2004/05/22 - 2005/05/24
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こまちゃんさん
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4月に新たに開通した、上海-北京Z次直達列車に乗って出張に行ってきました。
5月に北京へ行く用事があり、丁度先月開通したと言う「Z次」直達列車で行く事にした。
一週間前に予約。画家爺ぃさんと爺ぃの長男とで3人分でしたが、何のストレスもなくすんなりOK。
観光シーズン到来と共に「票很緊張(チケット取り難い)」かな?と思ってみたものの、一寸高めの軟臥コンパートメントは、そうは満員にはならない様子。
では、何が待っているのかいざ出発!
画像は、その‘Z次跨越直達列車’
5便有る全てが19時から30分間で発車するので、写真は夜しか撮れず暗くて済みません。
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我々が乗るのは19時28分発の「Z8次」。上海発北京行きのZ次では最終便になる。
この列車は、約1300kmを12時間、北京までノンストップで爆走する。時刻表は以下の如く。
上海 北京
Z14 19:00−06:58
Z22 19:07−07:05
Z 6 19:14−07:12
Z 2 19:21−07:19
Z 8 19:28−07:26
北京 上海
Z21 19:00−06:58
Z13 19:07−07:05
Z 5 19:14−07:12
Z 7 19:21−07:19
Z 1 19:28−07:26
-
乗車口前にて。
全体的に小綺麗な車体。
色々探ってみるけど、まあまあ綺麗な感じ。
待合室は、上海新客站正面から入って直ぐ脇にある軟座専用0号室。香港行きのK99と同じ所だ。
案内が始まると、みんななだれ込む事なく、ゆったりと並んでゆっくりと進んで行く。しかも、手荷物等も極々簡単な人ばかり。。。
荷物の多い我々は一寸恐縮気味。。。(^^;ゞ
しかも、後を歩いていた中国ジェントルマンが、「給你帮忙一下」と言って(標準語で)、こまの転がしていた台車を持ち上げてくれる!
こま:「不要,不要客気!我害怕您的衣服会脏!!」
紳士:「不要緊,不要緊!帮个忙一下就好吧!!」
世界が違うって感じぃ〜〜(;_;ウルウル・・(嬉し哀しみ) -
先端で記念撮影・・・と思ったけど、暗くて中々。。。
-
ストロボ撮影も虚しく真っ暗・・・(;_;
当たり前ね。。。
ま、雰囲気だけでも・・と言う事で。 -
向こうに見えているのが、「Z6次」と「Z2次」。
手前にZ22が居たけど、先程出発して行った。 -
先頭動力車の脇腹。
ブルーのストライプが精悍な感じ。
列車名の「跨越(kua yue)のピンイン文字が見える。 -
中国鉄道のマーク。
ピンボケで済みません。。。 -
出発を待つ「Z8次」。
偶数は上海発、奇数は北京発の次数標示。 -
丁度、この標示の所が我々のコンパートメントだった。
運良く、4人部屋のコンパートメントは我々3人だけ。
しかも、乗り込んだ客層も「大家都是素質很高(みんなマナーがとっても良い)」。
今晩は快適な旅が送れそうだ(普通の寝台は喧しいのだ!)。 -
こんな感じですね。
標示の上から爺ぃの長男が挨拶中! -
13号車両内部。
超綺麗!!(他の列車を知っていると特に・・(^^;)
利用が始まって1ヶ月と言う事と、利用者の質も良いと言う事で兎に角新品同様。
掃除も行く届き、客室乗務員も清潔感タップリ!
客室内防音最高!
トイレ清潔!(アンビリですが)
トイレの扉が勝手に締まる!!!!!!!
トイレの水が水と圧力で綺麗に流れて蓋付き!!!
社内放送の切り離し操作ができる(音が消せる)
エアコン調節が快適に行える!!
シーツ、布団が清潔!(これまたアンビリ)
食堂車清潔!
小姐の態度簡潔丁寧!
乗車時の切符預け不要!
