥーズ散策と砂漠で過ごしたので、そろそろ町を観光したくなりました。<br />本日の日帰り先にトズールを選んだのはそのためです。トズールは、国際空港もある、チュニジア南部では1番の都会なのです。<br />Lonely Planetの記述からも、トズールは観光インフラが整っているように思えました。「Accessible Sahara(サハラに行ける)」な町なので、サハラ砂漠体験を求めるジープやランドローバーが大挙してやって来るし、アルジェリアとの国境に近いので、とにかく旅行者の出入りが多く、それで発展した町のようです。要するに、あまり褒めてはいませんでしたけれど。<br />でも、期待できる見どころも多いです。<br />トズールのダール・シャレ博物館(Dar Charait Museum)はバルドーの次にチュニジアで唯一、一見の価値あり、だそうです。特に民俗文化の展示が売りらしいと聞けば、俄然、興味をかき立てられます。<br />それに、ドゥーズからトズールまでの移動は、チュニジア最大の塩湖ショット・エル・ジェリド(Chott El Jerid)を突っ切るのです。ひと目見てみたいと思っていたので、ちょうどよいです。<br />また、トズールのベルベデーレ・ロック(Belvedere Rocks)(敢えて訳すなら、「見晴らしのよい岩」)からの塩湖の眺めも期待できそうです。<br /><br />ちなみに、当時の私は興味持ちませんでしたが、トズールの動物園もハイライトの1つのようです。コカコーラを飲むラクダがいるのは、確かここです。<br />もっともLonely Planetの著者は、観光客がお義理で行くようなところだ、と酷評しています。施設が整っていないのと、いるのは「動物」というよりは、サソリを始めとする砂漠で生息する「生き物」ばかりだからのようです。<br /><br />※その1では、トズールの郊外で撮った写真でまとめています。町の写真はその2にまとめました。<br />トズール郊外で撮った写真は、「チュニジア・ハイライトそのその4:ナツメヤシのある風景」にもあります。郊外からトズールの街中を眺めた写真もあります。<br />http://redirect.4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10054684/

1997年秋のイタリア&チュニジア旅行20日間その21:トズール(その1:ナツメヤシ・ジャングル)

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1997/09/22 - 1997/09/22

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まみ

まみさん

9/22(月)ドゥーズ3日目:トズール日帰り(ルアージュ(定期乗合タクシー)でアクセス。)
ショット・エル・ジェリド(塩湖)を経由
市内観光:Dar Cherait博物館、ナツメヤシのオアシス(ジャングル)散策、サハラ砂漠のベルベデーレ岩、旧市街地区(日干し煉瓦の幾何学模様の家並みのあるウルド・エル・ハデフ地区)


昨日のラクダに乗ってのサハラ体験で思ったより疲れていましたが、今日はドゥーズから他の場所に日帰りするため、がんばって早起きしました。4時40分起床で、5時20分には朝食をすませました。
そして5時50分にマトマタ行きのタクシーを手配しようと勇んでレセプションにかけあってみたら……なんと、タクシーは6時半からでなくては呼べないとのこと。
参りました。昨日の夜のうちにそういうことはきちんと確認しておけばよかったです。
急に明日のことが気になりました。明日のチュニス行きの長距離バスは、1日に2本しかなく、朝出発する便は6時20分発です。タクシーを確実に予約しておかなくては!

結局、本日は、マトマタ行きをやめて、トズールへ行くことにしました。
マトマタでは「スターウォーズ」のルークの家としてロケされたあの不思議な住居を見学するのを楽しみにしていましたが、ああいう住居は特に観光客に開放されているわけではなく、交渉して住人の好意で見せてもらうもののようです。
ですが、Lonely Planetによると、マトマタはチュニジアでも観光客が大勢押し寄せる筆頭の場所でありながら、それだけの人数を受け入れられるほど大きな町ではないため、住民は観光客にうんざりしていて愛想が悪いか、あるいは観光客目当てに商売っ気を出す人ばかりらしいです。
それにレセプションの人に聞いたところ、ドゥーズからマトマタへは、車でざっと6時間かかるそうです。
どうしてもマトマタに行きたかったら、拠点をガベスにすべきでした。あるいは、スース滞在を延ばして、スースでツアーをつかまえるべきでした。
1人でタクシーを雇い、6時間もかけてマトマタへ行きたいか。
考えた末、マトマタはあきらめました。

