2005/09/10 - 2005/09/15
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ajiajiroさん
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時間過了! 銭不足。(時間が過ぎている! 料金が足りないよ。)
不過了! 从九点一刻開始 現在十二点一刻。正確三个小時。 哎 你想什麼 対不対?(過ぎていないよ! 9時15分から始まって今12時15分。正確に3時間じゃないか。え、どうなんだい。違うのかい?)
若い輪タクの運ちゃんは仲間のいる場所の手前に車を止めると予想通り、料金を吹っかけてきた…
今回は胡同巡りに行ってみるをテーマにお送りします。
-
什刹海(前海)公園 入場無料
ここの前が胡同巡りの出発地点となっています。
例によって、宿泊している崇文門の哈徳門飯店の向かい側のタクシー乗り場からここ前海まで真っ直ぐきました。
私は計算高い方なので高い料金を払って海外旅行にきているときは、無駄なことに時間を使わない方が効率的だと思っています。
中国ではタクシー代が安いのでよく利用します。 -
湖のほとりにしゃれた酒吧街ができています。
后海の酒吧街は有名ですが、ここもなかなか良い雰囲気です。
で、まだ朝が早いので開店前の星巴克珈琲(スターバックス)
本当は中国語では珈琲は口偏なのですが… ここでは書けません。 -
天荷坊のしゃれたディスプレイ。
並んでいる壜はウォッカのものでした。 -
ある店の玄関に貼られていた求人広告。
募集。
店員募集。
18〜満22歳の方。
簡単な英会話できる方。
男女不問。
経験者優遇。
蘭蓮花泰餐吧
2005-8-21
でしょうか? -
さて、9時を過ぎたのでたくさんいる客引きと交渉して見ることにしました。
西洋人?さんが来るとすぐ客引きが群がるのですが、我々には客引きが近寄ってきません?
しょうがないので、こちらから客引きに寄っていきます。2時間半から3時間のコースが180元とのこと。
コイツら、ぼったくりの商売をしているなと思いつつ…二人で300元で決めました。
もう順番がきまっているらしく、まだ10代と思われるお兄ちゃんの輪タクに乗って出発です。 -
輪タクは什刹海のほとりの道から街中に入っていきます。
古い町並みの中を走っていきます。
ご覧の通りの自転車修理屋さん -
あちこちで輪タクどうしがすれ違います。
やはり、外人さん?が良いお客のようです。 -
で、最初に連れて行かれたのがここ。
写真は鐘楼と鼓楼のガイド付きのセット入場券。65元。
訳が判らないうちに二人分で130元を払わされていました。
しかも、外国人というだけで、英語のガイドに割り振られました。
ガイドが要らない人ははっきりと断った方がいいでしょう。
ちなみにそれぞれの入場券のみを買うと15元と20元です。
およそ30分でひとり30元のガイド料は中国の物価からしたらとても高いと思います。 -
鼓楼から見た鐘楼です。 -
鐘楼の階段はとても急です。
今の建築基準法?では許されないような構造になっています。
前を行くのは、西洋人の夫婦が独自に付けていると思われるガイドさん? 英語を話す老人ですがとても元気です。 -
これが鐘楼の鐘です。
ガイドさんによると重さ63トンあるそうです。
ちなみに大鐘寺の大鐘は46.5トンですが、向こうは古さで勝っているとのこと。 -
手摺りの擬宝珠?の上にハトの剥製(死骸)が括り付けてあります。
たぶん、ハト(のフン?)除けだと思います。 -
鐘楼の足元には胡同がたくさんあります。
あと、数年ですべて再開発の波に飲み込まれるとのウワサも有りますので、今のうちに見ておいた方が…
写真の胡同はなにやら増築中のようですが… -
次に鼓楼に向かいます。
左が中国人の英語のガイドさん。
私はあまり良く解らない中国語で聞いていました。 -
鼓楼の内部。太鼓がたくさんあります。
また、ここは時間を決めて(お客がが集まったら?)太鼓の演奏?があります。
学芸会や結婚式の余興の方が上手と思われる程度の表演でした。 -
鼓楼から南方向の景色です。
正面が景山。
右手の前方が工事中で足場が掛かっている北海公園の白塔です。 -
さて、再び輪タクに乗って胡同巡りの再開です。
四合院を訪れます。
何の表示もない一般の家庭?の玄関の呼び鈴を輪タクの運ちゃんが押します。
すると中からおばちゃんが出てきて入場料を取って中を見せてくれます。
ひとり20元とのことです。たまたま50元札を出したところ、我々の輪タクの運ちゃんとなにやら話してからお釣りを返してくれましたので気がついたのですが、たぶん、20元のうち10元はリベート?として運ちゃんの懐に入るようです。
それにしても、15分ぐらいの見学で20元は結構なお値段です。 -
大金絲胡同12号。
ここは小さめですが高級そうな造りの四合院でした。
玄関から入った突き当たりは影壁yinbiと言い魔よけの壁になっています。中国のお化けは真っ直ぐにしか歩けないと言われているからだそうです。
そう言えば上海の豫園の九曲橋でもそんな話を聞いた覚えがあります。
それで、この門は月亮門yueliangmenと言いまして、昔はここから先に女性は出ることが出来なかったとかの説明が有りました。 -
中庭はこんないい感じ。
竹、ザクロ、オシロイバナ、鳥かごと典型的な中国風の庭です。
片言の日本語のできる小柄な品の良さそうなおばちゃんが案内してくれます。
息子さんはカナダに行っていて旦那さんとふたり暮らしだそうです。 -
こんなりっぱなワンちゃんがいました。
北京での犬の登録料は数年前に5千元から千元へと引き下げられ、今や中国はペットブームに沸いているそうです。 -
この家では民宿もやっていて欧米人や日本人もときどき泊まっていくとのことでした。