夕食は航空機並でしたが兎に角清潔!! -
コンパートメント内。
我々は5号室の17〜19番ベッド。
ここは17〜20番の4ベッドで一部屋。 -
無料で提供される夕食。
航空機の機内食のような感じ。
アルミホイルの蓋付きの方はライスで、箱入りでスナック系のライトミール付き。 -
ライトミールの中身は、小さなパン、サラダ、フルーツとデザート(フルーツも合わせて、パウンドケーキやタルトなど便毎に内容違い)
尚、画像にある林檎は自前です。(^^;
翌朝は、朝食メニューから選んでおくと、翌朝の時間を指定しておけば持ってきてくれます。
個別に点菜も可能。
冷菜6点、家常菜も含めた熱菜10点、ライスに饅頭、湯が2点。
飲み物はカクテル6点、ウイスキー(スコッチ、バーボンなども混ぜて)6点、
ワイン、ソフトドリンクなどいろいろ。 -
夜間の廊下の風景。
安静ですね〜
このZ8次は全室軟臥(ファースト寝台)。
Z2とZ22は軟座付き便です。
Z次列車の最低グレードは「軟座」となります。
軟臥の価格は、下鋪499元、上鋪478元。 -
・・・!?夜のとばりをランニングシャツ姿の熊が!?
~(*ε☆)\バキッ!傻〜!是我。(アホ〜!わしじゃよ。) -
中国鉄道で気になるトイレ。
所が心配無用!
こちらは洋式トイレです。
何て清潔なんでしょう!?
しかもスライドドアできっちり開閉!!
あの、閉まらなかったり勝手に開いたりする忌々しい(?)オンボロドアではありません。(^^
一般の軟臥、価格の割りに設備がチープ。他の硬座と大差無しですから、この価格差でこの内容差なら、こっちが良いですね。
でも、何時までメンテナンスされているかな?・・・ -
こちらは和式??中華式。
トイレは各車両の1番室側に2ヶ所、2種類に分かれて配置されています。
小綺麗にまとめられた新設計スタイルですね。 -
食堂車の様子。
普段は殆ど使いません。荷物が多くて一緒に離れられないから。しかしこの車両は違います。人のモラルが全くと言って良い程違うので、他の人など平気で廊下で携帯を充電しています。
列車員がしっかり見張っていますし。。。 -
でも、残念な事に、食堂車の従業員は減滅でした。
しかも、麺類が油っぽくて区分が悪くなる程の味・・(@@;
折角言い列車なので、是非改善して貰いたいです。
っっと。突然北京到着!!
朝陽ホテル近くの本市の様子。 -
翌日、久しく訪れていない骨董品市場「潘家園」へ向かう。
その道中。
今日は、北京の友人で首都タクシーのドライバー楊さんの案内だ。 -
これなんでしょ??
ドームみたいですが少し小さめ。しかもド派手。 -
「潘家園路」の標識発見。
もうすぐ到着です。 -
到着〜
殆ど5年ぶりくらいかなぁ〜 -
印鑑屋で粘る2人。
何か良い石がないとかで残念そう。。。 -
骨董屋さん。
こう言った所に良くあるのですが、コロンビアの蓄音機。
8,9年前、この潘家園で、その余りの出来映えに感心しながら、手に取ってみていたこま。
すると店のオヤジから「不給中国人売!」と言う。
こまはびっくりしたと同時に無性に腹が立ったので、当時ハダカで数千元ポケットに入れていたこまは、6,7千元鷲掴みにして、オヤジの目の前に叩きつけてこう言ってやった。
「不要看小!!如你現在説給我売,一百元也不要!」
すっきりしたぜ!!
でも後々考えると、あいつこまの事、貧乏な中国人として見たんだよな・・・と言う事でまた腹立った!(`_´# -
爆睡中の店のオヤジ。
商売やる気あるのかな? -
絵画店。
最近の流行は、掛け軸から額入りに転向中。
墨絵も迫力無くなったなぁ〜・・・
硝子張りなので手間も増える。。。
海外なら持ち帰る時大変そう〜。 -
今回、付き添いをお願いした楊さんと。
彼は観光ガイドの免許を持っているので、かなりの穴場まで詳しいのだ!!
しかも、片言で日本語も話せるし。
こまの最初の北京訪問で知り合って以来、10年来の友人で、家族ぐるみのお付き合い。 -
帰りに駐車場で見た光景。
銅像達が無造作に並んでいる・・・?あれれ??? -
爺ぃの長男の後にいる車が気になる・・・
何やら持って来た商品を積み込んでいた。
でも、その積み方が。。。 -
荷台の欄干に、銅像首締めぇ〜〜???