マトマタをはじめとするベルベル人の村へのアクセスについては、ドゥーズは予想以上に悪かったわけですが(レンタカーを使えれば話は別です)、ドゥーズを選んだことは後悔していません。
町のすぐ外がサハラ砂漠という所は、ドゥーズかザーフレイン(Zaafrane)くらいなのです。そして私はもともと、そういうサハラ砂漠のオアシスの町に来たかったのですから。

でも、一昨日と昨日と2日間、田舎のドゥーズ散策と砂漠で過ごしたので、そろそろ町を観光したくなりました。
本日の日帰り先にトズールを選んだのはそのためです。トズールは、国際空港もある、チュニジア南部では1番の都会なのです。
Lonely Planetの記述からも、トズールは観光インフラが整っているように思えました。「Accessible Sahara(サハラに行ける)」な町なので、サハラ砂漠体験を求めるジープやランドローバーが大挙してやって来るし、アルジェリアとの国境に近いので、とにかく旅行者の出入りが多く、それで発展した町のようです。要するに、あまり褒めてはいませんでしたけれど。
でも、期待できる見どころも多いです。
トズールのダール・シャレ博物館(Dar Charait Museum)はバルドーの次にチュニジアで唯一、一見の価値あり、だそうです。特に民俗文化の展示が売りらしいと聞けば、俄然、興味をかき立てられます。
それに、ドゥーズからトズールまでの移動は、チュニジア最大の塩湖ショット・エル・ジェリド(Chott El Jerid)を突っ切るのです。ひと目見てみたいと思っていたので、ちょうどよいです。
また、トズールのベルベデーレ・ロック(Belvedere Rocks)(敢えて訳すなら、「見晴らしのよい岩」)からの塩湖の眺めも期待できそうです。

ちなみに、当時の私は興味持ちませんでしたが、トズールの動物園もハイライトの1つのようです。コカコーラを飲むラクダがいるのは、確かここです。
もっともLonely Planetの著者は、観光客がお義理で行くようなところだ、と酷評しています。施設が整っていないのと、いるのは「動物」というよりは、サソリを始めとする砂漠で生息する「生き物」ばかりだからのようです。

※その1では、トズールの郊外で撮った写真でまとめています。町の写真はその2にまとめました。
トズール郊外で撮った写真は、「チュニジア・ハイライトそのその4:ナツメヤシのある風景」にもあります。郊外からトズールの街中を眺めた写真もあります。
http://redirect.4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10054684/

  • トズール郊外。温泉が湧き出ています。<br /><br />* * * *<br />せっかく早起きしたので、早速トズールへ行くために、すぐにでも市内のルアージュ・ステーションに行きたかったのですが、時間が早すぎるせいか、レセプションではタクシーを呼んでもらえません。<br />ホテルの前に立って待ってれば来るよ、と言われました。不親切だと思いました。<br />あるいは、6時半まで待てない私がせっかちなだけでしょうか。<br />もしかしたら、常時、ホテルに待機しているタクシーが、時間になれば来る、ということだったのかもしれませんが、このような三ツ星以上の高級ホテルに泊まり慣れていない私には思いつきませんでした。<br />ホテルの前に立っていても、本当にタクシーが来るのかどうか私には分かりませんでしたし、こうしている時間がもったいない、と気がせいて仕方がありません。<br /><br />来るかわからないタクシーをただ待っているくらいなら、自分で歩いて町に行く方がずっとマシ!───と思いました。<br />日帰りなので身軽ですし、朝早いのでまだ涼しいから、サハラ砂漠を眺めながらの2kmの散歩も悪くありません。<br />でも、途中でバイクに乗った人に声をかけられ、町まで乗せてもらいました。<br />これって、ヒッチハイク!<br />いやぁ、初めての経験です、ヒッチハイク。後にも先にも、もう経験することはないでしょう。<br />いままで散々、押し売りガイドだのナンパだのに不快な思いもしてきたはずなのに、私はちっとも懲りていないのかもしれません。

