2005/12/10 - 2005/12/14
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ajiajiroさん
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一百六拾塊銭。 160元です。
中国語教室で一緒に学ぶN君の今回の課題は「中国語で入場券を買う」です。
今回は雷峰塔、霊隠寺、六和塔など杭州市内観光の後編をお送りします。
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先ずは西湖の畔に数年前に再建された雷峰塔にやって来ました。
夕照毓秀xizhaoyuxiu 夕陽の名所ならではの壁です。
ちなみに「雷峰夕照」と言って西湖十景に数えられています。 -
あらかじめ、お釣りの無いようにお金をぴったり用意してから「中国語で入場券を買う」に挑戦です。
他の三人の見守る中、N君の挑戦は無事に成功したようです。
ちなみに写真のなかで柱に書かれている2本の赤い線は1.3mと1mと書かれています。
何のためかといいますとここの入場料は1.3m以上は大人料金、1.3〜1mまでは子供料金、1m以下は無料と身長によって大人料金と子供料金などが分けられているからです。
ちなみに極端に背の低い1.3m以下の大人は大人料金が必要だそうです。
また、この1.3mと1mの数値ですが、場所によって違う場合があるようです。ちなみに列車の切符を買う場合は1.4mと1.1mのようです。 -
それで、これが雷峰塔のカード式入場券です。
JRの改札口のような機械にカードを通してゲートを抜けるのですが、本来、人手削減のためのカード化だと思うのですが、そのゲートの前に人が貼り付いていてわざわざカードを受け取って機械に通します。
ものすごく、非効率的なやり方をしています。
全票:40元と書いてあるのは大人:40元のことです。 -
この雷峰塔は、『白蛇伝』の伝説でも有名です。
その昔、白蛇の精である白素貞と許仙は愛し合い子を生しました。その子どもの許夢嬌が10歳の時、2人を快く思わない法海和尚は白素貞を雷峰塔の下に生き埋めにしてしまいました。
そして、10年後… 息子の許夢嬌は科挙に於いて首席の者のみに与えられる状元の称号を得た後、父と従者と共に雷峰塔の母の元に報告に来ました。
そして、神仏の加護のもとに、三人で力を合わせて方海を退治し、母の白娘子(白素貞)を救い出しました。 めでたし、めでたし。 -
雷峰塔です。
2002年11月の再建なのでまだ新しくハイテク構造になっています。
先ずエスカレーターで山の上まで登ります。
次にシースルーエレベーターで塔の基部まで登り塔内に入ります。
内部を見学した後、またエレベーターで最上部まで行きます。このエレベーターは到着すると反対側のドアも開くタイプのものでエレベーター好きにはちょっと珍しいものです。 -
エスカレーターの下部の様子です。
立て札に書いてあるのは「老人、児童がご利用になるときは付き添いの方が必要です。」 -
現雷峰塔の下に残っている旧雷峰塔のレンガ製の基礎部分です。
見学できるように残されています。
旧雷峰塔は1924年9月25日に倒れたそうです。 -
上からの景色はこんな感じです。 -
西湖の絶景の展望台です。
この日はご覧の通りガスがかかっていました。
その方が風情があってよいのかも知れませんが… -
場内の売店をひやかしていましたが、結局最初に目に留まった『平安符』を買いました。
このお守りカードは金属製24金メッキ仕上げで、裏面が干支毎に別れていて、ケース付で一枚30元です。
結構、お気に入りです。 -
今度は霊隠寺へ移動しました。
入場券を買って入ります。 -
霊隠−飛来峰の入場券です。
大人:35元です。
内陸の方へ行きますと農民の一日の賃金が10〜20元ぐらいですので2日分以上の賃金に相当します。
本当に中国の入場料は他の物価に比べて高いと思います。
日本で入場料が数万円したら、いったいどうなるのでしょうか? -
飛来峰の場内をいろいろとみて廻ります。 -
鳥の鳴き声がすると思って聞いているとこの一団の一人が笛を吹いていました。
後で、私たちも売店で見つけたので買いました。
鳥笛は2本入りで5元でした。 -
中国の紅葉?です。 -
霊隠寺の入口です。 -
なんとここから別料金で更に30元必要です。
なんか、詐欺にあったような気分です。 -
五百羅漢堂に入ってみます。 -
五百体の?(数えたわけではありませんが…)羅漢像が並ぶ様子は壮観です。
すべて、真鍮製?で等身大以上の大きさです。 -
私のお気に入りの羅漢さん。 その1
本来、五百羅漢とは最初の仏典編集会議に集まった500人の弟子のことをいうとか。
もともと、インド人のはずなのですが、500人も居ますといろいろなお顔の方がいらっしゃいます。
ついつい自分に似た顔の羅漢さんを探していたりします。 -
私のお気に入りの羅漢さん。 その2
この羅漢さんは円満なお顔で福耳の本当に良い顔相をしていらっしゃいます。 -
境内に線香の煙がたなびいています。
手前のロウソク立ての蝋燭はハイテクな電球式です。 -
大雄寶殿です。 -
金色の釈迦如来像は、中国にある座仏として最大クラスの19.6mあります。 -