ちなみに民宿の料金は朝夕食+白酒飲み放題付きで一泊ひとり230元だそうです。
興味のある方は挑戦してみるのもおもしろそうですね。
参考:http://www.hutongvisiting.com -
路地の壁面に画いてあった啓蒙漫画です。
社区画廊とあります。
社区とは最近増えてきた最下層の行政単位でその前身は街道弁事処と住民委員会らしいです。 -
また別の四合院にやって来ました。
やはり入場料ひとり20元です。
こちらはちょっと大きめで造りはちょっと庶民的です。
お茶のサービスがありましたが、全体的にぎこちなく慣れていない感じです。 -
四合院には金魚が似合います。
いかにも涼しげです。
鉢の底には10円玉や1円玉もありました。 -
東房子の内部の様子です。
赤い布団がいかにも中国チックです。 -
中庭にいるふたりの係員?は顔立ちが似ているので兄弟では?と思われます。 -
中庭に置いてある「試金石」です。
安価な話題提供用にわざと置いてある感じですが…
試金石は今では、例えの言葉としてのみ有名ですが、まだまだ工業的にも使われています。
金属を擦りつけてその色や状態の違いによって、金属の種類を判定することを条痕検査と言い、その時使われる条痕板がいわゆる試金石です。 -
中庭にある大木がいい感じに木陰を提供しています。
木の名前をたずねると「うーとんしゅー」だそうです。
後で辞書を引くと梧桐樹wutongshuとあり青桐(あおぎり)のことだそうです。 -
次の目的地の王恭府へ向かいます。
また、ガイドセンターみたいな所へ連れて行かれましたが、今度は勝手に見るからと言って断りました。 -
王恭府はなかなか良い所です。
もとは清の咸豊帝の弟、恭親王奕訴の邸宅だったとか。
入場料20元。入場券はCDロム?になっていてパソコンに入れて再生すると王恭府の説明などの映像が出てきます。
なかなかのハイテクぶりです。 -
ここの名物の福の字。
洞窟の中にあります。
お土産物屋さんではこの字の拓本やミニチュアがたくさん売られていました。
縁起物のようです。 -
庭園の一角にて…
お昼近くになっても咲いているので琉球アサガオでしょうか? -
池の金魚? 鯉?
あまり高価そうな魚はいませんでしたが… -
そろそろ、時間を気にして次へ移動です。
輪タクの運ちゃんのテクニックはさすがにたいしたものです。
重い外人をふたりも乗せて、狭い道もたくみに交わして進んでいきます。
さすがに、坂になっているタイコ橋を渡る時などは苦しそうで立ち上がって漕いでいます。 -
宋慶齢故居です。
表札?には「中華人民共和国名誉主席 宋慶齢同志故居」と書かれています。
孫文の未亡人の宋慶齢が、1963年から18年間、70歳から亡くなるまで住んだ屋敷です。
また、もとはあのラストエンペラーの愛新覚羅溥儀が生まれた家としても有名です。 -
ここの入場券です。ひとり20元。
拡大して内容を読むとこの絵は孫中山と宋慶齢の結婚の時の写真を元にして1983年に上海の工芸美術大師の高婉玉女史によって作られた刺繍で本館に展示されている。 うんぬん… -
広場にある宋慶齢の像
だいぶ、お年を召してからの福々しいお姿と思われます。 -
中庭の木に実が見事なほどたくさんなっていました。
海棠(かいどう)の実です。
由緒正しい木らしくその昔、宋慶齢もこの実でジャムを作った云々の説明板がありました。 -
広場にはハトがたくさん舞い降りていました。
場所柄(国家名誉主席の宋慶齢故居ですから)、ハトも非常に品が良く、ご覧のようにすぐ近くまで来ています。
白っぽいハトが多いので野生のハトではないと思われます。
中国でハトが寄ってきたのは初めての体験でした。 -
さて、胡同巡りも12時を廻ったので終わりにすることにしました。
それで、冒頭の表紙の話になります。
若い運ちゃんは追加料金を払ってくれと言います。
私はちょうど3時間ですので払う気はありません。
結局、最初に私がチップとして出した20元に10元を加えて渡すと帰れ、帰れと言って別れました。
この胡同游はそれなりにおもしろかったのですが、予想通りと言うか、輪タクの運ちゃんのボリ方というか、またリベートの件といい、割り切って考えないと嫌な思い出になってしまうと思います。
また、後から利用する人たちの為にもあまり気楽にお金をあげない方が良いと思うのですが…
まだまだ 続く…
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この旅行記へのコメント (2)
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- 井上@打浦橋@上海さん 2005/10/15 04:40:38
- 白酒飲み放題・・・・
- ・・・・って、誰が、白酒バカスカ飲むの??
白酒は、やはり「になべあたま」ですか?
つまり56度の二鍋頭ですか。
私は結構、白酒、行けるほうですが、
「白酒飲み放題」に惹かれる人もいるのかなぁ・・・・・
いや、私は惹かれます、です。
- ajiajiroさん からの返信 2005/10/17 22:36:55
- RE: 白酒飲み放題・・・・
井上@打浦橋@上海さん、毎度どうも。
最近は日本でも中国でもあまり強いお酒は敬遠され気味のような気がしますが…
やはり白酒はおおぜいで乾杯するときなどには欠かせないお酒だと思います。
ピンからキリまで有りますが…
キリの二鍋頭ですが、安いものは駅近くの雑貨屋などでポケット壜を6個ぐらい束ねたものが12元ぐらいで売られていたような…
二鍋頭にも等級があるようですが、安いものは本当に安いですね。
ちなみに私はビールかワインの飲み放題なら元を取る自信が有りますが…
では、また。 再 見 (^_^)/~
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