    トズール郊外。温泉が湧き出ています。

    * * * *
    せっかく早起きしたので、早速トズールへ行くために、すぐにでも市内のルアージュ・ステーションに行きたかったのですが、時間が早すぎるせいか、レセプションではタクシーを呼んでもらえません。
    ホテルの前に立って待ってれば来るよ、と言われました。不親切だと思いました。
    あるいは、6時半まで待てない私がせっかちなだけでしょうか。
    もしかしたら、常時、ホテルに待機しているタクシーが、時間になれば来る、ということだったのかもしれませんが、このような三ツ星以上の高級ホテルに泊まり慣れていない私には思いつきませんでした。
    ホテルの前に立っていても、本当にタクシーが来るのかどうか私には分かりませんでしたし、こうしている時間がもったいない、と気がせいて仕方がありません。

    来るかわからないタクシーをただ待っているくらいなら、自分で歩いて町に行く方がずっとマシ!───と思いました。
    日帰りなので身軽ですし、朝早いのでまだ涼しいから、サハラ砂漠を眺めながらの2kmの散歩も悪くありません。
    でも、途中でバイクに乗った人に声をかけられ、町まで乗せてもらいました。
    これって、ヒッチハイク!
    いやぁ、初めての経験です、ヒッチハイク。後にも先にも、もう経験することはないでしょう。
    いままで散々、押し売りガイドだのナンパだのに不快な思いもしてきたはずなのに、私はちっとも懲りていないのかもしれません。

  • ベルベデーレ・ロック。<br />インディアンが出そうな西部劇風な風景ですよね。<br /><br />* * * *<br />6時40分には無事にドゥーズの町中に着きました。<br />バイクに乗せてくれた人には、「町を案内してあげる」と言われました。これが縁で友達となったのだから、「ボクの町を知って欲しいんだ」と言われれば、断れません。<br />家畜市の場所を案内してもらいました。ただし、市が開かれるのは冬なので、今の時期は何もありません。<br />その後は、「トズールに早く行きたい」と言うと、ルアージュ・ステーションまで送ってくれました。<br />町を案内されるときに、肩を抱かれたりなど少しべたべたされましたが、さすがに慣れました。<br />それに、特に嫌がることをされたわけでも、お金を請求されたりしたわけでもありません。友達として、純粋な好意を示してくれたのだと思います。<br /><br />ドゥーズからトズールへ直行するルアージュはなく、まずは車で20分ほどのところにあるケビリ(Kebili)に向かいます。<br />ケビリはドゥーズよりも「町」というかんじでした。それに対し、ドゥーズは、どちらかというと「村」だなぁと思いました。<br />ケビリでトズール行きのルアージュに乗り換え、ケビリからトズールまで約1時間半でした。<br />それでも9時45分にはトズールに着きました。早起きした甲斐がありました。<br />それに、ドゥーズからケビリ、ケビリからトズールというのは、いわば鉄道でいえば、郊外から都心に向かう「上り」のようなものなのでしょう。<br />時間的にも、朝の出勤の人たちで賑わっているというかんじでした。でも通勤ラッシュというほどではありません。<br />ルアージュは乗客が5人そろわなければ出発しませんが、ドゥーズでもケビリでも5人集まるまでほとんど待たされずにすみました。<br /><br />ドゥーズからトズールの途上で横断した塩湖ショット・エル・ジェリドは、だいたいは泥ばかりでした。でも、ところどころ塩が浮いて真っ白なところがあり、太陽の光を受けてキラキラしていました。<br />塩を採っているところも見かけました。<br />しかし、それらがなかったら、あるいは塩湖と知らなかったら、ただ、だだっぴろい平らな土地が続いているようにしか見えなかったでしょう。<br /><br />博物館好きの私、トズールでは真っ先に、Dar Charait博物館を見学しました。9時50分から10時50分まで、約1時間かけました。<br />途中で、ドイツ人団体客がガイドの話を聞いているところに出くわしました。どうやら、チュニジアのオスマントルコ時代の総督(Bay)を含めて歴史の解説をしているようです。<br />ドイツ語は少しはかじっているので耳をすませてみましたが、全く聞き取れませんでした。残念!<br />博物館の絵画部門はとても気に入りました。ちゃんと絵画です。イスラム教は具象画を禁じますから、こういう絵画が描かれるようになったのは西欧の影響で、美術・文化史でいえばおそらくごく最近のことではないでしょうか。<br />アラビア文字を使った幻想的な絵があり、特に気に入りました。<br />イスラム芸術には、建築にしろ絵画にしろ工芸にしろ、コーランの一説を、とても美しい装飾的な文字で飾られているものが多いですが、その絵はどちらかというとロマン派とシュールレアリスムをあわせたような幻想絵画というかんじでした。<br />それらの絵を、ぜひ写真に撮りたかったです。<br />入場券の他に写真チケットを買えば撮ることができましたが、私のフィルムカメラでは室内の展示物がきれいに撮れたためしがないので、撮りたいと思うこともないだろうと出し惜しみしてしまいました。ダメ元でも撮って来ればよかったです。

