ソフィア旅行記(ブログ) 一覧に戻る
トルコから列車でソフィアへ<br /><br />成田からトルコ航空機は日本海・モンゴル・カザフスタン・黒海の上空を飛んで12時間、トルコ イスタンブール・アタチュルク国際空港に着いた。<br /><br /> 現地時間で午後8時過ぎ、出国手続きをして、荷物を受け取って、両替して、タクシーに乗って、10:00発のブルガリア行きの国際列車に乗らなければならないので、うまく乗り継ぎが出来るのか、トルコの雲助タクシーにボラれない様に、時間が無ので気は焦るし、緊張の連続です。空港から市中心「シルケジ」駅迄のタクシーに乗ったら運が悪く、交通事故に巻き込まれ二車線の道路は一車線に規制されて渋滞、こんな時に限ってノロノロ走行です。<br />トルコはごく最近ゼロを6コも取る大デノミを実施したのにタクシーのメーターは以前のままでゼロがいっぱい付いています。タクシー代は空港から駅迄24リラ。<br /><br /> 22:00発の列車にどうにか間に合った、 ヨーロッパ側への列車はシルケジ駅が始発で、ブルガリアまでは幾らも距離が無いがスピードが遅いうえに、出国や入国の手続きなどでがあり一晩中かかる。 一日一便だけの運行で急行個室寝台の料金は2人で89リラ。シルケジ駅22:00発→カブクレ(トルコ) 2:30→プロヴディフ (ブルガリア第二の都市) 4:17→早朝 5:16 にソフィア着の予定だったのに、国境近辺が大雨に見舞われ列車は途中の駅にストップしてしまった。列車にはお客さんはほとんど乗って居なくて、3号めの車両には、私たちとオーストラリアから来た親子連れの2組しか乗っていなので通路は誰も通らないし、外は雨が降って何も見えないく、ときどき稲光が光っている、これからどうなるのか淋しく不安になってくる。 <br /><br /> 立ち往生すること5時間、やっと走りだしたのに又、次の駅でストップしてしまいました、車掌さんに聞いても「分からない」という返事しか返ってきません。<br />こんな悲劇になるとは想像だにしていなかったので、飲み物も食べ物の準備もしてこなかった、食堂車は付いていないので、お腹は空いてくるし、いらだって無口になっている時に、車掌さんが暖かいインスタントコーヒーを持ってきてくれた、プライベート用をサービスしてくれたのだ、お金はいらない、飲めと言うではないか・・・ 地獄に仏 優しい気持ちに感激です。<br />お腹が空いていたので、食べ物はないかと聞いてみると、プライベート用を自分のカバンから出してきた、パンに蜂蜜、チェリーと洋梨、それにキウリ・トマト・ビーマン・・・車掌さんの食べる半分以上もいただいてしまう、悪い事ばっかりでなくて、こんな親切は何よりも嬉しい、この車掌さんは英語が話せて41歳、家族の写真を見せてくれたり、列車料金のシステムについて親切に教えてくれた。タクシーと列車運賃合わせてトルコで使ったお金は1万円です。<br /><br /> トルコの国境で一旦列車から降りて出国スタンプを押すのが真夜中の2時、疲れているし眠い、薄暗い地下通路を通って線路の反対側の建物にあるイミグレの列に並んだ、誰もしゃべる人もなくただスタンプを順番に押してもらうだけ、雨はだんだん小降りになってきました。<br /> ブルカリアの首都「ソフィア」に着いたのが4日の午後2時、結局9時間遅れ、疲れた辛い旅の始まりです。<br /><br />

ブルガリア「ソフィアの夏」

2いいね!

