恐山、青森県むつ市田名部字宇曽利山

2005/08/02 - 2005/08/04

人が死ねば恐山に行く、恐山に行けば「死んだ人からの話しが聞ける」霊場「恐山」イタコの口寄せが有名です。下北半島の果て、１２００年の歴史があります、慈覚大師円仁が夢にて「この地に仏道を広めよ」とお告げがあり、辛苦の巡業の末、開山しました。恐山菩提寺「曹洞宗円通寺」青森県むつ市田名部字宇曽利山３−２　「恐山」入り口「三途の川」にたたずむ若い女性！岡山県からひとり旅だそうです。「インターネットに載せていいですか？」「ハイ！」「無理矢理ではありませんよ！」念のため！

エリア 青森

「総門」入山料大人５００円。小中学生２００円。駐車料金無料。

日本三大霊場（他は比叡山と高野山）のひとつ、本州の果て、下北半島。「恐山」青森市から２時間３０分、国道４号線と２７９号線を乗り継ぎます。高速道路はありません。

「宇曽利山湖」と八つの峰に囲まれた霊場「恐山」

「四十八燈」と「山門」

「山門」

奥の院

慈覚大師堂

個々にxx地獄と名前が付けられています。１０８個あるそうです

金堀地獄

八角円堂

「八角円堂」内には遺品がたくさん！

「賽の河原」「血の池地獄」脇の地蔵群

極楽浜　　風車がなんとなく侘しい…

極楽浜

「極楽浜」わきには、泡が湧き出ている池がありました。手で触ったら”ぬるま湯”でした。全体的に硫黄の匂いがします。

五智如来

「三途の川

宇曽利山湖

参拝順路

若い女性が地下から噴出する蒸気と音を眺めて感動！「写真撮らせて下さい？」「じゃ、ポーズとろうかな！」かわいい笑顔でした。

順路脇の草は結ばれて、ここを歩くと足がつまずきそう！

最近建造された仏像。名前は付いてないそうです。納骨堂の「骨」が一杯になってきたため新たに建造して、こちらに埋葬するそうです。

「本堂」北側には温泉小屋もあります。入山者は無料です。やはり入って来るべきでした。次回入浴します。

近くの恐山展望台、山陰に恐山があります。3Kmくらい山を登りました

恐山に辿り着くまでに、道路の脇には「何丁」と書かれた道標があります。１丁＝106ｍ。丁は町と同じ意味だそうです。知らなかった…

慈覚大師円仁（じかくだいしえんにん）作「地蔵菩薩」は「地獄の責苦を代わりに受けて、生死に迷う人間を助け、清浄世界の天人を度す」との事。最近のインターネットで仲間を誘い、自殺をする方々はここを知らないのかな？