夏一人旅　八日目　コーンケン

2005/07/09 - 2005/07/19

象の足音はしない。
夜市にて食事をしようとしていた、ふと目線をあげるとそこには象がいた。
真後ろにいた象に店の女の子が気がつき、驚きそして逃げた。
店前においているオートバイが倒されるのではないかと思う距離までせまって来る。

バンコクでも夜に見かけるが、どの象も悲しげな目をしている。
20Ｂのサトウキビを象使いから買い、象の鼻先へ渡した。

写真を撮ると、フラッシュが自動的に作動して象を照らした。
少し象が驚いた、夜に近距離で象を撮るのはやめたほうがいいようだ。

エリア コーンケン(タイ)

午前中の散策からソフィテルホテルに帰ってきた、もしかして当日のキャンセルがないかと思い、フロントに尋ねてみたが空き部屋はなかった。

12時がチェツクアウトの時間である。
さて今日は、どこに泊まろうか？

コンケーンで２番目のランクのホテルと３番目のランクのホテルはすぐそこにある。
ソフィテルホテルより歩いて数分に位置するのが、写真右手のNO3ホテル　KOSA　HOTEL　そしてNO2のホテルが左手に映っている　CHAROEN　THANI　PRINCESS　HOTEL。

とりあえず、CHAROEN　THANI　PRINCESS　HOTELのフロントへ行き、部屋が空いているか聞いてみよう。

CHAROEN　THANI　PRINCESS　HOTELへ、KOSA　HOTEL横の階段を昇り裏手のCHAROEN　THANI　PRINCESS　HOTELの駐車場へ行き、そしてホテル横を回り正面玄関へ行くと近道である。
正面玄関前からホテルへ行こうとすると、表通りまでぐるっと回りこまなければ行けない。
この裏道を使うと、CHAROEN　THANI　PRINCESS　HOTELからSOFITEL　HOTELそしてOASIS　PLAZA　というショッピングセンターへは、５分もかからないで行ける。

ホテルのロビーは、宿泊客でにぎわっていた。
駐車場にはJTB主催の大型観光バスが停車していた。
イサーン（タイ東北部）に来てから日本人観光客とは会わなかったが、このホテルにて初めて数名見かけた。

フロントは賑わっていた。
フロント嬢に今日空いていますか？と尋ねるとスタンダードは一杯にてデラックスルームなら空いていると答えた。

朝食付きのデラックスルーム（1450Ｂ）を予約してソフィテルホテルへと帰った。

12時過ぎ早々に荷ずくりをして、CHAROEN　THANI　PRINCESS　HOTELへ移動した。

部屋は広かった、もし昨夜ソフィテルホテルへ宿泊していなければ、豪華な部屋だと思っただろう。

昨夜宿泊したソフィテルホテルはタイの地方都市には、まずない一級のホテルである。
調度品もセンスが良く高級そしてキズひとつない部屋だった。

自然と見比べてしまう、キズも多数ある、部屋のつくりもショボイと感じてしまう。
冷静に考えると十分高級なホテルだと思うが、贅沢を言うとキリがないらしい。

バスルームはシンプルだが清潔。
アメニティーも揃っている。

バスタブの湯を出してみると濁っていた。
少し茶色かかった湯が出てきた。

部屋の窓からコンケーンの街並みを眺める。

隣の　KOSA　HOTEL　内にある中華レストラン（竹柳閤）が有名らしいので昼食をとりに行った。

KOSA　HOTEL　1Ｆ正面玄関を入り右側の奥へと歩くと外に出るドアがある、一旦中庭に出ると左側に竹柳閤の入り口があった。

店内は広く綺麗である。
一組のタイ人グループのみ食事をしていた。

チェイナドレスを着た、係りの人がタイ語と英語と漢字のメニューを持参して注文をとりに来た。

彼女が英語を話せるかどうかは分からない。

好物のムー・プリィオ・ワーン（酢豚・200Ｂ）を注文。
少々豚肉が小ぶりであった、味は日本の中華専門店の味と変わりはない。

センミー・パッテン・コーサー（そうめんぐらいの細さの麺炒めのいわゆるパッタイ）100Ｂ、これはうまかった。

パッタイはセンミーよりもう少し太い、センレック（そば麺ぐらいの細さ）が好きなので、センレックでお願いしたら、この料理はセンミーがおいしいですよとアドバイスしてくれた。
たしかにセンミーにして正解だった。

あとハイネケンビール（小）を2本とミネラルウオーター1本にて会計は、541.42Ｂでした。

KOSA　HOTEL　内にある中華レストラン（竹柳閤）にての食後　KOSA　HOTEL前にあるOASIS　PLAZA（ショッピングセンター）へキャリーバッグを買いに行った。

５年前にバンコク・アソークのロビンソンデパートにて買ったタイ産のキャリーバッグが又壊れていた。
今度は、持ち運ぶ際に取っ手を伸ばすと抜けてしまいバッグを引きずれなくなっていた、ビスが取れているらしい。

