2005/07/09 - 2005/07/18
559位(同エリア858件中)
カヌ太郎さん
ローゼンガルテンの『紫の塔』の麓を
歩きます。
-
昨晩、Hチプリアナホフのフロントで、「あす、アルペ・デ・シウジからシリアールに登り、チプリアナホフまで縦走する無料のガイドツアーがあるので、参加されますか?」、とお誘いがありました。このホテルに予約を入れたとき、ツアーがある事を知り、とても楽しみにしていました。私は参加する気満々、でもカヌヨメの靴の具合を考えると他のひとに迷惑をかけそうですので、残念ですが今回は遠慮をしました。やや団子鼻気味のエドバーグ似のホテルのご主人に、ホテルからニグラ峠に歩いて上がり、そこから山の麓を山沿いにトレースしながら紫の塔の下、Hanicker Schwaige小屋へ、そこから下りPlafoetschleger小屋を経てホテルに戻るコースを勧められました。標高差は800mくらいですが、標準歩行時間は6時間程度とガイドツアーとあんまり変わらない?
-
ホテル一階には
とても広い食堂があります。
内装は木を基調とした
落ち着いた雰囲気です。 -
シリアルのコーナーです。
すばらしい、
すばらしい。
この種類の多さ。
うまれて初めて
生タイプのプルーンを
食べました。 -
果物の種類、量の多さにも
面を食らいました。
朝食として
およそ思いつくものは
ほぼ全てあり(ご飯はない。。)
・・食べ過ぎました。 -
チーズもハムもたっぷり。
でもパンは・・・パサパサ
これはどのホテルにも
いえるのですが。
粉が違うのでしょうか。
オーストリアの
ゼンメルには
及びませんでした。 -
今朝も晴天、気持ちよく出発です。ニグラ峠までバスだと10数分、歩いてあがると2時間です。なんかばかばかしいけど、あのバス酔はもうごめんです。
-
杉が生い茂る森の中の林道を、よいしょよいしょと登ります。
-
小川を渡ると
森の中にどんどん入って
きます。
周りは人工物の
音が何もない
静かな世界です。 -
周りは鳥の合唱。クロツグミに似た声、カケスに似た声・・・こちらの図鑑での予習を怠ったため正確な名前が判りませんが、双眼鏡で探しながらの楽しい登りです。ホテルでこのあたりの詳しいルートが載った地図を購入しましたのでこれが役に立ちます。まるで登山道と林道が迷路のようになっていますから(持参したTabacco社の地図は使い物になりませんでした)
-
この辺りは
林業が盛んのようです。
切り出した木材が
林道の端に積み上げられて
います。
崩れないように
積み上げ方法に工夫が
なされています。
横を通ると
木の爽やかな香りがしました。 -
Nigerbildの辺りです。
賽の神みたいに
道の分岐点に
イエスさんが
あります。 -
森の合間から
ローゼンガルテンの
山並みが
見えます。
よかった。
今日は晴れのようです。 -
ぴょんぴょんと
鶫の仲間が
先導するように
歩く先の道をはねています。
開けた所にでると
突然バッと飛び立ちました。
そこは
ニグラ峠でした。 -
ニグラ峠には綺麗な山小屋と、広い駐車場があって、ローゼンガルテンへの登山基地になっています。
ここからの山の姿もなかなかですが、いかんせん木が生い茂って、全体の姿を掴みづらいです。
観光馬車が方向転換していました。
ここからどこに行くのでしょか?
