2005/12/10 - 2005/12/14
298位(同エリア927件中)
ajiajiroさん
- ajiajiroさんTOP
- 旅行記167冊
- クチコミ15件
- Q&A回答4件
- 496,063アクセス
- フォロワー24人
首先来、2瓶啤酒!(とりあえず、ビールを2本!)
好的!(かしこまりました!)
紹興屈指のレストラン、咸亨酒店での昼食は平日で空いていた所為もあり、おいしい料理をゆっくりと堪能できました。
今回は杭州から紹興まで火車(列車)に乗って行ってみるの前編をお送りします。
-
もう、すっかりお馴染みになった、杭州火車站です。
何年か前、この駅が出来たときには、まわりには何にも無かったのですが、今はビルが建ち並び、高架の道路が出来ています。 -
軟座の切符を持っていると、軟席待合室に入ることが出来ます。
昔は、外国人なら硬座の切符でも入れたようですが、外国人料金がなくなった今でも可能かどうかは判りませんが…
中国は、列車の切符の値段が安くて助かります。
杭州から紹興まで63kmを一時間弱で走るのですが、
この軟座の切符はわずか、19元、日本円ですと約300円です。
ちなみに硬座だともっと安くて13元、ちょうど200円になります。 -
一時間弱でもゆったりとした列車の旅には、なにか心を掻きたてられるものがあります。
車掌さんから熱いお湯を貰って温かい飲み物などを飲みながら、列車が銭塘江の鉄橋を渡る様子を見ていると、いやがうえにも旅情が沸いてきます… -
列車は8両編成で1〜6号車が硬座、7号車が軟座で8号車は郵便車となっています。
列車はぴたりと定刻に紹興站に到着しました。
軟座の7号車は空いているのですが、ご覧のように硬座は結構混雑しているようです。 -
個人旅行者の鉄則で、駅に着いたらすぐ帰りの切符を自分で買ってから観光に出かけます。
この日は売り場が空いていて5分ぐらいで帰りの切符を買うことが出来ました。
駅舎の前には20人ぐらいの輪タクの運ちゃんが待ちかまえていて私たちを取り囲みます。
最初は貸し切り観光を薦めてきます。
要らないとはっきり断っても離れません。
言葉がわからない振り、お金がない振りをしても離れません。
結局、魯迅故里まで1台5元という話に乗りました。
話の種にはちょっと乗ってみるのもよいかも知れません。 -
それで、7分ぐらい乗ってから、着いたと言って降ろされたので約束通り一台につき5元ずつ渡すと輪タクはまた駅の方へ帰って行きました。
しかし、やられました!
降ろされたところは公園の様なところなのですが、地図を見るとちょうど、紹興站と魯迅故里の中間ぐらいのところです。つまり3kmの距離を半分ぐらいのところでだまされたという次第です。
でも、あと1キロちょっとの街歩きも結構おもしろかったので、まあ、いいかと言う感じです。 -
それで、30分ぐらい歩いて、魯迅故里へ到着です。
入場券はいろいろな組み合わせがあるのですが、今回はご覧のような80元のものにしました。
中国の入場券は他の物価に比べると結構お高いものです。 -
魯迅故里はこの魯迅路(東昌坊路)を中心に拡がっています。
各記念館やお土産物屋さんが軒を並べています。
今日はあまり人通りが多くありません。 -
道端にこんなものが…
ちょっと、絵になります。 -
魯迅故居です。 -
中庭の白壁にいい感じの蔦が… -
灯籠です。 -
ブロンズ像は結構、いいモチーフです。 -
紹興魯迅紀念館です。
中国語では記念ではなくて紀念となります。
広々としたりっぱな建物です。 -
玄関では魯迅先生がお出迎えです。
記念撮影ポイントです。 -
魯迅先生のブロマイドです。
売店で、パウチされた名刺サイズのものを6元で買いました。
しかし、魯迅先生が紹興にもたらす経済効果というのは、すごいものだと想像されます。 -
これは藤野先生と一緒の人形です。
魯迅は若い頃、日本の仙台医専に留学していたそうです。
当然ですが、魯迅記念館はどこを見ても魯迅一色です。 -
これが紹興地方特有の烏篷船wupengchuanです。
黒い覆いの船という意味だそうです。
船の上部に黒色の覆いがあって一部はスライドするようになっています。
