ポーランドの旅【５】　外敵からの侵略の歴史を持つ街　ルブリン

2005/05/05 - 2005/05/12

ルブリンはワルシャワの南東約２００Ｋｍにあり、古代からバルト海と黒海を結ぶ交易の要衝として、１０世紀には既に商業都市として繁栄していた。しかし、交易の重要拠点であったためにモンゴル、ドイツ、オーストリア、ロシアなどの外敵から常に狙われきた。一方、１５６９年にポーランド、リトアニア連合協定をここルブリンで調印し当時のヨーロッパ最大の帝国を創りあげ１７７２年にポーランドが分割されるまでポーランドの絶頂期を支えた時代もあった。第２次世界大戦が勃発した１９３９年９月には早くもナチスドイツの爆撃を受け占領され、アウシュビッツよりも規模が大きいマイダネク強制収容所の建設を許した。そしてルブリン城はナチスドイツに反抗した人達の牢獄と化した。また、ルブリンのカトリック大学では前ローマ法王ヨハネ・パウロ２世が神学を学び、後には神学教授も勤めている。
世界平和を訴え続けたヨハネ・パウロ２世はルブリンの地でもナチスドイツの蛮行とポーランドの悲哀を目の当たりにされている。
（写真は美しい花壇で飾ったルブリンの市街地）

エリア その他の都市(ポーランド)

ルブリン城は１４世紀に建造され、第２次世界大戦中はナチスドイツに反抗した人達の牢獄と化した。

ルブリン城から見る街並み。

ルブリン城のクラクフ門。

ルブリン城の塔。

市街地から見るルブリンの大聖堂。

ルブリンの大聖堂。

ルブリンの大聖堂の内部。

ルブリンの大聖堂の内部。

ルブリン市街地のカフェ。

この旅行記へのコメント （2）

• まみさん 2005/08/16 12:15:26

  大聖堂の中がきれいに写っていますネ

  さすらいおじさん、こんにちは。
  
  ルブリンは、冒頭の写真が、びみょーに見たことがあるようでいて、やっぱりどこかわからないのが、歯の間にものが挟まっているかんじです@
  
  やはり春爛漫というかんじですね、おじさんが出かけられたときは。
  私が行った先月も、ヨーロッパは夏でも花を欠かさない町ですが、おじさんの写真からうかがえるほどには咲いていなかったです。
  ただ、鉄道やバスの窓に広がる田舎は、日本ならさしずめ春のはじめに咲きそうな野花がたくさん咲いていました。
  
  大聖堂の写真がきれいですねぇ。
  私は日曜日に出かけたので、ミサの最中で入口あたりしか見学できませんでした。なので、残念ながら、ルブリンの大聖堂の印象は薄いのです。
  
  それからクラクフ門は、下のレンガ部分が修復中の緑の覆いがかかっていて、やや興ざめ。写真を撮りづらかったです。

  さすらいおじさんさん からの返信 2005/08/16 18:16:23

  RE: 大聖堂の中がきれいに写っていますネ

  まみさん
  
  ＞ルブリンは、冒頭の写真が、びみょーに見たことがあるようでいて、やっぱりどこかわからないのが、歯の間にものが挟まっているかんじです@
  
  この写真はルブリンの街中の昼食レストランの前、ルビリン城近くの小さな公園です。花壇がきれいだったので写真に撮り表紙に持ってきたのですが、何の記念碑だったか覚えていません。表紙は解り易い写真のほうがいいですね。
  
  ＞やはり春爛漫というかんじですね、おじさんが出かけられたときは。
  私が行った先月も、ヨーロッパは夏でも花を欠かさない町ですが、おじさんの写真からうかがえるほどには咲いていなかったです。
  ただ、鉄道やバスの窓に広がる田舎は、日本ならさしずめ春のはじめに咲きそうな野花がたくさん咲いていました。
  
  ５月の初旬から中旬はどの街も花がきれいだったですね。私も４月４−１１日にドイツ、スイス、パリに行きましたが春の花には早すぎました。ポーランド旅行をした５月はいい時期だったと思います。
  
  
  ＞大聖堂の写真がきれいですねぇ。
  私は日曜日に出かけたので、ミサの最中で入口あたりしか見学できませんでした。なので、残念ながら、ルブリンの大聖堂の印象は薄いのです。
  それからクラクフ門は、下のレンガ部分が修復中の緑の覆いがかかっていて、やや興ざめ。写真を撮りづらかったです。
  
  写真をお褒めいただきありがとうございます。ルブリンの大聖堂はきれいでしたがあまり観光用にPRしていないようですね。
  ルブリン城内は見れませんでしたが、まみさんがポーランド代表画家と言われていたヤン・マティコの絵画があったのですね。見れなくて残念です。