Nova Levanteでしょうか・・・。 -
ここからも暫く林道をやっつけ仕事のように
どんどん進みます。
林道は涼しい〜
ニグラ峠の駐車場にたんと
車があったのですが
みなさん、もう登ってしまったよう
ですね。
ひっそりしています。 -
ちらり
ちらり -
-
Baumannschwaigeの小屋が見えます。
ここで山側に折り返し
どんどん登ります。 -
急な細い登山道を登ると
途中道普請をする人達に出会いました。
このような方がいるので
安心して山歩きが出来るのです。
感謝。
丁寧に挨拶し、
アルペンローズを楽しみながら、
よいしょと登りきると、
山沿いに北へ向かうなだらかな道にでます。 -
カーテンのような
ローゼンガルテンの山です。
圧倒的な Rosengadensp.の岸壁が
屏風のように立ちはだかっています。 -
こちらは
コスタルンガ峠の方に
伸びる山並みです。 -
左手にはアルムが広がり、その先にはティレの谷の小さな村が見えます。
-
-
両側の絶景を楽しんでいると、突然右側奥に紫の塔が現れました。
反対側のバイオレット小屋からの均整の取れた姿は有名ですが、こちら側からも岩岩していてワイルドで格好がいいです。 -
歩みを進めるとどんどん近づいてきます。道からはずれ右側の山腹斜面をどしどし登り、紫の塔に一番近いところでカメラで撮影。ズームするとはみ出てしまう・・・・
-
-
-
-
-
道は下りになり、紫の塔の直下、Hanicker Schwaige小屋に到着しました。
しかし、ハエが多い!小屋には牛君がいらっしゃるし、アルムには彼の落し物がどっさり。
さきほどのアルムでの撮影をはじめ
紫の塔の撮影はハエを追いながらの忙しいものです。 -
Hanicker Schwaige小屋では、
食事も提供していますので、
山を見ながらゆっくり
お昼ごはんにしましょう。
炭酸水の大瓶、
エスプレッソ、
ソーセージ入りのズッペを
小屋のおねえさんに注文。
ホテルの部屋に置いてあった
りんごもいっしょに
いただきます。
小屋の前にあるテーブルが偶然あきました。
太陽の光が西に回りこむまで少しゆっくりしましょう。
・・・だれも、席を立ち歩き始める人が居ません。みんな同じ思いなのでしょう。
青い空の下、きざきざの山を見て、ゆっくりした時間を楽しみます。
隣のテーブルの家族連れのひとりの老人は、すごいひげ面でチロリアンハットをかぶっていてなんとも様になっています。
底なしにワインを飲んで楽しそうです。 -
-
すっかりくつろぎました。
昼下がりになり、再び歩き始めます。ここからは殆ど下りになります。 -
ストックでテンポをとり、まっ白い石がまぶしい沢や、時々木々の間から見える紫の塔を楽しみながら、下ります。
-
このように
ちらり
ちらりと
見えます。
角度が変わると
3つの岩峰の様子が
違って見えます。 -
暫く森の中を歩き、突然ぱっと広いアルムに出ます。
まもなく
Plafoetschleger小屋に到着します。 -
ここからの眺めは、素晴らしいの一言に尽きます。午後から順光となり、ローゼンガルデンの山並みが浮き上がって見えます。またまた休憩タイムとしましょう。
-
チプリアナホフから1時間くらい、高度差も400m位のところです。近いので是非ここまで足をのばして欲しいものです。ただし、夏であれば午後2〜3時以降が良いかと思います。
はあ〜
なんとも絶景です。
まいったなぁ
下山できないじゃないですか。 -
-
-
-
こちらは
看板ねこ兄弟。
山小屋の庭で散々あそんで
突然いなくなったと
思ったら、
ぎょっ
私の足にすりすりしていました。
可愛いものです。 -
多くの山小屋に『看板娘』が居ますが、ここの看板娘が一番可愛いかったと思います。
ぜひ訪問あれ。。。(宿泊も出来ます)。
ここで1時間もくつろいでしまいました。
-
清潔な感じの
山小屋でした。
麓から
アルバイトさんは
車であがってくるのでしょうね。 -
山小屋の裏手には
ベンチがあります。
各所絶景ポイントには
必ずといっていいほど
ベンチがありました。
なんという配慮。 -
絵のような
美しいアルムですね。 -
小屋から
すこし下ったところで
撮ったものです。
秋の黄葉の頃は
黄と緑と青空の
コントラストで
もっとすてきでしょう。 -
牛が脱走しないように
こんな手作りの
回転ドアが牧場の出口に
ありました。
ちゃんと回りましたよ。 -
やっとホテルまで
戻ってきました。
ハイキングというより、
喫茶店めぐりをしたような変な感じ、
でも充実した一日でした。 -
食事までバルコニーで昼寝をしようと外に出ると、気温が27℃もあり、少し蒸し暑い感じ。空には入道雲が出ています。どうやら夕立がやって来そうです。
-
入道雲がにょきにょきしています。
山の向こう側で
ごろごろ
雷鳴がしています。 -
今日は7時から室内のレストランでディナーです。
今晩も凄い量なのでしょう。
席にはナプキンが畳んで置いてあります。
ここは、船のような抽象的な
畳み方です。
これは教えてもらっても
自分で折るのは無理っぽい。
解いてしまうのが
もったいない!