ちなみに覆いは雨除け、日差し除けのようです。
今日は開店休業らしく、船頭さんがはやばやとお弁当箱にお湯を注いで洗っていました。 -
魯迅故里の入口の広場です。
私たちは裏側から歩いてきましたが、こちら側が本来の正面入口です。
やはり平日の所為か、あまり人出はありませんでした。 -
お土産物屋さんを覗きます。
紹興の特産はお店の看板に書いてあるとおりで…
霉(黴)干菜meigangcai 菜っ葉を干した様な漬け物
茴香豆huixiangdou ういきょうまめ 魯迅の小説にもよく出てきます。
黄酒huangjiu 名産の紹興酒です。
腐乳furu 豆腐を独特の発酵液に漬けたものでチーズのような味わいでお酒のおつまみなどに最高です。 -
それでこれが霉干菜の写真です。
4元2斤は換算しますと… 1kg/60円です。
この霉干菜は紹興名物の燜肉(≒東坡肉)と組み合わされて干菜燜肉gancaimenrouとしてレストランなどでよく出てきます。 -
ここが、紹興で一番有名なレストランの咸亨酒店xianhengjiudianの前です。
ここは、お土産物屋と居酒屋風の店構えになっています。
私たちは同じ経営だと思うのですがとなりのレストランの方の咸亨酒店に入りました。 -
ここも空いていましたので、ゆっくりと食事が出来ました。
お料理の紹介を致しますと…
茴香豆huixiangdou 6元 名物の八角風味の茹でた空豆。
醉蟹zuixie 江南地方の名物。通称酔っぱらい蟹。生きた河蟹を黄酒に漬け込んだもの。15元?x2
油炸臭豆腐youzhachoudoufu この店の一番の名物。10元
干菜燜肉gancaimenrou 25元 紹興名物。
蟹粉豆腐xiefendoufu48元 これはほんとうに美味しい。
水餃子shuijiaozi 12元? 海苔のスープ入りの水餃子
揚州炒飯yangzhouchaofan15元 また注文しました。
榨菜肉絲蛋湯 zhacairousidantang 10元 結構、美味しい。
例によってこれにビール4本、紹興酒1本で合計260元でした。 -
食事を終えて外へ出ると、中国特有の?立ってご飯を食べている人発見! -
次の目的地、紹興秋瑾qiujin故居へぶらぶらと歩いて、向かいます。
私も小さい頃ウサギを飼っていました。
ちぐさという赤い草が好物だというので探しに行った覚えがあります。 -
その隣には子犬がいました。
いくらか、聞いたような気がしますが、忘れました。 -
紹興市内の様子です。 -
解放路にある秋瑾qiujinの像です。
秋瑾は日本への留学経験もある、清末の女性革命家で最後は処刑されました。 -
紹興秋瑾故居の入場券 10元です。 -
秋瑾qiujinの人形です。
二児の母だったそうですが、なかなか、男勝りの厳しい人だったようです。
紹興… ・後編へ 続く
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (9)
-
- カザMAXさん 2007/02/09 23:36:43
- 紹興へ火車で行く方法について
- ajiajiroさんに教えていただいてから、
以前杭州にツアーで行った時にホテルでもらったパンフレットを思い出し、探し出しました。
中国杭州市旅遊委員会 出版となっています。
この冊子で杭州駅主要列車時刻表を見ても
紹興行きの列車はありません。
N569という列車が7時1分発なのですが、
この寧波行きで紹興にいけるのでしょうか?
10年以上前に香港から広州に行ったことがありますが、
その後、中国で火車に乗っていません。
去年の夏に深センで地下鉄には乗りましたが…。
そんな初心者でも火車に乗れるでしょうか?
井上さんのメッセージに、
『やはり火車はイイですね。
中国は火車です。』
と書いてあったので、何とか頑張って乗ってみたいのですが…。
駅にはどれくらい前に行くといいですか?
切符を買うのにかなり時間がかかりますか?
教えていただけると助かります。
- ajiajiroさん からの返信 2007/02/11 13:13:27
- RE: 紹興へ火車で行く方法について
- カザMAXさん、こんにちわ!
