2005/11/03 - 2005/11/10
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たぬきつねこさん
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世界遺産の「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」に乗る目的で訪ねたのがダージリンだった。しかし、行ってみると鉄道だけでなく街の雰囲気も非常に活気に溢れた魅力あるものであったため、乗車予定を1日キャンセルして街を散策することにした。とは言え、ダージリンの人々と鉄道は切っても切れない縁がある。線路に対する考え方が根本的に日本とは異なり、線路上や駅の構内はもちろん、車両の車庫の中までもが地元の子供たちの遊び場であり学生の通学路であり奥様たちの井戸端会議の場であり、働く人の社交場でもある。これほどまでに生活に密着した鉄道とは、どんなものなのか・・・。
他の私のページに掲載の写真と重複するものもありますが、この街を散策すると、どうしても鉄道が中心になってしまうのです。
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上にあるトップの写真が、よく観光案内に出ている「バタシアループ」です。その中央に記念碑があり、それを正面入口から見ると、はるかかなたにカンチェンジュンガが見えるのです。あの山がインドとネパールの国境です。
インドでは日本の四季に相当するものとして、雨季と酷暑季と乾季の三つあります。私が行った11月は乾季で、晴天で湿度が低いため、このように美しい風景が見られるのです。 -
バタシアループの線路上では朝市みたいなフリマみたいなやつをやってました。公園内には芝生も歩道も休憩所もあるのにどうして線路上に店開きするのか・・・・・?
後でその理由が解ったのですが、この鉄道は1日に朝夕2往復しか列車が通らないから、朝の定時に列車が通過した後は夕方まで“安全地帯”なのだそうだ。 -
バタシアループから反対側の斜面を見ると、高いところに眺めの良さそうな家がありました。
「あの家の窓から写真が撮れたら・・・」
さっそく交渉。
すぐに快諾していただき奥さんがベランダへ案内してくれた。すると、ご主人がハシゴを持ってきてくださり、『屋根へどうぞ』と言う。お言葉に甘えて屋根の上へ。 -
これが屋根の上からの眺めです。
左下がバタシアループ・右下がダージリンの街・中央遠方に望むのがカンチェンジュンガ・そして山の稜線にそって左端を見ると遥か彼方に世界最高峰のエベレストが見える。
(エベレストは写真を拡大してもわからないと思うので最後に望遠で撮影したものを載せておきました) -
上の写真は全体を説明するために広角で撮影しましたが、肉眼で実際に見た感じはこちらの方です。
屋根の縁にとうもろこしと紫葱がきれいに干してありました。前方に見えるのは寺院の幟です。 -
なァ〜んだ 紫葱か・・・
魚も干しておいてほしい・・・。 -
平地が少ないダージリンの街は急斜面にへばりつくように発展した。
横方向の平らな道と縦方向の急な階段から成る。 -
横方向の道を列車が走る。
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近くで見ると、かなり無理な構造の家が多い。
左上の家は地震対策を考えているのだろうか?設計したのはアネハか? -
市街地に出て、横の平坦な道を歩いてみる。
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混雑する商店街の建物と建物の間に狭い階段があちこちにある。
個人の家の階段ではなく、これも「公道」だ。 -
階段を登るとまた同じような通りがあり、所狭しと露天が並ぶ。
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また階段あり。
この階段の先に何があるのか・・・。
地元の人々の生活の匂いに誘われてまた階段を昇る。 -
階段を昇ると、また下の通りに似た通りがあった。街全体がまるで巨大な迷路のようだ。
怪しい宗教画っぽいのが売ってた。なんとなく気になる。 -
また階段。
次の上の通りには何があるのかな?
こうなったら、どこまでも昇ってみよう。 -
おもしろい店を見つけた!!
この店には何人の店員がいるでしょうか??
保護色になっていて良く見ないとわかりません。
写真を拡大してじっくりとごらんください。
わかった方は掲示板にでも答を書きこんでください。 -
これって世界一小さい店かな?
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もっと小さい店を見つけた。
今、私のポケットに入っている硬貨だけでこの店の商品を全部買えそうだ。 -
小さなガラスケースを一つだけ持った人が道路に座り、ケースを開けて店開き。
すぐに三人のお客さんが集まり、商談成立。 -
この店の商品は、この一種類だけ。
かなり大量の真っ赤なトウガラシだ。
インド人は辛い料理が好きと聞いてはいたけれど・・・
スゴイ!! -
名物の、子供たちの列車の飛び乗り飛び降りだ。
日本の昭和30年代前半の風景に似ている。 -
階段をいくつ昇っただろうか・・・。
一番上の道に出た。この道に商店はない。
そのかわりに展望台があった。 -
ここからの眺望には言葉を失う。
まるで別世界への入口のようだ。 -
大渋滞。
しばらくの間、全く動かない。
みんなエンジンを切って根気良く待つ。
もしも今、列車が来たらどうするのだろうか?? -
列車が来た!!
そこの人・・・もしもそこで転んだら轢かれるよ。
機関車の運転席をみてごらん。ブレーキをかけてくれるはずの運転士の姿が見えないよ。 -
駅のレールの上で凧揚げ。
その傍らでは4人の子供が談笑。
さらに列車の向こうの線路では2人の子供がレールを平均台代わりにして遊ぶ。
日本では絶対にありえない風景だ。 -
レールの上が好きなのは子供たちだけではない。
リッパな大人も・・・・・。 -
朝のダージリン駅。
どうして道路(写真右側)を歩かずに線路内を歩くのか、不思議だ。 -
線路が自分の家の庭みたいな感覚なのか・・・。
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この街では鶏もレールの上が好き??
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インド人は老若男女み〜んなレールの上が好きみたい。
自分もレールにのってみた。
一瞬にして自分の身長が15センチ伸びて視線が上がるだけで世界が広く見える。
『この感覚なんだ!』
謎が解けたような気がした。 -
インドでは11月に桜が満開となる。
この桜の木がどうしてここにあるのか?
日本のソメイヨシノである。 -
桜の木の下で弁当を食べる。
ここから見た反対側の山の斜面は全部が茶畑だ。 -
これから畑へ茶摘みに行く。
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どこの国へ行っても子供はカワイイ。
かわいい・・・・・かわいい・・・・・
し か し ・ ・ ・ ・ ・ ・ -
ダージリン滞在最終日の早朝、ご来光の名所として有名なタイガーヒルへ行った。
広い駐車場と展望台に大勢の人が集まり暗いうちに超満員状態に・・・。
日の出と同時に歓声があがる。 -
ネパールとの国境に位置するカンチェンジュンガを中心とした連峰が朝日に輝く。
みんな、これを見るのが目的だ。 -
やがてダージリンの街にも陽が昇る。
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カンチェンジュンガは近くて良く見えるので人気があるが、それをエベレストと思って見ている人も多いと聞く。
しかし、世界最高峰8848メートルのヒマラヤ(チョモランマ)は、カンチェンジュンガのはるか南側にあり、天候条件の良い時にしか見えない。しかも、かなり遠いので、山頂部分がごく小さく見えるだけだ。(山頂だけが少し見える写真中央の山)
これは800ミリ望遠レンズで撮影したもの。
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