2005/08/14 - 2005/09/16
394位(同エリア401件中)
ホットマン2世さん
- ホットマン2世さんTOP
- 旅行記276冊
- クチコミ4件
- Q&A回答0件
- 525,189アクセス
- フォロワー10人
2005年8月30日
「国境を通れない?」
テラヴィから再び、トビリシに戻る。テラヴィ着のバスターミナルからアルメニア行きのバスターミナルはそんなに距離がないと思っていたが、どうやらそれは違うようだった。バス待ちをしていた人のひとりに言われた市内バスに乗り、その中の乗客のひとりにアルメニア行きのバスターミナルにこれは行くのかと聞いたら、着いたら教えてあげると言われた。ここだと言われて一緒に降りた。他に彼女と見られる女性と男性1人も降りた。そのひとりが私をそこに連れていってくれるようだ。2人と別れて、私を案内した。バザーを通って、しばらく行くと中央駅が見えてきた。おかしいな? こんなところからバスがアルメニアに出ているのかな? 情報ノートにはそんな風には書いていなかったのにと思っていると、彼はソーダ屋台の前で止まって、私にチョコレート入りのソーダをご馳走してくれた。
そこで彼はアルメニア行きのバス停がどこにあるのか店員に尋ねた。何だ、彼もよく分かっていないのだ。そして中央駅の方に向かう。中央駅の地上のところにミニバス停があって、そこからアルメニア国境付近のマルネウリ行きのミニバスが出ていた。ちょうど、ミニバスが出るところだったので、チケットを購入して、彼にお別れの挨拶をすると、紙切れに自分の携帯番号を書いて、「何か困った事があったら、電話しろ」と言ってくれた。
マルネウリで降ろされ、その目の前に国境の町となるサダフロ行きのミニバスが待機していた。まだ出発時間まで時間があったので、これも目の前にあったお店でチーズ入りのパンを買って食べる。その隣にチャイハウスがあったので、チャイを注文する。しかし、そこのおばあちゃんがどこかに行ってしまう。私はテラスで待っていたが、なかなか現われてこない。そろそろミニバスが出発するかもしれないのに、何をしているのだと思ったら、ポットにチャイを入れて持ってきてくれた。さあ、飲もうかと思ったら、ミニバスが出発する。結局、一口、口にしただけで出て行こうとするミニバスに飛び乗る。
サダフロに着いて、そこからイミグレまで500メートルくらいの距離を歩く。しかし、ゲートのところに来ると、イミグレらしきところはない。係官に聞いてみると、ここからタクシーに乗って、他の国境のところを渡らないといけないらしい。何だ? 情報ノートにはちゃんとここから越えられて、ヴィザ代が15ドルと他の国境と比べたら安い値段で越えられると書いてあったのに。それでタクシーでここから5キロくらいのところにある国境でヴィザ代30ドルを払って、ようやくアルメニアに入国。これでやっと100カ国達成したことになる。
さて、アルメニアにやっと入国できたはいいが、反対側のところにはバスが出ていない。タクシーは相変わらずぼってくる。まあいい、ちょっと歩いたら、ヒッチもできるかもしれないと思っていると、ピックアップトラックがやって来て、1ドルで乗せていってくれるという。どこまでかは分からないが、目指すはアラヴェルディの町だ。そうしたら、もうひとりの青年も乗ってきた。どうやら彼は私をアラヴェルディの町まで連れていってくれるようだ。
途中のどこか分からない、川沿いの何もないところで私たちは降ろされた。そこからバスがあると青年は言う。しばらくバスを待っていたが、なかなか来ない。が、やっとバスがやって来た。かなりおんぼろだ。こんなおんぼろバスはインドでも見た事がないというほどおんぼろだ。それに中は超満員。やっとの事で中に入って、このぼろバスはアラヴェルディの町まで行く。現地通貨がなかったので、1ドル運転手に払う。降りたところからロープウェイに乗る。これが地元民の通勤手段である。かなりの高い崖のところにロープウェイは上がっていって、そこにアラヴェルディの住宅地がある。下にはデベド川が流れている。青年は私に彼のところで泊まるように言ってきた。が、私はあまり気がのらない。第一、この青年は国境のところで一体何をしていたのだろう?