たくさんの投票と訪問ありがとうございます。
感謝感激、雨あられです。
列車の旅は私も良いと思います。
ちょっと、紹興まででは一時間弱ですので物足りないかも知れませんが…
N569は時刻が変更されているようです…
杭州7:30発 紹興8:17 終着寧波9:50だと思いますが…
何れにしろ最新の時刻表で時刻を確認する必要があります。
列車の切符は手に入らないとその日の行程が全く狂ってしまいますので事前に切符の手配はするべきだと思います。
そのお手軽順位は…
?日本語のできるガイドさんに頼む(手数料50〜100元)
?英語が辛うじて通じるかも知れないホテルのビジネスセンターやコンシェルジェに頼む(手数料10〜50元)
?比較的空いている杭州市内に3カ所ある列車切符売り場で買う(手数料5〜10元?)
?雑踏の中、中国人民と押し合いながら駅の切符売り場に行って買う(手数料なし)
私なら、10元ぐらいの手数料なら躊躇なく?を選びます。
また、列車は切符が買えないことも考えて、第二希望、第三希望ぐらいまで用意しておいた方が良いと思います。
中国での列車の切符の買い方は次のサイトでよく勉強してください。
http://railway.org.cn/intro/
では、また。 再 見
- カザMAXさん からの返信 2007/02/11 15:22:25
- RE: 紹興へ火車で行く方法について
- 情報ありがとうございます。
またすごくいいホームページを教えてくれてありがとうございました。
切符は、前日に杭州市内の窓口で買うか又は前日杭州駅に行って窓口で買ってみようと思っています。
杭州市内の窓口はどこにあるかご存知ですか?
行きに切符を手配してもらっても、帰りは自分で駅の窓口で買わなければならないのでしょうか?
『当駅発車からの往復切符は、北京発ならZ列車(下記列車の種類参照)のみ買えます。』と教えていただいたサイトには書いてあったのですが、
杭州駅からは往復切符を買うことはできないのでしょうか?
電車の時刻は前日に駅で確認します。
いろいろ質問してしまって申し訳ありません。
パソコンは直りましたか?
特に急ぎではありませんので、パソコンが直ったら教えていただけると助かります。
- ajiajiroさん からの返信 2007/02/11 23:05:01
- RE:RE: 紹興へ火車で行く方法について
- お疲れ様です。
中国語の環境で火車の切符を買いに行くなら次のようなメモを用意した方が良いでしょう。
◎3月3号(星期六) 軟座 2張【3月3日(土) 一等 2枚】
(第一希望)N569次 杭州→紹興
(第二希望)N555次
(第三希望)N561次
◎3月3号(星期六) 軟座 2張【帰りの分です】
(第一希望)N568次 紹興→杭州
(第二希望)N570次
(第三希望)什么都好【なんでも好い】
>杭州市内の窓口はどこにあるかご存知ですか?
杭州旅行案内(2005/7)のパンフレットでしたら7ページの下の方にでています。
体育場路售票处 体育場149号
浣紗路連售票处 浣紗路53号
武林門售票处 武林路425号
最近は中国もオンラインが整備されてきたので帰りの切符も一緒に買えると思います。
私は上海では何回か買っているのですが杭州ではまだ経験はありません。
何れにせよ、遠隔地発票手数料として5元かかると思います。
火车に乗る場合は30分以上前に駅に着くことをお薦めします。
軟座の切符を持っていると快適な軟席待合室(软席候车室)に入ることができます。
杭州站の軟席待合室は1階の奥 薄暗いところにありますので気をつけて下さい。
私のパソコンは不治の病に陥っています。
今日、交換のためのハードディスクをネットで注文しました。
何時、壊れるかわからない状態です。
では、また。 再 見 (^_^)/〜
- カザMAXさん からの返信 2007/02/12 11:02:31
- RE: 紹興へ火車で行く方法について
- 本当に丁寧に教えていただき、ありがとうございます。
7ページの切符売り場の場所は、ちゃんとマップにもあったんですね。
気がつかなくて、申し訳ありません。
切符売り場で見せる紙もプリントさせていただきました。
ひとつ文字化けしてしまう字は「公」みたいな字でいいでしょうか?
