2005/11/28 - 2005/12/01
14804位(同エリア19729件中)
猫熊堂さん
北角は、地元の人達の生活の場所。街は、朝から夜まで台所パワーに溢れている。ぶらぶら歩きで見かけた春秧街の生鮮食料品店。夜のフェリーターミナルの半露天の魚屋さん。そのエネルギーを、ちょっとだけ切り取ってみました。
PR
-
春秧街。 大繁盛の肉屋さん。 豚くんが見事に解体されているであります。
・・・やや近寄りがたし。
香港映画『頭文字D THE MOVIE』を見た時に、藤原文太を演じた黄秋生(アンソニー・ウォン)のグロすれすれの物凄い怪演には超シビレたけれども、同時に、「彼の演ずる文太は、豆腐屋というより、香港の街市あたりの肉屋のオヤヂって感じ」と思った記憶がある。
だけど。ここんちを見て、秋生哥の文太みたいに油ギッシュに汚っぽいと、お肉屋さんにはなれないのだとわかった。ここのお店の人は、もっとずっと衛生的な感じの見た目でした〜。 -
春秧街。 魚屋さんも、なかなか繁盛している。
なにやら金魚っぽい色彩のお手頃サイズの魚が多いであります。
(イトヨリの仲間とか、マナガツヲの仲間ってくらいはわかるんだが。)
香港の家庭ではどんな風に料理して食べるのかな?
丸ごと蒸す?丸ごと揚げる?3枚におろす、なんてのは自分ちでやる??
しかし、売れているのはおじさんがブッタ切っている魚の切り身の方・・・。
切り身の方が扱いは楽だよ、うん。 -
「ガマの油売り」は、どこの国でも口八丁手八丁。
このお姐さんのお店はいつも人だかりがしていた。
クスリは、万能の塗り薬らしい。
あまりにも万能なところ(&お姐さんの化粧の濃さ)が、かえってアヤシイのであった。(笑)
春秧街にて。 -
1番違和感が無かったのは、やはり八百屋さんだった。
もう少し見慣れない野菜が並んでるのを期待していたのだけれど、
日本にはいろんな野菜が入ってきているのだなぁ。
値段は日本より安そう。鮮度は、イマイチかも。
春秧街にて。 -
春秧街の鳥専門店。メインは鶏。あとハトなど。
ずらりとぶら下がった名札を見て!ひとくちに鶏といえども、こんなに沢山の種類があるらしいのよ。
これを使い分けてるわけね、香港の人達は。
左側、自慢げに掲げているのは「嘉美鶏」というブランド鶏の能書き。“香港大学が品種改良してカドーリ農場で育てたという由緒正しい鶏ちゃん”だそうである。
「きょうはあるよ!」と書いてあるってことは、いつでも手に入るという品ではないのかも。流石、ブランド品。
鶏は、日本で売られているものよりも飼育期間がやや短そうな雛鳥に近いものが多かった。
店先には、骨付きのムキ身が置かれているが、お店の中にはケージが並んでいて、生きたニワトリが入っている。・・・鮮度は抜群。 -
春秧街。 大迫力の魚屋さん。
1番目に付く場所にあるのは生スッポン!
ただいま修羅場の真っ最中と見えるけど、別にこれがフツーだから。
店の前の歩道がでろんでろんなので、足元に注意!! -
これは!上海蟹ではございませんか!?
そ、そちらはナマコ!肉蟹にエビ、奥の籠には生カエル!!
・・・何だかわかんないモノもいっぱいあるゾ。うぞうぞ。
これぞ香港魚屋の王道では、あります。はう〜。
春秧街にて。
ちなみに、日本でも、東京・上野のアメ横センタービルの地下には、こんな感じの得体の知れなさが漂っているよね。
でも、香港の方が明るい感じ。あと、香港の方がくさくない。やはり本場です!
ちなみに、この上海蟹、1パイHK$15ってことは約250円。安っ。(サイズはかなり小ぶりでした。)
※ 上海蟹、安いのは“ばったもん”の養殖モノ。
養殖モノは抗生物質が鬼のように使われている上に味も劣ると聞くので、怖くて手が出せない。
でも、洋澄湖産の天然モノの上海蟹は、品薄で高価なので、簡単には食べられませぬ。
あぁ、だから今回も上海蟹が食えなかったのよぅぉぅぉぅ。 -
現在、18:13。
ところ変わって、こちらは北角のフェリーターミナルであります。
本当です。ここはフェリーターミナルです!