あいにくと、大型のバッグは売っていなかった。
とりあえず、紐で固定して使うことにした。
日本に持ち帰り又修理して使用することになった。

昨日立ち寄った、マッサージ店（ﾊﾞｰﾝｽｶﾊﾟー・健康の家）に行った。
昨夜オートバイにて市に連れ行ってくれた、ルアンさんもマツサージ師のピンさんもいた。

今日はピンさんに古式マッサージを２時間お願いした。
古式マッサージは、2Ｆの大部屋（カーテンの仕切り有り）でやってくれる。

2Ｆの壁にタイ語と英語の料金表が貼ってあった。
タイ古式マッサージは、２時間240Ｂである。
明瞭会計である。

300Ｂピンさんに渡した、チップとして60Ｂのお釣りはもらわなかった。

夕食に宿泊ホテルより北に位置する、エアコンバスターミナルよりワンブロック南の東側にある（歩いて５分）屋台街の市場へ出かけた。
このような屋台街市場は、タラー・トーウ・ルンと言えば通じるかと思う。

昨夜行った南の屋台街は、路上に並んでいたが、こちらはオープエアーの市場の建物の中に10〜20店舗程の店が営業していた。

屋台街市場の客は、地元のタイ人ばかりであったが、一人だけ金髪のファラン女性が通りに面した写真のスイーツ店にて一人でデザートを食べていた。

ファランはどこに行っても、出没してくる。

市場内をおいしそうな店を探してうろう〜ろと・・・
うまそうな、鳥のぶっかけどんぶり店を見つける。

年季の入った奥さんが、料理をしていた。
この店にしよう。

一皿注文して道路沿いのテーブルに座った。
気配を感じて、ふと横を見あげるとそこには、象がいた。

真後ろにいた象に店の女の子が気がつき、驚きそして逃げた。店前においているオートバイが倒されるのではないかと思う距離までせまって来る。 バンコクでも夜に見かけるが、どの象も悲しげな目をしている。 20Ｂのサトウキビを象使いから買い、象の鼻先へ渡した。 写真を撮ると、フラッシュが自動的に作動して象を照らした。少し象が驚いた、夜に近距離で象を撮るのはやめたほうがいいようだ

卵とじにしてもらった、カウーカップガイ（鳥のぶっ掛けご飯）25Ｂ、想像通りにうまい店だった。

もう一品注文する為に、市場内を歩いた。

うまそうな匂いがしてきた。

豚の串をあぶっている。
ムーサテ店である。

ムーサテ10本で30Ｂ、あつあつの豚串を皿のタレをつけて食べる。
うまい！サラダもついてきた。

氷入りの水は無料でだしてくれる。
水を運んできた少年にビールある？と尋ねるとないと言う。
暫くして店のお姉さんが、ビール買ってきましょうか？と尋ねてくれた。
ビヤーチャーンを1本お願いした。

タイにて高級タイレストランへも行くが、おいしさということになると、このような屋台の店と高級レストランとは、甲乙はつけがたいように思える。

お釣りの5Ｂを店の男の子におだちんとして渡した。
びっくりした顔で5Ｂを握りしめて、お母さんであろう店のお姉さんにみせに行った。

夕食をすまし、怪しげなネオンがともる店にて寝酒を飲んだ。

腕時計を見ると０時過ぎだった。
通りは人通りはなくトゥクトゥクも見当たらなかった。
千鳥足にて歩いてホテルまで帰るには、きつい。

バスターミナルへ行くことにした。
案の定、モーターサイ（オートバイタクシー）がいた。

ホテル前まで7-8分で到着（30Ｂ）。

この旅行記へのコメント （2）

• dokmaiさん 2005/10/09 19:41:36

  同じです！

  こんばんは！
  又お邪魔します。
  チェロエンタニプリンセス、宿泊したので思わず書いてしまいました。
  私達の場合は、此方を先に宿泊してから、ノーンカイに行き１泊そして戻ってきてソフィテルというコースでしたので、ラッキーでした。
  ソフィテルの良さを知っていれば２泊ともそうしたのですが、プリンセスもデュシット系なのでいいかなと思っていました。
  あのショッピングセンターは、ソフィテルのお向かいですか？
  懐かしいです。
  機会があれば又行きたいです。
  
  出稼ぎ象さん、ＢＫＫではタクシン首相が禁止されたようですね。
  そう言われてみれば最近見かけないと思っていました。
  危ないと言われればその通りですが、ＢＫＫ名物が又ひとつ減りました。

  目黒警部さん からの返信 2005/10/11 06:37:24

  RE: 同じです！

  み佳さん おはようございます。
  ご訪問ありがとうございます。
  
  チェロエンタニプリンセスは、地方都市のホテルとしては、いいホテルだと思います。
  ソフィテルホテルが別格だと思いますが、比べてしまいますね。
  
  そうです、ショッピングセンターは、ソフィテルの向かいのショッピングセンターです。
  コンケーン、観光スポットはあまりないのですが、み佳さん同様に又行ってみたい街です、まだまだイサーン料理のおいしい店を散策してみたいです。次回は、ソフィテルの隣にあるコーサホテルに泊まろうかな？こじんまりとしたいい雰囲気のホテルでした。
  
  3月のバンコクでは見かけましたが、象の行き場がますますなくなりますね。
  急速に発展（開発）していくタイ、自然破壊が心配です。