ウィーンとその周辺を少々　?

2004/07/12 - 2004/07/21

　前回は書き込み方がよく分かってなかったので、尻切れになってしまいました。やっと、書き込み方が分かったので、続きを書きます。
　（写真　ニュー・イャー・コンサートで有名な　ウィーン楽友協会　正面）

エリア ウィーン(オーストリア)

　コンツェルト・ハウスでウィーン・モーツアルト・オーケストラというのを聴いた。
　切符は二番目に高い席で55ユーロと結構なお値段だが、座席は指定されていないので、当日早めに会場に行き、座席指定券と交換した。
　ところが、その席は一番前の中央という、本来ならば75ユーロの特等席のものだった。さすがに75ユーロ出す人は居なかったので、無料でアップグレードしてくれたらしい。
　その席からは、楽員の表情や、歌手の息づかいまではっきりと分かって、とても面白かった。
　（写真　コンツェルト・ハウス外観）

　楽員は皆モーッアルト時代の衣装をつけて、モーッアルトの誰でもしっている名曲を演奏するのだが、40番ト短調は第一楽章だけ、クラリネット協奏曲は第二楽章だけ、といった具合に、さわりだけ演奏するので、いかにも素人向けの演奏会だった。演奏自体は手抜きはしていないと思ったが、ちょっと55ユーロは高すぎる。
　（写真　コンツェルト・ハウス内部）

　フンダート・バッサー・ハウス近くの市電停留所を降りると、丁度そこを歩いていたおばさんが「あそこだ、あそこだ」と指さしして教えてくれた。別に尋ねたわけではないのに、観光客はそこに行くものと決まっているように、聞きもしない内に教えてくれたらしい。
　そういえば、ウィーンの人達は親切というか、お節介というか、聞かないのに教えてくれる人が多い。
　西駅の前で切符を買おうとしていたら、別にまごついていたわけでもないのに、年輩のおじさんがやってきて、自動販売機の使い方を教えてくれた。おまけに、地下鉄の階段を降りてゆく我々に向かって、ニコニコしながら手を振ってくれた。
　（写真　フンダート・バッサー・ハウス正面）

　フンダート・バッサー・ハウスの周辺には広場などが無いので、建物の全景を写すのが難しい。28ミリの広角レンズでも、全景をとるのは苦しい。
　地面に腹這いになって、写真を撮っている人も居た。
　（写真　フンダート・バッサー・ハウス側面）

　フンダート・バッサー・ハウスは現役の市営住宅なので、勝手に内部には入れないから、入り口だけを写した。
　この建物の反対側に、お土産やなどが幾つも入ったビルがあり、そこにも結構人が沢山入っていた。
　（写真　フンダート・バッサー・ハウス入り口）