![アレキパを出発した夜行バスはナスカへ・・・行く筈だったのですが、アレキパで聞いていたナスカの到着時間に止まった所は”イカ”。ナスカからさらに北へ2時間行った所にある町。昨日アレキパでチケットの行き先がナスカからリマに変わっていたのが、こんな事になるとは・・・ここにいても仕方ないので、再びナスカに戻ることに・・・<br />ナスカでは、地上絵を見るのは明日にして、今日は近郊の遺跡を回ることにしました。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/06/62/650x_10066241.jpg?updated_at=1246290611)
2006/02/21 - 2006/03/17
229位(同エリア333件中)
こんべるさん
アレキパを出発した夜行バスはナスカへ・・・行く筈だったのですが、アレキパで聞いていたナスカの到着時間に止まった所は”イカ”。ナスカからさらに北へ2時間行った所にある町。昨日アレキパでチケットの行き先がナスカからリマに変わっていたのが、こんな事になるとは・・・ここにいても仕方ないので、再びナスカに戻ることに・・・
ナスカでは、地上絵を見るのは明日にして、今日は近郊の遺跡を回ることにしました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
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昨日アレキパで「ナスカにはAM6時半くらいに着く」と聞いていたのでAM5時位から起きて待っていました。
AM6時40分にバスが交差点で止まったので、バスの人に「ナスカ?」と聞くと、「いや、ここはイカ」との返事が!
「私達の目的地はナスカだ」と言ったら、バスの乗務員が持っている乗客の一覧には私達の所に”リマ”と書かれているのを私達に見せて「ナスカにはAM4時半に着いて、ナスカと書かれている人は皆起こした、私は悪くない」の一点張り。たしかに一番悪いのはチケットを発券したカウンターの女の人。
妻も荷物に付いているナスカのタグを見せて「私達も悪くない」と言い張って平行線・・・。とにかく道の真ん中では話が進まないので、バスはイカの営業所に立ち寄り、そこで私達夫婦だけ降ろされました。 -
営業所の人に「ナスカまで連れて行ってくれ」と言っても「それは出来ない」としか言わない。「その代わりナスカに行くバスの所へ連れて行ってあげる」と言ってバス乗り場へ。いくら抗議しても話が進まない。ここ南米ではこれぐらいのことは諦めないとダメなのかなぁ・・・
連れて行かれた所にはバスとコレクティーボが止まっていて「バスなら安いけど時間がかかる。コレクティーボなら高いけど早い」と教えてくれた。
時間が勿体無かったのでコレクティーボを選びました(イカ→ナスカ 10pesos)。 -
コレクティーボは乗客が揃うのを待ってから、ナスカへ。
途中で乗客を乗せたり降ろしたりしながら2時間でナスカに着きました。運転手の人が「ホテルは決まっているのか?」と聞いてきたので、目星をつけたホテルの名前を言うと、そのホテルの前で降ろしてくれました。 -
ここナスカではこのホテル”Hotel Alegria”を選びました。プールがあって、かわいらしい雰囲気のホテルです。
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ナスカ近郊のツアーに参加するために、ホテルの横にあるツアー会社に行きました。でも、値段を聞いてビックリ!マリア・ライヘ博物館&ミラドール(地上絵の観測塔)が$8。ナスカの墓&ナスカの水路が$8。両方行ったら$16。2人で・・・しかも各入場料は別。高すぎ!!ツアーの申し込みは後にして、先に明日の地上絵を見るためのセスナの予約の為に目の前の”AERO CONDOR”社のオフィスへ。明日の10時半の飛行機を予約しました。
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ツアーが思っていたより高かったので、タクシーを貸しきる事にしました。
見に行きたかった”ミラドール&ナスカの墓&ナスカの水路”と+αで65solesでした。 -
まず最初は”ミラドール”(1sol)に行きました。
これは生涯を地上絵に捧げたマリア・ライヘ女史が、観光客が地上絵の中に入って絵を荒らすのを見て、これで満足するように私費を投じて建てた建物です。 -
このミラドールから2つの地上絵が見えます。
これは”手”と言われる地上絵です。 -
こちらはもう一つの地上絵”木”。明日は飛行機から見る予定ですが、こうやってここから見ると地上絵の大きさが実感できます。
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ミラドールからはこんな眺めです。
手前の”木”の向こうに、パン・アメリカン・ハイウェーによって寸断された”トカゲ”の尻尾が見えます。 -
そして次は”ナスカの墓”(5soles)と言われる古代のお墓に行きました。お墓は砂漠の中に点在していて、暑さで歩くのがホント辛かった。
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お墓の中にはミイラや骨が並べられていました。
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なぜか道に骨が落ちていました。
盗掘も多いらしいけど、ちゃんと管理してるのかな? -
私達がお墓を見て歩いている間、タクシーの運転手の人は管理小屋で休んでいました。私達が帰ってきて次の目的地に行こうとしたら、管理小屋にいた警察の人も一緒にタクシーに乗ってきて途中で降りて行きました。
あの警察の人はどうやってここに来たんだろ?? -
次は”パレドネスの遺跡”。車を停めて、ちいさな山を登る。
途中大きな豆のぶら下がった木を発見。 -
この豆は、豆を食べるのでは無く、豆の周りにある白い綿みたいな物を食べます。
少し硬い綿菓子みたいな感じでした。 -
山を少し登った所に”パレドネス遺跡”はありました。
ここはプレ・インカと言われるインカ時代の前の時代の物で、石組みなどにインカ時代に通じる物がありました。 -
次は”EL TELAR y LAS AGUJAS”と言う地上絵を見に行きました。
左側の四角いのが”EL TELAR(織機?)”で右側の2つある丸いのが”LAS AGUJAS(針?)”です。 -
そして最後に”ナスカの水路”に到着。
この水路ははるか向こうにある”セロ・ブランコ(白い山)”から引かれているそうで、ナスカの貴重な水源になっています。
写真の穴は水路を掃除するためのもので、らせん状に作られた穴は水路に沿っていくつもありました。 -
水路の中はこんな感じ。掘っただけじゃなく、ちゃんと石が組んであります。
石が適当に組んであるように見えますが、この丸い石が地震の揺れを和らげる効果があるそうです。 -
この水路のおかげでナスカは砂漠にあるのに、水が豊富にあるのです。
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3時間半かけて見所を回った後、ホテルの前でタクシーとはさよなら。結構満足できました。
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ホテルの前でタクシーを降りたものの、お腹が空いたと言うことで、ご飯を食べに行く事にしました。
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表の看板に書かれた値段の安さに惹かれて、大衆食堂みたいなお店に入りました。
そこで昨日アレキパで食べて美味しかった”ロモ・サルタード”(3soles)を注文。昨日のとは少し違ったけど、ここのも美味しかったです。 -
ホテルに戻り、「折角プールがあるんやから入ろう」と言うことで、水着に着替えてプールへ。
プールサイドでのんびりしていると雨が・・・ただでさえ曇った天気なのに、余計に肌寒くなってきた。
まさか年間降水量20mmのナスカで雨に降られるとは・・・運がいいのか、悪いのか・・・ -
部屋で少し休んだ後、晩御飯を食べに街に出ました。
そして、ペルーで初のセビッチェを注文。ペルーのセビッチェはチリのとは違い盛り付けが少し豪華。味も良かったです。
明日はセスナに乗って地上絵観光。楽しみだぁ〜。
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