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1961年9月6日(水)<br /><br />フランス国鉄サントゥアン研究所を訪問して、技術映画を見る。<br />午後はYさんに頼まれて、通訳をする。<br /><br />用語や、中味の理解が不十分なままの通訳は、惨めそのものだった。<br />それならばと、お互いに片言の英語で話される始末。<br />穴があれば入りたい心境とは、このようなことか。<br /><br />夜はY、T、I各氏に付き合って、観光バスに乗る。<br />ソフィアで開催されたユニヴァーシアード、日本代表と出会う。<br />日本人との出会いは、珍しい。<br /><br />夜の観光バスは、中味が充実していて、面白かった。<br /><br />写真は、サン・ラザール駅コンコースにある、フランス国鉄戦死者の忠魂碑。<br />先ずバスティーユ付近のどたばた寄席。<br />これは、言葉が判らなくても素晴らしい演技で、腹の底から大笑いした。<br />さすが、エスプリの本場だけある。<br /><br />その次は、ヌードショー。<br />これも単なるエロだけでなく、どこかに香りの漂う芸術性を感じる。<br /><br />最後は、リドの深夜ショー。<br />食事つきのソワレが終わった後、ワンドリンクで見ることが出来るものだ。<br />その華やかさに、すっかり魅了される。<br /><br />帰宅したのは、午前3時だった。<br /><br />

419 パリの夜を楽しむ

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1972/09/06 - 1972/09/06

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片瀬貴文

片瀬貴文さん

1961年9月6日(水)

フランス国鉄サントゥアン研究所を訪問して、技術映画を見る。
午後はYさんに頼まれて、通訳をする。

用語や、中味の理解が不十分なままの通訳は、惨めそのものだった。
それならばと、お互いに片言の英語で話される始末。
穴があれば入りたい心境とは、このようなことか。

夜はY、T、I各氏に付き合って、観光バスに乗る。
ソフィアで開催されたユニヴァーシアード、日本代表と出会う。
日本人との出会いは、珍しい。

夜の観光バスは、中味が充実していて、面白かった。

写真は、サン・ラザール駅コンコースにある、フランス国鉄戦死者の忠魂碑。
先ずバスティーユ付近のどたばた寄席。
これは、言葉が判らなくても素晴らしい演技で、腹の底から大笑いした。
さすが、エスプリの本場だけある。

その次は、ヌードショー。
これも単なるエロだけでなく、どこかに香りの漂う芸術性を感じる。

最後は、リドの深夜ショー。
食事つきのソワレが終わった後、ワンドリンクで見ることが出来るものだ。
その華やかさに、すっかり魅了される。

帰宅したのは、午前3時だった。

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