紹興に行くのは3月3日です。
そこまで気がついてくださって、本当に感謝しております。
また、紹興からの帰りの列車の番号もわたしの方にある杭州の冊子では
分かりませんでしたので、本当に助かります。
重ね重ねありがとうございました。
- ajiajiroさん からの返信 2007/02/13 22:45:58
- RE: RE: RE: RE: 紹興へ火車で行く方法について
- こんばんわ!
すごい勢いであちこち調べまくっていますね。
あまり張り切りすぎてバテないようにして下さい。
>ひとつ文字化けしてしまう字は「公」みたいな字でいいでしょうか?
はい、その通りです。「公」のハの右側のない中国の簡体字です。
前は普通に中国語が使えていたのですが、まだパソコンがリハビリ中で本調子でないようです。
列車の番号はあくまで例として書いたもので私がネットで見た時刻表が最新とは限りませんので現地で時刻表(10元ぐらい)を買うなりして再確認をした方が良いと思います。
3月3日は偶然に私たちも杭州から紹興へ行く予定です。
但し、紹興市内ではなくて郊外の安昌という水郷古鎮へ行くつもりです。
では、また。 再 見 (^_^)/〜
- カザMAXさん からの返信 2007/02/14 10:15:47
- RE: 紹興へ火車で行く方法について
- ありがとうございます。
それにしても偶然ですね。
もしかしたら、同じ火車にajiajiroさんも乗っているのかもしれないんですね。なんとなく嬉しいです。
出発までは毎日が旅行計画で過ぎていきます。
計画通りには行かないかもしれませんが、
いろいろ調べるのも楽しくて。
紹興では自転車を借りて回ろうかと考えています。
これも初めてなので、ドキドキです。
-
- 井上@打浦橋@上海さん 2006/01/22 15:20:01
- 「とり・ビー」が通るとは・・・
- ajiajiroさん、どうも。
相変わらず中国をうろつきまわっておりますね。
中国はajiajiroさんの感性にピッタリなんじゃないんですか・・・・
「とりあえずビール」って言う注文は、ナカナカ中国ではないというか
受け入れられないと言うか、注文の仕方が、必ずまず、料理を頼み、
最後に飲み物になります。
それまでに時間の掛かることかかること・・・。
冷菜に始まり、魚、肉、野菜の熱菜、スープを頼み、
一つ一つああでもない、こうでもないをやり合って、最後に飲み物は、
ということになります。
まずはビールで乾杯して喉を潤してからと言う習慣のある我々日本人に
とってはイライラするわけです。
「とり・ビー」が通ると言うのは、やはり酒場的なレストランだからなんでしょうかね。
やはり火車はイイですね。
中国は火車です。
腐乳はおいしいですよね、酒のつまみにもいけますが、
アツアツのご飯にもいけます。
今日の昼に一粒食いました。
咸亨酒店の前の銅像は孔乙己ですね。
注文された料理を元画像まで拡大して見ました。
みな、旨そうです。
臭豆腐は、チャンと臭かったですか?
上海の道端で売ってる臭豆腐は、最近のは臭さが押さえ気味のようです。
コレだけ食って飲んで260元は、安いですね。何人だったんですか?
では、他の旅行記も拝見します。
- ajiajiroさん からの返信 2006/01/22 22:51:01
- RE: 「とり・ビー」が通るとは・・・
- 井上@打浦橋@上海さん、こんにちは! 毎度の書き込み有り難うございます。
井上…さんの相変わらずのバイタリティーに溢れたご活躍に小生いつも敬服致しております。
そうですね… 中国での料理の注文は… うれしくもあり、楽しくもあり、難しくもあり、且つ煩わしくもありと言うところだと思います。
基本を押さえた上で、特色を出してメニューを構築していくのはなかなかの難易度だと思います。
私など最初は一生懸命に頭を回転させて注文するのですが、2,3日すると飽きてしまって料理の注文が面倒くさくなってしまいます。
また、中国料理の最大の欠陥である少人数では食べにくい点につきましても、最近は2人からの少人数用のセットメニューを用意する店が増えてきましたので、そういう店に入りましたらすかさず注文します。 楽でいいです。
この前の旅行は4人での個人旅行だったのですが、4人いますと、結構いろいろな料理を頼むことができました。
では、また。 再 見 (^_^)/~
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ajiajiroさんの関連旅行記
杭州(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
9
30