ベトナムの旅 Vol.3 中部･ダナン 街中編

2008/07/19 - 2008/07/23

ベトナム中部のフエやホイアンの観光にアクセスしやすいダナン。
古くから商業都市でもあり、その昔はチャンパ王国の拠点でもあったそうです。

ゆったりと流れるハン川を境に東のリゾート地と西の市街地に別れます。
ガンガン走り行くバイク。でも、この辺はまだ全然少ない方だとか。
じゃぁ、旅の後半に寄るホーチミンは「どんだけ〜っ！」

現在、東側の開発真っ最中。まさかこんなに進んでいるとは。目の当たりにして驚きです。
これから数年後には、きっと東南アジアの人気リゾートとして栄えていくんだろうな。

エリア ダナン(ベトナム)

タンソンニャット空港の国際線到着ロビーを出て右へ歩くこと５分余り。
国内線ターミナルに入った所です。
奥がチェックインカウンター。

２Ｆの出発ロビーには、カフェやマッサージ店等が何軒かあります。
広さは、日本の地方都市の空港並みかな。
意外とのんびり待ち時間を過ごすことができました。

さて、いよいよダナン行きの飛行機に搭乗です。
ベトナム航空の青い機体が駐機場でも映えます。
チケットは、スケッチトラベルさんにお願いしました。

ちなみに、今まであった簡単な機内食は無くなったそうで、ドリンクのみのサービスでした。
評判のナッツを食べてみたかったゾ。

タクシーから見たハン川。
滞在中、この橋を何回も渡りました。

道沿いには、リゾート開発予定地の看板があちらこちらに立っています。
この看板は韓国の大財閥系のもの。
埋め立てて、巨大なリゾートタウンを造るんだとか。

アメリカ系、中国系のホテルは既に着工中。
確かに、美しいノンヌォックビーチはビーチリゾート地として絶好のロケーションです。
でも、数年後にはこのビーチも、こんなホテルだらけになっちゃうのかと思うとちょっと複雑な心境･･･。

タクシーに乗り、滞在中に必要な水やビールの買出しに。
幾つかマーケットがある中で、この「Big C」は一番新しいとのこと。
デパート的雰囲気なので、たぶん他店よりも若干お値段は高いかも。

食料品売り場は２Ｆです。
そこでは、手荷物は全て係員のいるロッカーに預けます。万引き防止策なのでしょう。
店内の冷凍食品売り場はベトナムフードがたくさん並んでいました。
買って帰りたいよ〜。

入口の像が、まるで三越ライオンみたいですな。

ダナン大聖堂をスルーした瞬間。
後でゆっくり見に来ればいいよ、と言いながら結局行かなかった･･･。
まぁ、チラッと見たからいいかっ。

ホイアンへ行った帰り道で車窓から見た五行山（マーブルマウンテン）。
気温40℃ではとても登る気にはなれません。^^;

この麓にあたる道沿いにドーンと構える西洋風の建物は、なんと大理石を扱う土産物店。
ガイドさんに勧められ、仕方なく立ち寄ることに。
お付き合いで、翡翠で出来た猫の置物を知人のお土産に購入しました。

フラマリゾート前のビーチの横には、ローカルの海水浴場があります。
皆、夕方になるとぞろぞろと集まって来て、プチ江ノ島海岸状態の賑わいに。
昼間は暑いので、涼しくなった頃から外で遊ぶのだそうです。

フラマリゾート御用達の「マイリンタクシー」。
ホテルのスタッフから、「街中で利用する際にもマイリンタクシーがいいですよ。」と勧められました。
確かに車も綺麗だし、安全運転。

以降、ホーチミンでもずっとお世話になりました。

アメリカの雑誌「Forbes」に、世界の美しい海の一つとして紹介されたノンヌォックビーチ。
白い砂浜が弧を描きながら延々と続いています。
透明度が抜群で遠浅の海は、午後になると白波がたってきます。

現在はまだ、フラマリゾートの完全プライベートビーチ。
ベトナムに居ることを忘れてしまう景色です。
サラサラの白い砂だから、裸足で歩いても全然大丈夫。
でも、日中は熱いので要注意。

久し振りにボディーボードをやってみました。
バックには、まだほとんど何も遮る物がありません。
今だけの貴重な景観になりそうです。

この辺でレストラン紹介を。
とは言っても、日本での情報がホントに少なくて･･･。

まず最初に行ったのが、ダナンで一番だという評判だった「アプサラ」。
エントランスはいい感じです。
でも、ここは海鮮レストランなので、やはり甲殻アレルギーの私にとってメニューの選択肢があまりにも少なかった･･･。
オーダーしたのは、生春巻き、蓮のサラダ、煮ハマグリ、空芯菜炒め、雷魚の煮付け。

