2006年 香港旧正月の旅 超A級グルメ・滿樓編

2006/01/25 - 2006/01/29

ついにデビュー。高級グルメの体験です。口が腫れないかと心配(^^ゞ
今回は素敵なご夫婦とそのお仲間の皆様のお食事会に厚かましくもお邪魔させていただきました。お店の方と相談しながら（もちろん広東語で!!）メニューセレクトする姿が頼もしく、とっても素敵でした。同席の皆様もとってもグルメで旅先エピソードなどのお話もたくさんお聞きし、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
食事時にメニュー転記をすっかり忘れ（食べ物に夢中）、帰国後レストランに問い合わせたところ、丁寧なお返事をいただき無事旅行記UPできた次第です。材料と｢こんな感じ｣という料理の雰囲気を記しただけの拙い英語を見事広東語名で表記してくださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。さすがホテルレストランですね。
普段は一人旅なので自然とBグル方面に向いてしまいがちですが、今回はホテルで、しかもディナーとランチ、2度も美味しい経験ができました。Bグルでも充分満足ですが、やはり香港、上には上が。侮れません。新たな発見が生まれ、そしてまた香港に通う理由が一つ増え、果てしなく旅は続く･･････。って結局食べ物かいっ!?
今回お声をかけていただいたご夫婦と、お仲間の皆様に、この場を借りて改めて感謝いたします。

エリア 香港(香港)

萬麗海景酒店（ルネッサンス・ハーバービュー・ホテル）滿樓
尖沙咀にもありますが、今回は灣仔の方。高級ホテルに踏み込むこと自体が数年ぶりなので緊張します。ラウンジではジャズの生演奏、すっかり日が暮れた窓の外では両サイドのライトアップが輝いています。エレベーターで３Fへ。ドキドキしながら到着。皆様との対面を済ませ、楽しい食事会の始まりです。

カトラリー。こんな素敵な食器で食事するのは初めてかも。ナプキン自体、香港で使ったのは遠い昔･･･。食事に気合も入ります。
こちらのレストラン、お茶の継ぎ足しサービスが世界一の回数を誇るとの噂。その通り、飲み干してしまう前にさり気なく注がれていて、いつでもお茶が飲める状態。やれば出来るじゃん、香港。

何はともあれ、まずは蜜汁叉燒。超有名な名物、だそうです。
こんなチャーシューを食べるのは初めて。叉燒なくして香港は語れない私にとっては至上の口福です。軟らかくジューシーで甘味が完璧。目玉が飛び出そうなほど美味しかったです。

椒鹽狗肚魚
魚の天ぷらにガーリックの効いたソースが。このガーリックが旨みを数倍にもしてくれる。
ビールが進む味です。

發財好市
干し牡蠣と豚肉を軟らかく煮込み、髪菜という中国野菜の上に乗っけてあります。牡蠣のフワフワ、豚肉のトロトロ、そして髪菜のズルズル（不味そうな表現だなぁ）が口の中で一体となって（ん･･･??）高級な味です。

魚湯雑薗時蔬
たくさんの野菜ときのこ達が土鍋の中で煮込まれています。ちょっぴりトロミがついたスープは程よいあっさり加減で食べる毎に味わいが増していきます。

椒鹽百花茄子
ナスの間に蝦のすり身が入っている揚げ物。レンコンじゃない辺り、日本と違うのね、たぶん。

滿樓炒飯
あんかけの福建炒飯。これは、残り物で作る焼き飯のこと。だから具が多い。（とのこと）
残り物の名残とはいえ具沢山の炒飯は見た目にもいいし、栄養バランスも良くなる。そして何より、食べて美味しい。これに尽きる。

一人一人にサーブしてくれます。

長籌炆伊麺
伊麺をオイスターソースで炒めたシンプルな焼麺。これを侮る事無かれ、1皿全部食べられそうなくらい、文句無しに美味い。やっぱりこういう炭水化物に弱いのよねぇ。