幾ら何でもそりゃ無いんじゃないのぉ〜〜?(ーー;
・・何かありがたさに欠ける。。。 -
昼食を摂りに日本料理店「故郷」へ。
楊さんも、タクシーを流す合間この辺りを通るようにしているそうです。顔見知りなので半額なんだそうです!
と言う事で、早速来ることにしたのでした!!(~~;ゞ -
食事風景。
爺ぃの長男に撮って貰いました。
「乾杯〜!!好久不見!」
次のアルバムは、翌日の、有名漫画家「方成」さん宅訪問です。
中国的有名人です。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- nao0880さん 2006/07/18 22:47:18
- Z列車に乗ってきました。
- こまちゃんさん、こんばんは。
7月初めに北京出張。
安い航空券を求めたために帰りは上海経由になりました。
予定が定まらないため、北京→上海は適当に航空券をとるつもりが気まぐれでZ列車にしました。(前日で軟座下段がとれました。)
こまちゃんさんのように先頭車両を取りたかったのですが、できませんでした。上海についてからとればよかったのにと、あとで後悔です。
食事は紙袋に入っていて、すこしコストダウンかも。
車内は快適でお客さんのマナーも良かったと思います。
わたしも、トイレの写真を撮ってしまいました。
途中で服務員さんが清掃しているようでした。
食堂車9号車もすてきで、揺れも少なく良かったです。
今回は、上海を通り過ぎて杭州に立ち寄ってきました。
では
- こまちゃんさん からの返信 2006/07/18 23:42:49
- RE: Z列車に乗ってきました。
- nao0880さん、こんばんは。
早速ご報告戴き恐縮です。
旅行記拝見させて戴きました!
詳しい内容なので、中鉄から広告料を戴かないと!(^^;
北京では、軟座の待合室へ行かれたんですね。
こまの時は、時間が迫っていたので、直接改札前まで行ちゃいました。
なので、待合室ナシのコンコースでの待機に、首都北京を疑いましたね。(^^;
上海の場合は、Z次待合室=Z字専用改札だったので、自ずとそれなりに気分の違った部屋にて待つ事が出来ましたから余計です。
Z次はT,K次系列よりサービスが良い方ですが、本当ならT,K次ももう少し均一化してサービス向上したらいいのにと感じています。
今回、広州−桂林で乗った、T38次は、連結部のドアが自動ドアで、服務員の態度も良く、衛生面も最高でした。
同じT次でも、上海の近場で乗るやつは、何か態度が捨て鉢で、非衛生な車両が多いようです。
食事、グレードダウンしたのかな?
もう少し利用者も増えて、活性化が図れるような宣伝などもして、サービスが落ちない事を願っています。
乗った人も乗せる側も、お互い不満足では、何れ自然消滅か、番号がT次系に格落ちしてしまう末路しか待っていないでしょうからね。
日本のグリーン車のような特別な大差も無い優良列車なので、何時までも同じ状態で残ってもらいたいです。
こま
-
- イスカンダル亜力山大さん 2006/04/10 18:34:34
- 綺麗!!!
- こまちゃんさん、まいど!
イスカンダル亜力山です。
これって、ホンマに中国の列車?
綺麗!
綺麗すぎる!!
Z列車はまだ乗ったことないんです。
乗りたいよぉ〜〜〜〜ン!
ほな。
- こまちゃんさん からの返信 2006/04/16 15:01:09
- RE: 綺麗!!!
- ホンマです。(^^
普通、写真は綺麗に写って実際は・・・ってーのが常ですが、これは利用者も素質很高(マナーがとても良い)から、通路の絨毯のすり減り具合も、そこら中の設備も、「自分の家」感覚で使うんでしょうね。
みんなが「他人のものでも自分のもの」的な感覚で扱うようになれば、この国は日本より住みやすく、且つ発展的な国になるでしょうね。
途中、どの駅にも停まらないので、快適そのものでした。
他にも、武漢-北京、南京-北京、西安-北京等々、北京を支点とした感じで展開中との事です。もう40弱次あるって言ってましたよ。
濟南-北京ってのも有るかも知れませんね。
次回の濟南訪問は、北京経由で決まりっ!
(勝手に決めるな!!)
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