旧正月にインドネシア世界遺産を-【ジョグジャ編】

2003/02/01 - 2003/02/02

シンガポールの事務所は旧正月は長期休暇となる。この休暇を利用して未だ見ぬインドネシア上陸を決意。やはり行くなら世界遺産という事で、ジョグジャに飛ぶ事にした。

出発当日、シンガポール航空はA310機(今は引退)。ワイドボディーなのだが、乗務員席は前後にしか無く、中央部分の非常口は、乗務員も客席に座るため、おっかなびっくり。

約1時間半のフライトでジャカルタ到着。ジャカルタ空港は南国風の造りをしている。床がタイル張りなのでスーツケースが妙にうるさい音を立てる。

入国するとビジネスパートナーのR氏が迎えに来てた。一緒に夕食を食べた後、再びジャカルタ空港に移動し、ガルーダインドネシアでジョグジャカルタに飛ぶ。この便には他の日本人観光客や、語学研修生が何人か乗っていた。

ジョグジャではメリアホテルに宿泊。この日は翌日のボロブドゥール/プランバナンツアーを予約して完了。

翌日、約束の時間より遅れること15分、ツアーのミニバスがピックアップ。先ずは事務所に向って支払いを済ませる。そしていざツアーへ出発。

ツアー参加者は全員インドネシア人。ジャカルタやメダンなど結構各地から来ている。走る事1時間、ボロブドゥールに到着。

インドネシアの遺跡は基本的に遺跡公園として整備されており、政府認証のガイドが待機している。勿論ガイドの料金はどこの遺跡でも固定料金で言語によって異なる。日本語は少し高めだが、遺跡を細かく説明してくれるので嬉しい。

ボロブドゥール遺跡前のレストランで昼食を取った後、プランバナンに向けて出発。走る事約1時間、プランバナンに到着。

プランバナンはヒンズー教の寺院であるが、周辺に転がっている遺跡には結構仏教遺跡も多い。

プランバナン観光後は、バティック染の工場を見学し、パティック染めの絵描き体験をする。

そしてホテルに帰還。

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

シンガポールよりジャカルタまでのシンガポール航空。今は既に全機引退したA310

ジャカルタ空港。
南国風の建物になっている。

ボロブドゥールの入口から。

本殿は階段を登った高台の上に建てられている。発見された時は殆ど崩れ落ちていたのを、一つ一つ積み上げていって修復したらしい。

よくぞここまで。

ボロブドゥール回廊部分に彫刻された釈迦誕生のレリーフ。

回廊基壇部分のレリーフ。当時の暮らしが分る。

回廊部分の彫刻。

ボルブドゥール遺跡の頂上部分。
数多くの仏像やストゥーパが置かれている。

雨どいにも獅子の彫刻がされている。

ストゥーパに腰掛ける高校生。

ボルブドゥールの頂上部分にある大ストゥーパ。

落雷により先端部分は壊れてしまった。今は避雷針が付けられている。

プランバナンのロロ・ジョンクラン寺院を入口から臨む。ここはヒンズー教の寺院。中にはシヴァ神とドゥルガ神の像が奉られている。

プランバナン遺跡。

ロロジョンクランを取り囲むように建てられている寺塔。本来もっと有ったのだが、現在殆ど瓦礫となっており、修復作業中。

ジョグジャカルタ市内の風景