2005/11/28 - 2005/12/01
17439位(同エリア19753件中)
猫熊堂さん
南Y島・榕樹灣からハイキングで索罟灣に向かいます。
峠も越えて(写真を御参照ください。「南Y島ハイキング?」で右に見えますのは・・・、左に見えますのは・・・ ってやってたあたりの道ざんす〜)、あとは下るだけ(?)。
「索罟灣についたら、海鮮料理のランチよ〜っっ!!」と
気持ちを鼓舞する猫熊堂一行なのであった。
PR
-
見えたっ!おーっ!あれが索罟灣だよー。もうすぐだよー。
(見下ろす角度を考えなさいってーの。)
いま何時? 12:49 -
前の写真の地点から山を回りつつどんどん下って4〜5分の地点。
養殖漁業の筏が沢山見えま〜す。うふうふ。(←「ランチにハタ類の清蒸頼んでゴハンにかけるのも良いかも〜」などと思い浮かべて、顔が緩んでいる様子)
このポイントは眺めが良く、索罟灣が一望できるので、ハイキング・コースから階段で少し下がった崖の上に展望台(?ででてきたのと同じタイプ)が設置されている。
私的には、行って見ようかな、と思わないことも無かったけれど、展望台に居た先客がカップル1組だけという状況だったのと、猫熊堂・父母が「階段は、下りたら、また上がらなきゃならないんだよ!そんなのヤだ。」と難色を示した為、素通りとなりました。
うんちく。「泣く子とじじいには勝てぬ」<意味>聞き分けなく泣き続ける子供とわがままな爺さんには勝てないの意味で、道理の通じない相手には、道理を説いても無駄であり、争っても仕方が無いということ。(笑)
(撮影 12:53) -
道が下るにつれ、木が多くなる。
やっぱり緑があるほうが、歩くのには気持ち良いよね。
(撮影 12:55)
この先に、一見ゴミの不法投棄?と見える場所あり。
しかし、そこはゴミ置き場ではなく、露天の飲み物スタンドの道具置き場なのだった。
土日はハイカーがすんごくいっぱいいるのね。
そんで、飲み物バンバン売るわけだね。
確かに、榕樹灣⇔索罟灣のハイキングコースは、榕樹灣のメインストリート以外では飲み物を調達できるところが無かったもんね。
下りなので、けっこう歩きもスピードが出る。
あぅっ、猫熊堂・父母、エンジンブレーキがきいてませんぜ!
待って〜〜〜!! -
待って〜〜〜!! ・・・・・・・・・・・・・・・ いない。
大変だ、分かれ道なのに、猫熊堂・父母の姿を見失ってしまったぞ。
しかも、この標識が示している索罟灣へのルートは、どちらかというと細くて地味な左側の急な下りの道なのだ。先頭を行く父が標識柱を眺めたとはとても思えず、慣性の法則に抗うことをしない彼の性格から考えて、見た目がやや広そうでなだらかな、集落に続く道を行ってしまったかもしれない。どうしよう。
(撮影 12:59) -
右と左、どちらも途中まで探しに行く。「おーい!」「いる〜?」などと呼ばわってみるのだが、そんなことをしてる自分が恥ずかしいくらい、「しーん」としている。
前の標識柱の通りに進むと、すぐのところに、こんなに大きな索罟灣へのルート表示があるんだが。(写真)
あきらめて、標識通り左の道に行くしかないと思い、歩き始めたところで、自転車の若者に出会った。
「すみません。道の途中で、おじいさんとおばあさんの2人連れを見ませんでしたか?私の両親なんですが、見失ってしまって」(←一応英語)と聞いてみた。
「うーん。年寄りか・・・見なかったけど。でも、大丈夫だよ。この道は、二手に分かれてるけど、麓に下りたところでまた合流するんだ。もし別々の道を歩いてたとしても下で会えるから、心配せずに進むといいよ。」
あぁ、良かった! お兄さん、どうもありがとう!!
