2008/07/23 - 2008/07/23
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shinchanmama93さん
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チャンパの遺跡(ミーソン聖域等)から出土された石像や石碑等が展示されている博物館。
発掘に貢献したのはフランスの研究者なので、かなり歴史的価値のある物などは自国に持ち帰り、ルーブル美術館にあるそうです。
これまで、インドシナ半島の歴史とは無縁どころか“チャンパ”という言葉も初めて耳にしたくらい。
でも、ミーソン遺跡を訪れ、そこにあった文明の歴史を垣間見た事で、この博物館の見学は外せなくなりました。
ダナン最終日、フライトまでの残された時間で見学です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
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-
ホテルからタクシーで約10分。
ハン川に面したひと際目に付く黄色い建物。
ダナン滞在中、この横を何回も通っていましたが、まさかここが博物館だったとは。
プルメリアなど様々な植物に囲まれた邸宅のような佇まいです。
ゲート右手でチケットを買い、いざ中へ。 -
すご〜い。展示物がいっぱい。
所狭しと配置された数々の石像にびっくりです。
もうどれから見ていけばいいのやら。 -
これは見事な彫刻。
穏やかに横たわっている姿からして、平和な時代の頃のものなのでしょうか。
デザインも凝っているし、後期のものかもしれません。
(にわか知識ですが・・・^^;) -
昨日行ったミーソン遺跡にも、これと同じ形の物があった時に説明を受けましたっけ。
上に乗っているの棒状の物が男性の象徴で、その下の土台のような物が女性の象徴なんだとか。
右側の出っ張りを上から見ると、真ん中に細い溝があり、そこから水が流れ出るようになっているんですって。
同様の物がここには幾つも展示されていました。 -
この柱にポコポコと施されている丸い飾り。
よーく見ると女性の乳房なんです。
辺りを気にして見ていると、この模様も至る所にあります。
チャンパの芸術品には、女性を描いた物がとても多いそうです。
当時王国を守る為に戦っていた男性達は、柔らかな女性に癒しを求めていたのかもしれませんね。 -
首が無い石像もとても多いです。
なんか惨い・・・。 -
まるでキングギドラのよう。
デザインにインパクトがあるので、館内でも目立った一品です。 -
「きっとこんな感じだったのでしょう。」
と再現した柱だと思います。 -
獅子や象など、ヒンドゥー教にまつわる動物の石像も数多くあります。
「食われそうなポーズしてみて。」
と促され、ついつい年甲斐も無く調子にのってみました。 -
1Fには写真やジオラマなどが展示されているコーナーもあります。
日本語表記の物もあるので、ミーソン遺跡の展示館同様、この施設も何かしら支援しているのかも。 -
博物館の2Fです。
このフロアには、チャム族の民族衣装や絵画などが展示されていました。 -
2Fは建物の外へ出ることが出来ます。
ベンチがあって休憩もとれますが、なにしろ日射しが強くてそれどころではありません。
とりあえず、ぐるりと一周してみました。 -
館内はクーラーが無く扇風機だけ。
ジワジワと汗が出てきました。
ひと通り見て周りましたが、博物館はまだ拡張するみたいです。
新たに出土される度に、どんどん展示物も増えていくのでしょう。
結局、勉強不足の為に「わー、すごい。」とか単純な感想ばかり。
でも、ここで見た歴史の一片はとても貴重な経験だったと思います。
ミーソン遺跡とチャム彫刻博物館はやはりセットで見てこそ面白みが増しますよ。
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