魚屋併設であります!! びっくり〜!!!!!
ちなみに、このフェリー・ターミナルは、
北角⇔ホンハム、北角⇔九龍塘という2つの航路用のもので、
それぞれ30分に1本くらいしか運行されていないの。
そんで、魚屋が付いてるワケよ。
しかも、そこそこ繁盛しているんだから驚き。
この蟹コーナーだって、いかにも勤め帰りのサラリーマンのような風采の悪くない男性がワタリガニを3匹買って、スーパーの買い物袋みたいなペラッペラのポリ袋から足がはみだしてるようなのをぶら下げて帰っていったりする。
はぁ〜、そうですか。そういうもんですか。
ちなみに、上海蟹は、5ハイでHK$100〜。1パイ330円くらいの見当ですね。でも良さげな大きさのはやっぱり1パイHK$45とかHK$50とか(750〜830円位)するのね。
ここんちの蟹は、どれも、春秧街で見たのより大分モノが良さそうだった。 -
北角フェリーターミナルの魚屋さん。魚コーナーです。
春秧街のと違って、どの魚も生簀入りの生きてるヤツです。
地元の人の買い物の様子を写真に撮りたいと思い、遠慮して遠くからカメラを構えたんだけど、フラッシュは光れども届かず、写真は暗く、お客さんは驚き・・・ごめんなさい。 -
ウツボ。
他の魚は元気に泳いでいる状態で売られていたけど、コイツらは活け締め状態(てゆーか、半殺し、アレは)で水槽に入っている。
共食い防止のため?とか、凶暴だから?とか、きっとそんなようなことが関係しているのではないかと思われます。
どうやって食べるのかなぁ? 食べたことあります、ウツボ?
見た目はグロだけど、凶暴な肉食魚で全身でのたくってる魚なんだから、白身でブリブリでおいしいのかも・・・ハモみたいなのかな?なんて勝手に想像してますが。
北角フェリーターミナルの魚屋さんにて。 -
この人だかり!
確かに、魚を買うなら「春秧街より、こっちだな」と思う。鮮度が違う!品が違う!
目の前でエビが跳ねてどんどん水槽から外に逃げ出してしまう。それをお姐さんが追いかけては捕まえて、水槽に戻してる。
あのエビを茹でたら、ピチピチで、さぞ旨かろう。
どう考えても、南Y島・索罟灣の海鮮料理屋街のどの店の水槽の魚よりも、元気いっぱいだもの!!
魚屋さんの店先を見ていると、見飽きないけれど、紅磡(ホンハム)往きのフェリーの待合室に人が溜まってきたようなので、魚屋レポートはこれにて終了。
<おまけ>
「新渡輪(FIRST FERRY)」
URL: http://www.nwff.com.hk/english/nwff100000.asp
北角(North Point)⇔ 紅磡(ホンハム=Hung Hom)の運航スケジュールと料金
URL: http://www.nwff.com.hk/english/schedule/route.asp?Origin=NP&Dest=HH&From=25&line=H
(上記は、いずれも英語版。中文版もあり)
北角⇔紅磡のフェリーは、スターフェリーよりも若干小ぶりな気がする。
そして、スターフェリーと違い、キャビンの壁に沿って、ぐるりと座席が付いている。
驚いたことに、普通の座席よりも、この“ぐるり”の方が人気がある!(早く降りられるからかしら??)
私が乗った18:23発の紅磡往きは、満員だった。
紅磡のフェリー・ピアは、街中に近く、歩いてすぐに賑やかなジャスコのあたりに出られるので、便利です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- michelleさん 2006/08/31 23:18:07
- 懐かしい〜!
- はじめまして、michelleと申します♪
以前、春秧街に住んでいました(^^)
なので、ものすご〜〜〜く懐かしかったです。
ただ夏場は結構臭います・・・(>_<) あと、夜はゴキちゃんもウロウロ。
香港好きにはたまらないディープな場所ですよね、北角は。
とても便利で大好きな場所でした。
そうそう、マカオの旅行記も拝見させていただきましたが、佐藤琢磨くんが優勝したマカオグランプリ・・・見に行ってたんですよ(^_-)/☆
郷愁にかられたので一票!!
***** michelle *****
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
猫熊堂さんの関連旅行記
香港(香港) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
11