2005/07/03 - 2005/09/04
57位(同エリア95件中)
洋子さん
[リラの僧院]
ソフィア市内はだいたい歩いたので、今度はバスか列車に乗って少し遠くまで出かけてようと手始めに「リラの僧院」を目指した。
僧院行きは街の外れにある「オフチュ・クゥベル」バスターミナル、朝10:20発 これしかないらしい。
バスターミナルの窓口の女性に切符を買おうとするのだか「ネー・・・ネー・・・ 」と乱暴な言葉を浴びせて、窓口に板版を立てて閉めてしまった、さすが元共産国、サービス精神のカケラも感じられない冷たさだ。
どうやら切符を売る窓口ではなかったらしい、切符はバスに乗り込んでドライバーから直接買いました。
バス料金は調べた資料によると5レバとなっていたがリラ村迄6レバで、乗り換えして僧院迄1.2レバ、古い切符に5.5レバとゴム印で値段が押してあるが支払ったのは6レバ、また値上がりしたのだろうか、よく分からない。年代物のバスに揺られて3時間、僧院には1時半頃到着しました。
リラの僧院はソフィアから南に120キロ、リラ山脈の山奥。1100年も昔に開かれ今に引き継がれている世界文化遺産で、15〜19世紀の500年間、他国家・他宗教の支配にさらされたにも関わらず、ブルガリア正教の文化が途絶えず今に引き継かれてのは大変貴重との事です。
僧院の中心は聖母誕生教会、外壁や天井いっぱいに描かれた壁画やイコンは目を見張る華麗な色彩だし、白と黒の横縞模様が印象的な建築は美しい。
リラの僧院はブルガリア紙幣にも描かれているほどで、いかに重要建物であるか想像がつくし、ブルガリア最大の僧院と云うだけに、こんな山奥にこれだけ巨大な建築物があるのは驚きです。
階段から髭をたくわいた、恰幅のいい修道僧 монах (モナフ)が降りて来た、リラの僧院の雰囲気に、この方はピッタリで、絵になる光景だ。
私は近寄って「写真を撮らせて下さい」とお願いしてみると、立ち止まってポーズをとってくれた。次の瞬間思わぬ事が起きた、信者が地面にひざまずき、この修道僧の右手に頬づけをして祈るようなしぐさをするではないか・・・よっぽど偉い修道僧に声をかけてしまったようだ。
博物館は5レバ、他に入場料とか拝観料は要らなかった。帰りのバスは3時発のソフィア直行便で、乗り換えもなく安心して寝てしまいました。バスの乗客は途中の町で降りる地元の人と観光客が半々の感じです。
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世界文化遺産・リラの僧院はブルガリア正教のシンボル的な建物で1リラ紙幣にも描かれいてます
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10世紀イヴァン・リルスキ僧が建設 500年間のオスマン朝の支配下にあっても、この地だけがキリスト教が黙認され、往時は360の房に全国から僧が集い寝起きしていた
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修道士さんに、お願いして一枚写真を取らせて頂きました
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白と黒の横縞模様が印象的なアーチをくぐると、外壁の壁面いっぱいに、天井までもフレスコ画が画かれています
聖書の場面、それぞれの時代の生活の様子が色鮮やかです -
バスの車中です、巡礼で訪れる人のために簡単な宿泊施設がリラの僧院にあります、山奥で何にもないので、こんな静かな場所で思いにふけるのも良いでしょう
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この旅行記へのコメント (1)
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- shinesuniさん 2005/09/08 10:12:21
- 私のブルガリア旅行
- ソフィアで睡眠薬強盗にあって記憶を失い、夜中おきたら病院のベッドの上だったのでリラはおじゃんに...。
という事でいつになるかわかりませんがリベンジしたいと思います。
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