ブルガリア「ソフィアの夏」

2005/07/03 - 2005/09/04

「アパート暮らしの始まりです」

　サマータイムなので日本より６時間遅れ、朝４時半に目がさめた、当然だがまだ夜明け前で外は街灯が点いているだけです。

　今まで海外で借りたアパートの中で今回が一番広く、ゆったりした部屋です。
寝室が二つ、バスタブ付きのシャワールームともうひとつシャワー・ＷＣが付いています。サンルームも洗濯室もあるし、ベランダも十分広く、応接セットも座り心地が良いです。思いがけないのは温水（熱湯）の集中供給システムです、水道と同じようにお湯がどんどん出てくることです。ガステーブルにはＬＰガスと電熱器が付いています、何で両方有るのか分かりません、停電の時にＬＰガスを使うのかも知れません、ガスは自動点火でなくマッチで点火しなければなりません、チャカマンなんて便利な物はないし、タバコを吸わないのでライターも持っていません、マッチを買いに店を探したのですがマッチと言う単語が分からないので苦労しました。
　また、電話は二本引いたあって、かけるのは、こちらの電話番号でと言われても理由が分かりません。古いながらもエアコンも付いています、軽井沢みたいな気候なのにエアコンはいつ使うのでしょうか、この国ではまだエアコン付きはごくまれで、付いている部屋は、家賃が二倍になるのだそうです。
２人だけで住むには、もったいないくらいゆったりしているので快適に暮らせそうです。

　この部屋にいままで住んでいた人は、有名なプロ・サッカー選手だったそうで、部屋にサインが飾って有ります。
今回家賃は２カ月で約20万円ブラス電気・電話代です、この国の平均月収の２〜３倍ぐらいに相当するのかも知れません（これは私の想像です）。一カ月や二カ月間のみの短期で貸すのは嫌で、大家としては、もっと長期に貸すのが希望ですので、短期・家具付きは割高で二倍ぐらい取られているのではないでしょうか。

　問題なのはインターネット環境です、アナログの回線でメールの写真は時間がかかって送れないし、一日に何時間も囲碁のネット対戦をしたり、日本のＴＶニュースもインターネットで見るし、電話代がかさみむのでＬＡＮケーブルを引いてもらう事にしました。工事の人が三人も来て、壁に穴をあけて配線工事をしました。これだと使い放題で一カ月3500円です。
　ＬＰガスを使うと匂うので、ブルガリアに来てガス中毒になったら大変とばかりに、ガス屋さんにも来てもらいました。共産国だったので、仕事を依頼してもいつになるのか、来るのか、来ないのか分からないのですが、今回はインターネット業者もガス屋さんも来てくれました。

エリア ソフィア(ブルガリア)

洋子のお絵描き・ソフィアの街のあちこちに水汲み場が
あります。皆ペットポトル〔10?〕を２個も３個も持って水を汲み、持ち帰っています。湧き出しているのは水では無く温水〔鉱泉〕です。
ミネラルウオーターでまろやかで本当に美味い水です。

ソフィア市内を走る庶民の足「トラム」の車内風景
料金は一回28円です
諸国で使われなくなったリサイクル車両ですが
いろいろな型の車両があって面白いです〜

ソフィアの銀座四丁目です
女性は足が長くてスタイル抜群、美人が多いです

ソフィア市内のスーパーマーケット
露天市場で買い物をする人がほとんど、スーパーマーケットは人影もまばらでした

庶民の台所　採れたての野菜・果物・花等　農家の人が
じかに持って来て売っています　日本の十分の一の値段です

バザールの商品、夏はスイカやメロンが山積みされて
驚く安さです