う〜ん、残念ながら正直言って味が濃すぎ。
私達夫婦には、あまり口に合いませんでした。
たぶん、海老や蟹を茹でたり焼いたりといった、シンプルな料理ならＯＫなのだと思います。

店内ではちょうどショータイム。
演奏とダンスで賑やかです。
ベトナムでの地元レストラン初体験だったのですが、観光客向けの店はこんなものなのかなぁ。
ダンスは綺麗でしたが、ここに来てまで日本の演歌は聞きたくなかった･･･。
頑張り過ぎって感じの雰囲気が、私達にはイマイチでした。

ミーソン遺跡ツアーでお世話になった、地元在住の日本人Shiroさんから教えて頂いたレストラン「Blue whale」。
なんだなんだ、ホテルの近くにこんないい所があるじゃないか。
市街地とは逆方向にあるこのお店一帯は、ずっと軒並みレストラン。
ここも観光客向けっぽいけれど、まだ垢抜けてない処がいいですねー。

で、早速オーダーしたのが、店の名前の付いた生春巻き。
香草がしっかり利いていて美味しいっ。
食欲が沸いてきたぞ〜！

名産のハマグリも食べなくっちゃね。
という訳で、蛤のレモングラス煮です。
これは絶品！
大振りの身がプリプリで、スープにもすごくいい出汁が出ています。
これは日本じゃ味わえない美味しさです。

この店は大当たり！　と思ったらどんどんオーダー。
定番の空芯菜炒めと魚の蒸し物。
味の濃い料理には、スチームドライスがよく合います。

給仕に付いてくれた20代前半位の男の子。
そこそこ英語が話せたので、話し掛けてはおしゃべりしていました。
「海に月が映って綺麗ですよ。」
と促され、あらまホント。
じゃぁ、写真を撮ってもらいましょうとポーズです。

笑顔のかわいい好青年のサービスはPricelessかな?!

ここはガイドブックでも有名な「ミークアン」。
ダナン名物ミークアンが一番美味しいと評判のお店。
ミーソン遺跡ツアーの帰りに、Shiroさんに連れて行ってもらいました。
本当はこの手のお店も大好きだから、行き慣れたタイだったら迷わず入るんだけれどねぇ。

おぉっ、コレですね、ミークアンというのは。
主人には海老入り。私は鶏入り。
ちゃんと気を遣って頂いちゃって。

下に溜まっている汁を具と絡めながら食べます。
あらま、素朴ながらも美味しい初めての味。
付いてきた野菜をさらにトッピングして、と。
左上のちまきの様な物は、豚のソーセージです。
これ以外にさとうきびのジュースも戴きました。

暑い時に最適なランチに大満足でした。

この旅行記へのコメント （2）

• hitmnさん 2016/07/25 09:06:14

  生野菜について

  3週間後にダナンへいくので、とても参考になりました。美味しそうな食べ物ばかりなのですが、生野菜やフルーツ、ジュース(氷)は特に心配する必要はないでしょうか。お腹の調子は問題なかったですか。

  shinchanmama93さん からの返信 2016/07/29 18:27:28

  RE: 生野菜について

  hitmnさん、はじめまして。
  旅行記をご覧下さりありがとうございます。
  ダナン旅行、楽しみですね。
  
  私が行ったのは８年前ですので、いろいろと随分変わったと思います。
  たまにＴＶ番組で観る限りでは、当時に比べると衛生面も改善されたように見受けます。
  とはいえ、やはり東南アジアであることと、とても暑い土地柄、ガイドブックに書かれているような最低限の注意はされた方がいいですよね。
  
  氷の見分け方としては、真ん中に穴のようなくぼみがあるものは基本的に大丈夫だそうですよ。
  観光客向けの店なら、そういう氷を使っているはずです。
  生野菜についても、店の意識次第かと。
  例えば、客足が絶えない店や回転率のいい店など。
  見掛けは汚くても、地元の人で賑わっている店ならだいたい外れないと思っています。
  
  また、飲食以外で留意している点は、
  ・水道水で歯磨きはしない
  ・缶ビール等に直接口を付けて飲まない
  ・プールの水が口に入ったら、ペッと出す
  
  今の日本は、過剰なまでに除菌だの抗菌だのと神経質になり過ぎていますよね。
  なので、普段の生活によっても免疫力は異なると思います。
  今から毎日ヨーグルトを食べるとか、新ビオフェルミンのような整腸薬を飲んで善玉菌を増やすとかも良いのでは？
  
  では、思い出いっぱいの旅になりますよう、お祈りしています☆
  
  shinchanmama93