2005/12/10 - 2005/12/14
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ajiajiroさん
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清乾隆皇帝下江南時、来到西湖湖心亭賞月、正上皚月当空,清風送爽。
皇帝写下了『虫二』両个大字、接着問道「你們有誰知曉二字之意思?」
清の乾隆帝が江南に行脚なされた時、西湖の湖心亭に月見においでになった。折から、白い月が空に浮かび、清風が爽やかに吹いていた晩であった。
皇帝は『虫二』とお書きになり「誰かこの二文字の意味の判る者はおるか?」とお尋ねになられた…
今回は杭州の地上の楽園で遊んでみるの前編をお送りします。
-
西湖の湖畔にやって来ました。
ここは音楽噴水の前です。
少し散歩します。 -
公園の広場で、なにやらやっています。
見ていると演説会?とでも言ったらいいのでしょうか?
盛んに熱くしゃべる人がいて、それを聞いて頻りに頷く人もいます。
年配の男の人だけのへんな集会でした。 -
4人乗りの手こぎ船です。
船頭さんが漕いでくれます。
歩いていると乗らないかと何回も声をかけられます。 -
西湖游船の切符売り場です。
向こうの方では太極拳の練習らしきものをしています。 -
それで、これが西湖游船の切符です。
小瀛州、湖心亭の入場料の20元を含んで45元です。
この切符には漢数字で「肆拾伍元」と書いてあるだけでどこにも数字は書いてありません。
外人さんには、トラブルの元だと思うのですが…
もっとも、最近の日本人も読めない人の方が多いのでしょうが… -
ちょっと中華風?のこの船に乗ります。
コースは湖畔→湖心亭→小瀛洲→湖畔のどこか?です。 -
船の内部はこんな感じです。
ガイドさんがいて説明してくれますが、中国語ですのでほとんど判りません。 -
浮き輪には「救生設施 非”急”勿動」と書かれています。
たぶん、「救命用具 非常時以外触るな」だと思います。
船内のテーブルの中には救命胴衣が納められているようです。 -
湖心亭huxintingという島に上陸です。
湖畔の柳がいい感じです。 -
島の中央にあるなにやらりっぱな建物はお土産物屋さんでした。 -
西湖の景色は本当にきれいです。
後ろに見える塔は雷峰塔です。 -
これが、清の乾隆皇帝の書による「虫二chong-er」の碑です。
この旅行記の冒頭部分にも書いてあるのですが…
その昔、乾隆皇帝がこの島でお月見をした時、「虫二」という字を書いて配下の者にその意味を尋ねられましたが、お付きの者達は誰も意味が判りませんでした…
その意味は… 「風月无辺」(自然の美しさは限りない)という事を著し、漢字の「風月」よりそれぞれ構(かまえ)を取ったものでした。
隣に、中国語と英語で書かれた解説が建っているのですが、読んでも判らなかったので身分証明書を首からぶら下げた係員らしき男性をつかまえて、聞いたところやっと意味が判りました。 -
向こうに見える島が阮公墩ruangongdunです。
その昔、阮さんが造った小さな島です。
西湖はその昔、銭塘江が杭州湾に注ぐ辺りの浜辺だったそうです。
面積6.38平方km、最高水深5mとか… -
船は15分置きぐらいに次から次へとやって来ますので、好きな船に乗って次の目的地へ行きます。
今度の船はちょっと見栄えがよくありませんが乗り込んで次の島へ向かいます。 -
小瀛洲xiaoyingzhouは西湖最大の人工島で田の字型をしています。島の中に四つの湖(池?)があります。
水面に小さく見える塔が有名な三潭印月santanyinyueです。
この風景が、昔…1992年まで使われていた外貨兌換券の1元札の図柄に使われていたのを知っている人はもう少ない事でしょう。 -
島に上陸して我心相印亭の窓越しに臨む三潭印月です。
拡大して、ご覧下さい。
写真を撮ったときは気がつかなかったのですが、中央の門の他に左右の窓にも僅かですが、それぞれ三潭印月の塔が写っています。
うまく撮ればそれぞれに塔がバランス良く配置されるように造られているようです。