南Y島では、何か大らかな空気が流れているのかもしれない。人がとても親切なのだった。 -
この標識柱のところが、道の合流点。
たぶん、集落の中を通っている道の方が、少しだけ遠回りなのだろうと推測されます。
両親とも、会えました。(バカバカバカ!すごく心配しちゃったぢゃないか。)
(撮影 13:05)
<後日談>
私がオロオロしながら両親を探していた時、当の本人達は「え、なーんにも心配しなかった。」というくらいヘッチャラだったらしい。「私、心配になって、途中で自転車の若者に聞いたんだからァ。」と言うと、「あぁ、自転車の人。すれ違ったよ」とのこと。はれ? お兄さん、ジジババなんかに興味は無いので目から入った情報は頭を素通りしてしまたのでせうか??それともジジババが若く見られたか? 謎です。
ここから先は、もう平らな道です。
お楽しみのランチが近づいてきて、足取りも軽く。 -
このあたり、海に面した崖にいくつかの洞窟が並んでいて、「神風洞」と呼ばれている。
崩れかかっているところも多く、今は洞窟内部への立ち入りは禁止されている。
が、ハイティーンと見える若者のグループが見学に来ていた。若者が喜びそうにはとても見えないここをわざわざ見学しに来る理由は何か?
それは、「神風洞」が、太平洋戦争当時旧日本海軍が使用していた“軍事施設”だからである。
私も今回の旅行前にググッて調べただけなので、詳しいことは知らないのだが、「神風洞」は、太平洋戦争当時、旧日本海軍が制作した特攻艇(人間魚雷)「震洋」のブラインド・ドック(連合軍に発見されない為の隠し格納庫)として使われたのだそうだ。
日本は、当時、香港を占領していたのだ。あのペニンシュラホテルの本館は、日本軍の司令部だったのだ。
香港を訪れる時は、頭の片隅に、こういうことも入れておくべきだと思う。
チョウ・ユンファ主演の映画「風の輝く朝に」には、当時の香港の人々の心情が描れている。
(撮影 13:07) -
「神風洞」から左に目を転じれば、養殖筏が点在する現在の静かな索罟灣である。
湾の向こう側に見える建物群が、たぶん、海鮮レストラン街だ。(撮影 13:07)
あと一息! -
ハイキングコースのすぐ横で見つけた木の実。イチジクの仲間だろうか?
直径1センチにも満たない小さい実が幹に直接くっついている様子は、けっこう不気味だったりするゾ。 -
道は索罟灣に沿って海の端をまわって続いている。
そろそろ灣のどん詰まりに近づいてきた。
引き潮です。(撮影 13:10)
ちなみに、ハイキングコースは、この写真の右上のはじっこのチラッと写っている家の前をまわって、向こう側に見えている山すそに続いているノダ。 -
索罟灣のどん詰まりは、情けない程小さな川が流れ込んでいるところだった。
引き潮で砂地が出てますね。どうも砂地を見ると潮干狩りがしたくなるなぁ。 -
こんなに節と節の間隔が近くて丸っこい竹は見たことが無い。
民家(たぶん)の生垣です。 -
この標識の先は、もう、索罟灣の集落だ! ヤッタァ!!
スキップ♪ スキップ♪ スキップ♪
(撮影 13:14) -
視界が急にひらけて、陽光いっぱい。
天后廟が見える。けっこう地元の人の生活に溶け込んでる様子。
(撮影 13:17) -
お堂があれば覗いてみる。天后廟って、入りやすいし。
コンクリート作りでなんとなくパッとしない外観(失礼)だけど、内部はなかなかどうして立派です。
今回の旅の無事をお願いして、外へ。
海鮮レストラン街は、もう、すぐそこッ!(続きは、南Y島ハイキング?で。)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
猫熊堂さんの関連旅行記
香港(香港) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
15