壁に埋め込まれた図柄がおもしろかったので…
ぜひ、拡大してご覧下さい。 -
空海大師像です。
日本の日中友好団体により建立されました。
空海大師はこの霊隠寺にも一時滞在したようです。
下の台座には『中日友好三十周年紀念』と書かれています… -
拡大すると こんな所に こんな事が…
実際に「 反 日 」を目にしたのはこれが初めての経験でした。
どうしようもない中国の現実をのぞいてしまったようでいささかショックを受けました。 -
華厳殿です。
こちらの大仏様は五頭身?で愛嬌タップリです。 -
これも、ちょっとおもしろいものです。
是非、拡大してご覧下さい。
壁に書かれた三蔵法師玄奘の訳になる「般若波羅蜜多心経」なのですが…
下の方の字は手が届きやすいのでみんなに触られて金文字がはげて赤い下地が出ています。
たぶん、自分の願いと同じ文字に触るとその願いがかなうような事だと思います。得、佛、智、明などの人気が高いようです。
中国の今どきの若者たちが『色』の字に触って大笑いしていました。どういう意味なのでしょう?。 -
龍吐水です。
だいぶん、日も傾いてきましたので霊隠寺を後にして、六和塔へ向かおうと思いましたが… タクシーがまったく見つかりません。
四人でワイワイやっていると… -
まったく以てはかったようにいいタイミングで白タクの運転手に声を掛けられました。
値段を聞くと山越えの六和塔まで15元とのことです。
たぶん、通常の値段の半額ぐらいです。
話に乗ることにしました。
車はちょっと小さめの4ドアハッチバックです。 -
龍井茶の産地の龍井を超えて行きますので、名前の由来になった井戸に寄って貰いました。
写真は龍井の龍井です。
ヒモの付いたバケツを降ろして誰でも無料で水を汲むことが出来ます。
そして、その水で顔を洗うとスベスベになるとか、ならないとか? -
そうしていると、農家のおばさんが声を掛けてきます。
家によってお茶を飲んでみないかと…
これはもちろん、龍井茶を買う事が前提となっているのですが…
そうして、その農家の奥さんに連れられてすぐ近くの家へ坂道を登っていくと…
思い出しました。
この家は来たことがあるのです。
前に…5年ほど前にやはり龍井茶を買った家だと思い出しました。 -
それで、これがそこの茶農家の名片(名刺)です。
孫さんと言う名前のようです。 -
お茶農家の奥さんと白タクの運ちゃんです。
先ずは自慢の龍井茶をこれでもかと言うほど飲ませてくれます。
話の合間に奥さんに、私は前にも来たことがあるのだが…と聞いてみましたがやはり覚えてはいないそうです。
それで、私の記憶でも前に来たときはもう少し若い人だったような気がしたのでよくよく聞いてみると、この家には女の人が3人いるとの事でした。 -
これが高い方の龍井茶、500元/斤です。
日本円に換算しますと約7500円/500g です。
良い龍井茶は形が偏平で揃っていて、なめらか、つやつやそしてきれいな黄色がかった緑色とのことです。そして何よりも香りが違うとのことでした。
実はここへ来る前に私たち夫婦以外の2人は霊隠寺の前のお土産物屋で10元の龍井茶を買って持っていたので、その奥さんに見せたところ「假的!(贋物!)」の一言でした。 -
白タクの運ちゃんは相手にして貰えないので勝手に持参のガラス瓶にお茶の葉を摘んで入れて、お湯も入れて飲んでいます。
結局、我々が大量に龍井茶を買いそうもないと判ると、この奥さんは小さな紙筒(50g用)に満タン詰めで50元、大きな紙筒(125g用)にほどほど詰めで100元という作戦できました。
我々4人で合計500元ぐらいのお買いあげでした。 -
なんだかんだで、六和塔に着いたのは17時ちょうどになってしまいました。
ここの開場時間は17:15までとのことで、しかももう塔の上には上がれないとのことなので残念ながら諦めました。
外から夕暮れの六和塔を写真に収めました。 -
銭塘江大橋の夜景です。
この橋は紹興へ行ったときにも通ったのですが、鉄道と自動車道の二階建てになっています。
更に15元の追加で白タクにホテルまで送ってもらいました。
この白タクの運ちゃん、話し好きも度が過ぎて、話に夢中になって運転がおろそかになってしまう程でした。 -
さて、一旦ホテルで休憩した後に武林広場へ夕食と買い物へ出かけました。
今日は路地の奥で偶然見つけた小厨師という海鮮レストランで夕食です。
ここは安林濱館というホテルの中にあるレストランなのですが、いわゆる店内に生け簀がありまして、好きな魚貝を選んで、調理法を指定して食べる方式です。
? (イイダコの煮付け)
椒塩蝦蛄jiaoyanxiagu(シャコのから揚げ)
白灼草蝦baizhuocaoxia(茹で蝦)
蛤蜊豆腐湯gelidoufutang(アサリと豆腐のスープ)
牛肉湯麺niuroutangmian(牛肉ラーメン)
揚州炒飯yangzhouchaofan(オーソドックスな炒飯)
炒青菜chaoqingcai(チンゲン菜炒め)
この小厨師というレストランは偶然に入ったのですが、味、値段、サービスと申し分なくお薦めです。ちなみに今日のお会計は上の料理にビール4本で153元でした。
まだまだ、続く… (^_^)/~
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