2005/07/03 - 2005/09/03

455位(同エリア525件中)

1

4

洋子

洋子さん

トルコから列車でソフィアへ

成田からトルコ航空機は日本海・モンゴル・カザフスタン・黒海の上空を飛んで12時間、トルコ イスタンブール・アタチュルク国際空港に着いた。

 現地時間で午後8時過ぎ、出国手続きをして、荷物を受け取って、両替して、タクシーに乗って、10:00発のブルガリア行きの国際列車に乗らなければならないので、うまく乗り継ぎが出来るのか、トルコの雲助タクシーにボラれない様に、時間が無ので気は焦るし、緊張の連続です。空港から市中心「シルケジ」駅迄のタクシーに乗ったら運が悪く、交通事故に巻き込まれ二車線の道路は一車線に規制されて渋滞、こんな時に限ってノロノロ走行です。
トルコはごく最近ゼロを6コも取る大デノミを実施したのにタクシーのメーターは以前のままでゼロがいっぱい付いています。タクシー代は空港から駅迄24リラ。

 22:00発の列車にどうにか間に合った、 ヨーロッパ側への列車はシルケジ駅が始発で、ブルガリアまでは幾らも距離が無いがスピードが遅いうえに、出国や入国の手続きなどでがあり一晩中かかる。 一日一便だけの運行で急行個室寝台の料金は2人で89リラ。シルケジ駅22:00発→カブクレ(トルコ) 2:30→プロヴディフ (ブルガリア第二の都市) 4:17→早朝 5:16 にソフィア着の予定だったのに、国境近辺が大雨に見舞われ列車は途中の駅にストップしてしまった。列車にはお客さんはほとんど乗って居なくて、3号めの車両には、私たちとオーストラリアから来た親子連れの2組しか乗っていなので通路は誰も通らないし、外は雨が降って何も見えないく、ときどき稲光が光っている、これからどうなるのか淋しく不安になってくる。

 立ち往生すること5時間、やっと走りだしたのに又、次の駅でストップしてしまいました、車掌さんに聞いても「分からない」という返事しか返ってきません。
こんな悲劇になるとは想像だにしていなかったので、飲み物も食べ物の準備もしてこなかった、食堂車は付いていないので、お腹は空いてくるし、いらだって無口になっている時に、車掌さんが暖かいインスタントコーヒーを持ってきてくれた、プライベート用をサービスしてくれたのだ、お金はいらない、飲めと言うではないか・・・ 地獄に仏 優しい気持ちに感激です。
お腹が空いていたので、食べ物はないかと聞いてみると、プライベート用を自分のカバンから出してきた、パンに蜂蜜、チェリーと洋梨、それにキウリ・トマト・ビーマン・・・車掌さんの食べる半分以上もいただいてしまう、悪い事ばっかりでなくて、こんな親切は何よりも嬉しい、この車掌さんは英語が話せて41歳、家族の写真を見せてくれたり、列車料金のシステムについて親切に教えてくれた。タクシーと列車運賃合わせてトルコで使ったお金は1万円です。

 トルコの国境で一旦列車から降りて出国スタンプを押すのが真夜中の2時、疲れているし眠い、薄暗い地下通路を通って線路の反対側の建物にあるイミグレの列に並んだ、誰もしゃべる人もなくただスタンプを順番に押してもらうだけ、雨はだんだん小降りになってきました。
 ブルカリアの首都「ソフィア」に着いたのが4日の午後2時、結局9時間遅れ、疲れた辛い旅の始まりです。

PR

  • ソフィア市の地名にもなった「聖ソフィア教会」6世紀に建てられた、ビザンツとロマネスク様式の初期キリスト教会堂です

    ソフィア市の地名にもなった「聖ソフィア教会」6世紀に建てられた、ビザンツとロマネスク様式の初期キリスト教会堂です

  • 真夜中午前2時、ブルガリア入国手続き中

    真夜中午前2時、ブルガリア入国手続き中

  • トルコ→ブルガリア間は雨が降っていました 晴れ間から<br />一面の「向日葵」畑が見えました

    トルコ→ブルガリア間は雨が降っていました 晴れ間から
    一面の「向日葵」畑が見えました

  • トルコ→ブルガリア間の国際列車

    トルコ→ブルガリア間の国際列車

この旅行記のタグ

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (1)

開く

閉じる

  • 魔女ランダさん 2005/09/11 22:31:58
    はじめまして。洋子さん。
    はじめまして。
    温かみのある素敵な絵が魅力的ですね。

    ブルガリアにはまだいったことがありませんが、なんだか
    とても勉強になる旅行記でした。

    私は以前、トルコからブルガリア国境近くまで行きましたが、
    いつかブルガリアにも入国してみたいです。


    魔女ランダ

洋子さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ブルガリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ブルガリア最安 487円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ブルガリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP