2006/03/02 - 2006/03/02
40516位(同エリア42256件中)
ソフィさん
シベリア上空の、のどかさの中で、ぼんやりと思いをめぐらしている。
こんなぼんやりした時間が持てるのは、旅の有難さである。
日本人の海外旅行をもっと楽しくするには、まだほかの工夫がないだろうか。
今の日本人は、旅行の目的地を目指すことに重きを置きすぎて、途中の道のりを余り楽しもうとしないのではないだろうか。
観光バスで居眠りをしている間に、次の目的地に着いてしまう。
江戸時代の伊勢詣では、もっと途中の道のりを楽しんだに違いない。
もしそうならば、今なぜ変わったのだろう。
恐らく便利になりすぎて、スケジュールが過密なのだろう。
短い時間に、たくさん見ようとして、欲張りすぎているのでは。
10日間でフランスを見てしまおうなんて、表面を撫ぜるだけだ。
それ自体、旅の序章としては、それなりに凄いことに違いないが…。
だがそれだけで終わっては、宝の山に入りながら、ただ見てきただけになってしまう。
一つの地点をゆっくり味わわずに、毎日のように転々とする。
旅には、もっともっと深い味わいがある筈なんだナァ。
名所旧跡を訪ねるだけでなく、その背景にある文化なり歴史、あるいは市民生活を味わいたい。
日本人につくガイドも、この点の理解がいまいちと思う。
今のガイドの説明は、旅行者に、もっと深い筈の、外国文化を実感させるまでに到っていないことが多い。
中には、間違ったことを平気で言っている人もいるのは、困ったことだ。
表面的に、または知識として、外国を案内しているのではなかろうか。
自分自身で文化を、深く理解していないからかもしれない。
私が中学校で習った歴史は、知識の詰め込みだった。
それで一時的に、歴史が嫌いになったことがある。
日本人添乗員のレベルは、昔に比べてずい分上がったと思う。
しかし熱心で誠実で、事務的には満点でも、客と心を通じ合える段階にいたった人は少ない。
痒いところに手の届くサービスで、本当にプロだナァと感心できる人は、なかなか育っていない。
旅の味わい方や楽しさが、充分にわかっていないのかもしれない。
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