食事を始めると、雷鳴とともに土砂降りの雨が降り出しました。ふと窓から外を見ると、雨が雹になって牧草地の上でばたばた跳ね返っています。 -
前菜のサラダ
劇馬
激ウマ -
タコのカルパッチョ
こんな山の宿で
タコを食べるとは
思いもよりませんでした。
さすがイタリア。 -
メレンゲのようなものの
クリームソース。
奥にあるのは
ラビオリ
両方とも絶妙な味 -
サルディン・ボッカ
仔牛肉の薄切りにセージ、生ハムをのせ、小麦粉をまぶしてバターでソテーしたもの。
つきあわせは
ポテトとブロッコリー。 -
デザートは
デザートバイキング
これは
ケーキ。
甘い美味い
美味い甘い -
いやはや
デザートの嵐
全部で10種類以上あり
お菓子の博物館のよう。
これは
フルーツの串刺し
焼き鳥みたいで笑える。 -
食事のメインを食べ終わる頃、宿のご主人が私たちのところまで来て、『お友達がきていますよ』といいに来てくれました。
フルリーナさんからご紹介のあったMさんです。彼女は一人でザルツブルグからザルツカンマーグートを経てドロミテに入り、チロルに行く途中なのです。雨が止んだので、村の宿から歩いて着てくれたのです。夕食後、時間を忘れて、旅の情報交換やいろんな話をしました。
旅先でネット友に2人も会えるなんて、なんとも不思議な感じです。
午後10時、旅の安全を祈り、彼女は宿へ帰っていきました。
さてさて、明日はピラミデへ行く予定ですが、どうなることでしょう。
今日は少し赤くなるだけの日暮れでしたが
ドラマチックな一日でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (7)
-
- oravaさん 2006/07/08 22:47:28
- 青空と美しい山々、そして美味しい食事
- カヌ太郎さん、
何とも心癒される写真にうっとりです。
カヌ太郎さんの優しさも文面に滲み出ていてとても温かさを感じました。
青空と美しい山々、そして美味しそうな食事、…もう何もいりませんね。
これからも素晴らしい旅を楽しんでください。
- カヌ太郎さん からの返信 2006/07/09 10:13:22
- RE: 青空と美しい山々、そして美味しい食事
- oravaさま
ご訪問ありがとうございます。
ここの宿、とても素敵でした。
山も文句なくすばらしく
1週間でも1ヶ月でも
滞在したい、そんな所でした。
カヌ太郎
-
- デコさん 2005/11/12 11:55:45
- ローゼンガルデン!!
- カヌさん、こんにちは!
レノン高原のページに来てくださってありがとうございました。
カヌさんのおっしゃっていたローゼンガルデン、見に来させてもらいました。
とても素晴らしい!!のひとことです。
うーっとりです、いい所を周って来られましたね。
やはり、自分の足で歩いて、ゆっくりじっくりその土地のよさを味わう・・・
旅の醍醐味ですね。
私もぜひ、ここに行きたい!!と思いました。
次回機会を作ろうと思うので、
その時にはまたいろいろアドバイスお願いしますね。
- カヌ太郎さん からの返信 2005/11/12 12:05:22
- RE: ローゼンガルデン!!
- ご訪問ありがとうございます。
そう、デコさんの写真を見て
Voelseggという山
(ピラミデからみて
ちょうど正面、ローゼンガルデンの
前座のぽっこりした頂です)の頂上から
撮った写真の中で、
谷の向こうにあるピラミデに
今頃気づきました。
霞でぼんやりしていたので
判りにくかったのです。
あんなに近かったんだ〜と改めて発見できました。
ありがと〜ございましたっ。
カヌ
-
- Rockyさん 2005/10/01 11:04:04
- >カーテンのような....
- カヌ太郎さん
>カーテンのような....
晴天での美しい山々の旅行記楽しめました
是非歩きたい..ムードになりました...
mrocky
- カヌ太郎さん からの返信 2005/10/03 23:08:26
- RE: >カーテンのような....
- ご訪問ありがとうございます。
あめの日もあったんですよ〜
ですので、晴れの日はうれしくてうれしくて。
また、遊びに来て下さいね。
-
- フルリーナさん 2005/09/13 12:28:47
- ううっ・・・美味しそう・・・美味しそう・・
- ソーセージのズッペもチプリの豪華ディナーも美味しそう〜。
チプリに泊まった時と、胃袋がなんでひとつしかないんだろう・・・と思っちゃいました。
フルーツの焼き鳥、おもしろいね。
私も今年アラゴンピレネーで、串に刺さったまさしく焼き鳥(味は洋風)が出てびっくりしました。
串ってあっちにも昔からあったのかなあ。
ドロの旅もいよいよ終盤なのね。
ピラミデはレノン高原のどこのピラミデに行ったんだっけ?
楽しみにしてます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
カヌ太郎さんの関連旅行記
イタリア の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
7
59