    ベルベデーレ・ロック。
    インディアンが出そうな西部劇風な風景ですよね。

    * * * *
    6時40分には無事にドゥーズの町中に着きました。
    バイクに乗せてくれた人には、「町を案内してあげる」と言われました。これが縁で友達となったのだから、「ボクの町を知って欲しいんだ」と言われれば、断れません。
    家畜市の場所を案内してもらいました。ただし、市が開かれるのは冬なので、今の時期は何もありません。
    その後は、「トズールに早く行きたい」と言うと、ルアージュ・ステーションまで送ってくれました。
    町を案内されるときに、肩を抱かれたりなど少しべたべたされましたが、さすがに慣れました。
    それに、特に嫌がることをされたわけでも、お金を請求されたりしたわけでもありません。友達として、純粋な好意を示してくれたのだと思います。

    ドゥーズからトズールへ直行するルアージュはなく、まずは車で20分ほどのところにあるケビリ(Kebili)に向かいます。
    ケビリはドゥーズよりも「町」というかんじでした。それに対し、ドゥーズは、どちらかというと「村」だなぁと思いました。
    ケビリでトズール行きのルアージュに乗り換え、ケビリからトズールまで約1時間半でした。
    それでも9時45分にはトズールに着きました。早起きした甲斐がありました。
    それに、ドゥーズからケビリ、ケビリからトズールというのは、いわば鉄道でいえば、郊外から都心に向かう「上り」のようなものなのでしょう。
    時間的にも、朝の出勤の人たちで賑わっているというかんじでした。でも通勤ラッシュというほどではありません。
    ルアージュは乗客が5人そろわなければ出発しませんが、ドゥーズでもケビリでも5人集まるまでほとんど待たされずにすみました。

    ドゥーズからトズールの途上で横断した塩湖ショット・エル・ジェリドは、だいたいは泥ばかりでした。でも、ところどころ塩が浮いて真っ白なところがあり、太陽の光を受けてキラキラしていました。
    塩を採っているところも見かけました。
    しかし、それらがなかったら、あるいは塩湖と知らなかったら、ただ、だだっぴろい平らな土地が続いているようにしか見えなかったでしょう。