中国人のこだわり?なかなか奥が深くて、感心しました。 -
小瀛州の中にある湖です。
辛うじて睡蓮のつぼみが色づき始めていました -
中国人は写真を撮るときに独特のポーズをとる人が多いのでそばで見ていて楽しめます。 -
どうもきめポーズの基本は体を斜めに構えて、首をちょっと傾げる事のようです。 -
小瀛州には行き先によって船の乗り場が何カ所か有りますので注意が必要です。
私たちは孤山gushanへ向かいます。
孤山は西湖の中で唯一の天然の島です。 -
先ずは浙江省博物館を見学します。
以前は有料でしたが、数年前から無料になったようです。 -
なんでしょう? -
昔の石油会社の琺瑯引きの看板です。
徳士古煤油公司DESHIGUmeiyougongsi ⇒TEXACO oil co, -
清代の松の木で作られた大砲です。
耐久性能に問題がないのでしょうか? -
孤山gushanです。 -
山の上に登ると音楽の調べと共におもしろそうな一団を見つけました。 -
みんなで集まって、東屋の下で歌を歌ったり、二胡を弾いたりしています。
およそ20人ぐらい、なかななか楽しそうな集まりです。 -
お昼時ですので、食事中の人もいます。
なにやら鍋で煮込んでいる女性もいます。
日本だったら、バーベキューなんでしょうが、中国なので野外炊飯yewaichuifan でしょうか? -
我々もお腹が空いてきましたのでお昼にすることにしました。
やって来たのは、杭州で一番の有名なレストランの楼外楼louwailouです。
今日は平日の所為か、比較的空いているようです。 -
さて、今回、我々四人が楼外楼で食べた料理をご紹介します。
糯米藕nuomiou 15元 レンコンのモチ米詰め砂糖がけ
白切肉baiqierou 12元 ゆで豚
龍井蝦仁longjingxiaren98元 龍井茶風味のむき茹でエビ
菌牛柳junguniuliu 28元 キノコと牛肉の餡かけ炒め
東坡燜肉dongpomenrou 8.8元x4 お馴染みの豚角煮
什錦炒麺shijinchaomian 18元 五目ヤキソバ
蟹肉小龍xierouxiaolong 15元 蟹肉入り小龍包
蒓菜湯chuncaitang 25元 ジュンサイのスープ
喜力啤酒xilipijiu 18元x4 ハイネケンの瓶ビール
茶cha 3元
という訳で美味しくいただきました。合計は321.2元でした。
お薦めはやはり高いだけあって龍井蝦仁がとてもおいしかったと思います。
エビはあまり大きくないのですが、本当にプリプリしています。
まだまだ 続く (^_^)/~
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この旅行記へのコメント (2)
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- 7342さん 2006/01/12 19:57:41
- 旅行記の表紙が素敵です。
- いつも拝見しておりますが、旅行記の表紙が本当に素敵ですね。中国には未だ訪れたことがございませんので、是非旅程が決まりましたら参考にさせて頂きます。
- ajiajiroさん からの返信 2006/01/13 00:51:30
- RE: 旅行記の表紙が素敵です。
- 7342さん、こんにちは!
書き込みありがとうございます。
表紙をお褒めに与ったのは… 確か三回目のような…
几帳面で融通の利かないA型の性格なもので、なるべく統一性を求めてシコシコと画像の編集をしております。
カメラも、写真を撮る方の腕もイマイチ、イマニなもので、なんとか自分なりのこだわりで特色を出そうとあまり意味のない奮闘努力を続けてしまいます。
中国旅行は、安い、近い、美味しいと3拍子揃っていますのでいいですよ。
ちょっと、臭くて、汚くて、マナーが成っていない所なんかに目をつぶれば、なかなか奥が深いと思います。
これからもご贔屓に!
では、また。 再 見 (^_^)/~
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