ここで終わり、と思いきや第2ラウンド開始。
咕嚕肉
酢豚なんだけど酢豚って言葉は勿体無い気がする。パイナップルが入ってるから酢豚なんだけど、酢豚とは言いたくない。じゃあ何？って聞かれたら･･････やっぱり酢豚っちゃんねー。

蝦醤煎排骨
料理長の得意料理とのこと。そりゃあ、美味しいはず。蝦醤という、蝦を発酵させた調味料で下味をつけ、カリッっと揚げてある。これはっ!!カリッカリ＆ホックリ豚肉を咀嚼（リアル??）してるとほのかに香る蝦醤の後味。強すぎず弱すぎず、これが絶妙っていうのね。

上湯豆苗
豆苗は冬ならではのお野菜。この時期を逃すと来年まで食べられません。私にとっては今日を逃すと一生食べられないかもしれない。･･･頑張れば食べられる、かな。
上湯であっさり、かつコクありに炒められ、豆苗のシャキシャキ感がたまりません。いつも食べてるのは『豆苗の芽』。本物の豆苗とは全くかけ離れてございました。

奶皇壽包
お祝いの桃饅頭。桃は昔から『不老長寿』の果物とされ、縁起の良い食べ物の代表なのでお祝いの席ではみんなで集まって食べるそうです。今回はいろいろめでたいことが重なっていましたので。
あったかホカホカで出てきます。満腹で食べても美味しい。空腹だったらもっと美味しかっただろうな。

サプライズのお祝い事で準備していただいたマンゴーケーキ。これもとってーーもおいしかったです。
香港のケーキは結構バカにしてたんですが、このスポンジ、美味しかった。そしてマンゴー。時期外れなのに甘くて甘くて。聞いてみるとタイマンゴーを使っているそうです。

楊枝甘露。初体験。うみゃあ〜〜ね、こりゃあ。なんじゃこれはっ!?センセーショナルな刺激でした。数年前から流行ってはいたけどマンゴープリンで精一杯だった。もっと早く食べておけばよかったと後悔です。
しかしこの後、更なる衝撃が･･･。続きは『龍景軒編』で。

そしてこの後、別店にて第3ラウンドありました。そのお店は大盛りの『明記糖水』。『B級グルメ編』に載せてあります。

この旅行記へのコメント （2）

• 泉州　亀太郎さん 2006/03/22 22:29:46

  おーまいがっがっがっ

  うーーーむ。
  すばらしい・・・
  いつのまにこんなに食べたんでしょうか。
  お皿好きなんですか＿？私も結構好きですね。
  ところで私は来月１４日３度目のシンガポール決定しました。見ていてください！目標１００皿！（写真１００枚）負けずに撮影してきます。（でもホテルで全皿ってはずかしくなかったんでしょうか・・）

  kana57さん からの返信 2006/03/29 08:32:36

  泉州亀太郎さんへ

  ご無沙汰しております。返信が遅くなりましてすみません。
  
  先々月の香港では更に新しい出会いがあり、
  このような立派なホテルで豪勢な食事することが出来ました。
  出席者全員が写真撮影をしましたので（ウェイターさんを待たせてまで）
  心置きなく全皿撮影出来ましたよ♪小型デジカメなんて可愛いもんです。
  そうです、お皿好きなので、自宅には香港食器が並んでいます。
  こんな高級そうなのはありませんが。
  
  シンガポール決定、おめでとうございます!!
  今回はどちらに宿泊ですか？ラッフルズ再挑戦とか!?
  焼きそばだけではなく、もっとディープなＢ級グルメを発見してください。
  100皿とは言わず･･･でも胃腸を壊さない程度に、ですね。
  シンガポールは行ったことがないので、
  ここぞというお薦めの場所などありましたら
  レポートをお願いしますね。楽しみにお待ちしています。
  
  kana57