    博物館好きの私、トズールでは真っ先に、Dar Charait博物館を見学しました。9時50分から10時50分まで、約1時間かけました。
    途中で、ドイツ人団体客がガイドの話を聞いているところに出くわしました。どうやら、チュニジアのオスマントルコ時代の総督(Bay)を含めて歴史の解説をしているようです。
    ドイツ語は少しはかじっているので耳をすませてみましたが、全く聞き取れませんでした。残念!
    博物館の絵画部門はとても気に入りました。ちゃんと絵画です。イスラム教は具象画を禁じますから、こういう絵画が描かれるようになったのは西欧の影響で、美術・文化史でいえばおそらくごく最近のことではないでしょうか。
    アラビア文字を使った幻想的な絵があり、特に気に入りました。
    イスラム芸術には、建築にしろ絵画にしろ工芸にしろ、コーランの一説を、とても美しい装飾的な文字で飾られているものが多いですが、その絵はどちらかというとロマン派とシュールレアリスムをあわせたような幻想絵画というかんじでした。
    それらの絵を、ぜひ写真に撮りたかったです。
    入場券の他に写真チケットを買えば撮ることができましたが、私のフィルムカメラでは室内の展示物がきれいに撮れたためしがないので、撮りたいと思うこともないだろうと出し惜しみしてしまいました。ダメ元でも撮って来ればよかったです。

  • ベルベデーレの向こうにショット・エル・ジェリド(塩湖)が広がっています。<br /><br />* * * *<br />次にベルベデーレ・ロックに向かおうと思いましたが、場所はLonely Planetの地図の欄外です。そもそも今いる博物館も地図の欄外なので、どちらに向かったらいいか、方角すら、わかりません。<br />そのせいで、道を聞いた相手の「案内してあげようか」の誘いに、またしてもふらふらついていってしまいました。<br />20才かそこら、あるいはもう少し若いくらいの男の子でした。<br />トズール市を囲むナツメヤシ・ジャングルを抜け、郊外のあちこちで沸いている温泉を見て、ベルベデーレ・ロックから塩湖を見下ろすこともできました。<br />しかし、途中でキスされそうになったのを逃げたあたりから、ちょっと態度が冷たくなり、最後にガイド料として10チュニジア・ディナール要求されました。<br />目当ての案内はしてもらいましたが、それが10チュニジア・ディナールもするかどうかは疑問です。しかし、お金を請求されたことで、かえって私の方も気まずさを割り切れました。<br />ただ、どうせお金を払うんなら、手をつないだり肩を抱かれたりして、郷に入れば郷に従え、みたいな気分で我慢していたのを、最初から断ればよかったです。<br />もっとも、これが好みの男の子だったら別ですどね……と考える私も、たいがい現金だと思いますね。<br /><br />多少の後味の悪さは残ったものの、ベルベデーレ・ロックに行く途中のナツメヤシ・ジャングルはとても気に入りました。<br />畑のナツメヤシと違って、生え放題の野生のナツメヤシが密集している足下には、温泉からあふれた水のおかけで湿地のようになっています。<br />その風景を見ながら、ベトナム戦争や南米マフィアを扱ったハリウッド映画の密林を連想していました。ああいうのは、もしかしたらここトズールのジャングルでロケしたのではないか、と思ってしまったくらいです。<br />それが、ほんの数分歩けば、水の枯れた塩湖とサハラ砂漠が広がるのです。この格差が、たまりませんでした。<br />ベルベデーレ・ロックからの眺めも、期待どおり、なかなか良かったです。<br />そして、ベルベデーレ・ロックを少し離れたところから眺めた景色も、いいかんじでした。砂漠にボコンと盛り上がった岩に、周辺には枯れかけたようなナツメヤシ。今度はアメリカ西部劇の舞台みたいだなぁと思いました。<br />発想が貧困かしら。