青年は私のかばんをひとつ持ってくれて、是非、俺のところで泊まっていけと言う。そしてこの辺の見所を案内してくれると言う。とりあえず、彼のアパートへと向かった。中に入ると、彼のお母さんがいた。6歳くらいの男の子が眠っている。リヴィングには古そうなテレビが一台とベッドがひとつ置いてある。キッチンにはほとんど何もなく、電気コンロのコンセントから伸びた裸の電線をソケットに差し込んで、お湯を沸かそうとする。その後で晩御飯を作ってくれると言う。何を作ってくれるのかなと思ったら、まずそうなお米とマカロニグラタンを水の中に入れて、それをコンロにかける。
何もないリヴィングにテーブルらしきものと椅子らしきものを置いて、3人で食事を始める。メニューはマカロニライス。はっきりと言って、こんなまずい家庭料理を食べたのは初めてだ。でも、ちゃんときれいにいただく。その後、しばらくして、お母さんがうちには何もまともな食料がないから、そのお金を恵んで欲しいとか何とか言ってきた。やっぱり、予想していた通りのシナリオだ。私は分からない振りをして、青年にこの近くにあるサナヒン修道院に行ってみたいと言った。そうしたら、彼はワイシャツに着替えて、男の子を連れて、私と一緒に出かけた。
草原を渡って、山の方に向かって歩く。そうすると、サナヒン修道院に出た。修道院の中に入ると、他に誰もいなかったので、彼はタバコを吸いだした。が、入ってきた修道僧に怒られる。外に出て、丘が見えたので、そちらの方に向かう。途中で湧き水が出ているところがあったので、そこで彼らは水を飲む。さらに歩くと、木に何か分からないが果物がなっていたので、彼らはそれをちぎって食べる。私にも分けてくれるが、あまりうまいとは言えない。丘の麓に着いたら、私は頂上をめがけて登り始める。彼らは下で待っていると言う。やっと、彼らから解放された気分だ。案内してくれるのはいいが、何かの不健全な目的を持って、私に親切にしているのは目に見えているから、その束縛から解放されるとほっとする。
頂上からの眺めはなかなかのものだ。下に工場がなかったら、ここは素晴らしい観光地になっていたのになとちょっと残念に思う。かなりの時間をそこで過ごす。アパートに戻ると、今度は奥さんが入ってきた。お腹がちょっと出ているので、もうひとり身ごもっているようだ。あまり旦那とお母さんとは仲が良さそうに見えない。お母さんがまた私に食料がないからどうのこうのと言ってくれる。私はたまりかねて、青年にこの町にあるホテルに連れて行ってくれと言う。しぶしぶ、青年は分かったという感じになって、そこまで案内してくれる。
この町には一軒しかホテルがないようだ。ホテルデベドというところで、G子さんの手書きの情報には廃墟のようなところと書かれてあった。ホテルを見せてもらうと、部屋はまあまあだったが、バスルームに水が出ない。その代わり、水の入ったペットボトルが何本か置いてあり、それで水を流して、手を洗ったり、うがいをしたり、顔を洗ったりするようだ。とりあえず、ここに泊まることに。そうしたら、受付の太ったおばさんがウェルカムドリンクのお茶をご馳走してくれると言う。後で情報ノートをネリダリの家で見たのだが、このお茶代を支払わされる旅人もいたらしい。私の場合はお茶代をただにしてもらって、部屋代も多少値切った。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ホットマン2世さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
アルメニア の人気ホテル
アルメニアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アルメニア最安
1,086円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
5