のえるさんのクチコミ全4件

長良川の土手の上に立ってる古い旅館です。堤防の内側に今ならホテル建設の許可は下りないのではないでしょうか（ということで古い事に納得出来ると思います）。それだけに鵜飼観覧船に乗り込むのはホテルから直に行けるので楽でした。
鵜匠さんが経営しているというだけあって、食事に鵜が取ってきた鮎が供されます。宿泊客が多い時には鵜飼いで取れた鮎の数が足らないから他の鮎も入るので、必ずしも鵜飼いの鮎が食べられるという事ではないそうですが、家族５人で行って全員全ての鮎がお腹に穴の開いた（鵜が鮎を捕らえた時の痕）ものでした。鵜飼いを見学した時に、食泊して鵜飼いの鮎が出されるのはこの宿だけだと解説されましたので、鵜が取った鮎が食べたいと思われるのでしたら、ここがお勧めだと思います。
長良川岸辺に立つホテルだけあって、長良川の向こう側に金華山という眺望が素晴らしかったです。鵜飼いに使われるウミウならぬカワウが川で鮎を探す姿も見られました。
全体に古くさいホテルですが、昭和レトロな感じでプロデュースすれば新たな魅力も発見されるのではないかと思います。

昨年１１月にツインを利用した時にとても良かったので、友達を小樽に案内するのに利用しました。驚いたのは今年の４月から全室禁煙になっていた事（※ 喫煙場所のある階も存在します）。また昨年宿泊した際には部屋のトイレ等に中国語で洋式トイレの上に乗って用を足さないでとの注意書きが貼り付けてありましたが、今回は見当たらなかったです（より日本人観光客向けに方針を変えられたのでしょうか？）。ちょっと古めのホテルなのでコンセントが足らないな～と思っていたのに、スマホやタブレットが充電出来るようにUSB充電とコンセントが増設されていました。
食事は前回は和食と洋食をそれぞれ頂きましたが、今回は２日とも洋食を選択しました。理由は和食だとお品書きのある、お盆の上にそれぞれの料理がセットされている形＝好き嫌いの多い人間だと嫌いな物があった時に残さざるを得ないから……という情けない個人的理由からであって、決して洋食の方が内容が良いからだという意味ではないです。
洋食はバイキングなので、自分の好きな様に料理を取る事が出来ます。ただしオリジナル野菜カクテルを飲む場合にはスタッフの方にお願いしなければなりません（食後のコーヒーも頼む事が出来たような気がします）。サラダ用の野菜はナスタチウムの様な珍しい葉物もあるので、野菜好きにはとても嬉しい内容です。地産地消を謳って近隣の食材も供されています。テーブルの上にスタッフ手作りのお勧め食材を紹介した冊子が置いてあるのも楽しいです。１階にベーカリーがあるホテルだけにパンも美味しく、１１月にはシュトーレンがありました（楽天で毎年売られています）。
小樽駅に一番近いホテルはドーミーイン小樽プレミアムですが、オーセントホテルは少し運河側に下った商店街の一角に位置しています。前には小樽で有名な甘味処「あまとう」があり、ぱんじゅうの店や名産の干物を売っている店もあるのでお土産を探すにも便利かもしれません（小樽土産は駅ビルの中にも色々売っています）。
ホテルにはこれまたスタッフ手作りの小樽の観光地図等も置いてあります。そういった情報を現地で見るのも楽しいですよね。

「朝食の美味しいホテル」で全国的にも評価が高いということで、今回友人を函館に案内するにあたってこのホテルを選びました。函館が初めての友人には好評でしたが、私は次はこのホテルを選ばないと思います。理由としては函館らしさが足りないから。朝食バイキングは地産地消の産物が出るのか無意識に期待していただけに、十勝にある花畑牧場とのタイアップが土産物だけではなく朝食内容にも及んでいるのにはがっかりでした。特急で５時間以上かかる距離にある帯広の、品質ではなく経営者で有名な牧場の生産品を、函館にいくつもある牧場の製品を差し置いて使用する必要がどこにあるのでしょうか？ 朝食会場で「花畑牧場のホエー豚のジンギスカン」という料理名を見た時に思わずクラッときました。ジンギスカンは羊肉の料理なので豚を使用するなら豚の野菜炒めあたりが正式な料理名になるのでは？ あとししゃもは本物ではなくカペリン（いわゆる樺太ししゃも）でした。
ただ友人曰く函館に来て「（函館という地域ではなく）北海道らしさ」を感じるにはこれで良いのではないかとの事。
朝食内容については辛口になってしまいましたが、部屋の雰囲気等は良かったです。コーヒー豆とミルが置いてあって自分で挽き立てコーヒーを立てることが出来るというのは初めての体験でした。冷蔵庫の中にペットボトルの水がサービスで入っていたのも嬉しかったです。２泊したのですが、お茶請けは初日と翌日は異なった物が用意されていました。部屋の窓からは聖ヨハネ教会の屋根が十字状なのがよく見えました。ドーミーインホテルの中で眺望が良いホテルにラビスタという名称が使用されるそうです。
ドーミーイングループのホテルらしく最上階に温泉があり、涼み処にはアイスクリームが食べられるようになっていました。ただ他のドーミーインホテルと異なり、このホテルには洗濯機（コインランドリー）はないので、洗濯をしたい方は注意です。

とにかくツインルームの部屋の広さに驚きました。失礼ですが小さなホテルで、あまり期待していなかっただけにこれはとても嬉しい誤算でした。
小さいホテルだから家庭的というか、連絡が密に行き渡っていて、ストレスを感じませんでした。
事前に電話して荷物を預かって頂けるかどうか、時間帯がチェックイン時間とずれこむけれどタクシーの無料送迎サービスが使用可かどうかを問い合わせていたので、ホテルに着いた時にすぐフロントの方に分かってもらえ、先に清掃を済ませていた部屋の方に直接スーツケースを置かせてもらえて助かりました。
男性用として大浴場（といっても洗い場は３人分くらいだったそうですが良かったそうです）があり、女性は部屋のユニットバス使用となっていますが、女性客向けのアメニティグッズをフロントでもらいました。
ホテルの場所は出雲市民病院の道を挟んで向かいなので、場所を説明するのも楽ですし、バス停も病院の前にあるので、アクセス的にはそんなに悪くないように思えます。