    ベルベデーレの向こうにショット・エル・ジェリド(塩湖)が広がっています。

    * * * *
    次にベルベデーレ・ロックに向かおうと思いましたが、場所はLonely Planetの地図の欄外です。そもそも今いる博物館も地図の欄外なので、どちらに向かったらいいか、方角すら、わかりません。
    そのせいで、道を聞いた相手の「案内してあげようか」の誘いに、またしてもふらふらついていってしまいました。
    20才かそこら、あるいはもう少し若いくらいの男の子でした。
    トズール市を囲むナツメヤシ・ジャングルを抜け、郊外のあちこちで沸いている温泉を見て、ベルベデーレ・ロックから塩湖を見下ろすこともできました。
    しかし、途中でキスされそうになったのを逃げたあたりから、ちょっと態度が冷たくなり、最後にガイド料として10チュニジア・ディナール要求されました。
    目当ての案内はしてもらいましたが、それが10チュニジア・ディナールもするかどうかは疑問です。しかし、お金を請求されたことで、かえって私の方も気まずさを割り切れました。
    ただ、どうせお金を払うんなら、手をつないだり肩を抱かれたりして、郷に入れば郷に従え、みたいな気分で我慢していたのを、最初から断ればよかったです。
    もっとも、これが好みの男の子だったら別ですどね……と考える私も、たいがい現金だと思いますね。

    多少の後味の悪さは残ったものの、ベルベデーレ・ロックに行く途中のナツメヤシ・ジャングルはとても気に入りました。
    畑のナツメヤシと違って、生え放題の野生のナツメヤシが密集している足下には、温泉からあふれた水のおかけで湿地のようになっています。
    その風景を見ながら、ベトナム戦争や南米マフィアを扱ったハリウッド映画の密林を連想していました。ああいうのは、もしかしたらここトズールのジャングルでロケしたのではないか、と思ってしまったくらいです。
    それが、ほんの数分歩けば、水の枯れた塩湖とサハラ砂漠が広がるのです。この格差が、たまりませんでした。
    ベルベデーレ・ロックからの眺めも、期待どおり、なかなか良かったです。
    そして、ベルベデーレ・ロックを少し離れたところから眺めた景色も、いいかんじでした。砂漠にボコンと盛り上がった岩に、周辺には枯れかけたようなナツメヤシ。今度はアメリカ西部劇の舞台みたいだなぁと思いました。
    発想が貧困かしら。

  • トズール郊外。<br />温泉の湧き出ているところに再びやって来ました。<br />写真には写っていませんが、水着を着て温泉に浸かっている人もいました。

    トズール郊外。
    温泉の湧き出ているところに再びやって来ました。
    写真には写っていませんが、水着を着て温泉に浸かっている人もいました。

  • ベルベデーレ・ロックから市内へ戻る途中。<br />ジャングルに囲まれた水辺。

    ベルベデーレ・ロックから市内へ戻る途中。
    ジャングルに囲まれた水辺。

  • 市内に戻る前に、ベルベデーレ・ロックをふり返ってもう一度写真を撮りました。

    市内に戻る前に、ベルベデーレ・ロックをふり返ってもう一度写真を撮りました。

  • ベルベデーレ・ロックとナツメヤシ。<br />やっぱり、インディアンが出そうな西部劇風な風景!

    ベルベデーレ・ロックとナツメヤシ。
    やっぱり、インディアンが出そうな西部劇風な風景!

  • トズールのナツメヤシ・ジャングル。<br />整然と並んで植えられいたナツメヤシ畑に比べると、生え放題。ぼさぼさってかんじ@

    トズールのナツメヤシ・ジャングル。
    整然と並んで植えられいたナツメヤシ畑に比べると、生え放題。ぼさぼさってかんじ@

  • 市内への帰り道です。<br />水が足らなくて枯れていくオアシス。

    市内への帰り道です。
    水が足らなくて枯れていくオアシス。

  • ナツメヤシ・ジャングル。<br />砂漠のすぐ隣とは思えません。

    ナツメヤシ・ジャングル。
    砂漠のすぐ隣とは思えません。

  • 市内の方へ戻る道。<br />この道が町へ続いているなんて信じられない気がします。

    市内の方へ戻る道。
    この道が町へ続いているなんて信じられない気がします。

  • いまにもシュワルツネッガーが銃を持って登場しそうなところ。<br />一番お気に入りの1枚です。

    いまにもシュワルツネッガーが銃を持って登場しそうなところ。
    一番お気に入りの1枚です。

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